2018年12月の読書













12月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:3891
ナイス数:277

シシリー・ソンダース―ホスピス運動の創始者シシリー・ソンダース―ホスピス運動の創始者感想
イギリス 聖クリストファーホスピスの創始者で、
ホスピスの創始者と言われるシシリー・ソンダースの半生。
末期がん患者との出会いから、33歳から医学部に入り、39歳から医師に。
末期患者の精神的ケアと疼痛コントロールの両面を、医師が死は敗北と捉えていた時代-60年代から的確に行っていたことに驚いた。
読了日:12月30日 著者:シャーリー・ドゥブレイ


秘密―パレスチナから桜の国へ 母と私の28年秘密―パレスチナから桜の国へ 母と私の28年感想
日本赤軍リーダー 重信房子の娘による自伝。
無国籍という不安感はいかほどのものか。
日本赤軍について詳しく知らないが、母親が暴力に頼ったのは、
それしか方法論がなかったのだろうか。
日本赤軍がパレスチア側では尊敬の対象となっていたり、パレスチナ側の視点を
知ることができた。
読了日:12月26日 著者:重信 メイ


日経おとなのOFF 2019年 1 月号日経おとなのOFF 2019年 1 月号感想
絶対見逃せない2019美術展
豪華3大付録!
①必見の100展掲載!
②名画カレンダー
③クリムトクリアファイル
読了日:12月25日 著者:


3月のライオン 14 (ヤングアニマルコミックス)3月のライオン 14 (ヤングアニマルコミックス)感想
あかりさんを巡る林田先生との争いの中でも、タイトルに妄執する
島田八段が格好良い。
ハチクロからの伏線回収とは壮大な繋がりだ。
読了日:12月23日 著者:羽海野チカ

ほっこりおうちごはん 「どうぞ飯あがれ」 (小学館文庫)ほっこりおうちごはん 「どうぞ飯あがれ」 (小学館文庫)感想
4年間のESSE連載のイラストエッセイ、レシピ付。
5時半に起きて作ったお弁当の数々や一汁四菜の数々。
やり始めるととことんやらないと済まない性格とのこと、
「頑張りすぎないこと」が読者に伝えたい事。
徳島の干しエビを買ってきたい。
読了日:12月22日 著者:柴門 ふみ


万引き依存症万引き依存症感想
被害店舗も警察対応コストを考え、通報しないことも多く、
発生件数・被害金額の割には、見えにくい犯罪。
日常のストレスや家族等の人間関係がトリガーとなる例も多い。
専門家の基でしっかりとした治療が必要だ。
読了日:12月20日 著者:斉藤章佳


(146)自分のことだけ考える。: 無駄なものにふりまわされないメンタル術 (ポプラ新書)(146)自分のことだけ考える。: 無駄なものにふりまわされないメンタル術 (ポプラ新書)感想
利己的になれ、ではなく、突き詰めると自分のことだけ考えて
生きるだけしかない。
アドラー心理学にも似た考えがあったような、著者にしては普通の自己啓発本
という感じ。
読了日:12月15日 著者:堀江 貴文


かがみの孤城かがみの孤城感想
2018年本屋大賞1位。
SF・ファンタジー、人は一人では生きていないということを考える。
ラスト、スバルがマサムネにゲームを作る人になろうか、と伝える所、
良かったな。
読了日:12月14日 著者:辻村 深月


強くなくていい「弱くない生き方」をすればいい強くなくていい「弱くない生き方」をすればいい感想
山口県などのデイサービス施設 夢のみずうみ村 代表の著作。
できることは自力でやってもらう、意思から出発する夢の階段つくりなど、
ケアする人間ではなく受ける側のリハビリ・福祉を目指している。
読了日:12月11日 著者:藤原 茂


「働き方」の教科書:「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本「働き方」の教科書:「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本感想
主に20代といった若手向けの本。
やりたいことは死ぬまでわからない、人生は99%失敗する、
根拠のない精神論を排除する、50代は遺書を書く時代など、
主張はシンプルですっと入ってくる。
残りの人生で、今が一番若い、というのはいい言葉だ。
読了日:12月10日 著者:出口治明


ドリトル先生アフリカゆき (ドリトル先生物語全集 (1))ドリトル先生アフリカゆき (ドリトル先生物語全集 (1))感想
動物語が理解できるようになったドリトル先生のアフリカ冒険譚。
差別的表現があるけれど、お金に重きをおかない先生の純粋な
気持ちと動物たちとの関係性は微笑ましい。
ピンチをくぐる抜けていく辺りは面白い。
読了日:12月08日 著者:ロフティング


NHK俳句 夏井いつきの季語道場NHK俳句 夏井いつきの季語道場感想
推敲のコツ、類想を超える秘訣、句会のやり方、俳句経験者・
上級者向けの本。

視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚・連想力 「季語の六角成分図」は季語が
立体的に感じられて面白い。
読了日:12月07日 著者:夏井 いつき


100年成長企業のマネジメント 3Mに学ぶ戦略駆動力の経営100年成長企業のマネジメント 3Mに学ぶ戦略駆動力の経営感想
創業以来100年以上イノベーションを続け、成長を続ける3M。
長期間にわたる成長は、「戦略駆動力の経営」- 組織の闘争心や
戦闘力を喚起し続けることにこだわる経営- の実践によるものという
著者らの分析。
イノベーションを生む企業文化の根源は、5代目社長の「マックナイト原則」が
息づいており、ボトムアップではなく歴代の経営陣が仕掛け続けた賜物だった。
(事業部長クラスの役割 ⑤事業遂行の原則と卓説性に照らしながら、
創造性やイノベーションのための環境をつくりだす)
読了日:12月05日 著者:河合 篤男,伊藤 博之,山路 直人


まんぷくローカルマラソン旅まんぷくローカルマラソン旅感想
全国のご当地マラソン挑戦記。川の中、カレーマラソン、
暗闇マラソンなど、色々なマラソンがあるものだ。
大阪マラソンで途切れない観客の応援に力を得る所に人間を感じた。
ほんわかした一冊だったが、続編予告で風雲急を告げるとは。
読了日:12月04日 著者:たかぎなおこ


せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし (大型絵本)せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし (大型絵本)感想
太陽・地球、地球上の生物の誕生してから現在までを、
5幕の舞台になぞらえた絵本。左ページがナレーション、
右ページが舞台、子供の頃に読んだら知的好奇心を刺激されただろう。
裏表紙の太陽が素敵。
読了日:12月01日 著者:バージニア・リー・バートン

読書メーター

コメント