兵庫県立美術館で8月30日まで開催されていた舟越桂の個展、
「私の中のスフィンクス」を鑑賞。
「私の中のスフィンクス」を鑑賞。
天童荒太の小説「永遠の仔」の表紙で見たのが初めてだったと記憶しているが、
何となく気になる彫刻だった。
実際に目にすることで、何に心が引っかかるのかわかればと向かったが、
理由に思い当たった。
楠を材料に、目は大理石を埋め込んでおり、その目は両目が全く同じ方向を
向いているのではなく、少しずらしているそうだ。
そうすることで彫刻と向き合っても視線が合わない。
しゃがんで見たり、右から左から眺めて見ても、やはり視線が合わない。
視線が合わないことで、不安な気持ちが生じるのだと気が付いた。
ハンマースホイに描かれる奥さんが後ろ向きで、表情が窺い知れず、
不安な気持ちさせられるのと同じだと感じた。
何となく気になる彫刻だった。
実際に目にすることで、何に心が引っかかるのかわかればと向かったが、
理由に思い当たった。
楠を材料に、目は大理石を埋め込んでおり、その目は両目が全く同じ方向を
向いているのではなく、少しずらしているそうだ。
そうすることで彫刻と向き合っても視線が合わない。
しゃがんで見たり、右から左から眺めて見ても、やはり視線が合わない。
視線が合わないことで、不安な気持ちが生じるのだと気が付いた。
ハンマースホイに描かれる奥さんが後ろ向きで、表情が窺い知れず、
不安な気持ちさせられるのと同じだと感じた。
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