2018/11/29

美味しいどら焼き ~ うさぎや ~ 


昼食後に、教えて頂いた和菓子屋、うさぎやへ。



上野公園から鈴本演芸場を過ぎて、更に下った所、行列ができていた。

お目当てはどら焼き。




注文してから出来上がりまでしばし待ち、名前を呼ばれてお支払い。

出来立てをその場で食べるのがお薦めとホームページにある通り、
その場でぱくついている人もいる。

ホテルに持ち帰り、夕食前のおやつにした。

柔らかいつぶあん、甘さも柔らかだった。
一度に2つ3ついけそう。

2018/11/26

興福寺 中金堂 ~ 奈良公園 百景 ~


興福寺の中金堂が再建されたので、3連休の最終日に出かけた。



大阪や京都に比べると、日本人観光客の姿が多いのは、中金堂見学のためか?
などと考えるが、堂々とした建物が目に飛び込んでくる。

本尊は、釈迦如来坐像。脇には 薬王・薬上菩薩立像、その周りを
旧南円堂に安置されていたという凛々しい四天王立像が取り囲む。

猿沢の池越しの中金堂

中金堂を出て、そのまま奈良公園へ足を運ぶ。

英語、中国語、韓国語、ベトナム語(北、南)、インドネシア語かマレーシア語か、
世界各国の言葉が飛び交うなか、鹿の中を通り抜けながら、しばしの散歩を楽しんだ。




鹿の休憩場、かな


鹿と紅葉を1枚に収めるのは難しい

2018/11/24

ルーベンス展 バロックの誕生


国立西洋美術館で10月26日から2019年1月20日まで開催中の「ルーベンス展」
を鑑賞。


宗教画自体は、キリスト教の知識がないこともあって、あまり好きではないが、
ルーベンスが来ているのであれば、せっかくなので観に行く。

ミーハー。

現在のベルギーで生まれたが、1600年から1608年にイタリアに滞在し、
古代美術やルネッサンス美術という当時の最新美術を学び、絵画に活かしたという
イタリアとの関わりを中心に紹介した展覧会だった。

人間を描くために古代彫刻を模写するだけでなく、解剖学も学んだようで、
画家を超えて科学者に近い物を感じた。

また、外国語を複数あやつり、スペイン・イギリスへ赴くなど外交官の一面も持ち合わせていたという事も初めて知った。

常設展も鑑賞。

2008年以来のハンマースホイとの再会を果たす。



2020年に再度ハンマースホイ展が開催されるというチラシも発見。

次の上野詣では2020年かな。

2018/11/22

和食・日本食 上野の杜 韻松亭 


朝一の新幹線で東京へ移動。
ハノイで(特に妻が)お世話になったとの昼食に、上野公園に向かった。

豆腐料理などが食べられるようだが、上野公園にそんなお店があったのか。

韻松亭
http://www.innsyoutei.jp/ 



五條天神社、精養軒の間に行列ができていると思いきや、そこが韻松亭だった。
11時30分に行くと既に4組ほどが並んでいる。

同行の方が早めに来て、名前を書いてもらっていたので、この人数で済んだが、
そうでなければもっと並んだだろう。

創業明治8年、140年の歴史を持つ。
花籠膳 月(¥2,600)を頂く。


よせ豆富、生湯波、生麩田楽といった豆腐料理に、茶碗蒸し 焼き物の魚まで
様々な食材を楽しむことができる。

豆ごはんの塩加減が絶妙で、御代りしてしまった。

海外からの観光客も食事していた。
会席料理の間が苦手な外国人でも、楽しめそう。

2018/11/20

上野堪能 ~ 美術展巡り ~

先週の土日は東京旅行。

お目当ては、最大9点が来日するフェルメール展を見に行くこと。
一部屋に集められた「フェルメールルーム」が楽しみだ。



日時指定入場制チケットという初めて経験。
ムンク展、ルーベンス展も上野恩賜公園の美術館で開催されるという、
どうなってるんだ 上野!? というこのタイミングを狙っての
上京とした。




当初の予定から変更もあり、日曜日には時間が余ったので、これまた上野、
国立博物館で開催中のデュシャン展にも足を運び、全4美術展を巡る旅となった。

ほぼ上野に居っぱなし、豪華すぎるぞ上野。

2018/11/01

2018年10月の読書




10月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:3383
ナイス数:180

二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
2012年このミス 海外小説部門1位。
死刑囚である連続殺人鬼の告白本執筆の依頼を受けた冴えない中年作家が、
巻き込まれる事件。
ミステリーも去ることながら、作家である主人公が小説に対する静かな情熱に
満ちた作品であったことに心動かされた。
「ぼくの描き出す世界が(ほぼ)何物でもないこと、単なる虚構の世界であることは潔く認めよう。そのうえでぼくは作家を続ける。どんなに素寒貧でも孤独でも、
どんなに自暴自棄になっても、落ちぶれても、どんな辛酸を舐めても、
たとえ神経症を患っても、これからも小説を書き続ける。」
読了日:10月31日 著者:デイヴィッド・ゴードン


これからはじめる在宅勤務制度これからはじめる在宅勤務制度感想
在宅勤務制度導入の目的化を明確にし、対象者決定・研修・試行と
問題点修正という導入プロセスから。
労務管理・情報漏えい対策のポイントも押さえつつ、
具体的な就業規則案・申請書・許可証テンプレート掲載。
実務上で必要な基礎編。
読了日:10月25日 著者:毎熊典子


ショパン・コンクール - 最高峰の舞台を読み解く (中公新書)ショパン・コンクール - 最高峰の舞台を読み解く (中公新書)感想
5年に一度開催されるショパン・コンクール 2015年の大会をレポート。
本書を書くきっかけとなった2010年大会、有力なコンテスタントが予備予選で落選したことを、審査員がクレームしてそれが通ったというのは凄い話だ。
読了日:10月25日 著者:青柳 いづみこ


超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト感想
既存の経験・知識が急速にコモディティ化する時代を迎え、どう生きるかの指針。
自分にとって心地よい・「報酬」が何であるかは、知っておくべきだ。
射幸心としての「ギャンブル的な報酬」、収集欲としての「コレクション的な報酬」、
より体感的な「心地よさの報酬」、あらゆるものを「ググればわかる」というレベル
の状態で頭中に保持しておく知識の付け方が重要、
大学で習ったり、専門書を読んだことがあるが完全には覚えていないというフックが
掛かった状態を目指す。
読了日:10月24日 著者:落合 陽一


高村光太郎のフェミニズム (朝日文庫)高村光太郎のフェミニズム (朝日文庫)感想
光太郎の智恵子への思いは、単なる恋情ではなく、当時の因習を破って
生きようとする同士愛だった。
「いやなんです」の読み方が変わる論評だ。
しかし、やはり光太郎も当時の「男」であることには変わりなく、生活に関わる雑事は「女」がこなすという常識から抜け出すことができず、その無意識の振る舞いが
智恵子を苦しめ、死に追いやったという皮肉。
読了日:10月21日 著者:駒尺 喜美


夏の水の半魚人夏の水の半魚人感想
「あらゆる小説は模倣である。」で紹介された魚彦の名前のエピソードの
続きが気になって手に取った。
小学5年生の日常が淡々と描かれている。
こんな感じだったかなあと思わせる部分も多々あった。
読了日:10月21日 著者:前田 司郎


2018‐2019年版 図解わかる労働基準法2018‐2019年版 図解わかる労働基準法感想
手元に置いておいて、改定部分を確認する本。
新しい点は、無期転換ルール、46通達。
読了日:10月19日 著者:荘司 芳樹


なぜかミスをしない人の思考法 (知的生きかた文庫)なぜかミスをしない人の思考法 (知的生きかた文庫)感想
失敗学の見地から、避けられない失敗を知識化・教訓化し、
ミスをしないスキル・組織を作っていく手引き。
各章の末のまとめを読むだけでも、注意点がわかる。
読了日:10月17日 著者:中尾 政之


島の名前 日本編島の名前 日本編感想
日本全国の島の名前・由来を写真と共に紹介。
北から都道府県別になっているが、地図で場所を確認したくなる。
「水どう」で学んだ砂州・陸繋島が、ここで役に立った。
読了日:10月16日 著者:中村 庸夫


週刊ダイヤモンド 2018年 9/29 号 [雑誌] (乗り遅れるな! キャッシュレス)週刊ダイヤモンド 2018年 9/29 号 [雑誌] (乗り遅れるな! キャッシュレス)感想
最新スマホ決済ガイド 乗り遅れるな!キャッシュレス
「職場のRPA」業務ロボット入門
読了日:10月15日 著者:


大人のための絵本の本 (エンターブレインムック)大人のための絵本の本 (エンターブレインムック)感想
晴れた日に/楽しくわくわくした気分になれる絵本
つまづいた日に/悩んだとき、迷ったときに読む絵本
泣きたい日に/涙で心洗われたいときにおすすめの絵本

3つの章で大人に向けて100冊を紹介。
海外の作品はほとんど読んだことがない。
教科書でしか読んだことがなかった「スイミー」を、改めて読んでみたくなった。
読了日:10月12日 著者:


あらゆる小説は模倣である。 (幻冬舎新書)あらゆる小説は模倣である。 (幻冬舎新書)感想
小説は、大なり小なり他の小説に影響を受けて作られている。
無知・下手な模倣は論外だが、むしろコピー&ペーストの素材となるデータベースが矮小化していることを問題視。
オリジナリティ信仰の呪縛から抜けだし、旨く利用しようという主旨。
実践創作講座に例示されるネタが面白い。
読了日:10月11日 著者:清水 良典


錯覚する脳: 「おいしい」も「痛い」も幻想だった (ちくま文庫)錯覚する脳: 「おいしい」も「痛い」も幻想だった (ちくま文庫)感想
「脳はなぜ「心」を作ったのか」の続編。
自由意思のみならず、「色」「音」「痛み」「幸福」が、錯覚・幻覚・イリュージョンと呼ぶべきものとして、科学と著者の体験から哲学した本書。
この世にたまたま生を受け、意識と言うイリュージョンを感じているだけで儲けもの、
死は空に戻るだけという件など、仏教書を読んでいるかのようだった。
受動意識仮説が真実であれば、アンドロイドが意識を持つ日も遠くないかも。
読了日:10月10日 著者:前野 隆司


さよならペンギン (ほぼ日ブックス)さよならペンギン (ほぼ日ブックス)感想
海パンを買いに出かけたペンギン、中々目指すお店につかない。
ページを捲るとパラレルワールドに繋がってるかの如く、あっちこっち遠回り。
ミラクルだ。
読了日:10月05日 著者:湯村 輝彦,糸井 重里


暗い夜、星を数えて―3・11被災鉄道からの脱出暗い夜、星を数えて―3・11被災鉄道からの脱出感想
JR常磐線乗車時に東北大震災に被災、その5日間の避難生活とその後2回の
再訪時の手記。
津波・余震に命の危険を感じ、放射能におびえ、食材や住む場所を選ぶこと、
福島県で生活するということとはなど、自分の身に降りかからないとわからないことばかり。ページ数は少ないが、中身は濃い。
読了日:10月05日 著者:彩瀬 まる


提婆達多(でーばだった) (岩波文庫 緑 51-5)提婆達多(でーばだった) (岩波文庫 緑 51-5)感想
仏陀の徒弟の一人、提婆達多。仏陀に対する嫉妬、憎悪に満ちた半生、
仏陀の生き方と対照的に描かれるので、
余計に哀れさが際立つが、誰もが持っている一面を見せつけられている
気にもなる。文章が美しい。
読了日:10月04日 著者:中 勘助


中小企業のための外国人雇用マニュアル(仮)中小企業のための外国人雇用マニュアル(仮)感想
既に日本に在留している外国人を採用する場合、海外から採用する場合などに
分けて注意事項・手続きを解説。
在留カードのチェックは必須。
在留資格は28種類、職種が資格とマッチングするか等。
読了日:10月03日 著者:若松絵里

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