二本松の「愛の小径」で、枯れた紫陽花を目印に山道を下った
ことを昨年9月に書いた。
http://hynkapi.blogspot.jp/2013/09/blog-post_24.html
でも、他の場所で同じような枯れ紫陽花を見ることがないなあと
思っていた。
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枯れた紫陽花を見かけることが少ないような? |
家の近所や会社近くの紫陽花を眺めて、一つ気が付いた。
花を切り取っていると。
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すっぱりと花が切り取られている。 |
枯れた花が汚くなるので、切り取るのか、はたまた何かの理由があるのか、
図書館で「NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 アジサイ」を借りてきた。
この本によると、翌年の開花のために剪定が必要とあった。
「花が咲き進んで時間が経過した状態が美しい品種も多く、観賞価値があります。
一つの見方として、装飾花が裏向きの状態になった時が花の終りと考えられます。
その後も鑑賞するものを除き、剪定します。
翌年も開花させるのであれば、花の咲いた枝だけを切ります。
普通は上から3~4節のところを切ります。翌年の開花のためには花後なるべく早く
剪定することがコツです(P.89)」
翌年の花のために、速やかに剪定をしなければならなかったとは知らなかった。
じゃあ、「愛の小径」の紫陽花は翌年咲かないのだろうか。
本を読み進めると、アナベルという種類の紫陽花は、
「新梢から蕾が出るので早春に剪定します。冬期に枝が枯れても、
早春に地際で切り取っても花が咲きます(P.122)」との記述に出くわした。
「愛の小径」の紫陽花は、アナベルだったのかも。
6月の花というイメージを持っていたが、秋に咲く種類もあるようで、
好きな花なのに、あまりわかってなかったぞ。
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