滋賀県、琵琶湖湖畔の佐川美術館で、8月31日まで開催中の
美術展を見に行った。
北越とリヴィエール ~二つの三十六景と北斎漫画~
葛飾北斎の富嶽三十六景に触発された、リヴィエールがエッフェル塔をモチーフに
36の風景画・人物画を描いた「エッフェル塔三十六景」。
この展覧会では、二つの三十六景を同時に見比べることができて、興味深い。
「富嶽三十六景」は、先日見たボストン美術館展よりも保存状態が良くないなあという感想。
前回見た「駿州江尻」は、ハッとさせられたんだけどなあ。
http://hynkapi.blogspot.jp/2014/06/blog-post_22.html
しかし、言い古されたことではあるが、構図が素晴らしい。
一方、リヴィエール。
リトグラフを用いており、モダンな絵葉書といった雰囲気を感じる。
ツール・ド・フランスを見終わったばかり、プロトンがパリに戻ってきた風景を
思い出したりもする。
風景の遙か遠くに薄い棒のようなエッフェル塔が描かれている作品もあり、
それだけかい!と突っ込みも入れたり。
けど、「富嶽三十六景」のがインパクトがある。
「エッフェル塔三十六景」は、二匹目のどじょう(そんな訳はないのだが)感を
感じてしまう。
「富嶽」が優れた企画・作品だったことを改めて実感したのでした。
美術展を見に行った。
北越とリヴィエール ~二つの三十六景と北斎漫画~
葛飾北斎の富嶽三十六景に触発された、リヴィエールがエッフェル塔をモチーフに
36の風景画・人物画を描いた「エッフェル塔三十六景」。
この展覧会では、二つの三十六景を同時に見比べることができて、興味深い。
「富嶽三十六景」は、先日見たボストン美術館展よりも保存状態が良くないなあという感想。
前回見た「駿州江尻」は、ハッとさせられたんだけどなあ。
http://hynkapi.blogspot.jp/2014/06/blog-post_22.html
しかし、言い古されたことではあるが、構図が素晴らしい。
一方、リヴィエール。
リトグラフを用いており、モダンな絵葉書といった雰囲気を感じる。
ツール・ド・フランスを見終わったばかり、プロトンがパリに戻ってきた風景を
思い出したりもする。
風景の遙か遠くに薄い棒のようなエッフェル塔が描かれている作品もあり、
それだけかい!と突っ込みも入れたり。
けど、「富嶽三十六景」のがインパクトがある。
「エッフェル塔三十六景」は、二匹目のどじょう(そんな訳はないのだが)感を
感じてしまう。
「富嶽」が優れた企画・作品だったことを改めて実感したのでした。
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到着時は、大雨でした |
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