TOUR OF JAPAN 2016  第2ステージ 京都


第19回のツアー・オブ・ジャパン(TOJ)が、2016年5月29日(日)から6月5日(日)の
計8ステージで開幕。

5月30日(月)に今回初開催となる京都ステージが京都府京田辺市と精華町のコースで
行われたので、休みを取って観戦に出かけた。

UCI ASIA TOUR のレースであるTOJ、16チーム 計94名の選手が出走。

第1ステージの堺は、個人タイムトライアルだったので、レースとしては
今ツアー初となるステージだ。

京田辺市 普賢寺ふれあいの駅から精華町 けいはんなプラザ前を1週16.8㎞を6周半、
計105㎞のコース。アップダウンが激しく、テクニカルなコースとの評判だった。

同志社大京田辺キャンパスをセレモニーランで一周した後、9時30分頃に
アクチュアルスタート。


どこで観戦しようか悩んだ結果、まずは鳥谷池付近、登りヘアピンカーブを
観戦ポイントと決めた。

バスでけいはんなプラザまで移動し、そこからは2㎞ほど徒歩で移動する。

アクチュアルスタートを切ったタイミングで到着したが、ヘアピンカーブには熱心なファンが
陣取っている。

カメラの準備し、ライブネット中継 ABEMA FRESH でレース展開をチェックしていると、
ほどなく逃げの4人がやってきた。


スタート直後から、小石佑馬(NIP)・安原大貴(MTR)・
大久保陣(BLZ)・マレキ(TST)の4人の逃げが決まる
 NIPPO ヴィーニ・ファンティーニの小石選手は、地元 京田辺市在住の選手。
NIPPOは京都ステージのホームチームでもあり、応援選手に決定!


数分遅れで、プロトンがカーブに差しかかる。



プロトンは、JAPAN NATIONAL TEAM がコントロール

大腿骨骨折からの復帰レースとなる新城選手の姿も


チームカーの隊列が格好よく、RRっぽい

とにかく、速い!!
登り坂のヘアピンであれば、少しでも長く選手を見ることができると
思ったが、これくらいの坂であればプロ選手は難なく登っていく感じ。


2周目も同じ場所で選手を待った。




ついつい新城選手を探してしまう


観戦ポイントを変えようと、少しずつゴールに使づいていくことに。

3周目、4人体制の先頭は変化なし。




ランプレ・メリダ 新城選手・カイ フェン選手の後ろ姿


田んぼもコース風景のアクセントに。
スタート前は曇り空だったが、徐々に日も差してきた。

4周目、東畑集会所付近。
トイレやABEMA FRESH 中継テレビが設置され、焼きそばやスイーツといった補給を
取ることもできた。

先頭が通過は、赤い旗の接近通知車が知らせてくれる。


タイム差を調べるボード
これもRRではお馴染みだ
この時点でこのレース最大の3分40秒差がついていた。




プロトンは、ユナイテッドヘルスケアのコントロールに

5周目。



このステージからKOM(山岳賞ポイント)が設けられ、小石選手とマレキ選手が
激しく争ったが、2回のポイントを2度1位通過したマレキ選手が山岳賞。

小石選手に取ってもらいたかったなあ。


スプリンターの大久保選手も先頭に食らいつく
KOMにも行って見たかった。
観戦ポイントが多すぎて困るよ。


プロトンはスピードを上げ、徐々に先頭との差を縮めてきた。





選手との距離が近くて、プロトンの風を感じた。

5周目の後半に先頭4人の逃げが捕まったが、カウンターの逃げが発生するなど
レースも活発化。

ゴールを見るためにフィニッシュッ地点を目指す。

平坦区間でも選手を応援




フィニッシュ地点に集まる観客達。
選手を見るスペースがあるかな。



道路を挟んでフィニッシュ地点の反対側に陣取り、選手を待つ。
チーム右京 イザガ選手の逃げが1㎞手前で捕まり、ゴール前スプリントに。

そして、ゴールに現れたのは


ランプレ・メリダ ダヴィデ・チモライ選手が優勝!

悔しがるNIPPO 窪木選手は3位


ゴール後 チモライ選手の周りに集まるランプレ・メリダ勢

本格的なロードレースを観戦したのが初めてだったが、想像以上に面白った。

登りやジェットコースターばりの下り区間あり、全てのポイントで観戦できた
わけではなかったが、観戦ポイントが豊富。

プロトンのスピード感、風を感じられるのはライブの醍醐味。
(チモライ選手の平均時速37.2㎞)

そして思った以上に観客が来ていた。公式発表 5万人!
そんなに来てたのか? 延べ人数だろうが、コース前の家の人達も椅子を出して
観戦するなど、おそらくロードレースを見たこともない人も楽しんでいたのではないだろうか。

来年度も京都ステージが開催されれば、また見に行きたい。
チョークでメッセージ書いたり、JAPAN コーナーを作りたいぞ。


最後は表彰式の写真を。


ステージ優勝 チモライ選手

個人総合 NIPPO ピエール・パオロ・デ・ネグり選手

ボーナスポイントが効いて、ポイント賞もチモライ選手

山岳賞 TST ベナム・マレキ選手


新人賞 AIW クリス・ハミルトン選手

コメント