2014/08/19

北斎とリヴィエール ~ 二つの三十六景 と北斎漫画~

滋賀県、琵琶湖湖畔の佐川美術館で、8月31日まで開催中の
美術展を見に行った。

北越とリヴィエール ~二つの三十六景と北斎漫画~




葛飾北斎の富嶽三十六景に触発された、リヴィエールがエッフェル塔をモチーフに
36の風景画・人物画を描いた「エッフェル塔三十六景」。





この展覧会では、二つの三十六景を同時に見比べることができて、興味深い。

「富嶽三十六景」は、先日見たボストン美術館展よりも保存状態が良くないなあという感想。
前回見た「駿州江尻」は、ハッとさせられたんだけどなあ。
http://hynkapi.blogspot.jp/2014/06/blog-post_22.html

しかし、言い古されたことではあるが、構図が素晴らしい。


一方、リヴィエール。
リトグラフを用いており、モダンな絵葉書といった雰囲気を感じる。

ツール・ド・フランスを見終わったばかり、プロトンがパリに戻ってきた風景を
思い出したりもする。

風景の遙か遠くに薄い棒のようなエッフェル塔が描かれている作品もあり、
それだけかい!と突っ込みも入れたり。




けど、「富嶽三十六景」のがインパクトがある。
「エッフェル塔三十六景」は、二匹目のどじょう(そんな訳はないのだが)感を
感じてしまう。

「富嶽」が優れた企画・作品だったことを改めて実感したのでした。



到着時は、大雨でした




彌彦神社 ~ いやひこじんじゃ ~


新潟県弥彦村にある神社。
こちらも初めて参拝した。

森の中の参道を抜けて、随神門へ。






弥彦パワースポットのホームページによると、
明治45年に炎上後、大正5年に再建した拝殿を望む。


国の有形登録文化遺産

彌彦神社では、2礼4拍1礼だそうで、ちょっとびっくり。
他の神社でもあるのだろうか。

鹿苑では、鹿たちが寛ぎ中だった。




2014/08/11

ドカベン @水島新司 マンガストリート

あぶさんだけでなく、ドカベン・野球狂の詩のキャラクターの銅像を
見ることができる。



明訓高の大エース
小さな巨人 里中



言わずと知れた
4番バッター 山田太郎



秘打 白鳥の湖!
とんま、こと殿馬一人



真打登場。
悪球打ちの岩鬼正美。

岩鬼と言えば、口にくわえた葉っぱが有名。
ホームランを打つと、「パッ」と花が咲いたものだ。

銅像では再現されているのか、楽しみだったが、







萎れた葉っぱをくわえている・・・

いたずらされるのだろうか・・・。







野球狂の詩・水原勇気と里中の競演も見ることができる。

何気に贅沢な気分だ。


2014/08/10

あぶさん @水島新司マンガストリート


新潟の古町通五番街は、水島新司マンガストリートと名付けられており、
漫画のキャラクターの銅像を見ることができる。

五番街に入ると、すぐにあぶさんが迎えてくれる。


あぶさんこと、影浦安武。
福岡ダイエーホークスのユニフォーム。

今年、41年間に渡る長期連載が終わった所。
お疲れ様、伝えました。

作るのは難しいけど、バット「物干し竿」に酒しぶきをかけている銅像を見たかったなあ。



何度か登場した、万代橋が、雨にけぶる。

2014/08/09

ぽんしゅ館@新潟駅

新潟駅で日本酒や新潟名産を買うことができる店を紹介してもらった。

ぽんしゅ館
http://ponshukan-niigata.com/


日本酒だけでなく、醤油・お米・菓子類も販売している。

中でも珍しいのは、利き酒コーナーがあること。



利き酒番所


新潟の93の酒蔵の日本酒を利き酒することができる。
500円で5種類の酒を飲める。

飲み比べると、味が違うのが良くわかる。
好みを覚えておいて、買って帰ることができるのは良いねえ。


2014/08/07

バーガーキング


ハノイのノイバイ空港にバーガーキングがオープンしてた。

イミグレを通過した後、ラウンジのある2階。

それがどうした、という話だが、
ハノイも頑張ってるなあ、と思ってしまうのだった。





日本時間で、24時近かったので、食べずに写真を撮っただけ。

2014/08/06

ツール・ド・フランス2014

もうずいぶんと経ったけど、
101回目のツールは、ニバリの総合優勝で
8月27日に幕を閉じた。




優勝候補が次々とリタイヤする大会だった。

第一ステージの、ゴールスプリントの落車で、カヴェンディッシュがリタイヤ。
昨年の総合優勝のフルーム、今シーズン調子が良さそうだったコンタドールまでもが、
最初の休息日までに消えてしまう波乱だった。
(アンディも)

勝負する前にリタイヤしてしまうのは興醒めだ。

まあ、ニバリは強かったけどね。
総合2位3位がフランス人選手で、フランスは盛り上がったんじゃないだろうか。

2014/08/03

島田宿 大井川川越遺跡

1966年に国指定の史跡となった「島田宿 大井川川越遺跡」も訪問したので
上げておこう。

「箱根八里は馬でも越すが、越すに越せれぬ大井川」と詠まれた東海道
最大の難所 大井川。

江戸幕府は、橋を架けることも渡船も禁止したため、川越の人足たちの手を借りて
大井川を渡るしかなかった。

記録では、20日間渡ることができなかったそうだ。

川会所では、ボランティアの方が詳しく説明してくれ、様々な連台も見ることができる。
力自慢のならず者が人足だったのかと思いきや、座学で知識も蓄え、現代で言う所の
ライフセーバーのような存在だった。

川越人足を整備するまでは、川の近隣の人々が勝手に川を渡していたため、
川底の状態を知らずに、水深関係なく渡ろうとして、死者が多かった。

それではいけないと、幕府が島田宿に川越人足を整備したのだそうだ。

島田宿の通りから大井川の方角を臨む



七番宿の跡



一番から十番までの組に分けられた人足たち。
それぞれの番宿で待機していたとのこと。



2014/08/02

2014年7月の映画


7月の鑑賞メーター
観たビデオの数:2本
観た鑑賞時間:209分

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BS録画。テンポよく楽しめたが、ラストが消化不良な感じを受ける。
物に縛られない生き方をしているようだが、愛情には縛られてしまうのか。
人生を違う視点で眺めてみたら、他人にはどう映るのだろうか。
鑑賞日:07月27日 監督:ジェイソン・ライトマン


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BKK→KIXの機内にて。レゴのブロック感といい、キャラのスピード感といい、
望外に楽しめた。世界を救うパーツは、あれだったのか、なるほど。
鑑賞日:07月06日 監督:フィル・ロード&クリストファー・ミラー

鑑賞メーター

2014年7月の読書



2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:3812ページ
ナイス数:139ナイス

林原家 同族経営への警鐘林原家 同族経営への警鐘感想
正直、経営者として失格だろう。経理は弟に任せていると言うが、単なる丸投げ。20年粉飾決算した会社に、頼まなくても金を貸してくれたとか、社員から頼りにされていたとか、最後はジョークかと思った。弟さんの本は、また違うのだろうか。
読了日:7月31日 著者:林原健







「理不尽な評価」に怒りを感じたら読む本「理不尽な評価」に怒りを感じたら読む本感想
人事評価は「ええかげん」なもので、単に振り回されるだけでなく、便利で役に立つ和みの存在「歯車」社員を目指すべきと伝える。人事評価の説明については、他の本とほとんど同じ。
読了日:7月29日 著者:藤本篤志








A3【エー・スリー】A3【エー・スリー】感想
第33回講談社ノンフィクション賞受賞作。社会にとって危険だということで、関係者の人権侵害があっても、事件の詳細が明らかにならず、死刑判決が確定してしまっても構わないという流れに警鐘を鳴らす本。何が真実か難しいが、思考停止してはいけない。雑誌連載されていたので、重複内容も多く読むのに時間が掛かってしまった。
読了日:7月26日 著者:森達也





日本男児日本男児感想
インテル入団後までの半生、目標を立て、逆算して階段を一つずつ上がる様が描かれている。
読了日:7月26日 著者:長友佑都








スペイン巡礼の旅―パリからサンティアゴ・デ・コンポステーラへ (AROUND THE WORLD LIBRARY―気球の本)スペイン巡礼の旅―パリからサンティアゴ・デ・コンポステーラへ (AROUND THE WORLD LIBRARY―気球の本)感想
コンポステーラ巡礼経験者が、四国八十八ヶ所参りすることがあると聞き、手に取った。写真がたっぷり、ツール・ド・フランスでみるような教会・街並み、美しいという感想しかない。歩いて巡礼した本があれば読んでみたい。
読了日:7月26日 著者:矢野純一,田沼武能








はじめての人事考課100問100答 (アスカビジネス)はじめての人事考課100問100答 (アスカビジネス)感想
人事評価の解説・入門書。人事考課する前に、制度を作る際に、まず読むのに適している。
読了日:7月25日 著者:黒川勇二








働かないオジサンの給料はなぜ高いのか: 人事評価の真実 (新潮新書)働かないオジサンの給料はなぜ高いのか: 人事評価の真実 (新潮新書)感想
題名は刺激的だが、新卒一括採用・同期制度が働かないオジサンを作るという日本の人事制度についての本だった。
読了日:7月24日 著者:楠木新









ヒコーキざむらい (おはなしのたからばこ 9)ヒコーキざむらい (おはなしのたからばこ 9)感想
図書館で何気なく手に取ったが、良いお話だった。たった三メートルだけど、飛行機に乗った父親を想うおばあちゃんの気持ちがとてつもなく暖かい。ミチにも伝わるだろう。一緒に飛行機に乗る姿が目に浮かびます。長谷川さんの絵もぴったり。
読了日:7月19日 著者:今江祥智






有夫恋―おっとあるおんなのこい有夫恋―おっとあるおんなのこい感想
17歳で結婚した著者、結婚後に本当の恋に出会ったのか。時々ドキッとさせられる句に出会う。「十七の花嫁なりし有夫恋」
読了日:7月19日 著者:時実新子






ルポ ゴミ屋敷に棲む人々 (幻冬舎新書)ルポ ゴミ屋敷に棲む人々 (幻冬舎新書)感想
セルフ・ネグレクトという言葉を初めて知った。自分の生活に極度に無関心となり、著しく生活環境と健康状態が悪化する状態。自尊心と命、太陽と北風のバランスに苦しむ現場がしんどそうだ。
読了日:7月17日 著者:岸恵美子








ヘルプマン!(26) (イブニングKC)ヘルプマン!(26) (イブニングKC)感想
監査編。新たな闘いは、県庁職員。気持ちがあればあるほど、現場とのギャップが大きそうだ。
読了日:7月17日 著者:くさか里樹








人事管理入門 (日経文庫)人事管理入門 (日経文庫)感想
2005年8月11刷。日本の人事管理について簡潔にまとまっている。
読了日:7月16日 著者:今野浩一郎











なぎさ (単行本)なぎさ (単行本)感想
著者久しぶりの長編小説。「恋愛中毒」以来15年ぶりとのこと。故郷を去ることになった両親との確執、性格の違う妹との関係など、各パーツはありふれていると言える。全編重たい空気が流れているが、以前のような上手さではなくがっぷり勝負を挑まれ読まされた。2013 本の雑誌年間ベスト1作品も納得。
読了日:7月12日 著者:山本文緒







京都寺社あるきマップ京都寺社あるきマップ感想
恵文社一乗寺店に行く時に、詩仙堂丈山寺に寄ってみようかな。
読了日:7月11日 著者:









ふなっしーの絵本 ふなっしーのおはなっしー!ふなっしーの絵本 ふなっしーのおはなっしー!感想
こんな絵本があるのかという驚きと、ふなっしーのキャラピッタリのストーリーに感心。それだけに今しか楽しめないだろうけど。
読了日:7月11日 著者:ふなっしー






四国遍路 (岩波新書)四国遍路 (岩波新書)感想
元朝日新聞記者による区切り打ちの歩き遍路記。弘法大師のはるか昔の人々の生きる力を学ぶために、山に帰りたいという考えに到達している。死者のように生きる日常から、脱するというのが、遍路に向かう理由の一つと感じる。
読了日:7月10日 著者:辰濃和男








週刊 東洋経済 2014年 6/21号週刊 東洋経済 2014年 6/21号感想
最強の経営者ランキング 社長の通信簿 テリー・ゴウ、シャープとのすべてを語る
読了日:7月10日 著者:







エルマーと16ぴきのりゅう (世界傑作童話シリーズ)エルマーと16ぴきのりゅう (世界傑作童話シリーズ)感想
エルマーシリーズ完結編。これも初めて読んだ。りゅうの家族を人間から守るエルマー。「エルマーのぼうけん」同様に大活躍のエルマーだが、末は恐ろしいってやつだね、これ。16匹の模様や名前でも楽しめる。
読了日:7月6日 著者:ルース・スタイルス・ガネット







エルマーとりゅう (世界傑作童話シリーズ)エルマーとりゅう (世界傑作童話シリーズ)感想
助けたりゅうと家に帰る途中のお話。大冒険談からは、打って変わって静かになった。この本は初めて読んだかもしれない。
読了日:7月6日 著者:ルース・スタイルス・ガネット







叱られる力 聞く力 2 (文春新書)叱られる力 聞く力 2 (文春新書)感想
子供に対して迎合しない父に叱られた話が中心のエッセイだった。
読了日:7月5日 著者:阿川佐和子

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