2015年8月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:3812ページ
ナイス数:177ナイス
貴様いつまで女子でいるつもりだ問題の感想
図書館で題名借り。「女子」という言葉が、年齢ではなく女子魂を
象徴しているから、スピリッツの話をしている当事者と、
肉体・年齢とメンタリティをセットで考えている部外者の間に
大きなかい離がある、と。
40代に達して、自己を振り返って到達したであろう女性論が面白った。
読了日:8月25日 著者:ジェーン・スー
シンジケートの感想
1990年刊行のデビュー歌集。恵文社一乗寺店でようやく購入できた。
「世界中が夕焼け」や他の歌集も読んだ後だが、
当時はインパクトがあっただろうなあ。
林あまりの言葉『現代短歌の歴史に大きな「!」または「♡」を刻み付けることだろう』という言葉が表してるような。
終バスにふたりは眠る紫の<降りますランプ>に取り囲まれて
の静けさが、やっぱり好き。
読了日:8月23日 著者:穂村弘
タッチダウン 2015年 09 月号 [雑誌]の感想
Japan PROUD 世界選手権銀、本気米国に肉薄!
Top Boys 2015 注目!高校トップ選手一覧!
読了日:8月23日 著者:
智恵子から光太郎へ (講談社文庫)の感想
光太郎の甥である高村規氏が撮影した智恵子の紙絵が、
本の半分程度掲載されている。精神を病んでから、
光太郎に見せるためだけに病室で作った紙絵は、千数百点にも及ぶらしい。
花や魚だけでなく、料理の紙絵もあり、光太郎への思いやりが感じられる。
読了日:8月21日 著者:津島節子
病牀六尺 (岩波文庫)の感想
新聞「日本」に亡くなる2日前まで連載された随筆、というかエッセイ集の方が
ぴったりくるか。病気の苦しみも描かれているが、
俳句、写生、食べ物(飯炊会社があればの想像は面白い)、
内容が本当に多岐に渡る。人間が考えることを止める事ができない、
そんな事が浮かんでくる。 「病牀六尺、これが我世界である。
しかもこの六尺の病床が余には広すぎるのである」
読了日:8月21日 著者:正岡子規
世界のエリートがIQ・学歴よりも重視! 「レジリエンス」の鍛え方の感想
レジリエンス、失敗・逆境から這い上がる精神的回復力といった意味か。
レジリエンスを獲得するための7つの技術を紹介。
他の自己啓発本で言及されている内容と重複する部分も多い。
海外進出する企業が増えれば増えるほど、より必要とされる力と感じる。
読了日:8月19日 著者:久世浩司
フェルメールとオランダの旅 (ショトル・ミュージアム)の感想
アムステルダム国立美術館とマウリッツハイス美術館でのフェルメール鑑賞に、
オランダ観光案内の書。マウリッツハイスで「真珠の耳飾りの少女」と
「デルフト眺望」が並んでる写真が掲載されているが、贅沢すぎるやろ。
本当に単純だけど、オランダに行きたくなる。
読了日:8月16日 著者:星野知子
子宮筋腫 (よくわかる最新医学)の感想
図書館。病気についての情報から、治療法・手術の種類などの説明。
治療法を選択するためにも、基本的な所を押さえられる。
読了日:8月16日 著者:佐藤孝道,石田友彦
太宰治の辞書の感想
「円紫さんと私」シリーズ最新作。
編集者となり中学生の息子を持つ母になっている「私」、
円紫さんに正子さん(正ちゃん)に懐かしいやら時間の流れに
びっくりするやら。いろんな小説を巡りたくなった。
読了日:8月15日 著者:北村薫
「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい―――正義という共同幻想がもたらす本当の危機の感想
ダイヤモンド社PR紙「経」への掲載をまとめた一冊。
危機意識が共同幻想として共通の敵・叩くべき相手を生み出す
-同調圧力が強い、日本ではより強く。
「A3」でも感じたが、著者が主張すればするほど、
叩くべき相手としてつるし上げられしまうのだろう。
読了日:8月14日 著者:森達也
世界をひとりで歩いてみた――女30にして旅に目覚めるの感想
環境を変えるためにも始めた海外一人旅。
フランス、ベトナム、ギリシャ、トルコ、アメリカの5か国。
思い切りが良すぎたり、危ない目にも遭っており、ハラハラドキドキもする。
スマホがあれば、次の日からでも旅に出られる世の中なのだな、と改めて実感。
読了日:8月13日 著者:眞鍋かをり
あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。の感想
社畜 会社と個人を切り離して考えることができない社員と定義。
金よりやりがいという社員が増えてきているというのが実感ではあるが、
みんなに合わせろという日本企業に見られる強い同調圧力に負けずに、
自分の価値観を大切に、というのはわかる。 読む方が気を付けないと、
自分勝手・ぶら下がり社員を生んでしまうような気も。
読了日:8月12日 著者:日野瑛太郎
異国のおじさんを伴うの感想
表題作含めて10編の短編集。
著者でもこんな短編集があったのかと思わせる オチの効いている小説たち。
「クジラ見」といい「桂川里香子、危機一髪」といい、
女性の強さが際立つ小説が面白い。
読了日:8月10日 著者:森絵都
病院で死ぬのはもったいない: 〈いのち〉を受けとめる新しい町への感想
「病院で死ぬということ」から、早やもう25年。同じ外科医として、
ホスピスも目指した山崎氏、在宅ケアを目指したニノ坂氏。
講演と対談を基に編集されている。
在宅ホスピスの補完的役割が施設ホスピスの本来の役割、
との山崎氏の言及が、施設ホスピスのパイオニアだけに興味深い。
いのちは長さではない中身、という少女の指摘も重たく感じる。
読了日:8月9日 著者:山崎章郎,二ノ坂保喜
命が命を生かす瞬間の感想
認知症の母親を24年間介護した間に生まれた詩集。
美しい写真入りの葉書もついており、贈る事ができる。
拡散してなくなっていく 命もある 例えばタンポポの 綿毛のように
読了日:8月8日 著者:藤川幸之助
人事部は見ている。 (日経プレミアシリーズ)の感想
大手企業での人事部勤務の経験や人事担当者への取材で構成。
人事部の仕事とは。勤めている会社に人事部がないので、
分からない点も多々あった。日本企業の海外進出、海外企業との競争、
社員の質の変化など、日本企業と人事部が大きく変わる必要があると感じながら読了。
読了日:8月6日 著者:楠木新
誰でもぴんぴん生きられる―健康のカギを握る「レジリエンス」とは何か?の感想
「レジリエンス」について知りたくて、本書をまず借りてきた。
精神的回復力、医師として「病は気から」の「気」のいい言葉を探していて、
レジリエンスのことだと気付いた。
医療も市場原理に則っている、薬のみならず食べ物も体にとっては
リスクと成りえるなど、現実を知った上で、
できるだけ納得のいく選択をして欲しいとの主張。
医者選びと結婚相手選びは似ている、全ての相手を見て世界で
一番を選ぶのではない、手に届く範囲で選んだベターな相手と
信頼関係を作っていくことが大切、との表現はユニークだが、
その通りかもしれない。
読了日:8月4日 著者:新見正則
猫を拾いにの感想
クウネル連載の21編の短編集。恋愛、SF、一冊に盛りだくさん、
「世にも奇妙な物語」の原作になりそうな小説が一杯。
「はにわ」「真面目な二人」「ピーカン」の他、表題作「猫を拾いに」が面白かった。
読了日:8月3日 著者:川上弘美
ジェトロセンサー 2015年 08月号 [雑誌]の感想
【特集】世界化を狙う欧州型ルール
【特別リポート】国際大競争時代のサービス業 日本の強みと課題
日本式サービスを新興国に
読了日:8月3日 著者:
日本酒ガールの関西ほろ酔い蔵さんぽの感想
題名の通り、京都・滋賀・大阪・兵庫・和歌山の酒蔵とお酒を訪ねて紹介。
文章とイラストが1ページずつ、好きな酒蔵巡りができそう。
京都の1軒目はお気に入りの藤岡酒造だ。お酒が美味しいお店はメモ。
読了日:8月2日 著者:松浦すみれ
短歌ください (ダ・ヴィンチブックス)の感想
ダ・ヴィンチ連載のまとめ。お題に対する読者が投稿した短歌に著者の短評。
お題 数の歌好きだな。
「あの本はどうやら置いてないみたい そう思いつつ何度も探す」
「「日本野鳥の会」にいた人よ わたしをかぞえたことありますか」
読了日:8月1日 著者:穂村弘
読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:3812ページ
ナイス数:177ナイス
図書館で題名借り。「女子」という言葉が、年齢ではなく女子魂を
象徴しているから、スピリッツの話をしている当事者と、
肉体・年齢とメンタリティをセットで考えている部外者の間に
大きなかい離がある、と。
40代に達して、自己を振り返って到達したであろう女性論が面白った。
読了日:8月25日 著者:ジェーン・スー
1990年刊行のデビュー歌集。恵文社一乗寺店でようやく購入できた。
「世界中が夕焼け」や他の歌集も読んだ後だが、
当時はインパクトがあっただろうなあ。
林あまりの言葉『現代短歌の歴史に大きな「!」または「♡」を刻み付けることだろう』という言葉が表してるような。
終バスにふたりは眠る紫の<降りますランプ>に取り囲まれて
の静けさが、やっぱり好き。
読了日:8月23日 著者:穂村弘
Japan PROUD 世界選手権銀、本気米国に肉薄!
Top Boys 2015 注目!高校トップ選手一覧!
読了日:8月23日 著者:
光太郎の甥である高村規氏が撮影した智恵子の紙絵が、
本の半分程度掲載されている。精神を病んでから、
光太郎に見せるためだけに病室で作った紙絵は、千数百点にも及ぶらしい。
花や魚だけでなく、料理の紙絵もあり、光太郎への思いやりが感じられる。
読了日:8月21日 著者:津島節子
新聞「日本」に亡くなる2日前まで連載された随筆、というかエッセイ集の方が
ぴったりくるか。病気の苦しみも描かれているが、
俳句、写生、食べ物(飯炊会社があればの想像は面白い)、
内容が本当に多岐に渡る。人間が考えることを止める事ができない、
そんな事が浮かんでくる。 「病牀六尺、これが我世界である。
しかもこの六尺の病床が余には広すぎるのである」
読了日:8月21日 著者:正岡子規
レジリエンス、失敗・逆境から這い上がる精神的回復力といった意味か。
レジリエンスを獲得するための7つの技術を紹介。
他の自己啓発本で言及されている内容と重複する部分も多い。
海外進出する企業が増えれば増えるほど、より必要とされる力と感じる。
読了日:8月19日 著者:久世浩司
アムステルダム国立美術館とマウリッツハイス美術館でのフェルメール鑑賞に、
オランダ観光案内の書。マウリッツハイスで「真珠の耳飾りの少女」と
「デルフト眺望」が並んでる写真が掲載されているが、贅沢すぎるやろ。
本当に単純だけど、オランダに行きたくなる。
読了日:8月16日 著者:星野知子
図書館。病気についての情報から、治療法・手術の種類などの説明。
治療法を選択するためにも、基本的な所を押さえられる。
読了日:8月16日 著者:佐藤孝道,石田友彦
「円紫さんと私」シリーズ最新作。
編集者となり中学生の息子を持つ母になっている「私」、
円紫さんに正子さん(正ちゃん)に懐かしいやら時間の流れに
びっくりするやら。いろんな小説を巡りたくなった。
読了日:8月15日 著者:北村薫
ダイヤモンド社PR紙「経」への掲載をまとめた一冊。
危機意識が共同幻想として共通の敵・叩くべき相手を生み出す
-同調圧力が強い、日本ではより強く。
「A3」でも感じたが、著者が主張すればするほど、
叩くべき相手としてつるし上げられしまうのだろう。
読了日:8月14日 著者:森達也
環境を変えるためにも始めた海外一人旅。
フランス、ベトナム、ギリシャ、トルコ、アメリカの5か国。
思い切りが良すぎたり、危ない目にも遭っており、ハラハラドキドキもする。
スマホがあれば、次の日からでも旅に出られる世の中なのだな、と改めて実感。
読了日:8月13日 著者:眞鍋かをり
社畜 会社と個人を切り離して考えることができない社員と定義。
金よりやりがいという社員が増えてきているというのが実感ではあるが、
みんなに合わせろという日本企業に見られる強い同調圧力に負けずに、
自分の価値観を大切に、というのはわかる。 読む方が気を付けないと、
自分勝手・ぶら下がり社員を生んでしまうような気も。
読了日:8月12日 著者:日野瑛太郎
表題作含めて10編の短編集。
著者でもこんな短編集があったのかと思わせる オチの効いている小説たち。
「クジラ見」といい「桂川里香子、危機一髪」といい、
女性の強さが際立つ小説が面白い。
読了日:8月10日 著者:森絵都
「病院で死ぬということ」から、早やもう25年。同じ外科医として、
ホスピスも目指した山崎氏、在宅ケアを目指したニノ坂氏。
講演と対談を基に編集されている。
在宅ホスピスの補完的役割が施設ホスピスの本来の役割、
との山崎氏の言及が、施設ホスピスのパイオニアだけに興味深い。
いのちは長さではない中身、という少女の指摘も重たく感じる。
読了日:8月9日 著者:山崎章郎,二ノ坂保喜
認知症の母親を24年間介護した間に生まれた詩集。
美しい写真入りの葉書もついており、贈る事ができる。
拡散してなくなっていく 命もある 例えばタンポポの 綿毛のように
読了日:8月8日 著者:藤川幸之助
大手企業での人事部勤務の経験や人事担当者への取材で構成。
人事部の仕事とは。勤めている会社に人事部がないので、
分からない点も多々あった。日本企業の海外進出、海外企業との競争、
社員の質の変化など、日本企業と人事部が大きく変わる必要があると感じながら読了。
読了日:8月6日 著者:楠木新
「レジリエンス」について知りたくて、本書をまず借りてきた。
精神的回復力、医師として「病は気から」の「気」のいい言葉を探していて、
レジリエンスのことだと気付いた。
医療も市場原理に則っている、薬のみならず食べ物も体にとっては
リスクと成りえるなど、現実を知った上で、
できるだけ納得のいく選択をして欲しいとの主張。
医者選びと結婚相手選びは似ている、全ての相手を見て世界で
一番を選ぶのではない、手に届く範囲で選んだベターな相手と
信頼関係を作っていくことが大切、との表現はユニークだが、
その通りかもしれない。
読了日:8月4日 著者:新見正則
クウネル連載の21編の短編集。恋愛、SF、一冊に盛りだくさん、
「世にも奇妙な物語」の原作になりそうな小説が一杯。
「はにわ」「真面目な二人」「ピーカン」の他、表題作「猫を拾いに」が面白かった。
読了日:8月3日 著者:川上弘美
【特集】世界化を狙う欧州型ルール
【特別リポート】国際大競争時代のサービス業 日本の強みと課題
日本式サービスを新興国に
読了日:8月3日 著者:
題名の通り、京都・滋賀・大阪・兵庫・和歌山の酒蔵とお酒を訪ねて紹介。
文章とイラストが1ページずつ、好きな酒蔵巡りができそう。
京都の1軒目はお気に入りの藤岡酒造だ。お酒が美味しいお店はメモ。
読了日:8月2日 著者:松浦すみれ
ダ・ヴィンチ連載のまとめ。お題に対する読者が投稿した短歌に著者の短評。
お題 数の歌好きだな。
「あの本はどうやら置いてないみたい そう思いつつ何度も探す」
「「日本野鳥の会」にいた人よ わたしをかぞえたことありますか」
読了日:8月1日 著者:穂村弘
読書メーター
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