2016/05/14

東京で


予定していなかった美術展も鑑賞し、満足の東京行き。

もう一つ、ハノイでお世話になった方の自宅にお邪魔した。
10年以上お会いしてなかった。

病気をした後で顔を見せておらず、こちらは通常生活に戻っていたが、
本当に元気になったのか、と心配して頂いていて、在り難いやら申し訳ないやら。

美味しい食事もご馳走になり、今年のGWを満喫したのだった。


銀座でお茶も




2016/05/11

海外で初めて食べたもの 金沢ゴールドカレー@バンコク


海外で初めて食べたもの、と言うものがある。

ベトナムで食べた蛇とか犬とかアルマジロ、という話ではなく、
日本で食べられるが、お初が海外だったとうものだ。

納豆(単なる食わず嫌いだったが)、チーズフォンデュの他、
徳島ラーメンに丸亀・寺岡商店の餃子といった地方グルメなんてのも出てきた。
http://hynkapi.blogspot.jp/2015/12/emquatierbangkok.html

そして、そのリストにまた一つ書き加えられた。


金沢ゴールドカレー @スクンビット ソイ 39
 金沢の地方グルメである金沢カレーのお店、金沢ゴールドカレーは
バンコクに2店舗あるようだ。


豚バラカレー Mサイズ サラダセット 250Bを注文。


ご飯を全て覆うように黒っぽいルーが掛かり、キャベツの千切りがトッピングされてる。

豚バラの甘さがカレーの絡みとぴったりの一品だった。

2016/05/10

マグナム・ファースト日本展 - Face of Time - @ヒルサイドフォーラム

GW展覧会巡りの悼尾を飾るのは、写真展。
代官山にも初めて足を踏み入れた。

マグナム・ファースト 日本展

ヒルサイドフォーラム
 写真家集団 マグナムの初の写真展 「Face of Time―時の顔」
1955年6月~1956年2月 世界5都市を回った写真展の写真が、2006年に再発見され、
オリジナルプリントの写真展が日本でも開催となった。

マグナム・フォト 写真家8人は下記。
ワーナー・ビショフ
ロバート・キャパ
アンリ・カルティエ=ブレッソン
エルンスト・ハース
エリック・レッシング
ジャン・マルキ
インゲ・モラス
マルク・リブー


キャパ「村祭り」など3点


アンリ・カルティエ=ブレッソン ガンジーの写真は、その時代を切り取っている熱を感じ、
もっとも印象に残った。


鑑賞後は、隣にある蔦谷代官山店も初訪問。

東京満喫のGWとなった。

2016/05/09

広重ビビッド@サントリー美術館


見に行く予定ではなかったが、初摺の作品が鑑賞できるとあって、
東京ミッドタウン サントリー美術館へ足を運んだ。

原安三郎コレクション 広重ビビッド 
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_2/

日本化薬株式会社の元会長 原安三郎氏のコレクション、
安藤広重の「六十余州名所図会」・「名所江戸百景」を中心に展示。

いやー、色彩鮮やか、今まで見ていた浮世絵は何だったんだろう、
思ってしまうくらい。

しかし、色の鮮やかさだけではなく、「ぼかし」といった摺り師の技を実感。

版木の木目を水の流れに利用した作品もあり、絵師・彫り師・摺り師 浮世絵が
三位一体のものであることが改めてわからせてもらった。

描かれた場所と現在の場所を並べた解説もわかりやすい。

見に行って良かった。

残念なのは、「名所江戸百景」が前期・後期で展示換えがあったこと。
後期の作品も見てみたい・・・


2016/05/08

クイッティオ@RUNG RUEANG


スクンビットのクイッティオ屋で昼ごはん。

一杯目は、バミーヘン(汁なし黄色麺)

THB 50 (約150円)
辛くても大丈夫かと問われ、OKと答え、更に唐辛子をふり掛けて食べたら、
思ったより辛かった・・・

豚ひき肉が効いている。

2杯目は、汁あり クイッティオ センレックを。




こちらも50バーツ、氷と合わせて、合計102バーツの昼ごはんだった。


2016/05/07

ルノワール展@国立新美術館


日付変わり、4月30日に国立新美術館で開催中の「ルノワール展」を訪れた。



乃木坂駅から直結の国立新美術館

京都でもルノワール展を開催中だが、初来日のこれを見ておきたかった。


ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会
当時のパリで人気を博したダンスホール、ムーラン・ド・ラ・ギャレットに集う人々。

お金持ちの社交場、ではなくて一般の庶民たちの楽しみの場であったダンスホールの
舞踏会を描いた作品だ。
パリっ子の日常、仕事から離れたハレの場としての賑やかさ、浮き浮き感が伝わってくる。


同じ展示室内の反対側には、45年ぶりに揃って来日した「田舎のダンス」「都会のダンス」。

展示スペースの大切さを実感する空間。

いつまでも身を置いておきたい、置いておける空間に浸ることしきりwww
良かったー


2016/05/06

生誕300年記念 若冲展@東京都美術館


カラヴァッジョ展鑑賞後に、今回の大本命である若冲展へ突撃。

突撃とは大げさではなく、「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅が一堂に会す
又とない機会で、しかも会期は1ヶ月しかない!

混雑は必死、しかしこれを逃すと生きている間に33幅全てを見ることはないだろうと
GWだったが突撃したのだった。

行列はしていたが、30分待ちと割合早くに入場することができた。



釈迦三尊像

展示室は3階に別れており、1Fのワンフロアを使って動植綵絵30幅を展示。

正にこの部屋は極楽浄土のようだった。


動植綵絵 紅葉小禽図
紅葉の色合いが深く引き込まれた・・・

裏彩色といった技法を用いて、同じ絵をもう一枚描くような手間も掛け、
1枚1枚、一筆一筆丹念に書き上げただろう、その想いが押し寄せて来て、
受けとめるので精一杯になった。

83年ぶりに発見された「孔雀鳳凰図」、プライスコレクションなど、見所も満載、
一月限りの楽園とはその通りだ。




2016/05/05

カラヴァッジョ展@国立西洋美術館


今年のGWは展覧会三昧。

上野駅近くのホテルに宿泊し、見るつもりのなかった美術展もいろいろと鑑賞できた。

その一つ、国立西洋美術館で6月12日まで開催中の「カラヴァッジョ展」。



カラヴァッジョの作品が少ないなあと思ったが、公式HPによると、
残存している真筆が60点強なのだそうだ。

そして、経歴がユニーク、というか、喧嘩っ早く、銃刀の不法所持の書類も展示されてた・・・
何より殺人を犯し逃亡中に描いたという「法悦のマグダラのマリア」が世界初公開。

こっ、怖い・・・、というのが正直な感想。
恍惚な表情、白目も剥いているし、どこかへトリップしてしまっている。

「エマオの晩餐」がお気に入りの一作。
フェルメールとは違うが、闇の中の「光」の使い方が印象的だった。


2016/05/02

2016年4月の映画


4月の鑑賞メーター
観たビデオの数:2本
観た鑑賞時間:226分

ペコロスの母に会いに行く 通常版 [DVD]ペコロスの母に会いに行く 通常版 [DVD]
BS録画。原作は未読。四コマ漫画の映像化って難しいだろうなあ。
痴ほう症患者が住む世界と現実の世界を行ったり来たり。
これが痴ほう症患者とのギャップなんだろうと感じた。
鑑賞日:04月10日 監督:森﨑東


あん DVD スタンダード・エディションあん DVD スタンダード・エディション
ホーチミン→ソウル機内にて。和菓子の映画としか思ってなかったので、
ハンセン病がテーマと知ってびっくり。怒りとか絶望とか理不尽さが静かに
流れ込んできて、でも生きていく・生きていいんだと伝わってくる。
樹木希林の演技が素晴らしかった。

鑑賞日:04月02日 監督:河瀨直美

鑑賞メーター

2016/05/01

2016年4月の読書


2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2876ページ
ナイス数:194ナイス

老人喰い:高齢者を狙う詐欺の正体 (ちくま新書)老人喰い:高齢者を狙う詐欺の正体 (ちくま新書)感想
特殊詐欺対策に活用できるかと手に取ったが、いきなり高齢者を
狙う特殊詐欺は無くならない、とくる。
騙すために洗練された組織・持たざるものが持つ者から資産の
再配分を行っているのだというシナリオ
・ブラック企業以上の厳しい選別に勝ち残る自己肯定感・
モチベーションの高さ等々。
特殊詐欺が犯罪であるのは明らかだが、
既存社会の仕組み・社会が見習うべき点
もあると感じた。面白かった。

読了日:4月27日 著者:鈴木大介


火星の人〔新版〕(下) (ハヤカワ文庫SF)火星の人〔新版〕(下) (ハヤカワ文庫SF)感想
正に、火星でサバイバルする方法。
映画を先に見ていたので、文章だけでは想像しにくい事も
イメージ付きやすかった。

映画を先に見ても面白く読めた少ない例だ。
ログエントリーの1人称がいい。
「人間は誰でも互いに助け合うのが基本であり本能」、映画でもワトニーを
助けにいくヘルメスクルーに、
一番胸を熱くしたので、好きな文章だ。
お帰り、ワトニー。
読了日:4月25日 著者:


ひとりの体で 下ひとりの体で 下感想
80年代に入り、エイズ禍で死んでいく友人たち、ミス・フロストとのレスリング。
下巻に入っても、西加奈子が書いていたようにおぞましいこと幸福の瞬間が、
ほぼ同じ温度で描かれていく。
ビルの生い立ちは、ジョン・アーヴィングの生い立ちをなぞっていたのか。
読了日:4月23日 著者:ジョンアーヴィング





DIME(ダイム) 2016年 06 月号 [雑誌]DIME(ダイム) 2016年 06 月号 [雑誌]感想
NEO街トレ発見!格安スマホ最終結論
独占撮 嵐・松本潤 弁護士になる!
読了日:4月22日 著者:









ペコロスの母の玉手箱ペコロスの母の玉手箱感想
「ペコロスの母に会いに行く」の続編。
「~母に会いに行く」がみつえさんの人生を表す文章の読点、
本書が句点だと。
認知症のみつえさんが残っている記憶の世界に戻っている時間が
多くなってるのが、死に近づいていく感じを受ける。
幸せに浸っている時間が
長くなったということかもしれないけど。
読了日:4月16日 著者:岡野雄一


空海空海感想
小説だと思ってたが、空海を巡るノンフィクション。写真も多数。
 ・民間信仰 弘法大師 言葉には表すことが難しい宗教的身体体験が、
奇跡伝説となり伝えられた。
・人間空海は、在唐2年間に雑文を全く残さず、真面目で合理的な
実務家のイメージと。
四国八十八ヶ所巡礼が「個人が自分と言う存在を確認するための
自己覚醒の儀礼」というのはわかる気がする。
読了日:4月14日 著者:高村薫


谷川俊太郎質問箱 (Hobonichi books)谷川俊太郎質問箱 (Hobonichi books)感想
ほぼ日刊イトイ新聞の連載を基にした本。
質問に対する回答は、ユニークだけど、奇をてらった訳でもなく、
発想が豊かというか著者の懐の大きさを感じる。
 好きな女性のタイプを質問され、
「どんな女性が好みかと問われて、その答に千万言を費やすとしても、
 目の前にひとりの女性が出現してその人を好きになってしまったら、
千万言はたちまちゴミになってしまいます」 と答える谷川さんが格好いいなと思う。
読了日:4月12日 著者:谷川俊太郎

ペコロスの母に会いに行くペコロスの母に会いに行く感想
映画同様に、認知症のお母さんの住んでいる世界が違和感なく
描かれている。絵のタッチがやさしくて温かい。
読了日:4月11日 著者:岡野雄一







火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)感想
映画「オデッセイ」の原作。映画では描かれなかったサバイバルも描かれていて、結末がわかっていてもページを捲る手が止まらない。下巻へ。
読了日:4月11日 著者:アンディ・ウィアー








会社は頭から腐る 企業再生の修羅場からの提言 (PHP文庫)会社は頭から腐る 企業再生の修羅場からの提言 (PHP文庫)感想
著者は産業再生機構で企業再生の陣頭指揮を執った。
日本の社会構造、会社構造は、人口増加と均質なマス市場を
前提にしていたが、30年以上前に崩れている。
しかし、リーダーにふさわしい経験を積んでいる人間が出世しておらず、
現場は一流・経営は三流というのが日本の企業。
「リーダーは、情と理、人間的要素と算数的と要素の中で、
のたうち回っていくことになる。半永久的に矛盾がある構造の中で、苦しみ、
もがきながら、自分の柱をつくっていくのだ」との言葉が重たい。
国、会社のリーダーを如何に作っていくか、残された時間は長くはない。
読了日:4月9日 著者:冨山和彦


へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々感想
博多の「宅老所よりあい」を立ち上げ、運営する人々がハチャメチャというか、
とにかくやるんだという感が半端ない。
自分達のいたい場所を、死ぬ場所を自分達で
作る。数百万・数千万円の資金集めを、
不可能と諦めず動いて動く。
ただただ凄いの一言。
雑誌「ヨレヨレ」も読もう。
読了日:4月3日 著者:鹿子裕文


日本はASEANとどう付き合うか: 米中攻防時代の新戦略日本はASEANとどう付き合うか: 米中攻防時代の新戦略感想
AECがスタートするも、経済格差あり、宗教が違う、
歴史が違う国々の集まりASEAN。
成り立ち、
日本との歴史的・経済的繋がりなどに言及し、中国と対抗する中で
ASEANとの協働を説く。
読了日:4月2日 著者:千野境子




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