2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3373ページ
ナイス数:154ナイス
それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)の感想
三部作の一作だったのか。
路面電車が走る街のサンドイッチ店「トロウ」、「月舟シネマ」、
やさしい人々が交差する。
通勤じゃない電車で読みたい小説、だった。
読了日:5月29日 著者:吉田篤弘
今様 京都の値段 (京都しあわせ倶楽部)の感想
「鴨川食堂」の著者が、京料理・土産物・風景を値段をキーに紹介する。
新書で写真入り、一つ一つが2-3ページで紹介され、
京都旅行のお供にぴったり。
読了日:5月29日 著者:柏井壽
ランニング思考──本州縦断マラソン1648kmを走って学んだことの感想
企業家の著者が、過酷なマラソンを通じた「自己との対話」。
恵まれない現状を嘆くのではなくどう生きるか、
人は支えられてることなど気づきがたくさん。
「やるべきことを、倦まず弛まずやり続ける」
「ただ溌剌とした活動によってのみ、不愉快なことは克服される」
「99.9%の起業家は、世の中から何かを受け取ってばかりだ。
チャレンジをさせてもらえるのは、今すぐ世の中で必要と
されている仕事をやっている大勢の人々がいるお蔭」
読了日:5月27日 著者:慎泰俊
芸術新潮 2016年 05 月号の感想
特集 若冲 水墨ニューウェイヴ
短期集中小説連載スタート 原田マハ「デトロイト美術館の奇跡」
読了日:5月26日 著者:
「めんどくさい」をやめました。――さあ、言葉も片づけてみようか!の感想
言葉が身体を表す、思想・考え方が言葉となって現れる。
自分をわかって欲しいとアピールする言葉、言い訳を作る言葉、
愚痴と願望と決意、など。
「言葉」に対する考えは近い物を感じた。
読了日:5月25日 著者:やましたひでこ
ぼけてもいいよ―「第2宅老所よりあい」からの感想
「へろへろ」を読んで購入。福岡・宅老所よりあい代表の著者が、
「第2宅老所よりあい」の老人たちの日常を基に描いたエッセイ。
『僕たちの仕事は解決することではなく、解決しないことに
つきあうことかもしれない』
『20代が中心の若い職員集団である僕たちが、
彼女の哀しみを簡単に理解してはいけないのだ。
(中略)受容なんかできません。』
『スピードや効率が重視される世界と対局にある老いが
急すぎる社会にストップをかけてくれる。』
言葉だけでなく、人を、老いを中心に置いた著者だからこそ言える言葉が散りばめられている。
読了日:5月25日 著者:村瀬孝生
男はなぜこんなに苦しいのか (朝日新書)の感想
全国初の女性クリニックを開設した著者が、
男性のストレス危機について書いた本。
終身雇用制の崩壊・人事評価制度の変更・年下上司
・営業手法の転換・家族とのコミュニケーション不全等の
アイデンティティークライシスは、前から言われている気も。
「4つの支援」 直接支援、情報支援、共感支援、援助への期待
男性は直接支援しか支援と思わない傾向がある、覚えておこう。
読了日:5月22日 著者:海原純子
幽霊を捕まえようとした科学者たち (文春文庫)の感想
19世紀半ば、ノーベル賞科学者2人を中心に幽霊の存在を
証明しようとした SPR(心霊研究協会)のストーリー。
科学が発展していく時代背景も影響しただろう。
現象を証明していく話かと思っていたが、科学者達の取り組みに主眼が
置かれていた。それだけに登場人物も多く、時代順に描かれたこともあって
読むのに時間がかかった。 アナフィラキシーショックを発見して
ノーベル生理学賞を受賞した科学者が、「エクトプラズム」という言葉を
作ったとか、メインテーマとは違う所で感心。
読了日:5月19日 著者:デボラブラム
これからのリーダーに贈る17の言葉の感想
著者の人生からすると、リーダーは生き方によって磨かれる
という言葉が重たい。 「上を見て生きろ、下を見て暮らせ」 志に従って生きる、
目の前の仕事で一つひとつ結果を出すことで足下を固めていく。
読了日:5月18日 著者:佐々木常夫
空港にて (文春文庫)の感想
バンコク→関空の道中で読了。
脳の中を覗いて、思考の過程を疑似体験するとこうなるかも。
海外へ行くというテーマなので、逆ルートで読んだ方が良かったか。
読了日:5月10日 著者:村上龍
下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)の感想
生活保護基準相当で暮らす高齢者、およびその恐れがある高齢者、
という定義。年金制度の公的制度疲労、親子・近所間の支えあい関係の
崩壊、生活保護利用の心理的バリアなど、個人の問題ではなく、
国や社会が生み出すものと説く。
老人か子育て世代かという二分論ではなく、互いに影響しあう問題だ
という点は、もっと考えたい。
読了日:5月8日 著者:藤田孝典
島へ免許を取りに行く (集英社文庫)の感想
東京での人間関係に問題発生し、40歳を超えてから合宿で免許取得に
向かった先は、長崎県五島列島だった。
免許取得の過程を描いているが、癒しの物語・家族の物語・学びの物語に
なっているのだった。
読了日:5月7日 著者:星野博美
週刊東洋経済 2016年4/16号 [ザ・商社]の感想
ザ・商社 資源安で大波乱 次の一手
鴻海劇場、始まる!
読了日:5月6日 著者:
Wedge (ウェッジ) 2016年5月号の感想
女はつらいよ 待機児童だけじゃない
12倍の難民にすくむEU エーゲ海に「監獄島」
読了日:5月2日 著者:Wedge編集部
アスペルガーだからこそ私は私―発達障害の娘と定型発達の母の気づきの日々の感想
23歳でアスペルガー症候群と診断を受けた著者と母親からの視点で構成。
「そば」と「近く」の違い、わからないから説明してと言われると
定型発達者は言い直してしまうが、それが余計にわからなくなるなど、
気付かせてもらった。
読了日:5月2日 著者:白崎やよい,白崎花代
フードバンクという挑戦――貧困と飽食のあいだで (岩波現代文庫)の感想
フードバンク誕生から、日本でのフードバンクの挑戦
(2008年までが中心)について。
欧米とのボランティアに対する考え方の違い、寄付文化が根付いていないなど、日本ならではの課題も浮き彫りに。
読了日:5月1日 著者:大原悦子
読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3373ページ
ナイス数:154ナイス
三部作の一作だったのか。
路面電車が走る街のサンドイッチ店「トロウ」、「月舟シネマ」、
やさしい人々が交差する。
通勤じゃない電車で読みたい小説、だった。
読了日:5月29日 著者:吉田篤弘
「鴨川食堂」の著者が、京料理・土産物・風景を値段をキーに紹介する。
新書で写真入り、一つ一つが2-3ページで紹介され、
京都旅行のお供にぴったり。
読了日:5月29日 著者:柏井壽
企業家の著者が、過酷なマラソンを通じた「自己との対話」。
恵まれない現状を嘆くのではなくどう生きるか、
人は支えられてることなど気づきがたくさん。
「やるべきことを、倦まず弛まずやり続ける」
「ただ溌剌とした活動によってのみ、不愉快なことは克服される」
「99.9%の起業家は、世の中から何かを受け取ってばかりだ。
チャレンジをさせてもらえるのは、今すぐ世の中で必要と
されている仕事をやっている大勢の人々がいるお蔭」
読了日:5月27日 著者:慎泰俊
特集 若冲 水墨ニューウェイヴ
短期集中小説連載スタート 原田マハ「デトロイト美術館の奇跡」
読了日:5月26日 著者:
言葉が身体を表す、思想・考え方が言葉となって現れる。
自分をわかって欲しいとアピールする言葉、言い訳を作る言葉、
愚痴と願望と決意、など。
「言葉」に対する考えは近い物を感じた。
読了日:5月25日 著者:やましたひでこ
「へろへろ」を読んで購入。福岡・宅老所よりあい代表の著者が、
「第2宅老所よりあい」の老人たちの日常を基に描いたエッセイ。
『僕たちの仕事は解決することではなく、解決しないことに
つきあうことかもしれない』
『20代が中心の若い職員集団である僕たちが、
彼女の哀しみを簡単に理解してはいけないのだ。
(中略)受容なんかできません。』
『スピードや効率が重視される世界と対局にある老いが
急すぎる社会にストップをかけてくれる。』
言葉だけでなく、人を、老いを中心に置いた著者だからこそ言える言葉が散りばめられている。
読了日:5月25日 著者:村瀬孝生
全国初の女性クリニックを開設した著者が、
男性のストレス危機について書いた本。
終身雇用制の崩壊・人事評価制度の変更・年下上司
・営業手法の転換・家族とのコミュニケーション不全等の
アイデンティティークライシスは、前から言われている気も。
「4つの支援」 直接支援、情報支援、共感支援、援助への期待
男性は直接支援しか支援と思わない傾向がある、覚えておこう。
読了日:5月22日 著者:海原純子
19世紀半ば、ノーベル賞科学者2人を中心に幽霊の存在を
証明しようとした SPR(心霊研究協会)のストーリー。
科学が発展していく時代背景も影響しただろう。
現象を証明していく話かと思っていたが、科学者達の取り組みに主眼が
置かれていた。それだけに登場人物も多く、時代順に描かれたこともあって
読むのに時間がかかった。 アナフィラキシーショックを発見して
ノーベル生理学賞を受賞した科学者が、「エクトプラズム」という言葉を
作ったとか、メインテーマとは違う所で感心。
読了日:5月19日 著者:デボラブラム
著者の人生からすると、リーダーは生き方によって磨かれる
という言葉が重たい。 「上を見て生きろ、下を見て暮らせ」 志に従って生きる、
目の前の仕事で一つひとつ結果を出すことで足下を固めていく。
読了日:5月18日 著者:佐々木常夫
バンコク→関空の道中で読了。
脳の中を覗いて、思考の過程を疑似体験するとこうなるかも。
海外へ行くというテーマなので、逆ルートで読んだ方が良かったか。
読了日:5月10日 著者:村上龍
生活保護基準相当で暮らす高齢者、およびその恐れがある高齢者、
という定義。年金制度の公的制度疲労、親子・近所間の支えあい関係の
崩壊、生活保護利用の心理的バリアなど、個人の問題ではなく、
国や社会が生み出すものと説く。
老人か子育て世代かという二分論ではなく、互いに影響しあう問題だ
という点は、もっと考えたい。
読了日:5月8日 著者:藤田孝典
東京での人間関係に問題発生し、40歳を超えてから合宿で免許取得に
向かった先は、長崎県五島列島だった。
免許取得の過程を描いているが、癒しの物語・家族の物語・学びの物語に
なっているのだった。
読了日:5月7日 著者:星野博美
ザ・商社 資源安で大波乱 次の一手
鴻海劇場、始まる!
読了日:5月6日 著者:
女はつらいよ 待機児童だけじゃない
12倍の難民にすくむEU エーゲ海に「監獄島」
読了日:5月2日 著者:Wedge編集部
23歳でアスペルガー症候群と診断を受けた著者と母親からの視点で構成。
「そば」と「近く」の違い、わからないから説明してと言われると
定型発達者は言い直してしまうが、それが余計にわからなくなるなど、
気付かせてもらった。
読了日:5月2日 著者:白崎やよい,白崎花代
フードバンク誕生から、日本でのフードバンクの挑戦
(2008年までが中心)について。
欧米とのボランティアに対する考え方の違い、寄付文化が根付いていないなど、日本ならではの課題も浮き彫りに。
読了日:5月1日 著者:大原悦子
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