2015年の読書メーター
読んだ本の数:247冊
読んだページ数:47382ページ
ナイス数:2083ナイス
サイゴンのいちばん長い日 (文春文庫 (269‐3))の感想
10数年ぶりに再読。1975年4月30日 サイゴン陥落を挟んだ2か月間のルポ。
一つの国が消えてしまうという緊張感がひしひしと伝わってくる。
同時にサイゴンの人々のある種おおらかな日常生活の描写があり、
そのギャップが混沌さも感じさせる。
読了日:1月3日 著者:近藤紘一
ON THE WAY COMEDY 道草 浮世は奇々怪々篇 (河出文庫)の感想
著者の世界観が色濃く反映されている「バンパイヤはつらいよ」が好きだ。
一人でも存在を信じている限り、バンパイヤは存在している。
ラジオドラマ聞いてみたかったな。
読了日:1月4日 著者:木皿泉
遺体―震災、津波の果てにの感想
津波の被害を受けた釜石市の遺体安置所のルポタージュ。
これまた読み進めるのが辛い本であるが、残された家族に寄り添い、
遺体を弔う人々の活動を知りたくなり、逆にページをどんどん捲っていた。
火葬場が止まってしまうというのは考えたことがなかった。
読了日:1月7日 著者:石井光太
蔵書の苦しみ (光文社新書)の感想
自分に必要な本は何か、どうしても必要な本かどうかを見極め、
新陳代謝をはかることで、自らを賢くする。
血肉と化した500冊程度があれば良いと説く。
一人古本市って面白そうなイベントだ。
読了日:1月9日 著者:岡崎武志
炎上する君 (角川文庫)の感想
SWITCHインタビューで取り上げられてるのを見て、手に取った。
想像力あふれた8編の短編集。解説に触れられているが、
自分の存在意義に苦悩する主人公達、困惑・絶望・どん底にまで
落ちながらも進もうとする意思を感じた。
又吉の解説が良く、帯文句に読ませる力がある。
読了日:1月9日 著者:西加奈子
「すべらないバリアフリー」のススメ! ! (SUKUPARA SELECTION)の感想
NHKの番組「バリバラ」を漫画で書籍化。
どう接したらいいかわからない、世話を焼きすぎ、とバランスが難しいが、
結局コミュニケーションが大事なんだろうな。
読了日:1月11日 著者:河崎芽衣
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話の感想
著者・母親から信頼を受け、導いてもらい、頑張り続けた結果、慶應大学に合格。
本人の手紙の「頑張るって意外にいいもんでした」の言葉が印象的だった。
巻末付録 坪田式人材育成のためのテクニック。
読了日:1月12日 著者:坪田信貴
キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇 (文春文庫)の感想
タカシが如何にGボーイズのキングとなったのか、という前日譚。
久しぶりに切れ味するどいIWGPを読んだ。
読了日:1月14日 著者:石田衣良
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣の感想
日本チームを束ねるキャプテンだなあ、という感じが本からも伝わってくる。
意識して心を鎮める時間を作る、読書ノートを作っている。
読了日:1月15日 著者:長谷部誠
爆笑! 英語コミックエッセイ 日本人のちょっとヘンな英語の感想
自虐的な日本人でしか売れなさそうな類いの本だな。
文例が段々と極端になっている気がしたけれど。
読了日:1月16日 著者:デイビッドセイン
街を変える小さな店 京都のはしっこ、個人店に学ぶこれからの商いのかたち。の感想
著者は、恵文社一乗寺店店長。あの本屋がどうやって出来上がったか、興味深い。
ハリポタが売れなかった本屋、流石である。
合理化、最小限の支払で最大の利益を求める現代の買い物と正反対の世界だ。
「サードプレイス」という言葉を覚えておこう。
読了日:1月18日 著者:堀部篤史
DIME (ダイム) 2015年 03月号 [雑誌]の感想
今年こそ英語の勝ち組!
LINEこう使えば「売れる」「好かれる」
2015年注目のヒト・モノ・コト
読了日:1月22日 著者:
捨てる力 (PHP文庫)の感想
他の本からの引用がメインで、こんな内容でいいのかというのが正直な感想。
含蓄ある言葉は勉強になった。
読了日:1月23日 著者:羽生善治
明日のことは知らず―髪結い伊三次捕物余話の感想
髪結い伊三次捕物余話11巻目。表題作含め6編。
伊三次とお文の登場が多かった。「何事もない日常がありがたいと思う」
という伊三次の思い、この慣れ親しんだ世界を楽しもう。
読了日:1月24日 著者:宇江佐真理
ほぉ…、ここが ちきゅうの ほいくえんかの感想
ツイートを書籍化したものだが、著者の解説なしで、
ツイートをそのまま読むほうが、子供の天真爛漫な姿が浮かび上がる気がする。
読了日:1月24日 著者:てぃ先生
にょにょっ記の感想
「にょっ記」に引き続いて。
リクライニングとリクライニングの反省の拘り、好き。葛根湯、早く飲まないと。
読了日:1月25日 著者:穂村弘
アドラーに学ぶ部下育成の心理学の感想
アドラー心理学を基にした人材育成の本。
ロジャーズが影響を受けたと言及があったが、
人は課題を克服することができる、環境を与えれば変わる事が
できるが基本の考え方。
結末を引き受けるのは、その当人という考え方はしっくりきた。
・ほめてはいけないない・叱ってはいけない・教えてはいけない
人材育成に関わる5つのキーワード 1.劣等感と優越 2.勇気づけ
3.共同体感覚 4.結末を体験させる 5.課題の分離
読了日:1月27日 著者:小倉広
ジェトロセンサー 2015年 02月号 [雑誌]の感想
ベトナムで台湾と組む 日台連携の可能性
特別リポート 変わる!ロシア物流
読了日:1月29日 著者:
ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)の感想
映画を見たばかりで、原作を読んでみた。
女性目線の短編恋愛小説集。表題作が、映画とは違う印象、
よくあの映画を作ったものだ。山田詠美の解説が素敵で、山田詠美を読みたくなった。
読了日:1月29日 著者:田辺聖子
フィリピンのことがマンガで3時間でわかる本の感想
タイ編に引き継き。ASEANの落ちこぼれから、優等生に変貌した
同国に関する入門書。人口約1億人。
読了日:1月30日 著者:鈴木紘司,渕上享
わらうほしの感想
図書館にて。全てのページに笑顔が溢れて、ニコニコ。
夜の静かな笑顔がお気に入り。
読了日:1月31日 著者:荒井良二
笑う介護。 (sasaeru文庫)の感想
父が50代で認知症、母親が卵巣がんで闘病生活と20代にして
介護生活に突然に巻き込まれた著者の闘い。
母親は笑顔が絶えないと描かれているが、内実は大変なこともあっただろう。
介護と看病の日々を喜怒哀楽で表すと、喜 5% 怒 45% 哀 45% 楽 5%というのが全てを表現しているかも。オバチャンパワーが介護を救う、というのは同意できるな。
読了日:2月1日 著者:松本ぷりっつ,岡崎杏里
一年ののち (新潮文庫)の感想
「ジョゼと虎と魚たち」の主人公ジョゼが、常に読んでいた本。
サガン3冊目の作品だが、正直よくわからなかった。
ジョゼが本書のジョゼに感情移入していたことに重みを感じた。
読了日:2月3日 著者:フランソワーズサガン
名もなき日々を 髪結い伊三次捕物余話の感想
シリーズ12作目。奉公中の茜が、藩の世継ぎ問題に巻き込まれたり、
伊与太の絵師修行と子供世代に動きが激しい1冊。
近所のオヤジの気分になって読了。
読了日:2月6日 著者:宇江佐真理
昨日のまこと、今日のうそ 髪結い伊三次捕物余話の感想
シリーズ13作目。茜の行く末が気になっていたが、
若君が亡くなる表題作がせつない。
子規「紫陽花や きのうの誠 けふの嘘」
読了日:2月7日 著者:宇江佐真理
Tarzan (ターザン) 2015年 2/12号 №665 [雑誌]の感想
「カン違い」だらけの体幹トレ 本物の「体幹トレ」、はじめよう!
読了日:2月8日 著者:マガジンハウス
シャバはつらいよ (一般書)の感想
シャバ=退院後の生活を描く。
退院したから万歳ではなく、服薬・買い物・電動車椅子の補助認定、
当事者目線を忘れないようにしたい。
読了日:2月8日 著者:大野更紗
モノマガジン 2015年2/16号の感想
デジギア大博覧会 一芸ハサミ大集合
ランニングギア2015
花粉症対策最前線
読了日:2月10日 著者:
退屈論 (河出文庫)の感想
恋愛・性が退屈しのぎで生まれたとか、恋愛については小谷野敦という感じ。
タイで読み終わったので、ASEAN諸国の勢いに比べて、
日本が衰退しているのではなく、日本人が退屈しているのかも、と思ったり。
岸田秀との「唯幻論」に関する往復書簡は読んでみたい。
読了日:2月12日 著者:小谷野敦
Number(ナンバー)871号 ジャパンクライシス 日本サッカーはなぜ弱くなったのか? (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))の感想
錦織圭、テニス全豪オープン総力特集 JAPAN CRISIS 日本サッカーはなぜ弱くなったのか?
読了日:2月13日 著者:
美しい昔 近藤紘一が愛したサイゴン、バンコク、そしてパリ (小学館文庫)の感想
JALの機内誌 SKYWARD連載を文庫化。読みやすい、繰り返しが多いのはそのためか。
近藤紘一の前妻が、結婚後5年でそれも心を病んで亡くなっていたとは
よくわかってなかった。自分を追い込み、サイゴンへ向かう理由の一つで
あるならば、ちょっとキャパに重なるなあ。
読了日:2月14日 著者:野地秩嘉
悟浄出立の感想
中国の古典の、いわゆる脇役を主人公にした短編集。
自らの立ち位置に迷い、他人の気持ちに惑うタイミングに、
背中を押され次の世界に踏み出していく。
王の真の気持ちを知った後で、楚歌響く中での虞美人の舞に最も心をつかまれた。
読了日:2月18日 著者:万城目学
陰陽師―酔月ノ巻の感想
シリーズ25周年か。依頼者が清明の屋敷を訪ねる新しいパターンが多かった。
織姫・彦星をモチーフにした「牛怪」が面白かった。
読了日:2月20日 著者:夢枕獏
「空き巣」なう―プロの空き巣が「この道半世紀」を語るの感想
泥棒目線の本を読んで、防犯に役立てようと思ったが、役には立たなかった。
言うなれば自慢話。
読了日:2月22日 著者:田岡大介
ジェトロセンサー 2015年 01月号 [雑誌]の感想
キーワードで世界を巡る ビジネスのヒント ここにも日本が
連載 "ジャパン"を海外へ
読了日:2月24日 著者:
30代、40代夫婦への――遺言書のススメの感想
配偶者が死去し、残された方が困らないように、遺言書を書いておくことを
勧める一冊。ネット利用率が高い若い世代は、現金・預貯金だけでなく、
どこになにが残っているのか把握するだけでも大変。
自筆証書遺言であれば、思っていたより簡易に書けそう。
書く過程で考えがまとまるので、一度書いてみようか。
読了日:2月24日 著者:本田桂子,鈴木おさむ,大島美幸
coyote(コヨーテ)No.13 特集・森と湖、小屋の島「フィンランドの短い夏」の感想
森と湖、小屋の島 フィンランドなみじかい夏
ムーミンの産みの親トーベ・ヤンソンの さあ、夏小屋に行くよ!
読了日:2月27日 著者:新井敏記
陰陽師 蒼猴ノ巻の感想
短い話も複数あり、短編10編。
「桃仙奇譚」とあの映画みたいなオチの「安達原」が面白かった。
あとがきにキマイラシリーズ再開と。どこまで読んでたっけ?
読了日:2月27日 著者:夢枕獏
限界集落株式会社 (小学館文庫)の感想
過疎の村である父の故郷を、株式会社化し、農業経営に乗り出す主人公。
様々なキャラクターがぶつかり合いながら、一つの目標達成を目指す
というよくある展開。
共同体が維持できない集落を、組織で活路を見い出そうというのは、一つのアイデア。NHKのドラマは、原作とは別ものだ。
読了日:3月1日 著者:黒野伸一
捏造の科学者 STAP細胞事件の感想
毎日新聞科学環境部記者の著者が、STAP細胞事件について、
2014年11月までの取材を基に書き下ろした本書。誰がなぜどう研究不正を
行ったのか、消化不良のままだ。
理研の対応不備(意図的?)・明らかにしていないことがあるということだろう。
読了日:3月8日 著者:須田桃子
水やりはいつも深夜だけどの感想
やっぱり読ませてくれる、窪美澄。
本書も理想と現実のギャップに苦しむ母親が主人公、未来がある話が多い。
そんな妻を持つ男性目線のストーリーが、新鮮に感じた。
「サボテンの咆哮」が良かった。
読了日:3月8日 著者:窪美澄
儲けたいなら科学なんじゃないの? (朝日文庫)の感想
題名がすこぶる怪しいが、ホリエモンの数字・経営者としての感覚が鋭い
ことがよくわかる一冊になってる。日本がどうしてデファクトスタンダードを
取れない最大の理由が、技術者がつい考えられる限りのベストのものを
作ってしまうから、という点に深く納得。
読了日:3月9日 著者:堀江貴文,成毛眞
主賓・来賓のスピーチ実例集―結婚披露宴の感想
スピーチを頼まれたので、勉強のために図書館で。
読了日:3月11日 著者:
賢く生きるより、辛抱強いバカになれの感想
稲盛氏が創設した京都賞を受賞した山中教授の対談集。
VW ヴィジョンとワークハード どの山頂を目指すという指針が大切だ。
iPS細胞研究に大きな貢献をした高橋君が、教授の研究室に入る下りは、
正に縁を感じた。
読了日:3月12日 著者:稲盛和夫,山中伸弥
サラバ! 上の感想
歩を語り部に、圷(今橋)家のクロニクル。
クライマックスに向けて、世界を積み上げている印象の上巻だった。
読了日:3月15日 著者:西加奈子
ジェトロセンサー 2015年 03月号 [雑誌]の感想
インドでつくる 製造拠点として
特別リポート 日本酒 さらなる海外普及に向けて
読了日:3月16日 著者:
聲の形(1) (講談社コミックス)の感想
バリバラで紹介されていて手に取った。
石田将也と西宮硝子の出会いからスタートするが、読むのがつらい1巻だ。
家族、同級生、先生、障害者への理解のなさ等、嫌なエピソードのオンパレード。
2巻から物語がどう動き出すのだろう。
読了日:3月16日 著者:大今良時
サラバ! 下の感想
期待のハードルを上げすぎたかも。
友人関係・容姿、歩が落ちぶれていく様は、上下巻のボリュームからすると
単純ではないかと感じた。直木賞受賞作より前の作品の方が面白いと
思っているが、著者の場合も他の作品の方が好きだ。
自分の信じるものは自分で決めるという貴子のメッセージにはぐっときた。
読了日:3月18日 著者:西加奈子
DIME 2015年 05 月号 [雑誌]の感想
10大トレンド ウワサの真相
北陸新幹線vs羽田空港LCCターミナル
小説「火花」創作秘話も!又吉直樹
読了日:3月22日 著者:
プロゴルファーも知らない優勝請負人キャディのシークレット・メモ―プロキャディのテクニックにはスコアアップのポイントが沢山!! (パーフェクトゴルフ)の感想
ポッドキャスト新刊JPでの紹介で手に取った。
プロキャディ目線でスコアアップを指南。著者がキャディすると、
4打~5打スコアを良くする自信があるとのこと。
風、グリーンに近づきながら傾斜を読み取るなど、何事にも事前準備が大切。
読了日:3月25日 著者:清水重憲
日本型モノづくりの敗北 零戦・半導体・テレビ (文春新書 942)の感想
元日立の技術者が書く、日本のモノづくり復活の処方箋。
内容が半導体業界に偏っているが、一つの評価軸で日本の技術力が高い
と言い切るのは間違いはその通りで、低価格で作る技術力は乏しい。
物を売りたい国に常駐して、どんな物をその国の人々に提供できれば
人々を幸せにできるのか、という「問題の発明」を行うことで、
イノベーションを起こすことができると解く。
読了日:3月28日 著者:湯之上隆
【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める!の感想
「21世紀の資本」を買わずに、中身を知ろうというセコい考えで購入。
20カ国、300年間のデータを元に、資本収益率がGDP成長率より大きくなるほど、
格差が拡大することが歴史的事実・国際協調のもとで、
累進性の強い税率が格差縮小の鍵と説いているようだ。
字が大きく、あっという間に読了。先に読んでおくとポイントがわかりやすいかも。
読了日:3月30日 著者:高橋洋一
週刊ダイヤモンド2015年3/21号「雑誌]特集1 いざ都市対決!/日本全国 永遠のライバルが激突/勝ち負け判定付き30番勝負!/の感想
いざ都市対決! / 歪んだ観光立国 外国人急増のウラ側
日産自動車 北米値引きの真相
読了日:3月31日 著者:
EVERNOTE「超」仕事術の感想
「超」とついているが、基礎編と言った内容。
タグ付け、検索、人脈データベース、GTD。
読了日:4月4日 著者:倉下忠憲
八月の六日間の感想
何年振りだろうか、北村薫。アラフォー女性編集者が山登りするストーリー、
どんな小説かと思ったら、やっぱり北村薫だった。
お気に入りの本を持って、山登りしたくなる。
読了日:4月6日 著者:北村薫
蘇える変態の感想
くも膜下出血で倒れていたとは知らなかった。
全編エロと後半の地獄の闘病記は、不思議と違和感なし。
「エロについて」の考察は、真面目な哲学、面白い。
「死ぬことよりも生きようとする方が圧倒的に苦しいんだ。
生きるということ自体が、苦痛と苦悩にまみれたけもの道を 強制的に歩く行為なのだ」
読了日:4月8日 著者:星野源
私はこうしてストーカーに殺されずにすんだ (単行本)の感想
自身の経験も踏まえた、ストーカーに殺されないための指南本。
とにかく殺されない事に重点を置いて書かれている。
妖しい人間を見分ける眼力を持つ/疑問を持ったら離れる・最後は死にもの狂いで
戦う/警察・周りの人間は当てにならない、世間の良識に縛られず、
時には非常識なルール破りをしてでも生き延びろ。
読了日:4月11日 著者:遙洋子
タッチダウン 2015年 05 月号 [雑誌]の感想
Japan challenge 7月世界一奪取へ、Japan正眼で攻める
関学大 vs プリンストン大 Rush!2015
大好評 6大連載で、アメフット開眼中!
読了日:4月11日 著者:
ジェトロセンサー 2015年 04月号 [雑誌]の感想
特集 中南米ビジネス まずはパートナー選びから
特別リポート 中華圏に売る 現地バイヤー・消費者の目は?
読了日:4月11日 著者:
沈みゆく大国アメリカ (集英社新書)の感想
保険制度改革のオバマケアで、医療制度が崩壊の危機にあるという内容。
どの本も知らないことは危険ということを教えてくれる。
読了日:4月14日 著者:堤未果
高次脳機能障害 どのように対応するか (PHP新書)の感想
2007年の出版だが、高次脳機能障害について、家族の対応法など、
教科書のようにうまくまとめられている。
まずこの本で大枠を理解できるのではないか。
読了日:4月14日 著者:橋本圭司
心に吹く風―髪結い伊三次捕物余話の感想
シリーズ10作目。表題作含め6編。
龍之進ときいの祝言の場面が幸せそう。お似合いの夫婦になりそうだ。
読了日:4月17日 著者:宇江佐真理
聲の形(2) (講談社コミックス)の感想
2巻に入り、物語がスタート。自ら周囲から孤立、
ろくな将来もないと達観し死を決意する石田。ああいう形でしか
関わることができなかった硝子が、石田を受け入れた事に多少の驚きを感じた。
次巻以降の石田・硝子の関係が気になり始めた。
Xの外れた「親友」永束君との関係もGood。
読了日:4月21日 著者:大今良時
月は誰のもの 髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫 う 11-18)の感想
ポンっと途中で飛んでびっくりした覚えがあるが、その間10年の話らしい。
伊三次とお文が、如何に周りの人々に支えられて来たかことがわかる。
初の長編だが、複数エピソードが盛り込まれてるので、
いつもの伊三次捕物余話を読んでいる感じだった。お文は父親とも会えていたんだね。
読了日:4月22日 著者:宇江佐真理
虹の少年たちの感想
インドネシアで500万部を超えるベストセラー。
映画化され、観客動員数記録を作ったようだ。インドネシア版、「二十四の瞳」。
スハルト大統領時代の1980年代のブリトゥン島、国営の開発会社が錫採掘を独占し、利益を上げるも、島民には行きわたることがなかった。
傾いた校舎、ほぼ無給の教師たち、制服すらない貧しい生徒たち。
数学・物理の天才/音楽・美術の天才/俳優志望の子供達、貧困にもめげず、
距離にもめげず、学校生活を繰り広げる。ハルファン校長の言葉が良い。
最大限受け取る人ではなく、最大限与える人になりなさい」
読了日:4月23日 著者:アンドレア・ヒラタ
ジェトロセンサー 2015年5月号の感想
特集 北米で稼ぐ 日本企業の事業展開
第24回 アジア主要35都市・地域の投資関連コスト比較
読了日:4月24日 著者:JETRO
40代からの冠婚葬祭各行事 使えるスピーチ実例集の感想
結婚式/葬式/生活の中のスピーチ実例集。
結婚式の部をつまみ読み。
読了日:4月24日 著者:
聲の形(3) (講談社コミックス)の感想
小学校のクラスメイトにコンタクトすることが、過去に向き合う事になるのか。
告白、気付いてやれよ、石田君。
読了日:4月25日 著者:大今良時
聲の形(4) (講談社コミックス)の感想
硝子と向き合うと、自分の嫌な部分が目に付いてしまうのか。
西宮家の歴史が明らかに。母親の覚悟は、辛いが結絃目線では理解できないだろう。
読了日:4月25日 著者:大今良時
聲の形(5) (講談社コミックス)の感想
弱さを払拭するのは、やっぱり難しいのか。硝子はどうして・・・。
読了日:4月26日 著者:大今良時
聲の形(6) (講談社コミックス)の感想
この漫画を読みたかった理由、硝子の聞こえ方の表現方法が6巻に登場。
読了日:4月26日 著者:大今良時
聲の形(7)<完> (講談社コミックス)の感想
最終巻。人間、誰もが嫌な面を持っており、簡単には変わらないという
現実が描かれた7巻だった。もやもやしながら読了。
そういう意味では、ラストは好みが分かれるだろう。
表現方法の奥深さに感心した漫画だった。
読了日:4月29日 著者:大今良時
自閉症の僕が跳びはねる理由―会話のできない中学生がつづる内なる心の感想
自閉症である著者が、どのように感じ、考えているのかを表現した本。
人によっては全く同じという訳ではないだろうが、自閉症の世界を
垣間見ることができたのは貴重だ。
自閉症がわがままや自分勝手からきていることではないことを
理解してもらいたい、と巻末に。自閉症者と接する際には読んでおきたい本。
読了日:4月29日 著者:東田直樹
働くための「話す・聞く」 コミュニケーション力って何? (なるにはBOOKS)の感想
中学生か子供向けの就職に関する本の別冊かな。コミュニケーションについて、
あいさつ・自分らしく話す・聞く姿勢・積極的に聞く、
というテーマと各界で活躍する12人のインタビューで構成。
読了日:4月29日 著者:上田晶美
「ねえ、私の話聞いてる?」と言われない「聴く力」の強化書―あなたを聞き上手にする「傾聴力スイッチ」のつくりかたの感想
感情にアプローチする「傾聴」。イメージで見る事ができる事柄と違い、
気持ちは心で感じること。相手がどう思うかをわかる、ことが共感。
見えない感情につきあう力を付ける。
読了日:5月1日 著者:岩松正史
ラブコメ今昔 (角川文庫)の感想
久しぶりに著者のベタ甘を。自衛隊愛たっぷりラブストーリー。
ストーカーとの対決サスペンス仕立て「青い衝撃」のような作品も楽しめた。
読了日:5月3日 著者:有川浩
ワンランク上の主賓・来賓・上司のスピーチの感想
スピーチ原稿例だけでなく、スピーチを頼まれてから、
当日の準備まで必要な項目が書かれていて役に立つ。
読了日:5月4日 著者:
上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか? (Nanaブックス)の感想
社員が優秀の芽を出させる環境作りは、「マネージャーが部下を認める」ことと説く。
リーダーが目標を明示する、評価基準や社内情報を開示する、など。
読了日:5月6日 著者:松本順市
陰陽師 螢火ノ巻の感想
シリーズ第14弾。晴明と博雅の仲睦まじさに拍車が。道満登場も多かった巻。
「筏往生」が好き。どちらにしても、酒が飲みたくなる。
読了日:5月7日 著者:夢枕獏
結婚式で本当にあった心温まる物語 (心温まる物語シリーズ)の感想
ウェディング会社のスタッフが体験した結婚式にまつわるいい話。
どこかで聞いたことのある話があるなあと思ったら、
ビーバップハイヒールで取り上げられたのか。
誰かを思いやる気持ちが、大事なのだと感じる一冊だった。
読了日:5月9日 著者:山坂大輔
死なないで!殺さないで!生きよう!―いま、介護でいちばんつらいあなたへの感想
認知症患者の介護者のメッセージ集。題名にぎょっとするけれど、
患者の殺して自分も死のうと一歩手前まで追い込まれる例も多々掲載されている。
開き直り、相談する、吐き出すが大切。
読了日:5月9日 著者:
毎日がときめく片づけの魔法の感想
具体的な服のたたみ方も載っているが、どちらかというと自己啓発本
のような内容に驚いた。でも、ときめくかどうかって、かなり抽象的。
読了日:5月11日 著者:近藤麻理恵
わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)の感想
コンテクストのずれ、冗長率の操作、の指摘が興味深かった。
話し言葉の個性の総称「コンテクスト」。
冗長率: 一つの段落、一つの文章にどれくらい意思伝達に関係ない
ムダな言葉が入っているか。冗長率を低くする教育をしてきたが、
場面に合わせて操作する必要がある。
読了日:5月13日 著者:平田オリザ
セラピストの感想
ロジャーズの来談者中心療法の広がりや絵画・箱庭療法の歴史にも言及。
時代と共に療法が移り変わるという視点は面白い。人を助けたいと思う、
カウンセラーを目指す人は、自分が助けてもらいたい場合があるので
注意と聞いたことがあるので、結末は想定内。
読了日:5月19日 著者:最相葉月
サライ 2015年 06 月号 [雑誌]の感想
世界を凌駕した「モノ作り大国ニッポン」の原点 産業遺産を歩く
今すぐ試したくなる達人の技を大公開 「玉子かけご飯」を究める
茶師十段が伝授 本当に旨い「日本茶」
読了日:5月20日 著者:
DIME(ダイム) 2015年 07 月号 [雑誌]の感想
今、気になるモノをガチ判定! ザ・対決!2015夏の陣
「アップルウォッチ」一ヶ月使って試した
「ありがとう」は万年筆で手書きです!
読了日:5月25日 著者:
死ぬまでに行きたい! 世界の絶景の感想
絶景の写真だけでなく、行き方説明ページも掲載。
見に行ってみたい景色がちらほら。
読了日:5月27日 著者:詩歩
突然、妻が倒れたら (新潮文庫)の感想
テレビキャスターだった著者、妻が46歳でくも膜下出血を発症。
救急医療から身障者の生活環境にまで言及している。
手術から脳血管攣縮・水頭症といった急性期・回復期の治療、
高次脳機能障害も記載されていて、どのように病状が推移するか
患者家族が把握するのに役立つ。
読了日:5月31日 著者:松本方哉
ジェトロセンサー 2015年 06月号 [雑誌]の感想
特集 世界の自動車は今
円安化の国内外ビジネス
読了日:6月2日 著者:
中の人などいない: @NHK広報のツイートはなぜユルい? (新潮文庫)の感想
ツイッターアカウント NHK_PRの1号としての誕生から。
NHKという名前だけに、ゆるくつぶやくだけで風当たりも強かっただろう。
特に東北大震災。空気を読んではいけない、は名言だな。
読了日:6月6日 著者:浅生鴨
黒子のバスケ 7 (ジャンプコミックス)の感想
ウィンターカップに焦点を当てなおし、夏合宿へ。
新たなキャラクターの登場も。
読了日:6月6日 著者:藤巻忠俊
日経TRENDY(トレンディ)2015年7月号[雑誌]の感想
なぜ売れたのか? あなたの知らない上半期ヒット商品
レモンジーナ、Ingress、ブルーボトル、クマムシ・・・「答え」は経済学にあった!
コンビニ食の旨さと健康度を大調査
読了日:6月6日 著者:
アオハライド 1 (マーガレットコミックス)の感想
レンタルコミック屋の上位に入ってたなあと手に取った。
女子高校生の友人関係のわずらわしさは、「ライフ」みたいだあと思うことも。
初恋の洸と同じクラスになり、物語が動き始める。
読了日:6月6日 著者:咲坂伊緒
宇宙兄弟(1) (モーニング KC)の感想
弟を追いかける兄、宇宙とくると、どうしても「ガタカ」を思い浮かべてしまう。
音を出さなきゃ、音楽は始まらない、いい言葉だ。
読了日:6月6日 著者:小山宙哉
アオハライド 2 (マーガレットコミックス)の感想
クラスの中でも独特のキャラの5人でリーダース研修。
悠里のメールで風雲急を告げる。
読了日:6月7日 著者:咲坂伊緒
のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻))の感想
今更ながら。のだめが名前って、初めて知ったぐらい。
しかも、こんなキャラだとも知らなかった。音楽が聞きたくなる。
読了日:6月7日 著者:二ノ宮知子
黒子のバスケ 8 (ジャンプコミックス)の感想
青峰と黄瀬のインターハイ対決。
読了日:6月7日 著者:藤巻忠俊
大使閣下の料理人 (1) (モーニングKC (631))の感想
ベトナム大使公邸料理人が主人公。ハノイ駐在時代に話題になっていたが、
ようやく読んでみた。今は無くなった cho 19-12とか、ホーチミンで北部では
木の魚でご飯を食べてるんだろうと言われた事とか、懐かしく思い出した。
読了日:6月7日 著者:西村ミツル,かわすみひろし
アオハライド 3 (マーガレットコミックス)の感想
友達と同じ人を好きになって悩むってよくあるパターンだと思うが、
あっさりとしっかりと友達に伝えるのか、と驚き。
その上でのラストの展開で引っ張る。
「星の引力」で、修子のイメージが変わった。
読了日:6月7日 著者:咲坂伊緒
Dr.コトー診療所 (1) (ヤングサンデーコミックス)の感想
これも今更ながら初めて読んだ。離島に赴任したから喜ばれるかと思いきや、
島民は敵意むき出しって設定だったのか。腕はブラックジャック並み、
1巻から大変な手術ばかりだ。どうして離島にやってきたのか、ってとこが気に掛かる。
読了日:6月7日 著者:山田貴敏
大使閣下の料理人 (2) (モーニングKC (638))の感想
ロアン議員のもてなし料理に込められた想いが素敵だった。
通訳の難しさが身に染みる。
読了日:6月7日 著者:西村ミツル,かわすみひろし
アオハライド 4 (マーガレットコミックス)の感想
洸が抱えていたものを言語化できた。「何かに心が動いたり、心底笑ったり、
毎日に意味を持ったりするのを許されたかった」
読了日:6月7日 著者:咲坂伊緒
Dr.コトー診療所 (2) (ヤングサンデーコミックス)の感想
早々に島にやってきた理由が明らかに。それにしても脳の手術とか難しい
手術が盛りだくさんだな。
読了日:6月7日 著者:山田貴敏
大使閣下の料理人 (3) (モーニングKC (653))の感想
外務省の権力争いも登場。豆腐を切って揚げて、うす揚げを作ったことを思い出した、「運命の水」。水上人形劇は、やっぱりあの人形だね。
読了日:6月7日 著者:西村ミツル,かわすみひろし
アオハライド 5 (マーガレットコミックス)の感想
登場キャラ、みんな真面目だなあ。揺れるってことは、若さの特権なのかも。
読了日:6月7日 著者:咲坂伊緒
ヒカルの碁 (1) (ジャンプ・コミックス)の感想
これも初読。碁盤に宿る棋士・藤原佐為の霊に取り付かれる(?)とは、
SF?オカルト?ファンタジー? こんなスタートだとは知らなかった。
読了日:6月7日 著者:ほったゆみ,小畑健,梅沢由香里
クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン (講談社現代新書)の感想
NHK "cool japan"のまとめみたいな本。新書っぽい。
日本人は、「世間」と「社会」の中で生きている。
メインは「世間」という考察が興味深かった。
読了日:6月7日 著者:鴻上尚史
NARUTO -ナルト- 1 (ジャンプ・コミックス)の感想
初読。前半は読みにくかったが、テストを受ける辺りからグンとスピード感が増した。
ここから70巻はあるのか。
読了日:6月8日 著者:岸本斉史
大使閣下の料理人 (4) (モーニングKC (667))の感想
ベトミンに協力して、残った日本人に関して、森村誠一「青春の源流」のテーマになっていると聞いたまま、読むことができてないことを思い出した。
Cho am phuが出てくる度に、懐かしさを感じる。
読了日:6月8日 著者:西村ミツル,かわすみひろし
アオハライド 6 (マーガレットコミックス)の感想
洸って、真面目・不器用・やさしい・優柔不断などいろいろな言葉が思い浮かぶ。
これぞ漫画というジェットコースター的な展開。
読了日:6月8日 著者:咲坂伊緒
大使閣下の料理人 (5) (モーニングKC (688))の感想
ホアの旦那といい、本当の悪人は出てこない。
読了日:6月8日 著者:西村ミツル,かわすみひろし
黒子のバスケ 9 (ジャンプコミックス)の感想
ファウルトラブルに見舞われても強かった。キセキ世代の新キャラ登場。
読了日:6月9日 著者:藤巻忠俊
大使閣下の料理人 (6) (モーニングKC (699))の感想
古川さん両手にHOA、料理も上手いなあ。2000年の連載とのこと、
ベトナム戦争がテーマの韓国大使との話「水と油」、思いきって踏み込んだ感じ。
読了日:6月10日 著者:西村ミツル,かわすみひろし
Number(ナンバー)879号 指揮官ハリルホジッチの正体 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))の感想
指揮官 ハリルホジッチの正体
日本代表総力特集
なでしこジャパン 2015W杯完全ガイド
読了日:6月10日 著者:
社長、その商品名、危なすぎます! (日経プレミアシリーズ)の感想
著者は弁理士。商標権の侵害に関する具体例が豊富。
読了日:6月12日 著者:富澤正
その女アレックス (文春文庫)の感想
あれはこうなのか、どうなのかと思う所があるも、
何を書いてもネタバレになってしまう小説。えぐい描写があるので、
万人には勧められない。
ただもう一度読んで、違う視点でストーリーを追いかけてみたい。
読了日:6月20日 著者:ピエールルメートル
仕事休んでうつ地獄に行ってきたの感想
このままではやばいと、早めに気づいて仕事から離れたのは良かった。
「うつ病はこころの風邪」というのは病院に行きやすいようにするため、
自分で直そうとするのではなく、投薬はじめ治療はしっかりと受けた方がいいね。
読了日:6月21日 著者:丸岡いずみ
奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)の感想
脳科学者である著者が、脳卒中を患う。出血が脳内に広がり、
機能が失われる様を記憶して、記録した記述は驚きだ。脳科学者が、
脳卒中を内側から研究したことがあるか、と感動まで。
それどころじゃないとこちらがはらはらする。
後半は、機能を失った左脳を右脳がカバーしていく過程で、新たに獲得した生き方。
読了日:6月21日 著者:ジル・ボルトテイラー
アイムホーム 上 (ビッグコミックススペシャル)の感想
ドラマ原作。原作の方が、奥さん・子供の顔がずっと仮面で、
戸惑う主人公に感情移入しやすい。
読了日:6月21日 著者:石坂啓
あなたに大切な香りの記憶はありますか?の感想
キーコーヒーWEBサイトで掲載された8編の短編集。
香り、匂いがテーマ。ガムの匂い「父とガムと彼女」、
木の香り「アンタさん」、市場の匂い「いちば童子」がお気に入り。
読了日:6月22日 著者:阿川佐和子,角田光代,熊谷達也,小池真理子,石田衣良
アイムホーム 下 (ビッグコミックススペシャル)の感想
結末は、一点のみドラマとは違った。帰る場所を手に入れるために、
こんなにも遠回りをしなければならないのか。
原作の方が前妻とスバルが可哀そうな気がするが、好みとしてはこちらに軍配。
読了日:6月23日 著者:石坂啓
浅田真央 そして、その瞬間へ (読み物単品)の感想
バンクーバー終了後から、ソチ前までの3年間の軌跡。
大会ごとにショート・フリー・公式練習・6分間練習の気持ちの移り変わりや
ジャンプの結果を細かく書いているので、冗長と言えば冗長だが、
逆にスケーティングの狙いや臨場感が伝わってきた。
菩薩のような佐藤コーチの見守り力が素晴らしい。
読了日:6月24日 著者:吉田順
ジェトロセンサー 2015年 07月号 [雑誌]の感想
特集 新興国ビジネス再点検
特別リポート 南アフリカとのビジネス 7大テーマに見る課題と対策
読了日:6月26日 著者:
わが母 最後のたたかいの感想
元NHKディレクターの著者が、認知症の母を自宅介護した13年間。
単なる介護記としてだけではなく、終戦直後の引き揚げの現実、
日本移民史にも言及している盛りだくさんの一冊。1945年の終戦から戦いは始まる。満州から著者を含めて子供3人を無事に新潟に連れ帰り、
夫と再開する場面は電車で読んでて泣いてしまった。
「私の母はリュックサックを担ぎ、その上に三男の弟を肩車のようにして乗せ、右手で次男の手を引き、左手で荷物を持って歩き、その前を私が身の丈ほどもある
リュックサックを担いで歩かされた」風景が目に浮かんで離れない。
読了日:7月1日 著者:相田洋
あなたは、誰かの大切な人の感想
題名で気になった。家族、夫婦、友人、同士など、誰が何と言おうと
大切な存在であると感じられる6編の短編集。「最後の伝言」「皿の上の孤独」が好き。
読了日:7月3日 著者:原田マハ
まばたき (えほんのぼうけん67)の感想
ホムホムじゃなくてもいいなあ、酒井さんの絵と間を楽しま絵本か、
と思ってたら、最後で宇宙の果てまで飛ばされた気分に。
読了日:7月4日 著者:穂村弘
週刊朝日 2015年 7/10号 [雑誌]の感想
日本を救う医療ビジネス
住宅ローン借り換え ラストチャンス
上半期芸能ニュース
読了日:7月6日 著者:
今治タオル 奇跡の復活 起死回生のブランド戦略の感想
OEMブランド供給がメイン・海外製品に押され、
セーフガード申請するまでに落ち込んだ今治タオル。
産地の復活を大命題に掲げての佐藤可士和と四国タオル工業組合の奮闘ぶり。
頂き物の今治タオルの吸水力に感動したことがあるので、品質は間違いないだろうと読み進めたが、ブランド認定のための基準はかなりハードルが高い。
ロゴマーク、顧客との接点作り、他の地域産業でも真似出来そうな例が
あるように思えた。
読了日:7月6日 著者:佐藤可士和,四国タオル工業組合
点滴ポール 生き抜くという旗印の感想
再読。六尺という表現に触れ、正岡子規「病牀六尺」を読みたくなった。
今横たわる べッド上 白き 六尺 使命の庭に
読了日:7月7日 著者:岩崎航・著,齋藤陽道・写真
銀の街からの感想
朝日新聞夕刊に連載していた映画紹介。
書くのも失礼だが、ボキャブラリーが豊富、こんなふうに感想を書けたらいいなあ。
見たことのない映画の紹介が多かった。「極道めし」見てみたい。
読了日:7月11日 著者:沢木耕太郎
キャパへの追走の感想
キャパの写真と同じ場所・構図で写真を撮りに行くという文藝春秋連載を
まとめた一冊。「崩れ落ちる兵士」を調べてみたいとの思いがあったが、
この連載が、「キャパの十字架」を生み出したという意味でも興味深い。
キャパは母親より先に40歳で亡くなったが、Dデイの取材で死んでいれば、
ノルマンディーの墓地に入っていただろう、母親の基に帰ることができたのは、
逆縁の中唯一の親孝行という件、お墓の横に佇む母親の写真に感情を動かされる。
読了日:7月12日 著者:沢木耕太郎
「聴いてるつもり」症候群の感想
言った、聞いてないという水掛け論は、確かに増えてきている感じがする。
内容としては、類似の本でも言及されている。カウンセリングの本で、
上辺だけを学ぶというのは、陥りそうで気を付ける必要あり。
読了日:7月12日 著者:榎本博明
弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
ツール・ド・フランス開催中で手に取った。家の前が劇坂、
アニメオタクでママチャリでアキバ通いがベースとなりクライマーの素質
十分の主人公・坂道。スポーツものの王道の展開が期待できる1巻。
将来のチームメート?今泉との宮下→総北高校裏門ロードレースの決着は?
読了日:7月12日 著者:渡辺航
弱虫ペダル 2 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
総合系、クライマーに続いて、スプリンター候補の鳴子が登場。
アニ研はもうあきらめたのだろうか。
読了日:7月12日 著者:渡辺航
キングダム 1 (ヤングジャンプコミックス)の感想
アメトーク・キングダム芸人から。かっぱえびせん程ではないが、
ハマるのはわかるような気がする。
読了日:7月12日 著者:原泰久
ロバート・キャパ時代の目撃者の感想
「キャパの十字架」を読み終わった後もキャパの写真集を図書館で借りてるが、
前回とは違う写真集を。
フランス・シャルトルの写真、ドイツ兵の子供を産んで剃髪された女性を蔑む市民の視線に、人間を感じる。
読了日:7月12日 著者:ロバート・キャパ
弱虫ペダル 3 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
自転車競技部恒例、1年生部員のウェルカムレース。
小野田坂道の初RRで、初ロードバイクに。スポーツ物で重要な監督も
面白そうなキャラ。今泉、鳴子をひたすら追いかけてきた坂道の純粋さにぐっとくる。
読了日:7月12日 著者:渡辺航
弱虫ペダル 4 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
やはり「小野田が立ったあぁ」が良かったなあ。初ダンシングに初水玉ジャージ。
スプリンター鳴子も、結構登れるのにびっくり。
読了日:7月12日 著者:渡辺航
パワハラにあったとき どうすればいいかわかる本の感想
パワハラの定義、発生要因、解決への流れ、メンタルヘルス対応へ言及。
相談窓口として、社内労働組合・ユニオン・弁護士・労働相談窓口。
読了日:7月13日 著者:磯村大,いじめメンタルヘルス労働者支援センター,たかおかおり
弱虫ペダル 5 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
個人練習と箱根合宿の巻。クモ男・巻島もクライマーか。
読了日:7月13日 著者:渡辺航
認知症サポート (目で見てわかるはじめての介護)の感想
認知症の基礎知識から、認知症患者の行動パターンと対処方法を
イラスト入りで詳しく解説。行動パターン毎に、患者はどう考えてたり
感じたりしているのかを記載し、対応を変化させるきっかけになりそう。
家族に認知症患者がいる時に最初に読んで勉強するのに良いテキスト。
読了日:7月14日 著者:
弱虫ペダル 6 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
箱根合宿編が続く。ライバルになるであろう箱根学園・真波山岳とのプチレース、
2年生とのインターハイ争いが続く。一体全体、どこまで踏めるんだ。
巻末の取材日記は、新城幸也。
読了日:7月14日 著者:渡辺航
弱虫ペダル 7 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
合宿で2年生とのインターハイ争い。坂道は1000kmクリア出来るのか。
読了日:7月16日 著者:渡辺航
解放老人 認知症の豊かな体験世界の感想
山形県南陽市の重度認知症治療病棟で認知症患者を取材したルポ。
個性的な面々が登場。先日読んだ認知症サポートに載っているような、
物取られ妄想、弄便、男女関係などの実例のオンパレード。
長期間に渡らないと作れない人間関係を築いたのだろう著者の仕事振りに感謝。
読了日:7月18日 著者:野村進
弱虫ペダル 8 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
ここで初めて競技用ペダルとクリーツを使って、坂道1000km到達。
今までが凄すぎる。いざ箱根インターハイへ。
それぞれライバルが登場、まずは金城と箱根学園・福富。
読了日:7月18日 著者:渡辺航
弱虫ペダル 9 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
金城のエースの自覚、チーム第一の姿勢が凄い。
ライバル続いて 今泉vs京都伏見・御堂筋。インターハイスタートし、
第一中間計測スプリント争いだが、ゴール前のスプリント並み。
ゴールまで持つのだろうか。
読了日:7月18日 著者:渡辺航
弱虫ペダル 10 (少年チャンピオンコミックス)の感想
第一中間計測スプリント決着。同じチーム何だから、田所・鳴子で協力しろよー、
箱根学園・泉田の大胸筋に何故シュレク兄弟の名前を付ける!?
(左大胸筋フランクが慎重派と、実際通り)と突っ込み所満載の巻。
読了日:7月18日 著者:渡辺航
弱虫ペダル 11 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
箱根の山登りスタート。坂道、初めての落車で最下位から先頭を目指すことに。
アニソンの鼻歌で箱根を上る坂道って何!? ライバル、
巻島vs箱根学園・東堂、対決は坂道待ち。
読了日:7月18日 著者:渡辺航
弱虫ペダル 12 (少年チャンピオンコミックス)の感想
坂道、よく追いついた。チームを預け巻島・東堂の勝負がスタート。
いいチームだ。ラストは1日目ゴールを目指しエース対決へ。
読了日:7月18日 著者:渡辺航
DIME(ダイム) 2015年 09 月号 [雑誌]の感想
ビジネス基本スキル強化号 夏期集中講座3本立て!
Excel PowerPoint Vine
2015年版 ニッポンのベスト文具120
この夏の"スマホ乗り換え"徹底指南
読了日:7月20日 著者:
ターザン 2015年 7/9 号 [雑誌]の感想
実は、カラダに悪いコト。
読了日:7月24日 著者:
イスラーム国の衝撃 (文春新書)の感想
「アラブの春」がもたらした中東諸国の社会変動、
9・11後に分散型・非集権型のネットワーク構造により再編されたジハード主義
(グローバル・ジハード)という2つの軸で論が進む。
新書では量が足らないのではないか。
読了日:7月25日 著者:池内恵
この街での感想
日本ペンクラブ 平和の集い@松山での前日のやり取りで生まれた
「この街で」の成り立ちや、黒井さんとの絵が付いた一冊。
「恋し、結婚し、母になったこの街で、 おばあちゃんになりたい」
読了日:7月25日 著者:新井満
女子漂流 ーうさぎとしをんのないしょのはなしーの感想
女子代表というより、オタク代表の対談という趣き。
「ブスの壁」美醜問題が女子には付きまとう、専業主婦は女が作った
カツアゲ制度という視点は面白った。
読了日:7月26日 著者:中村うさぎ,三浦しをん
あなたは半年前に食べたものでできている 実践編の感想
食欲コントロール=(20分以上の体全体が汗ばむ運動+正しい食事を続けて二食)x3セット。正しい食事は、体が必要としている食事。
食事も手の込んだ料理が必要というのではなく、食べられる状態にすれば
良いと壁が低い。レシピ集が前作よりも充実。
読了日:7月28日 著者:村山彩
沈みゆく大国アメリカ 〈逃げ切れ! 日本の医療〉 (集英社新書)の感想
前作に続きオバマケアの実態と、アメリカ資本主義勢に狙われる
日本の医療制度にテーマを絞った一冊。シリーズを通して無知は危険と説く。
他の本を読んだり勉強しておく必要はある。命を尊ぶ社会のロールモデルを
目指すために。
読了日:7月28日 著者:堤未果
キャロリングの感想
持っている辞書が違う二人に、幸せは来ないのか。
同じ辞書を持つことは関係づくりには大切だ。航平が大人っぽっすぎる、
有川浩っぽくないというのは皆さんと同じように感じた。
途中から荻原浩を読んでる気になった。
読了日:7月29日 著者:有川浩
うたうとは小さないのちひろいあげの感想
高校の短歌部「うた部」が舞台。引きこもる中学生の友人を持つ主人公・桃子が、
強引に引き入れられたうた部で、短歌の世界に入り込み、
友人・綾美との関係を修復しつつ、自らの傷も癒していく。
著者は実際に数百の短歌を作ったと、小学生新聞の記事で読んだ。
清らのボケに心の中で突っ込んでしまった。
読了日:7月31日 著者:村上しいこ
短歌ください (ダ・ヴィンチブックス)の感想
ダ・ヴィンチ連載のまとめ。お題に対する読者が投稿した短歌に著者の短評。
お題 数の歌好きだな。
「あの本はどうやら置いてないみたい そう思いつつ何度も探す」
「「日本野鳥の会」にいた人よ わたしをかぞえたことありますか」
読了日:8月1日 著者:穂村弘
日本酒ガールの関西ほろ酔い蔵さんぽの感想
題名の通り、京都・滋賀・大阪・兵庫・和歌山の酒蔵とお酒を訪ねて紹介。
文章とイラストが1ページずつ、好きな酒蔵巡りができそう。
京都の1軒目はお気に入りの藤岡酒造だ。お酒が美味しいお店はメモ。
読了日:8月2日 著者:松浦すみれ
ジェトロセンサー 2015年 08月号 [雑誌]の感想
【特集】世界化を狙う欧州型ルール
【特別リポート】国際大競争時代のサービス業
日本の強みと課題 日本式サービスを新興国に
読了日:8月3日 著者:
猫を拾いにの感想
クウネル連載の21編の短編集。恋愛、SF、一冊に盛りだくさん、
「世にも奇妙な物語」の原作になりそうな小説が一杯。
「はにわ」「真面目な二人」「ピーカン」の他、表題作「猫を拾いに」が面白かった。
読了日:8月3日 著者:川上弘美
誰でもぴんぴん生きられる―健康のカギを握る「レジリエンス」とは何か?の感想
「レジリエンス」について知りたくて、本書をまず借りてきた。
精神的回復力、医師として「病は気から」の「気」のいい言葉を探していて、
レジリエンスのことだと気付いた。
医療も市場原理に則っている、薬のみならず食べ物も体にとってはリスクと
成りえるなど、現実を知った上で、できるだけ納得のいく選択をして欲しいとの主張。
医者選びと結婚相手選びは似ている、全ての相手を見て世界で一番を
選ぶのではない、手に届く範囲で選んだベターな相手と信頼関係を作っていくことが大切、
との表現はユニークだが、その通りかもしれない。
読了日:8月4日 著者:新見正則
人事部は見ている。 (日経プレミアシリーズ)の感想
大手企業での人事部勤務の経験や人事担当者への取材で構成。
人事部の仕事とは。勤めている会社に人事部がないので、
分からない点も多々あった。日本企業の海外進出、海外企業との競争、
社員の質の変化など、日本企業と人事部が大きく変わる必要があると感じながら読了。
読了日:8月6日 著者:楠木新
命が命を生かす瞬間の感想
認知症の母親を24年間介護した間に生まれた詩集。
美しい写真入りの葉書もついており、贈る事ができる。
拡散してなくなっていく 命もある 例えばタンポポの 綿毛のように
読了日:8月8日 著者:藤川幸之助
病院で死ぬのはもったいない: 〈いのち〉を受けとめる新しい町への感想
「病院で死ぬということ」から、早やもう25年。同じ外科医として、
ホスピスも目指した山崎氏、在宅ケアを目指したニノ坂氏。講演と
対談を基に編集されている。在宅ホスピスの補完的役割が施設ホスピスの
本来の役割、との山崎氏の言及が、施設ホスピスのパイオニアだけに興味深い。
いのちは長さではない中身、という少女の指摘も重たく感じる。
読了日:8月9日 著者:山崎章郎,二ノ坂保喜
異国のおじさんを伴うの感想
表題作含めて10編の短編集。著者でもこんな短編集があったのかと思わせる
オチの効いている小説たち。「クジラ見」といい「桂川里香子、危機一髪」といい、
女性の強さが際立つ小説が面白い。
読了日:8月10日 著者:森絵都
あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。の感想
社畜 会社と個人を切り離して考えることができない社員と定義。
金よりやりがいという社員が増えてきているというのが実感ではあるが、
みんなに合わせろという日本企業に見られる強い同調圧力に負けずに、
自分の価値観を大切に、というのはわかる。 読む方が気を付けないと、
自分勝手・ぶら下がり社員を生んでしまうような気も。
読了日:8月12日 著者:日野瑛太郎
世界をひとりで歩いてみた――女30にして旅に目覚めるの感想
環境を変えるためにも始めた海外一人旅。フランス、ベトナム、ギリシャ、トルコ、
アメリカの5か国。思い切りが良すぎたり、危ない目にも遭っており、ハラハラドキドキもする。スマホがあれば、次の日からでも旅に出られる世の中なのだな、と改めて実感。
読了日:8月13日 著者:眞鍋かをり
「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい―――正義という共同幻想がもたらす本当の危機の感想
ダイヤモンド社PR紙「経」への掲載をまとめた一冊。
危機意識が共同幻想として共通の敵・叩くべき相手を生み出す
-同調圧力が強い、日本ではより強く。
「A3」でも感じたが、著者が主張すればするほど、
叩くべき相手としてつるし上げられしまうのだろう。
読了日:8月14日 著者:森達也
太宰治の辞書の感想
「円紫さんと私」シリーズ最新作。編集者となり中学生の息子を持つ母になっている「私」、円紫さんに正子さん(正ちゃん)に懐かしいやら時間の流れにびっくりするやら。いろんな小説を巡りたくなった。
読了日:8月15日 著者:北村薫
子宮筋腫 (よくわかる最新医学)の感想
図書館。病気についての情報から、治療法・手術の種類などの説明。
治療法を選択するためにも、基本的な所を押さえられる。
読了日:8月16日 著者:佐藤孝道,石田友彦
フェルメールとオランダの旅 (ショトル・ミュージアム)の感想
アムステルダム国立美術館とマウリッツハイス美術館でのフェルメール鑑賞に、
オランダ観光案内の書。マウリッツハイスで「真珠の耳飾りの少女」と
「デルフト眺望」が並んでる写真が掲載されているが、贅沢すぎるやろ。
本当に単純だけど、オランダに行きたくなる。
読了日:8月16日 著者:星野知子
世界のエリートがIQ・学歴よりも重視! 「レジリエンス」の鍛え方の感想
レジリエンス、失敗・逆境から這い上がる精神的回復力といった意味か。
レジリエンスを獲得するための7つの技術を紹介。
他の自己啓発本で言及されている内容と重複する部分も多い。
海外進出する企業が増えれば増えるほど、より必要とされる力と感じる。
読了日:8月19日 著者:久世浩司
病牀六尺 (岩波文庫)の感想
新聞「日本」に亡くなる2日前まで連載された随筆、というかエッセイ集の
方がぴったりくるか。病気の苦しみも描かれているが、俳句、写生、
食べ物(飯炊会社があればの想像は面白い)、内容が本当に多岐に渡る。
人間が考えることを止める事ができない、そんな事が浮かんでくる。
「病牀六尺、これが我世界である。 しかもこの六尺の病床が余には
広すぎるのである」
読了日:8月21日 著者:正岡子規
智恵子から光太郎へ (講談社文庫)の感想
光太郎の甥である高村規氏が撮影した智恵子の紙絵が、
本の半分程度掲載されている。精神を病んでから、光太郎に見せるためだけに
病室で作った紙絵は、千数百点にも及ぶらしい。
花や魚だけでなく、料理の紙絵もあり、光太郎への思いやりが感じられる。
読了日:8月21日 著者:津島節子
タッチダウン 2015年 09 月号 [雑誌]の感想
Japan PROUD 世界選手権銀、本気米国に肉薄!
Top Boys 2015 注目!高校トップ選手一覧!
読了日:8月23日 著者:
シンジケートの感想
1990年刊行のデビュー歌集。恵文社一乗寺店でようやく購入できた。
「世界中が夕焼け」や他の歌集も読んだ後だが、当時はインパクトがあっただろうなあ。林あまりの言葉『現代短歌の歴史に大きな「!」または「♡」を刻み付けることだろう』という言葉が表してるような。
終バスにふたりは眠る紫の<降りますランプ>に取り囲まれて
の静けさが、やっぱり好き。
読了日:8月23日 著者:穂村弘
貴様いつまで女子でいるつもりだ問題の感想
図書館で題名借り。「女子」という言葉が、年齢ではなく女子魂を象徴しているから、
スピリッツの話をしている当事者と、肉体・年齢とメンタリティをセットで
考えている部外者の間に大きなかい離がある、と。
40代に達して、自己を振り返って到達したであろう女性論が面白った。
読了日:8月25日 著者:ジェーン・スー
最終講義 生き延びるための七講 (文春文庫)の感想
2010年から2014年に行った講演内容をまとめた一冊。
教育問題のみならず、フランス文学、人文科学、ユダヤ、
外交問題と内容が多岐に渡る。教育に等価交換は必要ない、
と言い切れる教師や親が必要だと感じる。一度講演を聞いてみたいものだ。
読了日:9月2日 著者:内田樹
ぼくの短歌ノートの感想
「群像」に連載。近現代の歌人から素人の歌までテーマ別に紹介&解説。
「はじめての短歌」でも面白かったが、改悪例がわかりやすくい。
ねたらだめこんなところでしんじゃだめはやぶさいっしょに ちきゅうにかえろう
ほむほむの『「凍る、燃える、凍る、燃える」と占いの花びらを毟る 宇宙飛行士』という歌を思い出した。
読了日:9月3日 著者:穂村弘
餃子の王将社長射殺事件の感想
2013年末に発生した王将社長の射殺事件のルポ。
創業家のゴタゴタ、大連進出に関するイザコザ、不良債権処理、など
真相に繋がりそうなネタがチラホラ。同じ描写が何度も出てきて読みにくかった。
読了日:9月5日 著者:一橋文哉
若冲の感想
若冲の絵がどのように書かれたのか、裏側のドラマを描く。
果蔬涅槃図は、動植綵絵は、鳥獣花木図屏風は、石峰寺の五百羅漢像は、
そうだったかもしれないし、全く違うかもしれないが一つの仮定として面白かった。
家が近く同じ年の与謝蕪村ともこんな関わりがあったかもしれない。
図録を横において読みたい小説。
読了日:9月8日 著者:澤田瞳子
もしも、詩があったら (光文社新書)の感想
もしも、下鴨神社納涼古本市で満足して(疲れて)、恵文社一乗寺店まで
行かなかったら、この本には出会えなかった、だな。
「もし」「if」の持つ想像力、世界が広がっていく感覚、パワーのある言葉だと気付く。
日本語と英語の詩の紹介も面白い。
読了日:9月13日 著者:アーサー・ビナード
社員100人までの会社の「社長の仕事」の感想
P/L、B/Sの読み方の部分は、とても基本的な内容だ。
資金別貸借対照表で使える資金を見える化しておくのは、実用的。
読了日:9月16日 著者:古田土満
走ることについて語るときに僕の語ることの感想
専業小説家の道を選んだ時から、走り続けていた著者。こ
んなにマラソン・トライアスロンに取り組んでいるとは知らなかった。
走ることで書くことのトレーニングにも繋がっている。インタビューで、
セントラルパークをジョン・アーヴィングと一緒に走ったと、後書きにさらっと
書いてるが、どんな話をしたのか、興味深い。
読了日:9月16日 著者:村上春樹
おとうさんびっくりの感想
健康診断の待合室で。退勤時の大冒険。
優しいおとうさんだからこそ、独り占めできなかったんだな。
読了日:9月18日 著者:広瀬克也
満願の感想
表題作含む6編の短編集。暗いトーンだが、人の弱さ影の部分を物語り
土台にして、最後はどんでん返し。楽しめた。
読了日:9月19日 著者:米澤穂信
ジェトロセンサー 2015年10月号 [雑誌]の感想
特集 トルコ新時代 欧・亜・中東への架け橋
特別リポート 米国の環境政策総決算
読了日:9月21日 著者:日本貿易振興機構(ジェトロ)
ヤバいLINE 日本人が知らない不都合な真実 (光文社新書)の感想
良いヤバいと悪いヤバいの両面。韓国・NAVER社の開発経緯から、
LINEいじめといった社会的背景、ネットインフラを維持する社会的責任はなど。
どれが「不都合な真実」かよくわからないが、LINE社の取材拒否もあって、
NAVER社元役員のインタビューに頼っているきらいはあるが、
新書にしては読みごたえがあった。
読了日:9月24日 著者:慎武宏,河鐘基
電車の中を10倍楽しむ心理学の感想
ちょっと強引な論が展開されてる気がするが、パーソナルスペースを
侵害されるのが電車の中というのがわかった。
読了日:9月25日 著者:渋谷昌三
悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷 (岩波新書 新赤版 (982))の感想
戦後のプロレス界に活躍した悪役レスラー・グレート東郷を追う。
出自の謎は引っ張った割には、謎のままだった。
岩波新書で、プロレスの本が出ていたのか。しかも森達也。
読了日:9月29日 著者:森達也
世界は終わりそうにないの感想
恋愛・食・書評などのエッセイや対談(船戸与一、三浦しをん、
よしもとばなな等)をまとめた一冊。 「八日目の蝉」映画監督との対談が興味深い。
お星さまの歌、幽霊も神様も人間も同列に存在する小豆島etc。
読了日:10月1日 著者:角田光代
さよなら、ニルヴァーナの感想
神戸・少年A事件をモチーフにした小説。現実の少年Aが手記を出して話題になったが、この小説も被害者遺族感情を刺激するだろう。
少年A、少年Aを神格化しあこがれる少女、少年Aに娘を殺された家族、
小説家の夢破れ妹家族の世話係となる姉、語る主体が変わることもあり、
世界に入りにくかった。 人間は他人の中身を知りたい存在だ、
と言われているようだった。
読了日:10月7日 著者:窪美澄
神様のカルテ0の感想
本書にもいいエピソードが盛り込まれている。
本庄病院の研修医募集面接で、24時間365日対応の看板を見てどう思うか
と問われた一止。
医療の基本、無理もリスクもあるが、病院という場所は24時間365日、
困った人がいれば手を差し伸べてくれる場所であってほしい、
その看板を見たからここで勉強したいと考えるようになった、という場面は、
3を読んだ後だからこそ、重みを感じた。
読了日:10月8日 著者:夏川草介
武士道ジェネレーションの感想
久しぶりで細かい所を忘れたが、桐谷道場閉鎖の危機回避に乗り出す
二人のキャラクターはそのまま。意外に政治的メッセージが濃かった。
読了日:10月10日 著者:誉田哲也
在宅ホスピスノートの感想
在宅での看取りに最近感心があり、手に取った。
野の花診療所で、在宅ホスピスに取り組む著者の歩み。
関わってきた患者例も豊富で、在宅でも看取りができるのだという自信を
持つに至る道程でもある。
読了日:10月11日 著者:徳永進
会社の事件簿!―危機管理21の鉄則の感想
社内外で発生する企業リスクの過去事例を項目ごとに21例。
一種のマニュアル本。
読了日:10月12日 著者:小川真人,白井邦芳
お父さんがキモい理由を説明するね―父と娘がガチでトークしました (Linda BOOKS!)の感想
中一の娘と土曜日の朝一に、二人でガチトークした内容をまとめた本。
本当にいい娘さんなんだろうが、妻や祖父も巻き込んで、
恋愛、死、いじめ、芸能界入り、生きる意味など真面目な真面目な話が
繰り広げられる。
親がいて子供がいるので、しっかりと向き合っている家族なのだろう。
13歳でも考えていることはしっかりと考えている。
おじいちゃん(著者の父)との話は、著者も知らないことだらけで、
家族と真面目に話するのも悪くないと思わせてくれた。
読了日:10月14日 著者:中山順司
忙しい日でも、おなかは空く。の感想
日経WOMANに連載の49皿のエッセイ。
体に心にやさしそうなレシピ、食器の数々。
読んでてお腹が空いてきた。片口、ウグイスのレモン絞りが欲しくなった。
読了日:10月17日 著者:平松洋子
心に残る短いスピーチの感想
スピーチの実例集。アドバイス(駄目出し)付き。
読了日:10月17日 著者:
ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)の感想
さらっー、と読み終わった。帯の文句ほどは共感できなかったが、
テーマの割には重たくない。この小説が人気あるということは、
会社にこき使われている人が多い、悩んでいる人が多いことの
裏返しのような気がする。
読了日:10月19日 著者:北川恵海
怪談えほん (8) くうきにんげんの感想
怪談えほんシリーズの第2期の1冊。綾辻行人&牧野千穂のコラボじゃあ、
読まずにはいられない。山全体が神様であるとか、
自然への畏敬の念を感じることができる日本人ならではの感覚を感じた。
壁を背にして読まないと、怖いよ。
読了日:10月19日 著者:綾辻行人
私のなかの彼女の感想
著者の小説を色々と読んだつもりでいたが、まだこんな小説を読んでいなかったか。
中盤から後半にかけて世界に引き込まれた。仙太郎との関係に目がいくが、
人の考え方・感じ方・世界の認知の仕方で見える世界がこんなに違うのかと
何度かひっくり返された。
読了日:10月20日 著者:角田光代
ウケる日記の感想
ブログの書籍化とのこと。下ネタオンパレードだが、真面目に一生懸命
書いてる所が素晴らしい。「夢をかなえるゾウ」のガネーシャって、
著者そのものだな。
読了日:10月22日 著者:水野敬也
週刊ダイヤモンド 2015年 10/17 号 [雑誌]の感想
「読書」を極める! 闘う書店、使い倒せる図書館の歩き方
逆風のインドネシア
読了日:10月24日 著者:
智恵子抄の光景 (新典社新書44)の感想
「智恵子抄」の成り立ち、背景等。
戯曲「聖ジャンヌ」を見た後で「夜の二人」を書いたとは、面白い。
読了日:10月24日 著者:大島裕子
にょにょにょっ記の感想
シリーズ3冊目。こうなると「にょ」がどこまで続くかも気になる。
グリーンピースを巡るパラレルワールド気味の妄想がお気に入り。
読了日:10月25日 著者:穂村弘,フジモトマサル
愛する伴侶を失って 加賀乙彦と津村節子の対話の感想
お二人とも、あの世(があれば)でまた伴侶に会いたい、
と言っているのが印象的。残された方は、色々と考えてしまうものだろうが、
仕事のために夫の最後の時間に寄り添わなかったことを津村さんは
かなり悔いている。夫婦共に作家ということは、難しい関係なのかと思う箇所だった。
読了日:10月27日 著者:加賀乙彦,津村節子
Number 特別増刊「桜の凱歌」エディー・ジャパンW杯戦記 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))の感想
桜の凱歌。エディー・ジャパンW杯戦記
1次リーグ全4戦 完全詳報
読んでても、ちょっと泣けてくる。
読了日:10月27日 著者:
まさかジープで来るとは (幻冬舎文庫)の感想
想像力、妄想力をかきたてられる句の数々。
「ハロウィンをなぜ楽しまないんだみたいな顔」
「位牌の重さを確かめてみた」
「名前が付いていても良さそうな岩がある」
読了日:10月31日 著者:せきしろ,又吉直樹
手足のないチアリーダーの感想
先天性四肢欠損症で生まれてきた著者が、高校のチアリーディング部に
入部申し込みに行った時に、あなたの良い所を聞かれた所、「笑顔と元気」。
チアリーダーの基本を備えており、即入部OKの場面が印象的。
顧問の先生・家族・友人と人にも恵まれている。
読了日:11月1日 著者:佐野有美
弁護士の上手な探し方・頼み方の感想
初版1981年。
・上手な有利な弁護士の探し方・頼み方
・弁護士の仕事内容とその費用
・事件を依頼するときの要点
・急所 ・裁判をする前の準備と心得
・訴訟の進行中の依頼者の心得
・示談屋・弁護士ともめた時の対策
費用がどのくらいかかるのかが、一番気になる所。
弁護士事務所へ飛び込みは避けた方が良いとの記述、役場でも無料相談をやっているので、
まずそういった相談を使う人が多いのでは。
読了日:11月4日 著者:
会うまでの時間 自選歌集の感想
5冊の歌集から394句を集めた自歌選集。
読んだことがあるのは「サラダ記念日」「チョコレート革命」だけだったかな。
恋愛の他、官能的な歌も詠んでいる。先生だったことも思い出した。
会うまでの時間たっぷり浴びたくて各駅停車で新宿に行く
見送りてのちにふと見る歯磨きのチューブのへこみ今朝新しき
読了日:11月7日 著者:俵万智
芸人と俳人の感想
「すばる」連載の俳句レッスンをまとめた一冊。
定型俳句は初心者の又吉だが、感覚が俳句向き、勘所は掴んでいると
見えて上達が早い。季語には、細かい大量の情報が含まれているので、
気持ちを込めることができるし、季重なりを避けたり、
季語を説明するような文字の無駄遣いが無くすことができる。
歳時記を持ち歩いて、季語を取り入れたいな。句会のメンツが豪華で楽しそうだった。
読了日:11月8日 著者:又吉直樹,堀本裕樹
君の膵臓をたべたいの感想
インパクトある題名とのギャップが大きいが、青春小説であり、
「好き」を言わない恋愛小説だった。こんな高校生、いないだろうなあと思いながらも、世界観に引き込まれて一気読み。二人がお互いを評価する視点が素敵だった。
読了日:11月9日 著者:住野よる
今日も一日きみを見てたの感想
猫 LOVEに溢れるエッセイ。BCとしては、こんなに溺愛するものかという感想。
読了日:11月13日 著者:角田光代
強奪 箱根駅伝の感想
箱根駅伝直前に出場チームである神奈川大学女子マネージャーが誘拐され、
放送も犯人側に利用され危うい状態。駅伝シーンと犯人とのやり取りが
同時進行する。ミステリーとしては、色々と物足りなさがあるが、
駅伝シーンは楽しんだ。「風が強く吹いている」同様、
現実的にはどうかと思いながらも、箱根駅伝が好きな自分を再認識。
読了日:11月17日 著者:安東能明
天国でまた会おう(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想
ルメートル最新作。「その女アレックス」のような世界が、
いつ来るか、いつ来るかと待っているうちに終わった。
著者初の文芸作品だったのか。下巻へ。
読了日:11月19日 著者:ピエールルメートル,PierreLemaitre
天国でまた会おう(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想
戦没者追悼を利用した詐欺を企てるエドゥワールとアルベール。
文芸作品とながらも展開に引き込まれる。主人公の二人だけでなく、
周りの登場人物の造形・心理描写が秀逸。
この終末にしか、なりようがなかったのだろうと感覚に陥った。
読了日:11月21日 著者:ピエールルメートル,PierreLemaitre
あさの絵本の感想
美しい写真と谷川俊太郎の詩で綴られる。
正に朝に読むと、いい日を迎えることができそうだ。
読了日:11月21日 著者:谷川俊太郎,吉村和敏
ぼくがラーメンたべてるときの感想
絵本ナビで、大人の絵本で紹介されていて手に取ったが、本当にその通り。
今この瞬間にも、世界のどこかでいろんな事が起きているんだ。
読了日:11月21日 著者:長谷川義史
ちょうちょ (MOE BOOKS)の感想
原色の蝶々がいろんな所に。探すのが楽しそう。
文章は江國香織。
読了日:11月21日 著者:江國香織
だいじょうぶ だいじょうぶ (講談社の創作絵本)の感想
おじいちゃんと男の子の強い関係に、淡い色使いの絵がぴったり。
男の子はこうやって大人になっていくんだろう。だいじょうぶだいじょうぶ、
温かい言葉だ。
読了日:11月21日 著者:いとうひろし
ベルナルさんのぼうしの感想
絵が素晴らしい。一人で暮らすベルナルさんの帽子が、鳥たちの素敵な棲みかに。
読了日:11月21日 著者:いまいあやの
うえきばちですの感想
表紙からは想像できない展開だ。SFというかホラーというかシュールというか。
読了日:11月21日 著者:川端誠
とんでいきたいなあの感想
おもちゃの飛行機コスモスと犬のぬいぐるみヴォギーの冒険飛行のお話。
読了日:11月21日 著者:市川里美
12にんのいちにちの感想
ある街の12人(人じゃないのもいるけど)の一日暮らしをこんな形で楽しめるとは。
繰り返し、繰り返し読み返すことができるだろう。ライオンを見つめる子供、
公園の銅像などなど。
読了日:11月21日 著者:杉田比呂美
ケチャップマンの感想
とってもシュールだが、働くお父さんの悲哀みたいなものも感じた。
がんばれケチャップマン。
読了日:11月21日 著者:鈴木のりたけ
ボタンちゃん (PHPわたしのえほん)の感想
小川洋子が子供の頃に考えた物語とのこと。
モノに命を感じる日本人ぽい絵本。
読了日:11月21日 著者:小川洋子
いろがみの詩(うた)の感想
右ページ一面に塗られた色を基に、左ページに詩が書かれている。
色からも詩からも暖かさを感じる一冊。今年のプレゼントの一冊に決めた。
読了日:11月21日 著者:野呂昶,とだこうしろう
ベトナムの風に吹かれて (角川文庫)の感想
映画の原作本、断然こちらの方が面白かったし、2時間では短く
伝わらなかったことがよくわかった。認知症も異文化と感じたり、
基本的にはユーモアあふれるトーンだが、迷子とか手術など
つらい局面もあっただろう。でもベトナムではあるが、
おばあちゃんにとって娘との生活はようやくつかんだ自由だったのだろう。
雪が降らないことやバナナが安いことに感心するのが微笑ましい。
あのでこぼこ歩道、バイクだらけの道を渡って遠くまでよく散歩したなあ。
読了日:11月21日 著者:小松みゆき
ジェトロセンサー 2015年 12月号 [雑誌]の感想
[特集] メガFTA新時代 世界通商にパラダイムシフト
[特別リポート]コロンビア 中南米第三の市場の魅力
ポストブラジル・メキシコ コロンビア市場の潜在力
読了日:11月26日 著者:
旅する胃袋 (幻冬舎文庫)の感想
食を中心においた紀行記、なのだが、11編の旅がどれも激しすぎる。
ゴールデントライアングルの村、標高4000メートルのお寺、
気温50度の中をカラチから2000km陸路移動!
しかし、押さえの利いた文章でさらっと表現されており、
何でもない旅に感じられる。食べることが好きなのが、
本文のそこかしこから、ビシビシと伝わってくる。
「食」そのものがもたらす癒しと温もり、「食」を介しての地元の人々との
繋がりも伝わってくる一冊だった。
この本を読んで、(激しくなくていいので)旅に出ようとする人が増えるといいなあ。
読了日:11月29日 著者:篠藤ゆり
週刊東洋経済 2015年 11/28号[雑誌]の感想
ここがおかしい!日本の鉄道 ようやく飛んだ MRJの未来
読了日:12月3日 著者:
奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のりの感想
300年続く奈良の老舗13代目社長が著者。
中小企業のブランディング、商品・店舗デザインについて。
無駄な表現を省き、淡々と語っている。
読了日:12月3日 著者:中川淳
メタモルフォシス (新潮文庫)の感想
著者の小説は初めて。どんなテーマも消化する雑食性を身につけた、
とは解説の島田雅彦の言葉だが、とんだゲテモノを食べさせられた感じだったが、
味は悪くない。SM小説だが、その向こうに透ける生と言うものを強く意識する。
SMに嵌まっている訳ではなく、悪徳証券マンとして老人を騙したこともないだろうが、
実感がこもっている描写力も優れているんだろう。
読了日:12月6日 著者:羽田圭介
空ばかり見ていた (文春文庫)の感想
著者の作品は初読。題名に魅かれて手に取った。
鋏を手に旅する理髪師ホクトのオムニバス、題名からはこんなファンタジーとは
想像していなかった。主人公だったり、どこかにチラリと登場するホクト。
床屋は人が集まる場所だが、その場を持たずに自分が動くことで人との
つながりを紡いでいく。「七つの鋏」「ローストチキン・ダイヤリー」がお気に入り。
読了日:12月11日 著者:吉田篤弘
Number(ナンバー)890号 浅田真央 スマイルアゲイン (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))の感想
浅田真央スマイルアゲイン 独占インタビュー
宇野昌磨 ロイヤルズ30年ぶりの世界一
読了日:12月12日 著者:
回想の太宰治 (1978年)の感想
北村薫「太宰治の辞書」を読み、京都納涼古本市で見つけて購入。
太宰治の奥さんが著者。時代を問わず奥さんの不満は同じような物だな。
疎開先を他人に決められること、故郷のご飯が一番等々。
太宰が北津軽出身で、気候風土・言葉が小説に反映しているとの考察があったり、
正に太宰治が一人の人間として立体的に浮き上がる良書だった。
読了日:12月16日 著者:津島美知子
おとうさん ぼくね…の感想
これくらいの子供を置いて、海外単身赴任しているお父さんが読むと
泣けるだろうなあ。地球の裏側で落ちないでね、というセリフがいい。
読了日:12月19日 著者:長谷川義史
Number(ナンバー)891号 特集 日本ラグビー新世紀 桜の未来 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))の感想
特集 日本ラグビー新世紀 桜の未来。All for 2019 JAPAN
「フィギュアNHK杯インタビュー」浅田真央/羽生結弦
読了日:12月19日 著者:
という、はなしの感想
読書風景のイラストがありきの小説集。掌編ごときストーリー、視点がユニークだ。死亡欄で読んだ「待ち人」、待つのも悪くなかったよな、ってそうかもしれない。
読了日:12月20日 著者:吉田篤弘
旅好き、もの好き、暮らし好き―savor of living (ちくま文庫)の感想
旅の中で、料理・インテリア・人々の暮らしぶりに触れ、
日常生活への取り込んではというお誘いを感じる。
他人の「好き」に出会い、自分の「好き」を見つけ、 好きを活性化させるのが、
著者にとっての旅。 ワインを持ち寄る「ワイン・テイスティング・パーティー」が楽しそう。
読了日:12月24日 著者:津田晴美
日経おとなのOFF(オフ)2016年1月号[雑誌]の感想
2016年絶対に見逃せない美術展 どこよりも早く、詳しい2016年美術展案内
読了日:12月27日 著者:
十字路のあるところの感想
短編小説と写真のコラボレーションが、興味深かった。
小説だけでは刺激されない部分を突かれた感じ。
夜を拾う物語「黒砂糖」がお気に入り。
読了日:12月29日 著者:吉田篤弘,坂本真典
東京観光 (集英社文庫)の感想
表題作含む7編の短編集。不思議な、ユニークな、キャラが濃い登場人物が
多い物語が多かった。期待以上に楽しんだ。
「シンガポールでタクシーを拾うのは難しい」が、一番好きだな。
読了日:12月31日 著者:中島京子
読書メーター
読んだ本の数:247冊
読んだページ数:47382ページ
ナイス数:2083ナイス
10数年ぶりに再読。1975年4月30日 サイゴン陥落を挟んだ2か月間のルポ。
一つの国が消えてしまうという緊張感がひしひしと伝わってくる。
同時にサイゴンの人々のある種おおらかな日常生活の描写があり、
そのギャップが混沌さも感じさせる。
読了日:1月3日 著者:近藤紘一
著者の世界観が色濃く反映されている「バンパイヤはつらいよ」が好きだ。
一人でも存在を信じている限り、バンパイヤは存在している。
ラジオドラマ聞いてみたかったな。
読了日:1月4日 著者:木皿泉
津波の被害を受けた釜石市の遺体安置所のルポタージュ。
これまた読み進めるのが辛い本であるが、残された家族に寄り添い、
遺体を弔う人々の活動を知りたくなり、逆にページをどんどん捲っていた。
火葬場が止まってしまうというのは考えたことがなかった。
読了日:1月7日 著者:石井光太
自分に必要な本は何か、どうしても必要な本かどうかを見極め、
新陳代謝をはかることで、自らを賢くする。
血肉と化した500冊程度があれば良いと説く。
一人古本市って面白そうなイベントだ。
読了日:1月9日 著者:岡崎武志
SWITCHインタビューで取り上げられてるのを見て、手に取った。
想像力あふれた8編の短編集。解説に触れられているが、
自分の存在意義に苦悩する主人公達、困惑・絶望・どん底にまで
落ちながらも進もうとする意思を感じた。
又吉の解説が良く、帯文句に読ませる力がある。
読了日:1月9日 著者:西加奈子
NHKの番組「バリバラ」を漫画で書籍化。
どう接したらいいかわからない、世話を焼きすぎ、とバランスが難しいが、
結局コミュニケーションが大事なんだろうな。
読了日:1月11日 著者:河崎芽衣
著者・母親から信頼を受け、導いてもらい、頑張り続けた結果、慶應大学に合格。
本人の手紙の「頑張るって意外にいいもんでした」の言葉が印象的だった。
巻末付録 坪田式人材育成のためのテクニック。
読了日:1月12日 著者:坪田信貴
タカシが如何にGボーイズのキングとなったのか、という前日譚。
久しぶりに切れ味するどいIWGPを読んだ。
読了日:1月14日 著者:石田衣良
日本チームを束ねるキャプテンだなあ、という感じが本からも伝わってくる。
意識して心を鎮める時間を作る、読書ノートを作っている。
読了日:1月15日 著者:長谷部誠
自虐的な日本人でしか売れなさそうな類いの本だな。
文例が段々と極端になっている気がしたけれど。
読了日:1月16日 著者:デイビッドセイン
著者は、恵文社一乗寺店店長。あの本屋がどうやって出来上がったか、興味深い。
ハリポタが売れなかった本屋、流石である。
合理化、最小限の支払で最大の利益を求める現代の買い物と正反対の世界だ。
「サードプレイス」という言葉を覚えておこう。
読了日:1月18日 著者:堀部篤史
今年こそ英語の勝ち組!
LINEこう使えば「売れる」「好かれる」
2015年注目のヒト・モノ・コト
読了日:1月22日 著者:
他の本からの引用がメインで、こんな内容でいいのかというのが正直な感想。
含蓄ある言葉は勉強になった。
読了日:1月23日 著者:羽生善治
髪結い伊三次捕物余話11巻目。表題作含め6編。
伊三次とお文の登場が多かった。「何事もない日常がありがたいと思う」
という伊三次の思い、この慣れ親しんだ世界を楽しもう。
読了日:1月24日 著者:宇江佐真理
ツイートを書籍化したものだが、著者の解説なしで、
ツイートをそのまま読むほうが、子供の天真爛漫な姿が浮かび上がる気がする。
読了日:1月24日 著者:てぃ先生
「にょっ記」に引き続いて。
リクライニングとリクライニングの反省の拘り、好き。葛根湯、早く飲まないと。
読了日:1月25日 著者:穂村弘
アドラー心理学を基にした人材育成の本。
ロジャーズが影響を受けたと言及があったが、
人は課題を克服することができる、環境を与えれば変わる事が
できるが基本の考え方。
結末を引き受けるのは、その当人という考え方はしっくりきた。
・ほめてはいけないない・叱ってはいけない・教えてはいけない
人材育成に関わる5つのキーワード 1.劣等感と優越 2.勇気づけ
3.共同体感覚 4.結末を体験させる 5.課題の分離
読了日:1月27日 著者:小倉広
ベトナムで台湾と組む 日台連携の可能性
特別リポート 変わる!ロシア物流
読了日:1月29日 著者:
映画を見たばかりで、原作を読んでみた。
女性目線の短編恋愛小説集。表題作が、映画とは違う印象、
よくあの映画を作ったものだ。山田詠美の解説が素敵で、山田詠美を読みたくなった。
読了日:1月29日 著者:田辺聖子
タイ編に引き継き。ASEANの落ちこぼれから、優等生に変貌した
同国に関する入門書。人口約1億人。
読了日:1月30日 著者:鈴木紘司,渕上享
図書館にて。全てのページに笑顔が溢れて、ニコニコ。
夜の静かな笑顔がお気に入り。
読了日:1月31日 著者:荒井良二
父が50代で認知症、母親が卵巣がんで闘病生活と20代にして
介護生活に突然に巻き込まれた著者の闘い。
母親は笑顔が絶えないと描かれているが、内実は大変なこともあっただろう。
介護と看病の日々を喜怒哀楽で表すと、喜 5% 怒 45% 哀 45% 楽 5%というのが全てを表現しているかも。オバチャンパワーが介護を救う、というのは同意できるな。
読了日:2月1日 著者:松本ぷりっつ,岡崎杏里
「ジョゼと虎と魚たち」の主人公ジョゼが、常に読んでいた本。
サガン3冊目の作品だが、正直よくわからなかった。
ジョゼが本書のジョゼに感情移入していたことに重みを感じた。
読了日:2月3日 著者:フランソワーズサガン
シリーズ12作目。奉公中の茜が、藩の世継ぎ問題に巻き込まれたり、
伊与太の絵師修行と子供世代に動きが激しい1冊。
近所のオヤジの気分になって読了。
読了日:2月6日 著者:宇江佐真理
シリーズ13作目。茜の行く末が気になっていたが、
若君が亡くなる表題作がせつない。
子規「紫陽花や きのうの誠 けふの嘘」
読了日:2月7日 著者:宇江佐真理
「カン違い」だらけの体幹トレ 本物の「体幹トレ」、はじめよう!
読了日:2月8日 著者:マガジンハウス
シャバ=退院後の生活を描く。
退院したから万歳ではなく、服薬・買い物・電動車椅子の補助認定、
当事者目線を忘れないようにしたい。
読了日:2月8日 著者:大野更紗
デジギア大博覧会 一芸ハサミ大集合
ランニングギア2015
花粉症対策最前線
読了日:2月10日 著者:
恋愛・性が退屈しのぎで生まれたとか、恋愛については小谷野敦という感じ。
タイで読み終わったので、ASEAN諸国の勢いに比べて、
日本が衰退しているのではなく、日本人が退屈しているのかも、と思ったり。
岸田秀との「唯幻論」に関する往復書簡は読んでみたい。
読了日:2月12日 著者:小谷野敦
錦織圭、テニス全豪オープン総力特集 JAPAN CRISIS 日本サッカーはなぜ弱くなったのか?
読了日:2月13日 著者:
JALの機内誌 SKYWARD連載を文庫化。読みやすい、繰り返しが多いのはそのためか。
近藤紘一の前妻が、結婚後5年でそれも心を病んで亡くなっていたとは
よくわかってなかった。自分を追い込み、サイゴンへ向かう理由の一つで
あるならば、ちょっとキャパに重なるなあ。
読了日:2月14日 著者:野地秩嘉
中国の古典の、いわゆる脇役を主人公にした短編集。
自らの立ち位置に迷い、他人の気持ちに惑うタイミングに、
背中を押され次の世界に踏み出していく。
王の真の気持ちを知った後で、楚歌響く中での虞美人の舞に最も心をつかまれた。
読了日:2月18日 著者:万城目学
シリーズ25周年か。依頼者が清明の屋敷を訪ねる新しいパターンが多かった。
織姫・彦星をモチーフにした「牛怪」が面白かった。
読了日:2月20日 著者:夢枕獏
泥棒目線の本を読んで、防犯に役立てようと思ったが、役には立たなかった。
言うなれば自慢話。
読了日:2月22日 著者:田岡大介
キーワードで世界を巡る ビジネスのヒント ここにも日本が
連載 "ジャパン"を海外へ
読了日:2月24日 著者:
配偶者が死去し、残された方が困らないように、遺言書を書いておくことを
勧める一冊。ネット利用率が高い若い世代は、現金・預貯金だけでなく、
どこになにが残っているのか把握するだけでも大変。
自筆証書遺言であれば、思っていたより簡易に書けそう。
書く過程で考えがまとまるので、一度書いてみようか。
読了日:2月24日 著者:本田桂子,鈴木おさむ,大島美幸
森と湖、小屋の島 フィンランドなみじかい夏
ムーミンの産みの親トーベ・ヤンソンの さあ、夏小屋に行くよ!
読了日:2月27日 著者:新井敏記
短い話も複数あり、短編10編。
「桃仙奇譚」とあの映画みたいなオチの「安達原」が面白かった。
あとがきにキマイラシリーズ再開と。どこまで読んでたっけ?
読了日:2月27日 著者:夢枕獏
過疎の村である父の故郷を、株式会社化し、農業経営に乗り出す主人公。
様々なキャラクターがぶつかり合いながら、一つの目標達成を目指す
というよくある展開。
共同体が維持できない集落を、組織で活路を見い出そうというのは、一つのアイデア。NHKのドラマは、原作とは別ものだ。
読了日:3月1日 著者:黒野伸一
毎日新聞科学環境部記者の著者が、STAP細胞事件について、
2014年11月までの取材を基に書き下ろした本書。誰がなぜどう研究不正を
行ったのか、消化不良のままだ。
理研の対応不備(意図的?)・明らかにしていないことがあるということだろう。
読了日:3月8日 著者:須田桃子
やっぱり読ませてくれる、窪美澄。
本書も理想と現実のギャップに苦しむ母親が主人公、未来がある話が多い。
そんな妻を持つ男性目線のストーリーが、新鮮に感じた。
「サボテンの咆哮」が良かった。
読了日:3月8日 著者:窪美澄
題名がすこぶる怪しいが、ホリエモンの数字・経営者としての感覚が鋭い
ことがよくわかる一冊になってる。日本がどうしてデファクトスタンダードを
取れない最大の理由が、技術者がつい考えられる限りのベストのものを
作ってしまうから、という点に深く納得。
読了日:3月9日 著者:堀江貴文,成毛眞
スピーチを頼まれたので、勉強のために図書館で。
読了日:3月11日 著者:
稲盛氏が創設した京都賞を受賞した山中教授の対談集。
VW ヴィジョンとワークハード どの山頂を目指すという指針が大切だ。
iPS細胞研究に大きな貢献をした高橋君が、教授の研究室に入る下りは、
正に縁を感じた。
読了日:3月12日 著者:稲盛和夫,山中伸弥
歩を語り部に、圷(今橋)家のクロニクル。
クライマックスに向けて、世界を積み上げている印象の上巻だった。
読了日:3月15日 著者:西加奈子
インドでつくる 製造拠点として
特別リポート 日本酒 さらなる海外普及に向けて
読了日:3月16日 著者:
バリバラで紹介されていて手に取った。
石田将也と西宮硝子の出会いからスタートするが、読むのがつらい1巻だ。
家族、同級生、先生、障害者への理解のなさ等、嫌なエピソードのオンパレード。
2巻から物語がどう動き出すのだろう。
読了日:3月16日 著者:大今良時
期待のハードルを上げすぎたかも。
友人関係・容姿、歩が落ちぶれていく様は、上下巻のボリュームからすると
単純ではないかと感じた。直木賞受賞作より前の作品の方が面白いと
思っているが、著者の場合も他の作品の方が好きだ。
自分の信じるものは自分で決めるという貴子のメッセージにはぐっときた。
読了日:3月18日 著者:西加奈子
10大トレンド ウワサの真相
北陸新幹線vs羽田空港LCCターミナル
小説「火花」創作秘話も!又吉直樹
読了日:3月22日 著者:
ポッドキャスト新刊JPでの紹介で手に取った。
プロキャディ目線でスコアアップを指南。著者がキャディすると、
4打~5打スコアを良くする自信があるとのこと。
風、グリーンに近づきながら傾斜を読み取るなど、何事にも事前準備が大切。
読了日:3月25日 著者:清水重憲
元日立の技術者が書く、日本のモノづくり復活の処方箋。
内容が半導体業界に偏っているが、一つの評価軸で日本の技術力が高い
と言い切るのは間違いはその通りで、低価格で作る技術力は乏しい。
物を売りたい国に常駐して、どんな物をその国の人々に提供できれば
人々を幸せにできるのか、という「問題の発明」を行うことで、
イノベーションを起こすことができると解く。
読了日:3月28日 著者:湯之上隆
「21世紀の資本」を買わずに、中身を知ろうというセコい考えで購入。
20カ国、300年間のデータを元に、資本収益率がGDP成長率より大きくなるほど、
格差が拡大することが歴史的事実・国際協調のもとで、
累進性の強い税率が格差縮小の鍵と説いているようだ。
字が大きく、あっという間に読了。先に読んでおくとポイントがわかりやすいかも。
読了日:3月30日 著者:高橋洋一
いざ都市対決! / 歪んだ観光立国 外国人急増のウラ側
日産自動車 北米値引きの真相
読了日:3月31日 著者:
「超」とついているが、基礎編と言った内容。
タグ付け、検索、人脈データベース、GTD。
読了日:4月4日 著者:倉下忠憲
何年振りだろうか、北村薫。アラフォー女性編集者が山登りするストーリー、
どんな小説かと思ったら、やっぱり北村薫だった。
お気に入りの本を持って、山登りしたくなる。
読了日:4月6日 著者:北村薫
くも膜下出血で倒れていたとは知らなかった。
全編エロと後半の地獄の闘病記は、不思議と違和感なし。
「エロについて」の考察は、真面目な哲学、面白い。
「死ぬことよりも生きようとする方が圧倒的に苦しいんだ。
生きるということ自体が、苦痛と苦悩にまみれたけもの道を 強制的に歩く行為なのだ」
読了日:4月8日 著者:星野源
自身の経験も踏まえた、ストーカーに殺されないための指南本。
とにかく殺されない事に重点を置いて書かれている。
妖しい人間を見分ける眼力を持つ/疑問を持ったら離れる・最後は死にもの狂いで
戦う/警察・周りの人間は当てにならない、世間の良識に縛られず、
時には非常識なルール破りをしてでも生き延びろ。
読了日:4月11日 著者:遙洋子
Japan challenge 7月世界一奪取へ、Japan正眼で攻める
関学大 vs プリンストン大 Rush!2015
大好評 6大連載で、アメフット開眼中!
読了日:4月11日 著者:
特集 中南米ビジネス まずはパートナー選びから
特別リポート 中華圏に売る 現地バイヤー・消費者の目は?
読了日:4月11日 著者:
保険制度改革のオバマケアで、医療制度が崩壊の危機にあるという内容。
どの本も知らないことは危険ということを教えてくれる。
読了日:4月14日 著者:堤未果
2007年の出版だが、高次脳機能障害について、家族の対応法など、
教科書のようにうまくまとめられている。
まずこの本で大枠を理解できるのではないか。
読了日:4月14日 著者:橋本圭司
シリーズ10作目。表題作含め6編。
龍之進ときいの祝言の場面が幸せそう。お似合いの夫婦になりそうだ。
読了日:4月17日 著者:宇江佐真理
2巻に入り、物語がスタート。自ら周囲から孤立、
ろくな将来もないと達観し死を決意する石田。ああいう形でしか
関わることができなかった硝子が、石田を受け入れた事に多少の驚きを感じた。
次巻以降の石田・硝子の関係が気になり始めた。
Xの外れた「親友」永束君との関係もGood。
読了日:4月21日 著者:大今良時
ポンっと途中で飛んでびっくりした覚えがあるが、その間10年の話らしい。
伊三次とお文が、如何に周りの人々に支えられて来たかことがわかる。
初の長編だが、複数エピソードが盛り込まれてるので、
いつもの伊三次捕物余話を読んでいる感じだった。お文は父親とも会えていたんだね。
読了日:4月22日 著者:宇江佐真理
インドネシアで500万部を超えるベストセラー。
映画化され、観客動員数記録を作ったようだ。インドネシア版、「二十四の瞳」。
スハルト大統領時代の1980年代のブリトゥン島、国営の開発会社が錫採掘を独占し、利益を上げるも、島民には行きわたることがなかった。
傾いた校舎、ほぼ無給の教師たち、制服すらない貧しい生徒たち。
数学・物理の天才/音楽・美術の天才/俳優志望の子供達、貧困にもめげず、
距離にもめげず、学校生活を繰り広げる。ハルファン校長の言葉が良い。
最大限受け取る人ではなく、最大限与える人になりなさい」
読了日:4月23日 著者:アンドレア・ヒラタ
特集 北米で稼ぐ 日本企業の事業展開
第24回 アジア主要35都市・地域の投資関連コスト比較
読了日:4月24日 著者:JETRO
結婚式/葬式/生活の中のスピーチ実例集。
結婚式の部をつまみ読み。
読了日:4月24日 著者:
小学校のクラスメイトにコンタクトすることが、過去に向き合う事になるのか。
告白、気付いてやれよ、石田君。
読了日:4月25日 著者:大今良時
硝子と向き合うと、自分の嫌な部分が目に付いてしまうのか。
西宮家の歴史が明らかに。母親の覚悟は、辛いが結絃目線では理解できないだろう。
読了日:4月25日 著者:大今良時
弱さを払拭するのは、やっぱり難しいのか。硝子はどうして・・・。
読了日:4月26日 著者:大今良時
この漫画を読みたかった理由、硝子の聞こえ方の表現方法が6巻に登場。
読了日:4月26日 著者:大今良時
最終巻。人間、誰もが嫌な面を持っており、簡単には変わらないという
現実が描かれた7巻だった。もやもやしながら読了。
そういう意味では、ラストは好みが分かれるだろう。
表現方法の奥深さに感心した漫画だった。
読了日:4月29日 著者:大今良時
自閉症である著者が、どのように感じ、考えているのかを表現した本。
人によっては全く同じという訳ではないだろうが、自閉症の世界を
垣間見ることができたのは貴重だ。
自閉症がわがままや自分勝手からきていることではないことを
理解してもらいたい、と巻末に。自閉症者と接する際には読んでおきたい本。
読了日:4月29日 著者:東田直樹
中学生か子供向けの就職に関する本の別冊かな。コミュニケーションについて、
あいさつ・自分らしく話す・聞く姿勢・積極的に聞く、
というテーマと各界で活躍する12人のインタビューで構成。
読了日:4月29日 著者:上田晶美
感情にアプローチする「傾聴」。イメージで見る事ができる事柄と違い、
気持ちは心で感じること。相手がどう思うかをわかる、ことが共感。
見えない感情につきあう力を付ける。
読了日:5月1日 著者:岩松正史
久しぶりに著者のベタ甘を。自衛隊愛たっぷりラブストーリー。
ストーカーとの対決サスペンス仕立て「青い衝撃」のような作品も楽しめた。
読了日:5月3日 著者:有川浩
スピーチ原稿例だけでなく、スピーチを頼まれてから、
当日の準備まで必要な項目が書かれていて役に立つ。
読了日:5月4日 著者:
社員が優秀の芽を出させる環境作りは、「マネージャーが部下を認める」ことと説く。
リーダーが目標を明示する、評価基準や社内情報を開示する、など。
読了日:5月6日 著者:松本順市
シリーズ第14弾。晴明と博雅の仲睦まじさに拍車が。道満登場も多かった巻。
「筏往生」が好き。どちらにしても、酒が飲みたくなる。
読了日:5月7日 著者:夢枕獏
ウェディング会社のスタッフが体験した結婚式にまつわるいい話。
どこかで聞いたことのある話があるなあと思ったら、
ビーバップハイヒールで取り上げられたのか。
誰かを思いやる気持ちが、大事なのだと感じる一冊だった。
読了日:5月9日 著者:山坂大輔
認知症患者の介護者のメッセージ集。題名にぎょっとするけれど、
患者の殺して自分も死のうと一歩手前まで追い込まれる例も多々掲載されている。
開き直り、相談する、吐き出すが大切。
読了日:5月9日 著者:
具体的な服のたたみ方も載っているが、どちらかというと自己啓発本
のような内容に驚いた。でも、ときめくかどうかって、かなり抽象的。
読了日:5月11日 著者:近藤麻理恵
コンテクストのずれ、冗長率の操作、の指摘が興味深かった。
話し言葉の個性の総称「コンテクスト」。
冗長率: 一つの段落、一つの文章にどれくらい意思伝達に関係ない
ムダな言葉が入っているか。冗長率を低くする教育をしてきたが、
場面に合わせて操作する必要がある。
読了日:5月13日 著者:平田オリザ
ロジャーズの来談者中心療法の広がりや絵画・箱庭療法の歴史にも言及。
時代と共に療法が移り変わるという視点は面白い。人を助けたいと思う、
カウンセラーを目指す人は、自分が助けてもらいたい場合があるので
注意と聞いたことがあるので、結末は想定内。
読了日:5月19日 著者:最相葉月
世界を凌駕した「モノ作り大国ニッポン」の原点 産業遺産を歩く
今すぐ試したくなる達人の技を大公開 「玉子かけご飯」を究める
茶師十段が伝授 本当に旨い「日本茶」
読了日:5月20日 著者:
今、気になるモノをガチ判定! ザ・対決!2015夏の陣
「アップルウォッチ」一ヶ月使って試した
「ありがとう」は万年筆で手書きです!
読了日:5月25日 著者:
絶景の写真だけでなく、行き方説明ページも掲載。
見に行ってみたい景色がちらほら。
読了日:5月27日 著者:詩歩
テレビキャスターだった著者、妻が46歳でくも膜下出血を発症。
救急医療から身障者の生活環境にまで言及している。
手術から脳血管攣縮・水頭症といった急性期・回復期の治療、
高次脳機能障害も記載されていて、どのように病状が推移するか
患者家族が把握するのに役立つ。
読了日:5月31日 著者:松本方哉
特集 世界の自動車は今
円安化の国内外ビジネス
読了日:6月2日 著者:
ツイッターアカウント NHK_PRの1号としての誕生から。
NHKという名前だけに、ゆるくつぶやくだけで風当たりも強かっただろう。
特に東北大震災。空気を読んではいけない、は名言だな。
読了日:6月6日 著者:浅生鴨
ウィンターカップに焦点を当てなおし、夏合宿へ。
新たなキャラクターの登場も。
読了日:6月6日 著者:藤巻忠俊
なぜ売れたのか? あなたの知らない上半期ヒット商品
レモンジーナ、Ingress、ブルーボトル、クマムシ・・・「答え」は経済学にあった!
コンビニ食の旨さと健康度を大調査
読了日:6月6日 著者:
レンタルコミック屋の上位に入ってたなあと手に取った。
女子高校生の友人関係のわずらわしさは、「ライフ」みたいだあと思うことも。
初恋の洸と同じクラスになり、物語が動き始める。
読了日:6月6日 著者:咲坂伊緒
弟を追いかける兄、宇宙とくると、どうしても「ガタカ」を思い浮かべてしまう。
音を出さなきゃ、音楽は始まらない、いい言葉だ。
読了日:6月6日 著者:小山宙哉
クラスの中でも独特のキャラの5人でリーダース研修。
悠里のメールで風雲急を告げる。
読了日:6月7日 著者:咲坂伊緒
今更ながら。のだめが名前って、初めて知ったぐらい。
しかも、こんなキャラだとも知らなかった。音楽が聞きたくなる。
読了日:6月7日 著者:二ノ宮知子
青峰と黄瀬のインターハイ対決。
読了日:6月7日 著者:藤巻忠俊
ベトナム大使公邸料理人が主人公。ハノイ駐在時代に話題になっていたが、
ようやく読んでみた。今は無くなった cho 19-12とか、ホーチミンで北部では
木の魚でご飯を食べてるんだろうと言われた事とか、懐かしく思い出した。
読了日:6月7日 著者:西村ミツル,かわすみひろし
友達と同じ人を好きになって悩むってよくあるパターンだと思うが、
あっさりとしっかりと友達に伝えるのか、と驚き。
その上でのラストの展開で引っ張る。
「星の引力」で、修子のイメージが変わった。
読了日:6月7日 著者:咲坂伊緒
これも今更ながら初めて読んだ。離島に赴任したから喜ばれるかと思いきや、
島民は敵意むき出しって設定だったのか。腕はブラックジャック並み、
1巻から大変な手術ばかりだ。どうして離島にやってきたのか、ってとこが気に掛かる。
読了日:6月7日 著者:山田貴敏
ロアン議員のもてなし料理に込められた想いが素敵だった。
通訳の難しさが身に染みる。
読了日:6月7日 著者:西村ミツル,かわすみひろし
洸が抱えていたものを言語化できた。「何かに心が動いたり、心底笑ったり、
毎日に意味を持ったりするのを許されたかった」
読了日:6月7日 著者:咲坂伊緒
早々に島にやってきた理由が明らかに。それにしても脳の手術とか難しい
手術が盛りだくさんだな。
読了日:6月7日 著者:山田貴敏
外務省の権力争いも登場。豆腐を切って揚げて、うす揚げを作ったことを思い出した、「運命の水」。水上人形劇は、やっぱりあの人形だね。
読了日:6月7日 著者:西村ミツル,かわすみひろし
登場キャラ、みんな真面目だなあ。揺れるってことは、若さの特権なのかも。
読了日:6月7日 著者:咲坂伊緒
これも初読。碁盤に宿る棋士・藤原佐為の霊に取り付かれる(?)とは、
SF?オカルト?ファンタジー? こんなスタートだとは知らなかった。
読了日:6月7日 著者:ほったゆみ,小畑健,梅沢由香里
NHK "cool japan"のまとめみたいな本。新書っぽい。
日本人は、「世間」と「社会」の中で生きている。
メインは「世間」という考察が興味深かった。
読了日:6月7日 著者:鴻上尚史
初読。前半は読みにくかったが、テストを受ける辺りからグンとスピード感が増した。
ここから70巻はあるのか。
読了日:6月8日 著者:岸本斉史
ベトミンに協力して、残った日本人に関して、森村誠一「青春の源流」のテーマになっていると聞いたまま、読むことができてないことを思い出した。
Cho am phuが出てくる度に、懐かしさを感じる。
読了日:6月8日 著者:西村ミツル,かわすみひろし
洸って、真面目・不器用・やさしい・優柔不断などいろいろな言葉が思い浮かぶ。
これぞ漫画というジェットコースター的な展開。
読了日:6月8日 著者:咲坂伊緒
ホアの旦那といい、本当の悪人は出てこない。
読了日:6月8日 著者:西村ミツル,かわすみひろし
ファウルトラブルに見舞われても強かった。キセキ世代の新キャラ登場。
読了日:6月9日 著者:藤巻忠俊
古川さん両手にHOA、料理も上手いなあ。2000年の連載とのこと、
ベトナム戦争がテーマの韓国大使との話「水と油」、思いきって踏み込んだ感じ。
読了日:6月10日 著者:西村ミツル,かわすみひろし
指揮官 ハリルホジッチの正体
日本代表総力特集
なでしこジャパン 2015W杯完全ガイド
読了日:6月10日 著者:
著者は弁理士。商標権の侵害に関する具体例が豊富。
読了日:6月12日 著者:富澤正
あれはこうなのか、どうなのかと思う所があるも、
何を書いてもネタバレになってしまう小説。えぐい描写があるので、
万人には勧められない。
ただもう一度読んで、違う視点でストーリーを追いかけてみたい。
読了日:6月20日 著者:ピエールルメートル
このままではやばいと、早めに気づいて仕事から離れたのは良かった。
「うつ病はこころの風邪」というのは病院に行きやすいようにするため、
自分で直そうとするのではなく、投薬はじめ治療はしっかりと受けた方がいいね。
読了日:6月21日 著者:丸岡いずみ
脳科学者である著者が、脳卒中を患う。出血が脳内に広がり、
機能が失われる様を記憶して、記録した記述は驚きだ。脳科学者が、
脳卒中を内側から研究したことがあるか、と感動まで。
それどころじゃないとこちらがはらはらする。
後半は、機能を失った左脳を右脳がカバーしていく過程で、新たに獲得した生き方。
読了日:6月21日 著者:ジル・ボルトテイラー
ドラマ原作。原作の方が、奥さん・子供の顔がずっと仮面で、
戸惑う主人公に感情移入しやすい。
読了日:6月21日 著者:石坂啓
キーコーヒーWEBサイトで掲載された8編の短編集。
香り、匂いがテーマ。ガムの匂い「父とガムと彼女」、
木の香り「アンタさん」、市場の匂い「いちば童子」がお気に入り。
読了日:6月22日 著者:阿川佐和子,角田光代,熊谷達也,小池真理子,石田衣良
結末は、一点のみドラマとは違った。帰る場所を手に入れるために、
こんなにも遠回りをしなければならないのか。
原作の方が前妻とスバルが可哀そうな気がするが、好みとしてはこちらに軍配。
読了日:6月23日 著者:石坂啓
バンクーバー終了後から、ソチ前までの3年間の軌跡。
大会ごとにショート・フリー・公式練習・6分間練習の気持ちの移り変わりや
ジャンプの結果を細かく書いているので、冗長と言えば冗長だが、
逆にスケーティングの狙いや臨場感が伝わってきた。
菩薩のような佐藤コーチの見守り力が素晴らしい。
読了日:6月24日 著者:吉田順
特集 新興国ビジネス再点検
特別リポート 南アフリカとのビジネス 7大テーマに見る課題と対策
読了日:6月26日 著者:
元NHKディレクターの著者が、認知症の母を自宅介護した13年間。
単なる介護記としてだけではなく、終戦直後の引き揚げの現実、
日本移民史にも言及している盛りだくさんの一冊。1945年の終戦から戦いは始まる。満州から著者を含めて子供3人を無事に新潟に連れ帰り、
夫と再開する場面は電車で読んでて泣いてしまった。
「私の母はリュックサックを担ぎ、その上に三男の弟を肩車のようにして乗せ、右手で次男の手を引き、左手で荷物を持って歩き、その前を私が身の丈ほどもある
リュックサックを担いで歩かされた」風景が目に浮かんで離れない。
読了日:7月1日 著者:相田洋
題名で気になった。家族、夫婦、友人、同士など、誰が何と言おうと
大切な存在であると感じられる6編の短編集。「最後の伝言」「皿の上の孤独」が好き。
読了日:7月3日 著者:原田マハ
ホムホムじゃなくてもいいなあ、酒井さんの絵と間を楽しま絵本か、
と思ってたら、最後で宇宙の果てまで飛ばされた気分に。
読了日:7月4日 著者:穂村弘
日本を救う医療ビジネス
住宅ローン借り換え ラストチャンス
上半期芸能ニュース
読了日:7月6日 著者:
OEMブランド供給がメイン・海外製品に押され、
セーフガード申請するまでに落ち込んだ今治タオル。
産地の復活を大命題に掲げての佐藤可士和と四国タオル工業組合の奮闘ぶり。
頂き物の今治タオルの吸水力に感動したことがあるので、品質は間違いないだろうと読み進めたが、ブランド認定のための基準はかなりハードルが高い。
ロゴマーク、顧客との接点作り、他の地域産業でも真似出来そうな例が
あるように思えた。
読了日:7月6日 著者:佐藤可士和,四国タオル工業組合
再読。六尺という表現に触れ、正岡子規「病牀六尺」を読みたくなった。
今横たわる べッド上 白き 六尺 使命の庭に
読了日:7月7日 著者:岩崎航・著,齋藤陽道・写真
朝日新聞夕刊に連載していた映画紹介。
書くのも失礼だが、ボキャブラリーが豊富、こんなふうに感想を書けたらいいなあ。
見たことのない映画の紹介が多かった。「極道めし」見てみたい。
読了日:7月11日 著者:沢木耕太郎
キャパの写真と同じ場所・構図で写真を撮りに行くという文藝春秋連載を
まとめた一冊。「崩れ落ちる兵士」を調べてみたいとの思いがあったが、
この連載が、「キャパの十字架」を生み出したという意味でも興味深い。
キャパは母親より先に40歳で亡くなったが、Dデイの取材で死んでいれば、
ノルマンディーの墓地に入っていただろう、母親の基に帰ることができたのは、
逆縁の中唯一の親孝行という件、お墓の横に佇む母親の写真に感情を動かされる。
読了日:7月12日 著者:沢木耕太郎
言った、聞いてないという水掛け論は、確かに増えてきている感じがする。
内容としては、類似の本でも言及されている。カウンセリングの本で、
上辺だけを学ぶというのは、陥りそうで気を付ける必要あり。
読了日:7月12日 著者:榎本博明
ツール・ド・フランス開催中で手に取った。家の前が劇坂、
アニメオタクでママチャリでアキバ通いがベースとなりクライマーの素質
十分の主人公・坂道。スポーツものの王道の展開が期待できる1巻。
将来のチームメート?今泉との宮下→総北高校裏門ロードレースの決着は?
読了日:7月12日 著者:渡辺航
総合系、クライマーに続いて、スプリンター候補の鳴子が登場。
アニ研はもうあきらめたのだろうか。
読了日:7月12日 著者:渡辺航
アメトーク・キングダム芸人から。かっぱえびせん程ではないが、
ハマるのはわかるような気がする。
読了日:7月12日 著者:原泰久
「キャパの十字架」を読み終わった後もキャパの写真集を図書館で借りてるが、
前回とは違う写真集を。
フランス・シャルトルの写真、ドイツ兵の子供を産んで剃髪された女性を蔑む市民の視線に、人間を感じる。
読了日:7月12日 著者:ロバート・キャパ
自転車競技部恒例、1年生部員のウェルカムレース。
小野田坂道の初RRで、初ロードバイクに。スポーツ物で重要な監督も
面白そうなキャラ。今泉、鳴子をひたすら追いかけてきた坂道の純粋さにぐっとくる。
読了日:7月12日 著者:渡辺航
やはり「小野田が立ったあぁ」が良かったなあ。初ダンシングに初水玉ジャージ。
スプリンター鳴子も、結構登れるのにびっくり。
読了日:7月12日 著者:渡辺航
パワハラの定義、発生要因、解決への流れ、メンタルヘルス対応へ言及。
相談窓口として、社内労働組合・ユニオン・弁護士・労働相談窓口。
読了日:7月13日 著者:磯村大,いじめメンタルヘルス労働者支援センター,たかおかおり
個人練習と箱根合宿の巻。クモ男・巻島もクライマーか。
読了日:7月13日 著者:渡辺航
認知症の基礎知識から、認知症患者の行動パターンと対処方法を
イラスト入りで詳しく解説。行動パターン毎に、患者はどう考えてたり
感じたりしているのかを記載し、対応を変化させるきっかけになりそう。
家族に認知症患者がいる時に最初に読んで勉強するのに良いテキスト。
読了日:7月14日 著者:
箱根合宿編が続く。ライバルになるであろう箱根学園・真波山岳とのプチレース、
2年生とのインターハイ争いが続く。一体全体、どこまで踏めるんだ。
巻末の取材日記は、新城幸也。
読了日:7月14日 著者:渡辺航
合宿で2年生とのインターハイ争い。坂道は1000kmクリア出来るのか。
読了日:7月16日 著者:渡辺航
山形県南陽市の重度認知症治療病棟で認知症患者を取材したルポ。
個性的な面々が登場。先日読んだ認知症サポートに載っているような、
物取られ妄想、弄便、男女関係などの実例のオンパレード。
長期間に渡らないと作れない人間関係を築いたのだろう著者の仕事振りに感謝。
読了日:7月18日 著者:野村進
ここで初めて競技用ペダルとクリーツを使って、坂道1000km到達。
今までが凄すぎる。いざ箱根インターハイへ。
それぞれライバルが登場、まずは金城と箱根学園・福富。
読了日:7月18日 著者:渡辺航
金城のエースの自覚、チーム第一の姿勢が凄い。
ライバル続いて 今泉vs京都伏見・御堂筋。インターハイスタートし、
第一中間計測スプリント争いだが、ゴール前のスプリント並み。
ゴールまで持つのだろうか。
読了日:7月18日 著者:渡辺航
第一中間計測スプリント決着。同じチーム何だから、田所・鳴子で協力しろよー、
箱根学園・泉田の大胸筋に何故シュレク兄弟の名前を付ける!?
(左大胸筋フランクが慎重派と、実際通り)と突っ込み所満載の巻。
読了日:7月18日 著者:渡辺航
箱根の山登りスタート。坂道、初めての落車で最下位から先頭を目指すことに。
アニソンの鼻歌で箱根を上る坂道って何!? ライバル、
巻島vs箱根学園・東堂、対決は坂道待ち。
読了日:7月18日 著者:渡辺航
坂道、よく追いついた。チームを預け巻島・東堂の勝負がスタート。
いいチームだ。ラストは1日目ゴールを目指しエース対決へ。
読了日:7月18日 著者:渡辺航
ビジネス基本スキル強化号 夏期集中講座3本立て!
Excel PowerPoint Vine
2015年版 ニッポンのベスト文具120
この夏の"スマホ乗り換え"徹底指南
読了日:7月20日 著者:
実は、カラダに悪いコト。
読了日:7月24日 著者:
「アラブの春」がもたらした中東諸国の社会変動、
9・11後に分散型・非集権型のネットワーク構造により再編されたジハード主義
(グローバル・ジハード)という2つの軸で論が進む。
新書では量が足らないのではないか。
読了日:7月25日 著者:池内恵
日本ペンクラブ 平和の集い@松山での前日のやり取りで生まれた
「この街で」の成り立ちや、黒井さんとの絵が付いた一冊。
「恋し、結婚し、母になったこの街で、 おばあちゃんになりたい」
読了日:7月25日 著者:新井満
女子代表というより、オタク代表の対談という趣き。
「ブスの壁」美醜問題が女子には付きまとう、専業主婦は女が作った
カツアゲ制度という視点は面白った。
読了日:7月26日 著者:中村うさぎ,三浦しをん
食欲コントロール=(20分以上の体全体が汗ばむ運動+正しい食事を続けて二食)x3セット。正しい食事は、体が必要としている食事。
食事も手の込んだ料理が必要というのではなく、食べられる状態にすれば
良いと壁が低い。レシピ集が前作よりも充実。
読了日:7月28日 著者:村山彩
前作に続きオバマケアの実態と、アメリカ資本主義勢に狙われる
日本の医療制度にテーマを絞った一冊。シリーズを通して無知は危険と説く。
他の本を読んだり勉強しておく必要はある。命を尊ぶ社会のロールモデルを
目指すために。
読了日:7月28日 著者:堤未果
持っている辞書が違う二人に、幸せは来ないのか。
同じ辞書を持つことは関係づくりには大切だ。航平が大人っぽっすぎる、
有川浩っぽくないというのは皆さんと同じように感じた。
途中から荻原浩を読んでる気になった。
読了日:7月29日 著者:有川浩
高校の短歌部「うた部」が舞台。引きこもる中学生の友人を持つ主人公・桃子が、
強引に引き入れられたうた部で、短歌の世界に入り込み、
友人・綾美との関係を修復しつつ、自らの傷も癒していく。
著者は実際に数百の短歌を作ったと、小学生新聞の記事で読んだ。
清らのボケに心の中で突っ込んでしまった。
読了日:7月31日 著者:村上しいこ
ダ・ヴィンチ連載のまとめ。お題に対する読者が投稿した短歌に著者の短評。
お題 数の歌好きだな。
「あの本はどうやら置いてないみたい そう思いつつ何度も探す」
「「日本野鳥の会」にいた人よ わたしをかぞえたことありますか」
読了日:8月1日 著者:穂村弘
題名の通り、京都・滋賀・大阪・兵庫・和歌山の酒蔵とお酒を訪ねて紹介。
文章とイラストが1ページずつ、好きな酒蔵巡りができそう。
京都の1軒目はお気に入りの藤岡酒造だ。お酒が美味しいお店はメモ。
読了日:8月2日 著者:松浦すみれ
【特集】世界化を狙う欧州型ルール
【特別リポート】国際大競争時代のサービス業
日本の強みと課題 日本式サービスを新興国に
読了日:8月3日 著者:
クウネル連載の21編の短編集。恋愛、SF、一冊に盛りだくさん、
「世にも奇妙な物語」の原作になりそうな小説が一杯。
「はにわ」「真面目な二人」「ピーカン」の他、表題作「猫を拾いに」が面白かった。
読了日:8月3日 著者:川上弘美
「レジリエンス」について知りたくて、本書をまず借りてきた。
精神的回復力、医師として「病は気から」の「気」のいい言葉を探していて、
レジリエンスのことだと気付いた。
医療も市場原理に則っている、薬のみならず食べ物も体にとってはリスクと
成りえるなど、現実を知った上で、できるだけ納得のいく選択をして欲しいとの主張。
医者選びと結婚相手選びは似ている、全ての相手を見て世界で一番を
選ぶのではない、手に届く範囲で選んだベターな相手と信頼関係を作っていくことが大切、
との表現はユニークだが、その通りかもしれない。
読了日:8月4日 著者:新見正則
大手企業での人事部勤務の経験や人事担当者への取材で構成。
人事部の仕事とは。勤めている会社に人事部がないので、
分からない点も多々あった。日本企業の海外進出、海外企業との競争、
社員の質の変化など、日本企業と人事部が大きく変わる必要があると感じながら読了。
読了日:8月6日 著者:楠木新
認知症の母親を24年間介護した間に生まれた詩集。
美しい写真入りの葉書もついており、贈る事ができる。
拡散してなくなっていく 命もある 例えばタンポポの 綿毛のように
読了日:8月8日 著者:藤川幸之助
「病院で死ぬということ」から、早やもう25年。同じ外科医として、
ホスピスも目指した山崎氏、在宅ケアを目指したニノ坂氏。講演と
対談を基に編集されている。在宅ホスピスの補完的役割が施設ホスピスの
本来の役割、との山崎氏の言及が、施設ホスピスのパイオニアだけに興味深い。
いのちは長さではない中身、という少女の指摘も重たく感じる。
読了日:8月9日 著者:山崎章郎,二ノ坂保喜
表題作含めて10編の短編集。著者でもこんな短編集があったのかと思わせる
オチの効いている小説たち。「クジラ見」といい「桂川里香子、危機一髪」といい、
女性の強さが際立つ小説が面白い。
読了日:8月10日 著者:森絵都
社畜 会社と個人を切り離して考えることができない社員と定義。
金よりやりがいという社員が増えてきているというのが実感ではあるが、
みんなに合わせろという日本企業に見られる強い同調圧力に負けずに、
自分の価値観を大切に、というのはわかる。 読む方が気を付けないと、
自分勝手・ぶら下がり社員を生んでしまうような気も。
読了日:8月12日 著者:日野瑛太郎
環境を変えるためにも始めた海外一人旅。フランス、ベトナム、ギリシャ、トルコ、
アメリカの5か国。思い切りが良すぎたり、危ない目にも遭っており、ハラハラドキドキもする。スマホがあれば、次の日からでも旅に出られる世の中なのだな、と改めて実感。
読了日:8月13日 著者:眞鍋かをり
ダイヤモンド社PR紙「経」への掲載をまとめた一冊。
危機意識が共同幻想として共通の敵・叩くべき相手を生み出す
-同調圧力が強い、日本ではより強く。
「A3」でも感じたが、著者が主張すればするほど、
叩くべき相手としてつるし上げられしまうのだろう。
読了日:8月14日 著者:森達也
「円紫さんと私」シリーズ最新作。編集者となり中学生の息子を持つ母になっている「私」、円紫さんに正子さん(正ちゃん)に懐かしいやら時間の流れにびっくりするやら。いろんな小説を巡りたくなった。
読了日:8月15日 著者:北村薫
図書館。病気についての情報から、治療法・手術の種類などの説明。
治療法を選択するためにも、基本的な所を押さえられる。
読了日:8月16日 著者:佐藤孝道,石田友彦
アムステルダム国立美術館とマウリッツハイス美術館でのフェルメール鑑賞に、
オランダ観光案内の書。マウリッツハイスで「真珠の耳飾りの少女」と
「デルフト眺望」が並んでる写真が掲載されているが、贅沢すぎるやろ。
本当に単純だけど、オランダに行きたくなる。
読了日:8月16日 著者:星野知子
レジリエンス、失敗・逆境から這い上がる精神的回復力といった意味か。
レジリエンスを獲得するための7つの技術を紹介。
他の自己啓発本で言及されている内容と重複する部分も多い。
海外進出する企業が増えれば増えるほど、より必要とされる力と感じる。
読了日:8月19日 著者:久世浩司
新聞「日本」に亡くなる2日前まで連載された随筆、というかエッセイ集の
方がぴったりくるか。病気の苦しみも描かれているが、俳句、写生、
食べ物(飯炊会社があればの想像は面白い)、内容が本当に多岐に渡る。
人間が考えることを止める事ができない、そんな事が浮かんでくる。
「病牀六尺、これが我世界である。 しかもこの六尺の病床が余には
広すぎるのである」
読了日:8月21日 著者:正岡子規
光太郎の甥である高村規氏が撮影した智恵子の紙絵が、
本の半分程度掲載されている。精神を病んでから、光太郎に見せるためだけに
病室で作った紙絵は、千数百点にも及ぶらしい。
花や魚だけでなく、料理の紙絵もあり、光太郎への思いやりが感じられる。
読了日:8月21日 著者:津島節子
Japan PROUD 世界選手権銀、本気米国に肉薄!
Top Boys 2015 注目!高校トップ選手一覧!
読了日:8月23日 著者:
1990年刊行のデビュー歌集。恵文社一乗寺店でようやく購入できた。
「世界中が夕焼け」や他の歌集も読んだ後だが、当時はインパクトがあっただろうなあ。林あまりの言葉『現代短歌の歴史に大きな「!」または「♡」を刻み付けることだろう』という言葉が表してるような。
終バスにふたりは眠る紫の<降りますランプ>に取り囲まれて
の静けさが、やっぱり好き。
読了日:8月23日 著者:穂村弘
図書館で題名借り。「女子」という言葉が、年齢ではなく女子魂を象徴しているから、
スピリッツの話をしている当事者と、肉体・年齢とメンタリティをセットで
考えている部外者の間に大きなかい離がある、と。
40代に達して、自己を振り返って到達したであろう女性論が面白った。
読了日:8月25日 著者:ジェーン・スー
2010年から2014年に行った講演内容をまとめた一冊。
教育問題のみならず、フランス文学、人文科学、ユダヤ、
外交問題と内容が多岐に渡る。教育に等価交換は必要ない、
と言い切れる教師や親が必要だと感じる。一度講演を聞いてみたいものだ。
読了日:9月2日 著者:内田樹
「群像」に連載。近現代の歌人から素人の歌までテーマ別に紹介&解説。
「はじめての短歌」でも面白かったが、改悪例がわかりやすくい。
ねたらだめこんなところでしんじゃだめはやぶさいっしょに ちきゅうにかえろう
ほむほむの『「凍る、燃える、凍る、燃える」と占いの花びらを毟る 宇宙飛行士』という歌を思い出した。
読了日:9月3日 著者:穂村弘
2013年末に発生した王将社長の射殺事件のルポ。
創業家のゴタゴタ、大連進出に関するイザコザ、不良債権処理、など
真相に繋がりそうなネタがチラホラ。同じ描写が何度も出てきて読みにくかった。
読了日:9月5日 著者:一橋文哉
若冲の絵がどのように書かれたのか、裏側のドラマを描く。
果蔬涅槃図は、動植綵絵は、鳥獣花木図屏風は、石峰寺の五百羅漢像は、
そうだったかもしれないし、全く違うかもしれないが一つの仮定として面白かった。
家が近く同じ年の与謝蕪村ともこんな関わりがあったかもしれない。
図録を横において読みたい小説。
読了日:9月8日 著者:澤田瞳子
もしも、下鴨神社納涼古本市で満足して(疲れて)、恵文社一乗寺店まで
行かなかったら、この本には出会えなかった、だな。
「もし」「if」の持つ想像力、世界が広がっていく感覚、パワーのある言葉だと気付く。
日本語と英語の詩の紹介も面白い。
読了日:9月13日 著者:アーサー・ビナード
P/L、B/Sの読み方の部分は、とても基本的な内容だ。
資金別貸借対照表で使える資金を見える化しておくのは、実用的。
読了日:9月16日 著者:古田土満
専業小説家の道を選んだ時から、走り続けていた著者。こ
んなにマラソン・トライアスロンに取り組んでいるとは知らなかった。
走ることで書くことのトレーニングにも繋がっている。インタビューで、
セントラルパークをジョン・アーヴィングと一緒に走ったと、後書きにさらっと
書いてるが、どんな話をしたのか、興味深い。
読了日:9月16日 著者:村上春樹
健康診断の待合室で。退勤時の大冒険。
優しいおとうさんだからこそ、独り占めできなかったんだな。
読了日:9月18日 著者:広瀬克也
表題作含む6編の短編集。暗いトーンだが、人の弱さ影の部分を物語り
土台にして、最後はどんでん返し。楽しめた。
読了日:9月19日 著者:米澤穂信
特集 トルコ新時代 欧・亜・中東への架け橋
特別リポート 米国の環境政策総決算
読了日:9月21日 著者:日本貿易振興機構(ジェトロ)
良いヤバいと悪いヤバいの両面。韓国・NAVER社の開発経緯から、
LINEいじめといった社会的背景、ネットインフラを維持する社会的責任はなど。
どれが「不都合な真実」かよくわからないが、LINE社の取材拒否もあって、
NAVER社元役員のインタビューに頼っているきらいはあるが、
新書にしては読みごたえがあった。
読了日:9月24日 著者:慎武宏,河鐘基
ちょっと強引な論が展開されてる気がするが、パーソナルスペースを
侵害されるのが電車の中というのがわかった。
読了日:9月25日 著者:渋谷昌三
戦後のプロレス界に活躍した悪役レスラー・グレート東郷を追う。
出自の謎は引っ張った割には、謎のままだった。
岩波新書で、プロレスの本が出ていたのか。しかも森達也。
読了日:9月29日 著者:森達也
恋愛・食・書評などのエッセイや対談(船戸与一、三浦しをん、
よしもとばなな等)をまとめた一冊。 「八日目の蝉」映画監督との対談が興味深い。
お星さまの歌、幽霊も神様も人間も同列に存在する小豆島etc。
読了日:10月1日 著者:角田光代
神戸・少年A事件をモチーフにした小説。現実の少年Aが手記を出して話題になったが、この小説も被害者遺族感情を刺激するだろう。
少年A、少年Aを神格化しあこがれる少女、少年Aに娘を殺された家族、
小説家の夢破れ妹家族の世話係となる姉、語る主体が変わることもあり、
世界に入りにくかった。 人間は他人の中身を知りたい存在だ、
と言われているようだった。
読了日:10月7日 著者:窪美澄
本書にもいいエピソードが盛り込まれている。
本庄病院の研修医募集面接で、24時間365日対応の看板を見てどう思うか
と問われた一止。
医療の基本、無理もリスクもあるが、病院という場所は24時間365日、
困った人がいれば手を差し伸べてくれる場所であってほしい、
その看板を見たからここで勉強したいと考えるようになった、という場面は、
3を読んだ後だからこそ、重みを感じた。
読了日:10月8日 著者:夏川草介
久しぶりで細かい所を忘れたが、桐谷道場閉鎖の危機回避に乗り出す
二人のキャラクターはそのまま。意外に政治的メッセージが濃かった。
読了日:10月10日 著者:誉田哲也
在宅での看取りに最近感心があり、手に取った。
野の花診療所で、在宅ホスピスに取り組む著者の歩み。
関わってきた患者例も豊富で、在宅でも看取りができるのだという自信を
持つに至る道程でもある。
読了日:10月11日 著者:徳永進
社内外で発生する企業リスクの過去事例を項目ごとに21例。
一種のマニュアル本。
読了日:10月12日 著者:小川真人,白井邦芳
中一の娘と土曜日の朝一に、二人でガチトークした内容をまとめた本。
本当にいい娘さんなんだろうが、妻や祖父も巻き込んで、
恋愛、死、いじめ、芸能界入り、生きる意味など真面目な真面目な話が
繰り広げられる。
親がいて子供がいるので、しっかりと向き合っている家族なのだろう。
13歳でも考えていることはしっかりと考えている。
おじいちゃん(著者の父)との話は、著者も知らないことだらけで、
家族と真面目に話するのも悪くないと思わせてくれた。
読了日:10月14日 著者:中山順司
日経WOMANに連載の49皿のエッセイ。
体に心にやさしそうなレシピ、食器の数々。
読んでてお腹が空いてきた。片口、ウグイスのレモン絞りが欲しくなった。
読了日:10月17日 著者:平松洋子
スピーチの実例集。アドバイス(駄目出し)付き。
読了日:10月17日 著者:
さらっー、と読み終わった。帯の文句ほどは共感できなかったが、
テーマの割には重たくない。この小説が人気あるということは、
会社にこき使われている人が多い、悩んでいる人が多いことの
裏返しのような気がする。
読了日:10月19日 著者:北川恵海
怪談えほんシリーズの第2期の1冊。綾辻行人&牧野千穂のコラボじゃあ、
読まずにはいられない。山全体が神様であるとか、
自然への畏敬の念を感じることができる日本人ならではの感覚を感じた。
壁を背にして読まないと、怖いよ。
読了日:10月19日 著者:綾辻行人
著者の小説を色々と読んだつもりでいたが、まだこんな小説を読んでいなかったか。
中盤から後半にかけて世界に引き込まれた。仙太郎との関係に目がいくが、
人の考え方・感じ方・世界の認知の仕方で見える世界がこんなに違うのかと
何度かひっくり返された。
読了日:10月20日 著者:角田光代
ブログの書籍化とのこと。下ネタオンパレードだが、真面目に一生懸命
書いてる所が素晴らしい。「夢をかなえるゾウ」のガネーシャって、
著者そのものだな。
読了日:10月22日 著者:水野敬也
「読書」を極める! 闘う書店、使い倒せる図書館の歩き方
逆風のインドネシア
読了日:10月24日 著者:
「智恵子抄」の成り立ち、背景等。
戯曲「聖ジャンヌ」を見た後で「夜の二人」を書いたとは、面白い。
読了日:10月24日 著者:大島裕子
シリーズ3冊目。こうなると「にょ」がどこまで続くかも気になる。
グリーンピースを巡るパラレルワールド気味の妄想がお気に入り。
読了日:10月25日 著者:穂村弘,フジモトマサル
お二人とも、あの世(があれば)でまた伴侶に会いたい、
と言っているのが印象的。残された方は、色々と考えてしまうものだろうが、
仕事のために夫の最後の時間に寄り添わなかったことを津村さんは
かなり悔いている。夫婦共に作家ということは、難しい関係なのかと思う箇所だった。
読了日:10月27日 著者:加賀乙彦,津村節子
桜の凱歌。エディー・ジャパンW杯戦記
1次リーグ全4戦 完全詳報
読んでても、ちょっと泣けてくる。
読了日:10月27日 著者:
想像力、妄想力をかきたてられる句の数々。
「ハロウィンをなぜ楽しまないんだみたいな顔」
「位牌の重さを確かめてみた」
「名前が付いていても良さそうな岩がある」
読了日:10月31日 著者:せきしろ,又吉直樹
先天性四肢欠損症で生まれてきた著者が、高校のチアリーディング部に
入部申し込みに行った時に、あなたの良い所を聞かれた所、「笑顔と元気」。
チアリーダーの基本を備えており、即入部OKの場面が印象的。
顧問の先生・家族・友人と人にも恵まれている。
読了日:11月1日 著者:佐野有美
初版1981年。
・上手な有利な弁護士の探し方・頼み方
・弁護士の仕事内容とその費用
・事件を依頼するときの要点
・急所 ・裁判をする前の準備と心得
・訴訟の進行中の依頼者の心得
・示談屋・弁護士ともめた時の対策
費用がどのくらいかかるのかが、一番気になる所。
弁護士事務所へ飛び込みは避けた方が良いとの記述、役場でも無料相談をやっているので、
まずそういった相談を使う人が多いのでは。
読了日:11月4日 著者:
5冊の歌集から394句を集めた自歌選集。
読んだことがあるのは「サラダ記念日」「チョコレート革命」だけだったかな。
恋愛の他、官能的な歌も詠んでいる。先生だったことも思い出した。
会うまでの時間たっぷり浴びたくて各駅停車で新宿に行く
見送りてのちにふと見る歯磨きのチューブのへこみ今朝新しき
読了日:11月7日 著者:俵万智
「すばる」連載の俳句レッスンをまとめた一冊。
定型俳句は初心者の又吉だが、感覚が俳句向き、勘所は掴んでいると
見えて上達が早い。季語には、細かい大量の情報が含まれているので、
気持ちを込めることができるし、季重なりを避けたり、
季語を説明するような文字の無駄遣いが無くすことができる。
歳時記を持ち歩いて、季語を取り入れたいな。句会のメンツが豪華で楽しそうだった。
読了日:11月8日 著者:又吉直樹,堀本裕樹
インパクトある題名とのギャップが大きいが、青春小説であり、
「好き」を言わない恋愛小説だった。こんな高校生、いないだろうなあと思いながらも、世界観に引き込まれて一気読み。二人がお互いを評価する視点が素敵だった。
読了日:11月9日 著者:住野よる
猫 LOVEに溢れるエッセイ。BCとしては、こんなに溺愛するものかという感想。
読了日:11月13日 著者:角田光代
箱根駅伝直前に出場チームである神奈川大学女子マネージャーが誘拐され、
放送も犯人側に利用され危うい状態。駅伝シーンと犯人とのやり取りが
同時進行する。ミステリーとしては、色々と物足りなさがあるが、
駅伝シーンは楽しんだ。「風が強く吹いている」同様、
現実的にはどうかと思いながらも、箱根駅伝が好きな自分を再認識。
読了日:11月17日 著者:安東能明
ルメートル最新作。「その女アレックス」のような世界が、
いつ来るか、いつ来るかと待っているうちに終わった。
著者初の文芸作品だったのか。下巻へ。
読了日:11月19日 著者:ピエールルメートル,PierreLemaitre
戦没者追悼を利用した詐欺を企てるエドゥワールとアルベール。
文芸作品とながらも展開に引き込まれる。主人公の二人だけでなく、
周りの登場人物の造形・心理描写が秀逸。
この終末にしか、なりようがなかったのだろうと感覚に陥った。
読了日:11月21日 著者:ピエールルメートル,PierreLemaitre
美しい写真と谷川俊太郎の詩で綴られる。
正に朝に読むと、いい日を迎えることができそうだ。
読了日:11月21日 著者:谷川俊太郎,吉村和敏
絵本ナビで、大人の絵本で紹介されていて手に取ったが、本当にその通り。
今この瞬間にも、世界のどこかでいろんな事が起きているんだ。
読了日:11月21日 著者:長谷川義史
原色の蝶々がいろんな所に。探すのが楽しそう。
文章は江國香織。
読了日:11月21日 著者:江國香織
おじいちゃんと男の子の強い関係に、淡い色使いの絵がぴったり。
男の子はこうやって大人になっていくんだろう。だいじょうぶだいじょうぶ、
温かい言葉だ。
読了日:11月21日 著者:いとうひろし
絵が素晴らしい。一人で暮らすベルナルさんの帽子が、鳥たちの素敵な棲みかに。
読了日:11月21日 著者:いまいあやの
表紙からは想像できない展開だ。SFというかホラーというかシュールというか。
読了日:11月21日 著者:川端誠
おもちゃの飛行機コスモスと犬のぬいぐるみヴォギーの冒険飛行のお話。
読了日:11月21日 著者:市川里美
ある街の12人(人じゃないのもいるけど)の一日暮らしをこんな形で楽しめるとは。
繰り返し、繰り返し読み返すことができるだろう。ライオンを見つめる子供、
公園の銅像などなど。
読了日:11月21日 著者:杉田比呂美
とってもシュールだが、働くお父さんの悲哀みたいなものも感じた。
がんばれケチャップマン。
読了日:11月21日 著者:鈴木のりたけ
小川洋子が子供の頃に考えた物語とのこと。
モノに命を感じる日本人ぽい絵本。
読了日:11月21日 著者:小川洋子
右ページ一面に塗られた色を基に、左ページに詩が書かれている。
色からも詩からも暖かさを感じる一冊。今年のプレゼントの一冊に決めた。
読了日:11月21日 著者:野呂昶,とだこうしろう
映画の原作本、断然こちらの方が面白かったし、2時間では短く
伝わらなかったことがよくわかった。認知症も異文化と感じたり、
基本的にはユーモアあふれるトーンだが、迷子とか手術など
つらい局面もあっただろう。でもベトナムではあるが、
おばあちゃんにとって娘との生活はようやくつかんだ自由だったのだろう。
雪が降らないことやバナナが安いことに感心するのが微笑ましい。
あのでこぼこ歩道、バイクだらけの道を渡って遠くまでよく散歩したなあ。
読了日:11月21日 著者:小松みゆき
[特集] メガFTA新時代 世界通商にパラダイムシフト
[特別リポート]コロンビア 中南米第三の市場の魅力
ポストブラジル・メキシコ コロンビア市場の潜在力
読了日:11月26日 著者:
食を中心においた紀行記、なのだが、11編の旅がどれも激しすぎる。
ゴールデントライアングルの村、標高4000メートルのお寺、
気温50度の中をカラチから2000km陸路移動!
しかし、押さえの利いた文章でさらっと表現されており、
何でもない旅に感じられる。食べることが好きなのが、
本文のそこかしこから、ビシビシと伝わってくる。
「食」そのものがもたらす癒しと温もり、「食」を介しての地元の人々との
繋がりも伝わってくる一冊だった。
この本を読んで、(激しくなくていいので)旅に出ようとする人が増えるといいなあ。
読了日:11月29日 著者:篠藤ゆり
ここがおかしい!日本の鉄道 ようやく飛んだ MRJの未来
読了日:12月3日 著者:
300年続く奈良の老舗13代目社長が著者。
中小企業のブランディング、商品・店舗デザインについて。
無駄な表現を省き、淡々と語っている。
読了日:12月3日 著者:中川淳
著者の小説は初めて。どんなテーマも消化する雑食性を身につけた、
とは解説の島田雅彦の言葉だが、とんだゲテモノを食べさせられた感じだったが、
味は悪くない。SM小説だが、その向こうに透ける生と言うものを強く意識する。
SMに嵌まっている訳ではなく、悪徳証券マンとして老人を騙したこともないだろうが、
実感がこもっている描写力も優れているんだろう。
読了日:12月6日 著者:羽田圭介
著者の作品は初読。題名に魅かれて手に取った。
鋏を手に旅する理髪師ホクトのオムニバス、題名からはこんなファンタジーとは
想像していなかった。主人公だったり、どこかにチラリと登場するホクト。
床屋は人が集まる場所だが、その場を持たずに自分が動くことで人との
つながりを紡いでいく。「七つの鋏」「ローストチキン・ダイヤリー」がお気に入り。
読了日:12月11日 著者:吉田篤弘
浅田真央スマイルアゲイン 独占インタビュー
宇野昌磨 ロイヤルズ30年ぶりの世界一
読了日:12月12日 著者:
北村薫「太宰治の辞書」を読み、京都納涼古本市で見つけて購入。
太宰治の奥さんが著者。時代を問わず奥さんの不満は同じような物だな。
疎開先を他人に決められること、故郷のご飯が一番等々。
太宰が北津軽出身で、気候風土・言葉が小説に反映しているとの考察があったり、
正に太宰治が一人の人間として立体的に浮き上がる良書だった。
読了日:12月16日 著者:津島美知子
これくらいの子供を置いて、海外単身赴任しているお父さんが読むと
泣けるだろうなあ。地球の裏側で落ちないでね、というセリフがいい。
読了日:12月19日 著者:長谷川義史
特集 日本ラグビー新世紀 桜の未来。All for 2019 JAPAN
「フィギュアNHK杯インタビュー」浅田真央/羽生結弦
読了日:12月19日 著者:
読書風景のイラストがありきの小説集。掌編ごときストーリー、視点がユニークだ。死亡欄で読んだ「待ち人」、待つのも悪くなかったよな、ってそうかもしれない。
読了日:12月20日 著者:吉田篤弘
旅の中で、料理・インテリア・人々の暮らしぶりに触れ、
日常生活への取り込んではというお誘いを感じる。
他人の「好き」に出会い、自分の「好き」を見つけ、 好きを活性化させるのが、
著者にとっての旅。 ワインを持ち寄る「ワイン・テイスティング・パーティー」が楽しそう。
読了日:12月24日 著者:津田晴美
2016年絶対に見逃せない美術展 どこよりも早く、詳しい2016年美術展案内
読了日:12月27日 著者:
短編小説と写真のコラボレーションが、興味深かった。
小説だけでは刺激されない部分を突かれた感じ。
夜を拾う物語「黒砂糖」がお気に入り。
読了日:12月29日 著者:吉田篤弘,坂本真典
表題作含む7編の短編集。不思議な、ユニークな、キャラが濃い登場人物が
多い物語が多かった。期待以上に楽しんだ。
「シンガポールでタクシーを拾うのは難しい」が、一番好きだな。
読了日:12月31日 著者:中島京子
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