2018年の読書メーター
読んだ本の数:251(Audible 以外は 183冊)
読んだページ数:40132
ナイス数:2534

Audibleにて。
経営、取引先与信管理に必要な数字の基礎を30分で。
読了日:01月01日 著者:東洋経済新報社

著者は福井大学 子どものこころの発達障害研究センター教授。
強者である大人から、弱者の子供に対する不適切な関わり=マルトリーメントと呼び、
マルトリーメントが子供の脳を物理的に傷つけ、学習欲の低下・うつの原因となりえることを指摘。
読了日:01月03日 著者:友田 明美

audibleにて。
2012年の取材が主。題名が表しているが、アマゾンが日本でも書籍販売以外でも存在感を増し、出版業界だけではなく、楽天・ゾゾタウン、家電量販店らがライバル視・対策を練り始めた段階の内容。
読了日:01月05日 著者:東洋経済新報社

同族経営の長所とも言える長期的コミットメント下で、部長・課長の働きぶりが、会社の将来を左右すると説く。
投資家の短期的な理論に振り回されがちといった、ある程度の規模の会社が前提の本か。
読了日:01月07日 著者:吉村 典久

Audibleにて。
素直な心とは、従順で流されやすい人になれということではない。
物事をありのままに見つめ、本質を取らえることで正しく判断する力をもつ大事さ。素直な心があれば、人は謙虚になれ、感謝や反省ができる。失敗を他人のせいにせず、成功におごらず、自己を高め続ける。世の中に対する視野も広がる。従業員や取引先の話を聞く耳を持つようにできる。
それがひいては消費や技術の環境変化に対する感度を高め、
より良い商品やサービスに繋がる。
読了日:01月07日 著者:東洋経済新報社

ブログで社内事情を書くのはOKか、社内不倫で解雇される可能性は?など、具体的な事例を基に、実際の判例に参照しながら労働法を解説。
2008年初版、セクハラ・育児休業など色んな法律が改訂されているので、最新版があるといいなあ。
読了日:01月08日 著者:大内 伸哉

Audibleにて。
35個の40代からの成功哲学
自分に正直に生きる。
20代・30代の延長で生きない。
成功体験をつなげる。無形資産の棚卸。
壮大な計画よりも、まずは行動を起こす。
読了日:01月10日 著者:青木 仁志

臣下の政治上の議論や問答が記載されている、唐の第2代皇帝 太宗・李世民の言行録。
大切なのは、2点。
1.権限委譲したら権限は委譲された者のもの、という「権限の感覚」を持つ
2.耳の痛いことも言ってくれる部下を持ち、耳を傾ける
読了日:01月11日 著者:出口 治明

2013年1月出版、リーマンショックから回復した辺りの給与ランキングなど。
・業種別平均生涯給料
・会社別にみる生涯給料
読了日:01月12日 著者:東洋経済新報社

読了日:01月13日 著者:加川 博之

今までのわたし、これからのわたし
VOICE of 2017 - 18 浅田真央
第2特集 有馬記念ラストラン伝説
読了日:01月14日 著者:

Audibleにて。
2013年7月の出版。原発事故から2年半時点で、5つの争点を検証。
エネルギー基本政策、原発再稼働、人出不足。
読了日:01月16日 著者:東洋経済新報社

「死は平等ではない」
法医学医が遺体から貧困や老いだけではなく、
法医学解剖数格差までも読み取る。
淡々とした語り口に、遺体への敬意や仕事に対する自負を感じ取ることができる。
読了日:01月19日 著者:西尾 元

北沢タウンホールで行われた高座とインタビューがセットの落語会、「この落語家を聴け!」のインタビュー部分を書籍化。2010年代の東京落語会を引っ張る5人をチョイス。
皆それぞれに自然体だな。
5人以外の落語家も出ていたようなので、同じ落語家で2回インタビューを掲載しないで、他の落語家の話も読んでみたかった。
読了日:01月21日 著者:広瀬 和生

交通事故により、脳震盪症を患ったAI研究者の闘病記。
よく生活ができ、大学教授の仕事を担っていたなあという前半から、神経可塑性を活用した治療を受け、目覚ましい回復を見せた後半はとても同じ人の話とは思えない。
認知機能が低下するような、どんな脳障害や病気に応用が可能なのか、日本でも応用してもらい、同じようなメリットを享受できる患者が増えると良いなあ。
読了日:01月23日 著者:クラーク・エリオット

どちらも大阪が舞台の表題作と「背中の月」の2編。
表題作は、登場人物らの視点・思考が切れ目がなく続いていくような感じが、新鮮な感を受けた。寂しさと冷たさと透明感。
読了日:01月24日 著者:岸 政彦

Audibleにて。
色々とすべり気味だが、
・出来ないことを知る
・評価される場所を探す
・仲間を見つける
というのは良い点だ。
読了日:01月25日 著者:菊池 良

社員数100名~300名ぐらいまでの会社が対象。
人材確保の第一段階である、求人方法を指南。
求人内容、ハローワークの活用、応募条件整備と見直し、働き方改革まで。
読了日:01月28日 著者:糟谷 芳孝

Audibleにて。
できないというマイナスではなく、できるというプラスイメージを植え付ける=脳をだます。
「できない」も脳がだまされた状態と言える。
受験勉強以外、スポーツ・仕事などでも応用が可能だろう。
読了日:01月30日 著者:西田 一見
![BRUTUS(ブルータス) 2018年2/1号No.862[建築を楽しむ教科書 伝統建築編]](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61mnPfRkQLL._SL75_.jpg)
建築を楽しむ教科書 伝統建築編
読了日:01月30日 著者:

Audibleにて。
サイバーエージェント、ヤマトホールディングといった企業事例や、「くまモン」の生みの親・水野氏へのインタビュー、などからアイデアの出し方。ブレーンストーミングの基本も記載。
読了日:02月01日 著者:東洋経済新報社

13社の具体例を基に日本の企業が強い競争力を取り返すために、社員一人ひとりにすぐれた実践的知恵-
「実践知」を組み込むことが、現代経営者の役目と説く。
1「何が良いことなのか」という判断基準を持ち、「よい目的」をつくる能力を持つ
2ありのままの現実のなかで本質を直観する能力を持つ
3「場」をタイムリーにつくる能力を持つ
4「直観」した本質を概念化し、物語として伝える能力を持つ
5あらゆる手段を駆使し概念を実現する政治力を持つ
6実践知を埋め込み組織化する能力を持つ
読了日:02月02日 著者:野中 郁次郎,勝見 明

読み終わると、「そこ」がわかっているのに、犯人が野放しという事実に驚く。
DNA鑑定も科学的ではないし、科警の面子を守りたいだけ。
日本は、法治国家か?と言う感じだ。
死刑廃止賛成ではないけれど、こんな冤罪があるならば、考えないといけない。
読了日:02月04日 著者:清水 潔

2017年夏に3日間だけオープンした認知症の方がホールスタッフを務める「料理をまちがえる料理店」のノンフィクション。
ごはんだけでも美味しそう、食べに行きたくなる。
スタッフたちの笑顔が素敵。
認知症の人と同じ生活圏で暮らすこと、人の役に立つことの大切さを感じる。
夫を亡くして、2年間外食してなかったお客さんが来ていたのが印象的だった。
読了日:02月04日 著者:小国士朗

年金支給が、後ろ倒しになる可能性がある時代に、雇用延長・起業など、社内で磨いた「わざ」を用いた
働き方。
童門 冬二 インタビュー。
読了日:02月05日 著者:週刊東洋経済編集部

ホメオスタシスがあるが故に、変化を嫌う人間。
努力や根性ではない、変わり方理論。
頭も根拠も希望も必要ない、行動を変える。
行動を変えるための7つのスイッチ、時間、言葉、友人、モノ、環境、外見、食事をONしよう。
読了日:02月05日 著者:メンタリスト DaiGo

Audibleにて。
「全員経営」「サービスが先、利益は後」という現場の判断基準。東北大震災後の配達、「まごごろ宅配便」を生み出した原動力。
読了日:02月08日 著者:水迫 洋子

Audibleにて。
2016年4月16日号掲載時の情報、中国経済減速・資源安に苦しむ5大商社の現状と対応策、今聞くと少し古い情報。
読了日:02月10日 著者:東洋経済新報社
![週刊ダイヤモンド 2018年 2/10 号 [雑誌] (企業も個人も生死を分ける AI格差)](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51yS-%2BkaokL._SL75_.jpg)
企業も個人も生死を分ける AI格差
特集1 AIリストラが進みやすい企業ランキング240
特集2 カネボウ破綻10年 クラシエの教訓
読了日:02月12日 著者:

カラテカ 矢部太郎が住む家の大家さんとのほのぼのしたやりとりに、じわじわと心掴まれたという感じ。
大家さんとの関係が長く続くといいなあ。
読了日:02月15日 著者:矢部 太郎

才能を開花してもらった教師との再会といういい話なのかと
思いきや、心がざらついた。
読了日:02月17日 著者:辻村 深月

Audibleにて。
2015年8月8日・15日合併号。
墓じまい(改葬)、永代供養、期限付き墓、お墓に見られる変化の他、葬式にも、直葬・近親者を中心とした「家族葬」の増加、インターネットで低料金葬儀プランを打ち出す葬祭業者等を紹介。
読了日:02月18日 著者:週刊東洋経済編集部

Audleにて。
手塚治虫の雑誌・対談などからの言葉集。
病床の最後の言葉、「頼むから仕事させてくれ」が強烈に印象に残った。
読了日:02月18日 著者:手塚 治虫

Audibleにて。
どこかで聞いたことがある予想も。
「エコノミスト誌」の2050年予想と
どちらが早く出てるんだろうか。
読了日:02月20日 著者:週刊東洋経済編集部

キューバの夏休み。単純な旅行記ではなかった。意外に熱い。題名はこれで良かったのか?
読了日:02月21日 著者:若林 正恭

歴史をよく知らないので、読み進めるのが難しかった。
新興勢力である山名宗全が、細川氏を中心とした幕府秩序に挑戦した戦争。短期決戦を志向したにも関わらず、思惑とは違い長期化してしまった、と後書きで学ぶ。
京都市内が戦場だと思っていたが、南山城・奈良・大和と広範囲に渡っていたと初めて知った。
読了日:02月23日 著者:呉座 勇一

全身の筋肉を効率よく鍛えられ、血流増加を促し、自律神経のバランスを整えるスクワット。6週間プログラムの解説付き。無理なく続けることができそう。
読了日:02月25日 著者:小林 弘幸

Audibleにて。
仕事、子どもの教育、介護のためのアジア移住、マレーシア・タイ・フィリピンなど、実例も豊富。
これから増えそう。
読了日:02月26日 著者:週刊東洋経済編集部

生産性を上げる=コスト削減ではない。
成果を上げるために安易な資源投入が行われ生産性が低下、コスト削減以外の手を打たないため、生産性向上はわずか。
確かにこれはやりがち。
マッキンゼーで行われる、ロールプレイング研修、決めることを意識させる会議方法、アプトプットを意識した資料作りという具体策も。
今の働き方改革も、外国人労働者や女性活用など、安易な資源投入がメインの議題となっていることにも警鐘をならす。
読了日:02月26日 著者:伊賀 泰代

Audibleにて。
歩きながら聞いてたが、知らない間に終わっていて、2回聞いた。シンギュラリティが近づく世界はこういう感じだろうか。
読了日:02月27日 著者:円城 塔

一汁一菜「で」よい、と言うよりも、一汁一菜「が」いい、というくらいに推している。
ご飯と具だくさんのみそ汁で良いよと言われると、ご飯作りの壁が低くなる。
読了日:02月27日 著者:土井 善晴

Audibleにて。
大学・コーラス部の男友達が選んだ結婚相手がヤバい、という所から始まる。
披露宴招待・歌のリクエストなど、確かにやばい。
が、その彼女を選んだ理由は?という展開。
またしてもざわざわするような話だった。
読了日:02月28日 著者:辻村 深月

カフェ・ギャラリー・古本「6次元」を作った著者。
人が集まる仕掛けがいっぱい。
つなぐには場が必要。
読了日:02月28日 著者:ナカムラクニオ

図書館にて。
一つの事に熱中すると周りが見えなくなるってあるあるだが、おばあちゃん、結局星が見えてないぞ。突っ込みながら読む絵本。
読了日:03月03日 著者:さとう わきこ

レポというより、何故レズ風俗に向かうことになったが主題。親の承認を得ることが、生きる目的になっていたことからの脱却、という重たいものだった。抱きしめて欲しい、と思いながらも、その場では抱きしめられなかったという点が、悲しい現実だ。
読了日:03月03日 著者:永田カビ

会員制組織・ライフケアシステムで著者が経験した在宅看取りの例。
1992年発行の本書、この時代から家族との看取りを行っていた組織があるのだなあ。
読了日:03月04日 著者:川越 厚

Audibleにて。
決断が苦手な人は、決断に不必要などうでもいいことにとらわれるから。
数字・ファクト・ロジックを基に、決め方のルールを作っておく。
読了日:03月06日 著者:出口 治明

男性同性愛者であることを公表して牧師になった著者。
「100人いれば、100通りの性がある」
生物性・異性愛・同性愛などセクシャルマイノリティについての知識を得る一冊にもなっている。
同性愛は罪というキリスト教の教義と自分の本当の姿に苦しむ時期もあったが、葛藤の中からキリスト教がいつの時代も正しいわけではない、との境地に。
信仰を捨てた訳ではなく、こういった牧師がいると、同じ悩みを持つ人の助けになるだろう。
読了日:03月07日 著者:平良 愛香

Audibleにて。読んだことはあっただろうか?芥川賞作品を初めて音声で聞いた。
ラストの蛍の情景が立ち上がってくる。
読了日:03月07日 著者:宮本 輝

異父母兄弟がいたり、学校には通わせない、叔父叔母も同居するなど、特異な柳島家のクロニクル。
章毎に違う家族の目線、時代が変わり、各章がそれぞれ短編小説のようだ。
読了日:03月10日 著者:江國 香織

単に書庫を建てるだけの話ではなく、家を継ぐという背景から紡ぐ。建てにくい建物だっただろうなあ。
読了日:03月10日 著者:松原 隆一郎,堀部 安嗣

Audibleにて。
『週刊東洋経済』2015年5月2・9日合併号掲載分。
リーマンショック・アメリカのリコール問題発生といった苦境を乗り越え、営業利益2兆7000億円を計上した2015年3月期、「トヨタ4.0」の内容。
読了日:03月10日 著者:東洋経済新報社

グリコ・森永事件の真相がこういう話ではないかという小説。どこが本当にあったことで、どこからがフィクションなのか、わからなくなるくらい。単純な謎解きではない所が良かった。1985年というのは、様々な事件が発生した、騒々しい年だったんだなあ。
読了日:03月14日 著者:塩田 武士

インド出張前に、復習で再読。
読了日:03月14日 著者:関口 真理,中島 岳志,辻田 祐子,三輪 博樹,繁田 奈歩

Audibleにて。
『週刊東洋経済』2014年3月1日号第1特集。
「おひとり様」の将来プラン。
読了日:03月16日 著者:週刊東洋経済編集部
![Number(ナンバー)947号 [完全保存版] 平昌五輪2018 総集編「17日間の神話。」 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51ipgHHg39L._SL75_.jpg)
平昌五輪2018総集編 17日間の神話。
羽生結弦/宇野昌磨/平野歩夢/渡部暁斗/高梨沙羅
原大智/小平奈緒/高樹菜那/高木美帆
パシュート/カーリング
読了日:03月16日 著者:

アンネの元クラスメイトを訪ね、潜伏生活などの自分達の経験を語るドキュメント映画を撮影。
疑うことを知らずに正直に政府やナチスの命令に従った人ほど命を落としているようだった。
読了日:03月17日 著者:テオ コステル
![DIME(ダイム) 2018年 04 月号 [雑誌]](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61skvVFTM9L._SL75_.jpg)
通信系 交通系 流通系「3系」NO.1カードはコレだ!
クレカ選びの大正解
激安家電の○と×
クラウドファンディングで見つけたイイもの50選
読了日:03月21日 著者:

Audibleにて。
外国の旅先で出会った変わった土産・アイテムのエピソード。もしかして本当にあるかもと思わせてくれる。
読了日:03月23日 著者:原田 宗典

無担保で少額融資し、それを元手に小さなビジネスを展開し、自立させる。著者はバングラディシュ・グラミン銀行創設者であり、マイクロクレジットの生みの親。
2006年にノーベル平和賞を受賞した。
貧困問題、特に女性に対する支援が手厚い。女性の地位が低いバングラディシュに生まれ育ちながら、こういった活動ができたというのが素晴らしい。
海外援助は道路や橋を作ったり、貧しい人たちを長い目で援助する方針だが、長い目で見たら貧しい人は飢えて死んでしまう、という指摘が鋭いなあ。
読了日:03月23日 著者:ムハマド ユヌス,アラン ジョリ

2008年発行。振り込め詐欺の歴史、種類と手口詳細解説と対策。
10年経ち、無くらないどころか種類も増えている。
読了日:03月24日 著者:角田 浩司

日経トレンディ編集長が、パニック障害となり休職して治療するのではなく退職を選択。
乗車できる乗り物が限られる中、幼稚園児の息子と旅をしながら、回復の途をたどる。会社や退職後に声が掛かる講演会主催者にも、病気について話をせず、どうにかこうにか電車移動するなど、結構無謀だ。
支えてくれた奥さんと良いカウンセラーに出会えたことがラッキーだった。パニックオフのスイッチがどこにあるのか探すというのは、参考になりそう。
読了日:03月25日 著者:北村 森

名の通った大企業だとしても、しっかりマネージメントしなければ滅びる好例と言えるのだろう。
人災。
「模倣の西室、無能の岡村、野望の西田、無謀の佐々木」覚えておくために張っておこう。
従業員にとっては本当に災難だ。
読了日:03月28日 著者:大鹿 靖明

Audibleにて。
2016年10月29日号掲載。
まだまだ副業禁止の会社の方が多いだろうが、
徐々に副業のメリットを認識した企業は、
副業認可の方向性でもある。
読了日:03月29日 著者:週刊東洋経済編集部

AIと銀行
名門高校 本郷・日大第二(東京)
読了日:03月30日 著者:

婚活のエピソード本かと思いきや、2012年にメンタルクリニックに「婚活疲労外来」ができていたこと・処方箋など、婚活に疲れた時の対処テキストにもなる内容。
婚活では、あらゆるポイントを全方位的評価されるため、断られると全方位から断られる体験となる。認知療法は効果的かも。
読了日:03月30日 著者:高村 恵

Audibleにて。
表情や態度で適切な感情を演出することが求められる仕事、肉体労働・頭脳労働に続く第3の労働。
理解できない上司・部下への対処、プロジェクトリーダーとしてのチームのまとめへの応用など。
読了日:04月02日 著者:週刊東洋経済編集部

NHKスペシャル「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」取材から生まれた本。
羽生永世七冠が、よく取材に出かけることができたなあと感心。
人工知能に関する関心、知識も豊富で、的確に導いてくれる。
筋の良い手に美しさを感じられるかどうか、棋士が次に差す手を選ぶ行為は、「美意識」を磨く行為とほとんどイコール。美意識に時間の概念を掛け合わせ、一貫性や継続性のあるものに人間は美しいと感じるが人工知能に備えることができるか、など。
読了日:04月03日 著者:羽生 善治,NHKスペシャル取材班

こんな本を読むと「読みたい本」が増えてしまう、と思いながら手に取った。そして増えてしまった。
雑誌「danchu」2007年4月号~2015年7月連載のエッセイ。角田光代の方が美味しそうで読みたくなった。
読了日:04月05日 著者:角田光代,堀江敏幸

自分の浮気をきっかけに妻が巨大化していくというカフカばりの不条理劇。
一人六条御息所という気も。
ひたすら食べて、ひたすら排泄する。読んでいても悪臭が漂ってくるようだった。
人間も一本の管、老々介護を思い浮かべてしまった。
読了日:04月06日 著者:吉村萬壱

DIME 2016年12月号~2017年10月号連載分。
お二人はベルリンに住んでいるのか。二人の東京観光案内。
トニーさんの言葉に関する知識の豊富さは相変わらず。
読了日:04月07日 著者:小栗 左多里,トニー ラズロ

Audibleにて。
奇跡的な確率で誕生した人類であり、自分。
限られた時間を無駄遣いしないためにも、自分を高めてくれる人しか相手しない、と説く。
相手しないで済めばいいけど、それができないから苦労する気もする。
読了日:04月09日 著者:田村 耕太郎

audibleにて。
小林薫や平野啓子・四代目市川猿之助・立川談四楼というナレーターが豪華。
平家物語や枕草子など、覚えたなあと懐かしく思い出す。
読了日:04月09日 著者:齋藤 孝

浮世絵に登場する様々な料理を、写真・レシピ付で紹介。
白玉が夏に涼を取るおやつで、エアコンもない夏に食べて涼んでいただなあ、などと想像するのは楽しい。
読了日:04月10日 著者:林綾野

「週刊東洋経済」2014年5月31日・6月7日・6月14日号短期集中連載を記載。
ベネッセホールディングスの原田泳幸、LIXILグループ社長藤森義明、資生堂トップ 魚谷雅彦、ユニクロ、サンリオ、タカラトミーの社長と仕事ぶりを紹介。
読了日:04月11日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
久しぶりに触れてみた。こんな話だったか。
Audibleでも、レモンの色鮮やかさ・重さが感じられる。
読了日:04月11日 著者:梶井 基次郎

著者が10歳の時に気付いた「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」という疑問。
言葉による理屈や論理の中ではなく、言葉を越えた現実の中に答えはあり、仏教が解決できる手段を持っている。
「行」と「方便」を生活に組み込むことで毎日を明るく楽しく生きることができるという、理論よりも実践的な本だった。
読了日:04月11日 著者:名越 康文

「私的読書録」角田光代が紹介しており手に取った。
脱走兵(にしてしまったのだが)とレーナの短い恋物語。
終戦間近のドイツの雰囲気と終戦を告げると終わる関係をどこまで続かせるのかという緊迫感で、どんどん読み進めた。
B級グルメみたいだが、ドイツでカレーソーセージ食べてみたい。
読了日:04月14日 著者:ウーヴェ・ティム

Audibleにて。
『週刊東洋経済』2016年5月14日号掲載の一部。
男性の3人に1人が生涯独身時代へ。
対談 婚活ブームを総括しよう
コラム 政府は少子化の真因を無視した
読了日:04月16日 著者:週刊東洋経済編集部

いやあ、面白かった。評判通り。
ナイキ創業者による回顧録。
オニツカ・タイガーの販売からスタートし、はったりをかまし、資金的な綱渡りもしながら、会社を大きくしていく経緯は、映画そのもの。オニツカ、日商岩井と日本との関係も深かったのは知らなかった。
成功物語ではあるが、周りの人間はさぞかし大変だっただろう。オニツカも言いたい事も多々あるだろうなあ。
しかし、縁を大切にする、感謝する気持ちも感じられ、単なる自慢で終わってない。
読了日:04月17日 著者:フィル・ナイト

Audibleにて。
歴史教科書に書かれている事項も、うそや事実誤認が含まれている、正しい本当の歴史はこれだと。
鵜呑みにしない姿勢は必要。
読了日:04月18日 著者:浮世 博史

Audibleにて。
『週刊東洋経済』2016年4月9日号掲載。
アメリカ・大規模クレームが人を変えたのか。
(社長の)襷は放り投げるのではなく、手渡すもの。
読了日:04月19日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
『週刊東洋経済』2016年10月8日号掲載
2016年時点の脳科学の紹介、不眠の対処法。
川島教授による子供の内からスマホ・ゲームを行う事に対する脳への悪影響についての報告は、気を付けたい。
読了日:04月23日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
経済産業大臣、大阪市特別顧問や企業代表など、
日本にも中枢を担う人材を輩出するマッキンゼー紹介。
日本支社長インタビューも。
読了日:04月24日 著者:週刊東洋経済編集部

表題作含む5編。
「私的読書録」から。やっぱり「乳房」が良かった。
どの短編も裏に流れる情を強く感じる。
読了日:04月24日 著者:伊集院 静

「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」を読んで手に取った。
テーマは難しいが、平易な表現で読み応えがあった。
「主観-客観」認識問題の重要な課題は、「客観の認識が可能か」ではなく、「主体が世界やある対象の存在を”確信する”条件は何であるか」。
相互理解を可能にする原理を探る。
もっと理解を深めるには、何度も読まないといけない。
読了日:04月26日 著者:竹田 青嗣

Audibleにて。
数学者、科学者は素数に魅了されるのだなあ。
「リーマン予想」は、素数の出現規則の解明のための最大の鍵なのか。
資料をダウンロードしないと、Audibleではこの手の本は難しい。
読了日:04月27日 著者:竹内 薫

明治を書かせるとほんとに面白い。
黒船、鹿鳴館外交、大津事件、日清講和会議など、
政治・歴史の転換点に供された料理に焦点を当てた本書。
黒船で来航したペリーには、和食懐石料理は口に合わなかったが、その後に西洋料理でもてなしに切り替える早さは、
さすが日本人という感じだ。
読了日:04月27日 著者:黒岩 比佐子

「月刊PHP」連載。
オリンピック出場選手、プロ選手など27名のインタビュー。
一編一編が短く、深堀りはされていないが、
指導者との出会い・チームメートの助け・自分の弱さの気づきなど、結果を出すことができた振り返りを見ることができた。
読了日:04月27日 著者:小松 成美

作家 フワン・ディエゴのフィリピン旅行と少年時代のエピソードとの行ったり来たり。
謎の母娘、サーカス、段々と面白くなってきた。
読了日:05月04日 著者:ジョン アーヴィング

Audibleにて。
『週刊東洋経済』2016年11月5日号掲載。
生活コストを見直しながら、長く働いて、資産運用も組み入れること。
読了日:05月04日 著者:週刊東洋経済編集部

ブランド構築は、その企業でしかできない仕事を追求していくこと。
「自分たちでなければできない、自分たちだからできる」企業文化を明確にし、社内・社外に浸透させる仕組みを作る。
読了日:05月06日 著者:関野 吉記

昔の約束を果たすためのフィリピン旅行。
過去と現実の入れ替わりが激しくなった下巻だったが、
キリスト教・LGBTも散りばめた人間万事塞翁が馬、ちょっとした奇跡も、著者らしい作品。
読了日:05月08日 著者:ジョン アーヴィング

Audibleにて。
映画を見たが、伝説の先輩の復活、制作部門との確執と協力関係の再構築、フライト中の奮闘ぶり、ラストシーン等々、原作小説の方が上だった。面白いじゃないか。
読了日:05月09日 著者:中村 航

制限時間内に、主人公になり具体的な仕事案件を迅速かつ的確に処理するシュミレーションゲーム、インバスケットの入門書。
洋菓子店店長に抜擢された若手女性社員が、海外研修前の赴任店舗での未決事項が本書のシナリオで、絶対的な正解はないが4択になっているので、とんでもない対応は選ばない。
社員研修には使えそう。
読了日:05月11日 著者:鳥原隆志

バスクリンの社員が、疲れが取れる入浴方法を伝授。
もちろん入浴剤もお勧め、「きき湯」が欲しくなった。
読了日:05月12日 著者:石川泰弘

Audibleにて。
閉園の危機を脱却するために知恵を絞った。
動物園とは何をする所かという存在意義から議論したことが、現在の旭山動物園に繋がる。
(レクリエーション・教育・自然保護・調査研究の場)
企業の仕事にも通じる。
読了日:05月14日 著者:小菅 正夫

Audibleにて。
よくあることが書かれており、ほとんど響かなかった。
女性の方が背中を押されるかも?
読了日:05月15日 著者:松原 惇子

著者らしくない作風。
児童虐待を受けたアルコール依存症の暴力団組員の主人公が、暴力団抗争の原因を起こし雲隠れ・治療を行うが・・・
アルコール依存症を脱する件は、こんな感じなのだろうなあ。
読了日:05月16日 著者:荻原浩

職に恵まれず、頼るべき血縁がなく、精神を病んでいるが、決して子供を手放そうとしないシングルマザーが売春で生計を立てるという類型化された女性たち。
極度のさびしがり屋、恋愛依存体質、自己肯定感を完全に喪失している共通点を持ち、地域や集団の中での差別・孤立-特に女性集団の中での孤立が顕著と指摘。
お金が潤沢にある訳ではないが親・友人という繋がりを確保し生活に満足している「マイルドヤンキー」が、「貧困女子」を攻撃するかのようなシングルマザーに対しての自己努力不足という見立てが、本書でも登場する。
読了日:05月18日 著者:鈴木大介

児童虐待・ネット炎上、ドラッグ、スピリチュアル、特殊詐欺出し子の4編。
トドメだけは刺すなと送り出すマコト母、めちゃくちゃ格好良いじゃないか。
読了日:05月19日 著者:石田 衣良

第27回 鮎川哲也賞受賞作
ネタバレするので書くことがないが、平成 最後のクローズドサークル完成。
北村薫の野球を見に来たら、闘牛が始まったという選評が言い得て妙。
読了日:05月23日 著者:今村 昌弘

脳梗塞で倒れた著者が、高次脳機能障害を患い苦しんだ結果、発達障害の妻をようやく理解することができたという物語。雨降って地固まる。
お妻さんも再発率が高い脳腫瘍を患い、著者はお妻様の困らされていたパーソナリティですら失いたくないと言うのがリアル、夫婦の愛か。
読了日:05月25日 著者:鈴木 大介

Audibleにて。
題名通り、250に渡るライフハック術。
使えそうなちょっとしたアイデアが多々あったので、調べたりノートを買ったり、試してみよう。
読了日:05月26日 著者:堀 正岳

資本主義から価値主義への転換。
資本主義は役に立つか?という観点から考えた価値に対して、
・個人の内面にとってポジティブな効果を及ぼす活動
・個人ではなく社会全体の持続性を高めるような活動
に価値を置く。
読了日:05月26日 著者:佐藤 航陽

続編だった。
絞り・シャッタースピード・ISO感度をポイントとして、
自然・日常・街中の切り取り方。写真集のように眺めた。
読了日:05月28日 著者:木村文平,鈴木知子,橘田龍馬,永禮 賢,荻窪 圭

Audibleにて。
第155回 芥川賞受賞作。
主人公・古倉恵子は発達障害なのだろうか。
世間を平穏無事に生きていくためには、自分で判断してはだめで、適切な指示を欲している恵子。
コンビニ店員であることが、彼女をこの世の中に構成品にしているのかという不思議な感覚を持った小説だった。
読了日:05月29日 著者:村田 沙耶香

Audibleにて。
短編小説?エッセイ?
コンビニが人間になり、どこへ行くんだという、
著者の妄想が爆発した世界。
読了日:05月29日 著者:村田 沙耶香

広告が売上増に寄与したのか?因果関係分析に焦点を当てたデータ分析の入門書。
xがyに影響を与えた という因果関係を示すことが難しい一番の理由は、yが変化したのはx以外の他の要因の影響だったのでは?という問題を排除できないこと。
ランダム化比較試験・RDデザイン・集積分析、パネル・データ分析といった手法を、難しい数式なしで解説。わかりやすく、入門書にぴったり。
読了日:05月29日 著者:伊藤 公一朗

Audibleにて
『週刊東洋経済』2017年3月18日号掲載分。
『会社四季報2017年2集・春号』基に、
・内需の深掘り
・外事業での成長
・社会的ニーズに応え課題解決に役立つ
という切り口から稼ぐ力を取り戻しつつある
日本企業を紹介。
読了日:05月29日 著者:週刊東洋経済編集部

ジュエヌ 鹿をモチーフにしたオリジナル雑貨
藤田芸香亭 奈良五色鹿
青垣園の親子鹿
鹿グッズが気になった。
読了日:05月30日 著者:井岡 美保,小我野 明子

Audibleにて。
『週刊東洋経済』2016年4月30日・5月7日合併号掲載分。
技術を持つ理系社員のリストラに強いというイメージは、今は昔。技術の陳腐化スピードが速くなる時代のサバイバル方。
読了日:05月31日 著者:週刊東洋経済編集部

小国ナスミが亡くなることが、池に石を投げたことになり、
繋いでいた輪が広がる波紋のように見えるようになった、
そんな感じを受けた。
言葉・言葉に著者らしい人への優しい目線を垣間見ることができるが、さらに優しい小説だった。
読了日:06月02日 著者:木皿 泉

Audibleにて。
結婚に踏み切れない彼氏ととにかく結婚したくて圧が強い
彼女の着いたり離れたりの物語。
ふたりに中々イライラさせられる。
読了日:06月04日 著者:綿矢 りさ

ファイ―ストクラスやビジネスクラスの機内食は流石に美味しそう。
東南アジア路線の機内食は、味が思い浮かぶ。
真鍋かおりのエッセイがやっぱり面白い。
読了日:06月04日 著者:機内食ドットコム

Audibleにて。
『週刊東洋経済』2012年2月25日号等掲載。
世界に誇る新幹線の技術は、海外で確立した技術を日本に適した形に仕上げたもの。
しかし、それももはや世界最高とは言えず、旅客数・運用面でコスト高となる国も多いという課題も。
読了日:06月06日 著者:週刊東洋経済編集部

想像してたのとはちょっと違った。エッセイ読んでいる感じ。
「競争」「男らしくありません、何か?」「マザコン上等」
誰向けの本だろうか。女性はわかっているんだろうし、男が読むのか?(読んだけど)
負ける恐怖は持ってないなあ。
読了日:06月13日 著者:湯山 玲子

Audibleにて。
当選する気はないのに当選してしまった、という内容が
ショッキングに紹介されていたと記憶している。
内部の暴露本、噂の域を出ない話が多そうだが、
米朝会談の結果からすると、名声を追い求めることが何よりも重要というのは当っている気がしてしまう。
下巻へ。
読了日:06月14日 著者:マイケル・ウォルフ,関根 光宏,藤田 美菜子

著者の本は未読。
印刷会社の校正担当として勤務したサラリーマン時代を描く。校正の仕事の難しさ・面白さよりも、日本の会社生活への馴染なさ具合が独特。
読了日:06月14日 著者:倉阪 鬼一郎

Audible にて。
『週刊東洋経済』2014年7月12日号掲載。
複数のハラル認証機関、イスラム教に関する基礎知識の欠如などが、増加しているムスリム観光客の受け入れにマイナスとなりかねない。
読了日:06月15日 著者:週刊東洋経済編集部

草間彌生の生き様を辿る一冊。作品写真多数、英語も併記。本からでも、89歳とは思えないパワーを感じる。
読了日:06月21日 著者:

トゥールスレン虐殺博物館を訪問した際、そこで殺された人々の写真展示の中に子供達を見つけて、同年代の子供達が殺されていたことに衝撃を受けた。
本書の著者は、同じ年生まれ。もし日本ではなくカンボジアに生まれていたらという"歴史のif"の疑似体験となった。
都会から農村への移住・飢餓・何時殺されるかと言う恐怖・家族の死去・子供兵としての訓練、現実とは思えない。当時の人口の1/4が虐殺されたと言われる虐殺、クメール・ルージュが作りたかった世界はこんなものだったのか?
読了日:06月22日 著者:ルオン・ウン

ひたすら長かった。
どこまで真実なのかわからないが、当選する気がなかったので、その後の組織もぐちゃぐちゃ。ロシアゲートと疑われてしまった原因の娘婿のように、政治の素人集団ということか。
読了日:06月24日 著者:マイケル・ウォルフ,関根 光宏,藤田 美菜子

NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』いわた書店の会で取り上げられており手に取った。
失踪した兄が残した「知恵の書」を巡り、フランス革命・ムガル帝国と時代と時空を超えた物語が展開される。
歴史と宗教と哲学と知の探索、壮大な話の割には軽い読み口。現代日本のパートとその他が離れてしまっている印象だった。
読了日:06月26日 著者:萩 耿介

Audibleにて。
『週刊東洋経済』2016年12月10日号掲載。
池上彰・佐藤優らの情報収集術、週刊文春編集長の特ダネ発掘、医療情報収集。
読了日:06月26日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
民主党政権の失政
オバマ中間選挙前 シェールガス革命
BRICsへの期待
北朝鮮 延坪島砲撃 など。
読了日:06月29日 著者:池上 彰

ミッション系お嬢様高校の同級生、野々原茜(のの)と牧田はな(はな)による往復書簡(手紙、授業中のメモ、e-mailなど)のみで構成された小説。
生まれ育ちバックグラウンドの違う二人だが、友達以上の関係となった当りは、著者ワールド全開か、思ったが、そこからの人生は想像がつかなかった。
二人の人生軸が交わったのは一点だったが、線が離れていっても存在自体は大きくなる。
20年を超えるやり取りを往復書簡だけで描いた。
"Wicked"のエルファバとグリンダのつながりを思い出した。
読了日:06月30日 著者:三浦 しをん

著者デビュー作。22の短編、全体通してのストーリーも。
難解だった。解説を読んで、その短編そうだったのかと思うこと多数。
ただSFは嫌いではなく、"Ground256","Infinity"が面白かった。
読了日:07月02日 著者:円城 塔

Audibleにて。
遂行責任を部下に持たせる、リーダーは結果責任を持つ。
教育とは、能力を引き出すこと。
リーダーに大切なものは、メンバー。
読了日:07月04日 著者:守屋 智敬

Audibleにて。
スマホ普及で変わるPV数の意義。
ホリエモンとサイバーエージェント藤田社長の対談も。
読了日:07月05日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
『週刊東洋経済』2014年5月24日号緊急特集から。
ネット販売から金融業へ、2014年よりも経済に対しての存在感は増しているだろう。
ジャック・マー会長の実像。
読了日:07月06日 著者:週刊東洋経済編集部

レンタルコミックにて。
不倫公認の結婚7年のセックスレス夫婦。夫婦ってどういう関係だったっけ?という感じの設定と展開だが、それを感じさせない。しかし徐々に重くなりそうな背景が明らかになってきた。
読了日:07月07日 著者:渡辺 ペコ

普段口にする食品開発に関わる軍と科学技術の関係を描く。
ボストン郊外のネイティック研究所が、兵士の装備品の他、
食糧の研究開発拠点であり、開発された栄養・味・輸送・保存をクリアする加工技術が、市販食品へ転用されていったことがよくわかる。
12章 スーパーマーケットのツアーを読むと、如何に広く技術転用されたかがわかる。
袋入り野菜サラダ・フレッシュジュース・電子レンジ・冷凍肉食品・プロセスチーズ・パン・エナジーバー・レトルト食品・フリーズドライ食品・サランラップ・アルミホイル々。
読了日:07月07日 著者:アナスタシア・マークス・デ・サルセド

食をきっかけとして、ハラールやムスリムへの理解を広げるテキスト。
イスラム教・ハラール/ハラームの基礎を学ぶのによくまとまっていて、薄い本ながらしっかりと勉強できる。
料理酒・みりんなど、日本食はハラームに当るのではないかと思っていたが、宗派・学派によってもハラールの定義が違うし、情報開示を工夫して誠実に行い、
消費者と適切なコミュニケーションをとれば、ほとんどのムスリム消費者は、それを食べるかどうかを自分自身で判断する事ができる、との文章を読んで合点がいった。
読了日:07月09日 著者:阿良田 麻里子

不倫の誘い、妻への嫉妬の予感、女性風俗、話が動いてきた。
思えば遠くへ来たもんだ、自分達で遠くへ遠くへ行こうとしている感じがするが。
読了日:07月09日 著者:渡辺 ペコ

歌麿と蔦屋重三郎コンビの狂歌絵本三部作。
本書では認識が難しい(のが残念だ)が、
雲母摺り・空摺り・きめ出しが用いられているとは
豪華だ。
それぞれのカラー挿絵、拡大ギャラリーと解説付き。
読了日:07月10日 著者:喜多川 歌麿

Audibleにて。
社会に出たばかりの若者に早いうちに触れなさい、
とドラッカーの考え・言葉の解釈を伝える。
読了日:07月11日 著者:藤屋 伸二

SEKAI NO OWARI のSaoriの小説デビュー作。
どこまで真実のエピソードなのかわからないが、
SEKAI NO OWARIができるまでの話なのかな。
読了日:07月11日 著者:藤崎 彩織(SEKAI NO OWARI)

Audibleにて。
週刊東洋経済2013年6月22日号より。
当時のダウンロード数が1500万件、月商100億円を超えた、「パズドラ」とは何か。
開発会社ガンホーの森下社長と山本プロデューサー単独インタビュー。
読了日:07月11日 著者:週刊東洋経済編集部

前作に比べると、内容がぐっと重たくなった。母親とか他者との関係について、ここまでしんどいように捉えるのか、という感じ。幸せな日が来るだろうか。
読了日:07月13日 著者:永田 カビ

2014年7月発表の「子供の貧困率」が16.3%と過去最悪の数字を更新。
様々なデータを基に、日本の保育・幼児教育の問題点をわかりやすく説明してくれる。
家族は家族で面倒を見る、という家制度意識と言うものが、根底に根強く残っているのも原因なのだろう。
読了日:07月14日 著者:山野 良一

Audibleにて。
週刊東洋経済2013年7月13日号掲載分から。
安倍政権下で、当時ネット販売が解禁された大衆薬について。医薬品カテゴリー別の動向が何気に面白い。
読了日:07月15日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
年次評価制度を止める欧米企業が出て来た中、
短いインターバルでフィードバックを行う方法論の一つなのだろう。
1対1のコミュニケーションの重要性は何となく理解できるが、人間力・コミュニケーション能力が求められる。
読了日:07月17日 著者:世古 詞一

GEの歴史・事業状況からスタートし、IoT時代にGEが進める
イメルト改革、GEジャパン現場の改革など。
「セッションC」「9ブロック」の廃止、新人事制度設定など、時代に沿った人材育成を行っている好例。
10年前はそれほど強い概念ではなかった「包容力」=周囲を巻き込むこと、人の意見を良く聞くことといった、
人の意見を聞く・周りの意見を吸い上げること、にリーダーシップの重点をおくようになってきたことが興味深い。
読了日:07月18日 著者:熊谷 昭彦

Audibleにて。
男女の性差についての本は、メインの主張は「地図を読めない女 話を聞かない男」からあまり変わっていない気がする。本書もそんな感じだった。
読了日:07月20日 著者:姫野 友美

「国境なき医師団(MSF)」ハイチ・ギリシャ・フィリピン・ウガンダでの活動をルポ。
紛争、貧困、天災など、活動国・範囲は様々だった。
俺は彼らで、彼らは俺 - 著者が到達した結論だったが、
MSFスタッフは、苦難に苦しむ人々と自分を区別していない。
共感するためには、まず知ることからかな。
読了日:07月22日 著者:いとう せいこう

Audibleにて。
『週刊東洋経済』2016年6月4日号掲載より。
創業者兼チーフエンジニア ジェームズ・ダイソン氏の研究開発へのこだわりを感じる
インタビューがメイン。
読了日:07月23日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
話を聞いてもらうための人間関係作りを重視。
読了日:07月26日 著者:金井 英之

Audibleにて。
『週刊東洋経済』2016年6月25日号掲載分より。
燃費不正や再編の影響、ライドシェア・自動運転など、自動車メーカーを襲う市場環境の激変。
読了日:07月27日 著者:週刊東洋経済編集部

フランク・オコナ-国際短編賞受賞作。
第2部は「ヘーマとカウシク」という連作短編集。
表題作「見知らぬ場所」
親の役目を終えて、自分の人生を歩む父と
アメリカ大陸で自分の家族との年月を紡ぎ始める娘、
互いの微妙な気持ちのズレが、静かな表現で描かれる。
「ヘーマとカウシク」は30数年間の2人の人生を3つの短編で。
読了日:07月27日 著者:ジュンパ ラヒリ

ヌックマム消費のために図書館で借りてきた。
Ca Kho To (魚の土鍋煮込み)は、カラメルを作ってから煮込むのか、知らなかった。さすがにCa loc(雷魚)では作れないな。
読了日:07月28日 著者:伊藤 忍,福井 隆也

今度の万城目ワールドは、神様。
本物の縁結びの神様もこんなに軽いのかなあ。
かのこちゃんやバベル九朔など他の作品とのつながりも。
読了日:07月29日 著者:万城目 学

おとやんはようやく自分がゲスなことに気付き始めたのか。やはり自分達で難しくしているような。次巻で何が起こるのか、煽ることこの上ない。
読了日:08月01日 著者:渡辺 ペコ

Audibleにて。
高校か中学の国語の授業中に、教科書に載ってた高瀬舟を読んで以来かも。
何故かお姉さんが主人公だと思い込んでいた。何故だろう?
読了日:08月02日 著者:森 鴎外

Audibleにて。
文章の中では何となく理解ができる言葉 - 認知語彙を実際に文章や発言で番える言葉 - 使用語彙へ、というのは理解できる。ただ、本書に出てくる言葉はほぼ認知語彙だったが、その言葉を使う現実の場面に出くわすことが、ほとんどないのでは?という言葉が多かった。
読了日:08月02日 著者:吉田 裕子

本書の目的:人材育成を組織で担う人々が、人材育成の知識を学ぶことによって、人材育成の悩みを解決できる。
4章構成
理論編
制度・手法編
経営テーマ編
研修編
通読するより、辞書的な使い方がいいか。
内容とは関係ないが、レディネスとかストレッチアサイメントとか、外来語そのままの専門用語が気になって仕方ない。
読了日:08月02日 著者:トーマツ イノベーション

ファーブルにあこがれ、昆虫学者になりバッタに食い殺されたいという夢を持ち、無収入になりながらモーリタニアでサバクトビバッタ研究に努めた闘いを面白くも真面目に描いた。
日本の常識が通用しない、バッタが発生しない、先が見えないなどの苦しみに直面しながらも、夢をかなえるために突き進む。
子ども時代に命を救ってもらったことから、人の役に立とうと親の反対を押し切って勉強して、今のポジションにたどり着いたバッタ研究所・ババ所長が良い人過ぎて感動。
読了日:08月03日 著者:前野ウルド浩太郎
![男の隠れ家 2018年 2月号 No.257 [人気落語家が語る 落語のこれから]](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51TtrLizhnL._SL75_.jpg)
人気落語家が語る「落語のこれから」
完全保存版 人気落語家が語る!落語の未来
春風亭昇太
立川志の輔
柳家喬太郎
特別寄稿 小佐田定雄 上方落語の今とこれから
読了日:08月04日 著者:

著者のお母さんが料理教室の先生だったとは。実際のレシピ付。
油揚げのピザ、豆腐のラザニア、ズッキーニのカナッペが美味しそう。トニーさん、言葉だけではなく、料理への拘りがかなり強そう。
読了日:08月04日 著者:小栗 左多里,小栗 一江

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2013年4月20日号より。
小売り、外食など使う企業側からみたビッグデータとは。
マーケティング、製品開発、防災などへの利用。
読了日:08月04日 著者:週刊東洋経済編集部

突然不登校になり、198日後に再び通学できるようになった娘に
寄り添った母親によるコミックエッセイ。
何故・どうして、行かせるのか休ませるのかどうするのが正解なのか、
戸惑うのも当然だろう。
クラス内に原因はあったのだろうが、不登校になった後の
小児科の先生・学校の先生/友達に助けられたのは大きかった。
読了日:08月04日 著者:野原広子

題名の通り、リストラされて生活保護を受けるまでを。
役所の担当者にも恵まれたのかもしれないが、
総合支援金貸付&住宅支援給付との違いがわかるなど、
困った際の指南書としての役割も果たしてくれる。
失職する原因の一つが親、扶養照会があるために生活保護申請をためらう、というのがやりきれない。
読了日:08月05日 著者:大和 彩

Audibleにて。
1つのテーマについて書かれているのかと思ったら、
リスナーの葉書に答えるラジオ番組のようだった。
読了日:08月06日 著者:中谷 彰宏

Audible 要約版にて。
機械の状態をリアルタイムで掴めるようになるため、補修
・メンテナンスの常識が変わり、ビジネスチャンスが広がりそう。IoTの入門書として良さそう。
読了日:08月06日 著者:小泉 耕二

鴨川食堂の著者。
ランキングに右往左往、食紹介のテレビ番組の矛盾、日本の食に関して怒りまくってるが、主張はごくごく当たり前。
読了日:08月07日 著者:柏井 壽

「絶対貧困」の著者が出会ったちょっと不思議でいい話集。
偶然ということもあるだろうが、その人にとってはちいさな神様に出会ったということなんだろうなあ。
「二人のシャーム」「雲の上の順番」「人生のセンパイ」がお気に入り。
読了日:08月08日 著者:石井 光太

残業代・社会保険なしマンガ編集者時代・自殺未遂・ケースワーカーとの不和・デイケアお菓子屋手伝いと言う名の搾取・自殺未遂という循環は、正に地獄。
いつもと同じ職場で、いつもと同じ仕事、自分で住む場所を選び、自分で稼いだお金で好きなものを買う。
このことを手に入れるのにどれだけ遠回りしたのだろう。
仕事を見つけて稼くことで、生活保護を終わらせることは、手続的に難しい事なのだろうか。
読了日:08月10日 著者:小林エリコ

Audibleにて。
単に旨い店を紹介するガイド本ではなく、気にいった店との付き合いがメイン。
いわゆるプロ、というようなお店ばかりなのだろう。
読了日:08月11日 著者:山口 瞳

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2015年11月21日号掲載分。
サービスや施設を増やすだけでは解決が難しい
介護離職。
登場する例がとにかく重苦しい。
読了日:08月13日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2013年7月10日臨時増刊号より。
楽天が物流センターをスタートさせた所、1997年5月の13店舗から、臨時増刊号発行時点で4万店を超えた。
サイト画面に物語性を持たせる3L
ロングページ
ライブラリ
ロングテール
読了日:08月14日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2014年9月20日号掲載より。
雑用に追われて、本来の仕事である子供と向き合う時間が取れない、自分の子供に進められる仕事ではない、といった現実。
避けられる大阪が取り上げられている。
読了日:08月16日 著者:週刊東洋経済編集部

死に至る3か月間の意識の移り変わり。
一方向流れていると思っている時間の流れが変わり、
過去・現在と入り混じる。
自分と外の世界の境目も無くなる。
こんな感じになるのかもしれないなあ。
読了日:08月16日 著者:玄侑 宗久

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2016年5月14日号より掲載。
日本での本格普及前の段階だったのか、共同創業者のケビン・シストロム氏・マイク・クリーガー氏の日本市場攻略のインタビューがメイン。
読了日:08月17日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
季節に合わせて草花を愛で、旬の食材を食す。
ゆべしを作って、長く味わうなど、
逆に贅沢な暮らし方に思える。
読了日:08月19日 著者:吉沢 久子

認知症と診断された奥さんとの12年間(書籍発行時)の生活記。介護生活だけでなく、結婚に至るまでの経緯、認知症を患った後に奥さんが見せた抑圧されていた欲望の解放など、隠すことなく書かれている。
読了日:08月19日 著者:里村 良一

表題作含む6編。
幼い少年達の目線で世界が描かれ、懐かしいというか新鮮な読後感。
真夏に読んだが、おばあちゃんとの思いで「クリスマスの思い出」、離婚で別れた父との再会「あるクリスマス」の
クリスマス関連の2編が心に残った。
読了日:08月21日 著者:トルーマン カポーティ

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2015年8月29日号より。
「下流老人」著者・藤田孝典氏との現場訪問。
介護離職後に貧困に陥る例も多い。
読了日:08月23日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2015年12月5日号掲載より。
シンギュラリティが今ほど広く知られている言葉ではなかった頃の出版。
トヨタ・リクルートがAI関連に投資する。
読了日:08月25日 著者:週刊東洋経済編集部

俳人の著者が歩きで四国八十八か所巡礼を行った記録。
遍路とは自分との和解である、という一つの答えにたどり着いている。
遍路で出会うもの全てが、遍路からの使者、札所と札所の間にこそ遍路がある、というのを読むと、札所でお参りや納経を重視しすぎると、貴重なものを逃している気がしてくる。
外国人のお遍路が本当に増えているのだなあ。
読了日:08月26日 著者:黛 まどか

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2014年8月2日号第2特集の10ページ分より。
移民は受け入れたくないが、安い労働力は手に入れたいという矛盾。その矛盾に目をつぶったままで「外国人技能実習生」が上手く機能するとは思えない。
読了日:08月26日 著者:週刊東洋経済編集部

夏と冬の京都に1週間滞在して飲みまくる、というただそれだけなのに、とんでもなく贅沢な時間になっている。
晩ご飯・バーもさることながら、朝の喫茶店、昼のうどん/そば屋も魅力的なお店が一杯。
1週間というまとまった時間ができたら、こんな過ごし方もいいかもしれない。
読了日:08月26日 著者:太田 和彦

1日1万歩のように歩数だけを重視して、一喜一憂するのは健康長寿という点では間違った運動になりかねない。
群馬県中之条町の65歳以上・5,000人を対象とした15年以上に渡る身体活動と病気予防の調査から、「8,000歩/20分の中強度運動」を提唱する。
読了日:08月27日 著者:青栁 幸利

新聞記者から下着デザイナー・販売会社の社長となった鴨居羊子コレクション3冊の内の1巻目、
「わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい」
「わたしのものよ」の2作品。
下着デザイナーとなる半生を描いた「わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい」(1973年刊)が、この時代に読むと面白い。女性の下着・新聞・百貨店など今なら当たり前の状況を、見通している視点が鮮やか。天才の一人なのだろう。
読了日:08月29日 著者:鴨居 羊子

40代後半にやってみた女装がきっかけで、女性になりたかったことに気付き(思い出す)、女性として生きることに舵を切った著者。
会社には大変恵まれたようだ。
自分の生き様と家族、特に奥さんに対する思いやりがあまり感じられない、というギャップを強く感じた。
読了日:09月01日 著者:岡部 鈴

1年1度の再会、正に親戚の子どもに会うかのようだ。
花陽ちゃんがもう大学生とは。
今回もLOVEな話が満載だった。
読了日:09月03日 著者:小路 幸也

著名人などから出されたお題を基に、俳句と短歌を一首ずつ詠みあう。
俳句・短歌それぞれの魅力が出ていて面白い。
特に俳句、短歌と対比することで17文字の鋭い切れ味、表現力が際立ち、改めて俳句の力に圧倒された感じ。
この人がこういうお題を出すか、という楽しみもあった。
読了日:09月04日 著者:穂村 弘,堀本 裕樹

誰に何をどのように伝えるか、どんなデータが必要かをまず理解する所からスタート。
効果的な表現を選ぶ・不必要な要素を取り除く・意図する所へ注視させる・デザイナーのように考える・ストーリーを伝える、という順番で具体的な例を豊富に提示し、とてもわかりやすい実用書。
今日新聞を目にするとグラフは、本書で勉強したテクニックを使っていると感じた。
読了日:09月05日 著者:コール・ヌッスバウマー・ナフリック

対談本だが、内田樹による橋本治に向けたラブレターのような本だった。
橋本治が一般的ではない視点を持っていることがよくわかった。「桃尻娘」など作品を読んでから読んだ方が楽しめそう。
読了日:09月10日 著者:橋本 治,内田 樹

公立はこだで大学などで行われた講演会を基にした本。
「数学ガール」を読んでないと、面白さが伝わりにくいかも。
読了日:09月12日 著者:結城 浩

「ホホホ座」で衝動買い。
台湾風まぜそばを作るのに五香粉を買ったので、他にも色々作ってみよう。
読了日:09月14日 著者:ワタナベマキ

星の王子さまが、毒蛇にかまれて自殺したのは、バラの花やきつねにモラル・ハラスメントを受けていたからだと言う論。
見えていた風景ががらりと変わる。
読了日:09月15日 著者:安冨 歩
![([ん]1-10)みんなの少年探偵団 (ポプラ文庫)](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51%2BWL8BeKEL._SL75_.jpg)
江戸川乱歩生誕120年記念プロジェクト 5人の作家が怪人二十面相と少年探偵団アンソロジー短編集に挑戦。
「名探偵の掟」ばりの解散二十面相がコミカル。
誰向けに書かれた小説集だろうか。子供向け?
読了日:09月18日 著者:万城目 学,湊 かなえ,小路 幸也,向井 湘吾,藤谷 治

裏表がある、群れたがる、感情的に「敵」「味方」を作るなど、一般的に言われる女性の嫌な部分をカッコつきの「女」と表記。
具体的な女性関係の悩みに対して、とりあえずの対処法・攻撃の対象にならないように自分の身を守る方法・
本当の意味で相手と良い関係を築くの3ステップで解説する。
こんなにややこしいのだろうか。
読了日:09月20日 著者:水島広子

カルチャーセンター連続講座を基にした一冊。
各章立てが「生老死苦」が骨格になっており、映画紹介を受けながら、仏教の考えに触れている。
映画を一杯見たくなるのも間違いない。
読了日:09月21日 著者:釈 徹宗,秋田 光彦

一口吸って、ほっとする。
料理研究家・辰巳芳子さんによる和洋スープ・汁物レシピ集。
家庭生活の愛と平和を、おつゆもの、スープが、何気なく、あたたかく、守り育ててくれるようにが切なる願い。
読了日:09月26日 著者:辰巳 芳子

シングルマザーだけでなくシングルファーザーの現状、女性の貧困、子供達の問題を豊富な例を提示する。
それだけで終わらず、出版時点でのひとり親支援策と求められる支援策を上げられており、
一冊でコンパクトに把握することができる。
読了日:09月27日 著者:赤石 千衣子

合併・トンネル工事の歴史、私鉄路線距離日本一の沿線、車両などの解説。
上本町駅2代目の駅ビル(大軌ビル)が、日本初の駅ビルだった。
読了日:09月27日 著者:

沖縄地方で食べられている食材を写真と共に紹介。
あっさり・さっぱり系を売りにする「沖縄そば」が増えてきた、「沖縄そば」にカレー粉を入れて食べる地域があるなど、気になる記述も。
とにかくお酒と共に食べたくなる。まずは島豆腐から。
読了日:09月28日 著者:仲村 清司

奈良・京都・福島・和歌山・兵庫県の34のお寺・神社を参拝。
ゴールデンガイド"マニアックは不可、メジャーどころにしぼって紹介"とあったが、そこは流石の二人、十分にマニアックだ。
和歌山の仏像の雰囲気が違うのが興味深い。
小さなお寺で、窃盗要注意という雰囲気をありありと感じた事はある。
読了日:09月29日 著者:いとう せいこう,みうら じゅん

ホホホ座で表紙にそそられ衝動買い。トイレで少しずつ読了。
週刊文春連載分としては、「アジフライを有楽町で」に続くのか。ぶたまんを新大阪で、じゃないかと突っ込みたくなる。
栃尾の油揚げ、地元パン、栗きんとんのおまけ、おからでシャンパンなど、そそられる食の数々を小気味の良い文章で、ちぎっては投げちぎっては投げされた感じ。
読了日:09月30日 著者:下田 昌克,平松 洋子

2007年12月出版の本書、変わった法律もあるだろうが、
社員に求める「やってはだめという規律」と「従業員が当然受けられる権利」のバランスが求められることは不変。
読了日:09月30日 著者:福田 秀樹

既に日本に在留している外国人を採用する場合、海外から採用する場合などに分けて注意事項・手続きを解説。
在留カードのチェックは必須。
在留資格は28種類、職種が資格とマッチングするか等。
読了日:10月03日 著者:若松絵里

仏陀の徒弟の一人、提婆達多。仏陀に対する嫉妬、憎悪に満ちた半生、仏陀の生き方と対照的に描かれるので、
余計に哀れさが際立つが、誰もが持っている一面を見せつけられている気にもなる。
文章が美しい。
読了日:10月04日 著者:中 勘助

JR常磐線乗車時に東北大震災に被災、その5日間の避難生活とその後2回の再訪時の手記。
津波・余震に命の危険を感じ、放射能におびえ、食材や住む場所を選ぶこと、福島県で生活するということとはなど、自分の身に降りかからないとわからないことばかり。
ページ数は少ないが、中身は濃い。
読了日:10月05日 著者:彩瀬 まる

海パンを買いに出かけたペンギン、中々目指すお店につかない。ページを捲るとパラレルワールドに繋がってるかの如く、あっちこっち遠回り。ミラクルだ。
読了日:10月05日 著者:湯村 輝彦,糸井 重里

「脳はなぜ「心」を作ったのか」の続編。
自由意思のみならず、「色」「音」「痛み」「幸福」が、錯覚・幻覚・イリュージョンと
呼ぶべきものとして、科学と著者の体験から哲学した本書。
この世にたまたま生を受け、意識と言うイリュージョンを感じているだけで儲けもの、死は空に戻るだけという件など、仏教書を読んでいるかのようだった。
受動意識仮説が真実であれば、アンドロイドが意識を持つ日も遠くないかも。
読了日:10月10日 著者:前野 隆司

小説は、大なり小なり他の小説に影響を受けて作られている。
無知・下手な模倣は論外だが、むしろコピー&ペーストの素材となるデータベースが矮小化していることを問題視。
オリジナリティ信仰の呪縛から抜けだし、旨く利用しようという主旨。
実践創作講座に例示されるネタが面白い。
読了日:10月11日 著者:清水 良典

晴れた日に/楽しくわくわくした気分になれる絵本
つまづいた日に/悩んだとき、迷ったときに読む絵本
泣きたい日に/涙で心洗われたいときにおすすめの絵本
3つの章で大人に向けて100冊を紹介。
海外の作品はほとんど読んだことがない。
教科書でしか読んだことがなかった「スイミー」を、改めて読んでみたくなった。
読了日:10月12日 著者:
![週刊ダイヤモンド 2018年 9/29 号 [雑誌] (乗り遅れるな! キャッシュレス)](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51thF-qzeML._SL75_.jpg)
最新スマホ決済ガイド 乗り遅れるな!キャッシュレス
「職場のRPA」業務ロボット入門
読了日:10月15日 著者:

日本全国の島の名前・由来を写真と共に紹介。
北から都道府県別になっているが、地図で場所を確認したくなる。
「水どう」で学んだ砂州・陸繋島が、ここで役に立った。
読了日:10月16日 著者:中村 庸夫

失敗学の見地から、避けられない失敗を知識化・教訓化し、
ミスをしないスキル・組織を作っていく手引き。
各章の末のまとめを読むだけでも、注意点がわかる。
読了日:10月17日 著者:中尾 政之

手元に置いておいて、改定部分を確認する本。
新しい点は、無期転換ルール、46通達。
読了日:10月19日 著者:荘司 芳樹

「あらゆる小説は模倣である。」で紹介された魚彦の名前のエピソードの続きが気になって手に取った。
小学5年生の日常が淡々と描かれている。
こんな感じだったかなあと思わせる部分も多々あった。
読了日:10月21日 著者:前田 司郎

光太郎の智恵子への思いは、単なる恋情ではなく、当時の因習を破って生きようとする同士愛だった。
「いやなんです」の読み方が変わる論評だ。
しかし、やはり光太郎も当時の「男」であることには変わりなく、生活に関わる雑事は「女」が
こなすという常識から抜け出すことができず、その無意識の振る舞いが智恵子を苦しめ、死に追いやったという皮肉。
読了日:10月21日 著者:駒尺 喜美

既存の経験・知識が急速にコモディティ化する時代を迎え、どう生きるかの指針。
自分にとって心地よい・「報酬」が何であるかは、知っておくべきだ。
射幸心としての「ギャンブル的な報酬」、収集欲としての「コレクション的な報酬」、より体感的な「心地よさの報酬」
あらゆるものを「ググればわかる」というレベルの状態で頭中に保持しておく知識の付け方が重要、
大学で習ったり、専門書を読んだことがあるが完全には覚えていないというフックが掛かった状態を目指す。
読了日:10月24日 著者:落合 陽一

5年に一度開催されるショパン・コンクール 2015年の大会をレポート。
本書を書くきっかけとなった2010年大会、有力なコンテスタントが予備予選で落選したことを、審査員がクレームしてそれが通ったというのは凄い話だ。
読了日:10月25日 著者:青柳 いづみこ

在宅勤務制度導入の目的化を明確にし、対象者決定・研修・試行と問題点修正という導入プロセスから。
労務管理・情報漏えい対策のポイントも押さえつつ、具体的な就業規則案・申請書・許可証テンプレート掲載。
実務上で必要な基礎編。
読了日:10月25日 著者:毎熊典子

2012年このミス 海外小説部門1位。
死刑囚である連続殺人鬼の告白本執筆の依頼を受けた冴えない中年作家が、巻き込まれる事件。
ミステリーも去ることながら、作家である主人公が小説に対する静かな情熱に満ちた作品であったことに心動かされた。
「ぼくの描き出す世界が(ほぼ)何物でもないこと、単なる虚構の世界であることは潔く認めよう。そのうえでぼくは
作家を続ける。どんなに素寒貧でも孤独でも、どんなに自暴自棄になっても、落ちぶれても、どんな辛酸を舐めても、
たとえ神経症を患っても、これからも小説を書き続ける。」
読了日:10月31日 著者:デイヴィッド・ゴードン

出生前診断が正しく告知されていれば、出産はしなかったのだろうか。読む前は、なぜ裁判にしたのかと批判的な気持ちだったが、徐々に単純な話ではないと思うようになっていった。苦しむだけの人生は無駄か、生き伸びることは不可能な無脳症児を産んだ女性。生まれる命は誰が決めるのか、親か医師か社会か子供自身か。出生前診断のように、技術革新が進み利用への壁が下がれば下がるほど、判断が難しい問題が増加するだろう。
一つの正解はなくて、一人一人に判断、価値観が委ねらえれる難しい問題があるということ改めて突きつけられた。
読了日:11月02日 著者:河合 香織

子ども時代、戦争体験から鬼太郎誕生までの自伝。
売れっ子になる前の貧乏生活が、絵に描いたような貧乏だ。
読了日:11月02日 著者:水木 しげる

フェルメール展を前に、十何年ぶりかの再読。
「デルフトの眺望」に描かれている手前の岸の二人の存在感はやっぱりすごい。
読了日:11月07日 著者:ヨハネス・フェルメール,赤瀬川 原平

俳句のことを何一つ知らない人間に対する教科書。
下五 名詞 中七で下五の名詞を描写 上五に季語 という「尻から俳句」で簡単に作ることができそう。
三種の神器に歳時記が入ってなくて(やる気になってからで良い)、俳号というのが驚いた。
読了日:11月07日 著者:夏井 いつき
![週刊東洋経済 2018年10/27号 [雑誌]](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51htGrok3NL._SL75_.jpg)
就活ルール廃止の衝撃
仁義なき新卒争奪戦 採用クライシス
読了日:11月08日 著者:

敗戦を樺太で迎えた著者が、シベリアの捕虜生活を短歌・川柳を交えた記録。
捕虜生活で最も警戒し、反省しなければならなかったことが利己主義というのが、崇高な気がする。
シベリアでも季節の移り変わりの歌が詠めるんだなあ。
読了日:11月09日 著者:鬼川 太刀雄

過去の著作やインタビューなどから、著者の哲学を紹介。
短くて2ページ、数ページずつなので読みやすい。
「できることならリュックサックにおむすびをつめて
一人でこつこつと地球の裏側にでかけていきたい」
読了日:11月09日 著者:草間 彌生

生理用品の社会史: タブーから一大ビジネスへの感想
世界・日本の月経タブーの歴史、使い捨てナプキンの登場と現在まで、題名の通りだが偏ることなく丁寧に書かれている。女性の社会進出、スポーツ界での活躍など、日本で最初に使い捨てナプキンを開発・普及させたアンネ社の功績は大きい。
「アンネの登場は、多くの女性たちにとって、月ロケットの打ち上げ以上に、画期的な出来事であった」(社会学者 天野正子)
読了日:11月13日 著者:田中 ひかる

著者は、新日鉄ソリューションズ人事部長。
内容は働くことについて、かなり哲学的な内容で、思ってたのと違った。仕事とは「穴」。仕事を通して、先を見通し、先に進むことができる、ということなのか。
読了日:11月15日 著者:中澤二朗

マルコの母は何故ブエノスアイレスに行ったのか、
という疑問から、イタリアからの移民 - 蒸気船の歴史を勉強できる。全13章。
読了日:11月16日 著者:玉木 俊明

豪華2本立て大特集! ルーベンス&ムンク
読了日:11月18日 著者:

フェルメール展を前に再読。来日予定の9点を中心に復習、「手紙を書く女」肖像画説などをチェック。
読了日:11月18日 著者:朽木 ゆり子

津軽蕎麦屋を巡る4世代に渡る物語-初代と4代目の恋愛ストーリー。
陽一と七海の夢と恋愛を巡る葛藤は、よく主題となるテーマだが、丁寧に書かれた夢と純粋な二人のキャラクターに引っ張られ、続きが気になって読み進めた。思う存分夢に向かって突き進んでもらいたい、いつの日か5代目に繋がるといいなあと思わせてくれた。津軽蕎麦食べてみたい。
読了日:11月19日 著者:森沢 明夫

社風・企業文化を考えるべく、国・国民性・地域性・業界など幅広く言及。それがバラバラな印象。
読了日:11月22日 著者:植村 修一

中小企業診断士のなり方だけでなく、実際の診断士が自分の仕事内容、やりがいを紹介。
読了日:11月26日 著者:井上 繁

コミュニケーションの基本、「相手に伝える」ための大人向け国語の授業。
文章や相手の言ったことの意味をしっかり把握する、情報取得・不明点を明らかにするための質問方法、
反論・議論の方法など、重要な点をブレイクダウンして伝えてくれる。企業の社員研修に使える。
読了日:11月28日 著者:野矢 茂樹

1992年3月6日に東京で開催された「講演会&シンポジウム 河合 隼雄 その多様な世界」の書籍化。
シンポジウムの参加者が 大江 健三郎・中村 雄二郎・今江 祥智・中村 桂子・柳田 邦男と、様々な分野にわたって豪華。
事故の問題の件、飛行機・列車など近代に入っての事故ではたくさんの人が一度に死ぬという話の流れで、本当は生まれるはずだったかどうかわからないが、僕らは事故で生まれたとも言える、という所がストンと落ちてきた。
読了日:11月30日 著者:河合 隼雄,大江 健三郎,中村 雄二郎,今江 祥智,中村 桂子,柳田 邦男

奈良市内を中心に、興福寺・元興寺・秋篠寺といった有名なお寺だけでなく、エリアごとに名前の知られていないお寺も紹介。写真が豊富。
読了日:11月30日 著者:広尾晃

太陽・地球、地球上の生物の誕生してから現在までを、5幕の舞台になぞらえた絵本。左ページがナレーション、右ページが舞台、子供の頃に読んだら知的好奇心を刺激されただろう。裏表紙の太陽が素敵。
読了日:12月01日 著者:バージニア・リー・バートン

全国のご当地マラソン挑戦記。川の中、カレーマラソン、暗闇マラソンなど、色々なマラソンがあるものだ。
大阪マラソンで途切れない観客の応援に力を得る所に人間を感じた。
ほんわかした一冊だったが、続編予告で風雲急を告げるとは。
読了日:12月04日 著者:たかぎなおこ

創業以来100年以上イノベーションを続け、成長を続ける3M。長期間にわたる成長は、「戦略駆動力の経営」- 組織の闘争心や戦闘力を喚起し続けることにこだわる経営- の実践によるものという著者らの分析。
イノベーションを生む企業文化の根源は、5代目社長の「マックナイト原則」が息づいており、ボトムアップではなく歴代の経営陣が仕掛け続けた賜物だった。
(事業部長クラスの役割 ⑤事業遂行の原則と卓説性に照らしながら、創造性やイノベーションのための環境をつくりだす)
読了日:12月05日 著者:河合 篤男,伊藤 博之,山路 直人

推敲のコツ、類想を超える秘訣、句会のやり方、俳句経験者・上級者向けの本。
視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚・連想力 「季語の六角成分図」は季語が立体的に感じられて面白い。
読了日:12月07日 著者:夏井 いつき

動物語が理解できるようになったドリトル先生のアフリカ冒険譚。差別的表現があるけれど、お金に重きをおかない先生の純粋な気持ちと動物たちとの関係性は微笑ましい。ピンチをくぐる抜けていく辺りは面白い。
読了日:12月08日 著者:ロフティング

主に20代といった若手向けの本。
やりたいことは死ぬまでわからない、人生は99%失敗する、根拠のない精神論を排除する、50代は遺書を書く時代など、主張はシンプルですっと入ってくる。
残りの人生で、今が一番若い、というのはいい言葉だ。
読了日:12月10日 著者:出口治明

山口県などのデイサービス施設 夢のみずうみ村 代表の著作。
できることは自力でやってもらう、意思から出発する夢の階段つくりなど、ケアする人間ではなく受ける側のリハビリ・福祉を目指している。
読了日:12月11日 著者:藤原 茂

2018年本屋大賞1位。
SF・ファンタジー、人は一人では生きていないということを考える。
ラスト、スバルがマサムネにゲームを作る人になろうか、と伝える所、良かったな。
読了日:12月14日 著者:辻村 深月

利己的になれ、ではなく、突き詰めると自分のことだけ考えて生きるだけしかない。
アドラー心理学にも似た考えがあったような、著者にしては普通の自己啓発本という感じ。
読了日:12月15日 著者:堀江 貴文

被害店舗も警察対応コストを考え、通報しないことも多く、発生件数・被害金額の割には、見えにくい犯罪。
日常のストレスや家族等の人間関係がトリガーとなる例も多い。専門家の基でしっかりとした治療が必要だ。
読了日:12月20日 著者:斉藤章佳

4年間のESSE連載のイラストエッセイ、レシピ付。
5時半に起きて作ったお弁当の数々や一汁四菜の数々。やり始めるととことんやらないと済まない性格とのこと、
「頑張りすぎないこと」が読者に伝えたい事。
徳島の干しエビを買ってきたい。
読了日:12月22日 著者:柴門 ふみ

あかりさんを巡る林田先生との争いの中でも、タイトルに妄執する島田八段が格好良い。
ハチクロからの伏線回収とは壮大だな繋がりだ。
読了日:12月23日 著者:羽海野チカ

絶対見逃せない2019美術展
豪華3大付録!
①必見の100展掲載!
②名画カレンダー
③クリムトクリアファイル
読了日:12月25日 著者:

日本赤軍リーダー 重信房子の娘による自伝。
無国籍という不安感はいかほどのものか。
日本赤軍について詳しく知らないが、母親が暴力に頼ったのは、それしか方法論がなかったのだろうか。
日本赤軍がパレスチア側では尊敬の対象となっていたり、パレスチナ側の視点を知ることができた。
読了日:12月26日 著者:重信 メイ

イギリス 聖クリストファーホスピスの創始者で、ホスピスの創始者と言われるシシリー・ソンダースの半生。
末期がん患者との出会いから、33歳から医学部に入り、39歳から医師に。
末期患者の精神的ケアと疼痛コントロールの両面を、医師が死は敗北と捉えていた時代-60年代から的確に行っていたことに驚いた。
読了日:12月30日 著者:シャーリー・ドゥブレイ
読書メーター
コメント