2020/10/26

グランツール史上初の闘い ~ ジロ・デ・イタリア2020 終幕 ~

ジロのプロトンも3週間の旅を経て、ミラノに戻ってきた。

欧州では再び新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい始め、ツールと違い選手にも感染者が発生。2チームがレースを去った。


そんな中でも、最終日前日の第20ステージの結果で、1位 ヒンドリー と 2位 ゲイガンハートの差はゼロ秒。正確には0.86秒差!

最終日を同タイムで迎えるのは、グランツール史上初の事だ。

今ジロ3度目のタイムトライアルを制し、マリア・ローザを獲得したのは、ゲイガンハートだった。


タイムトライアルで雌雄を決したこと、総合リーダーとヤングライダー賞を同じ選手が獲得したのも、ツール・ド・フランスと同じ。コロナ禍で若手が活躍した。


またしても人類の生きる力を見せてもらった気がする。


新城選手、13回目のグランツール完走おめでとう!

2020/10/24

ぬる燗にはまってきた ~ 城陽酒造 純米吟醸55原酒 ~


 城陽酒造アゲイン。



純米吟醸55。

冷でもすっきりした飲み口だが、少し燗をつけると、甘み・風味が膨らむ。

ぬる燗が旨くなってきたぞ。


2020/10/21

グランツール重ね ~ ジロとブエルタ ~

 第75回 ブエルタ・ア・エスパーニャが10月20日に開幕。

例年より3ステージ少ない18ステージの戦いの火ぶたが切って落とされた。


開幕ステージは、昨年のマイヨ・ロホ、今年のツールでは失意のログリッチが勝利を飾った。




ジロ・デ・イタリア 第16ステージと同時視聴という初体験。



開催期間が重なっていた時期があったというツイートをちらっと見た気がするが、コロナ禍えなければ経験することもなかっただろう。

来年はない方が良いけど。


2020/10/19

掲示板のお言葉 23


「人」という漢字に似ているのかも。 




ゆずり合い たすけ合う 心と心は 合掌の姿

2020/10/17

ワールドチーム入り 中根英登選手

ロードレース界にグッドニュースが。

中根 英登選手(NIPPOデルコ・ワンプロヴァンス)が、ワールドチームのEFプロサイクリングに加入した。


2018年 TOJ チームプレゼンテーションにて(左から3番目)


別府選手、新城選手に続いて、実力を認められてステップアップという感じかな。

東京五輪代表にわずかな差で手が届かなかったが、その直後にこのニュースが流れてきた。

観戦したツアー・オブ・ジャパン 2016年、2018年に出場しており、写真を探すと所々に写っていた。


2018年TOJ 京都ステージ 出走表にサイン


2018年TOJ 京都ステージ スタート直後


2018年TOJ 京都ステージにて

ヨーロッパでは新型コロナウイルス感染症が再拡大しているが、早く活躍する姿を見たいものだ。


①TOUR OF JAPAN 2016  第2ステージ 京都

②TOUR OF JAPAN 2018 1st stage SAKAI ④ チームプレゼンテーション その2


2020/10/11

熱燗旨し ~ 三諸杉 辛口純米 切辛 ~

日本酒ネタ連投になった。

手羽先で作る水炊きにこれ。




三諸杉 辛口純米 切辛(きっから)

辛口純米酒とあるが、「ただ辛いだけの酒は造りたくない」とポップ(本屋じゃないけどポップというのだろうか?)に書いてあった通り、スーッと入っていく中で旨みがやってくる。


純米酒は、少し温めると美味しいの最近の法則に則り、少し燗を付けてみる。


これも美味しいわ。最近の純米酒の中ではピカ一。

米の旨みが甘みに変わった。


リピートしようかな。

2020/10/06

春鹿 純米酒 超辛口

奈良の酒というと、「春鹿」かなあ。


純米酒 超辛口 お手頃サイズの300ml 。


「超」辛口、12度あるようだが、冷酒で飲むと思ったより旨みを感じる。

これは温めた方が美味しいかもと、お燗をつけると、やっぱりこっちの方が好み。

最近、純米酒は温めるほうが美味しく感じてきたなあ。

2020/10/05

やっちまったなあ リエージュ~バストーニュ~リエージュ

例年とは違うスケジュールで実施されているロードレース。

ジロ第2ステージをGCNで見ながら、スカパー無料の日だった昨日、J-SPORTSで、春のクラシックレース(のはずの) リエージュ~バストーニュ~リエージュを同時視聴。 


リエージュから南下し、バストーニュで折り返すと、北上して再びリエージュを目指す。全長257kmのコース。


ツール・ド・フランス2020で活躍した選手も多く参加しているので、馴染みの選手が多い。


レースは残り500mで、先頭4人に追いついたモホリッチと5名でのスプリント勝負。




アラフィリップ、やっちまったなあ。

差したのはツールで歴史に残る逆転負けを喫したログリッチ。


ただ、レース後の裁定で、アラフィリップの斜行により5位に降格したので、どのみち優勝はできなかったんだが。

しかし、最後まで気を抜いちゃいかんね。

2020/10/04

13回目のグランツール ジロ・デ・イタリア2020開幕

例年5月開催のジロ・デ・イタリア2020が昨日個人タイムトライアルで開幕。 


バーレーン・マクラーレンの新城幸也選手が、3度目のジロ出場。

グランツールは何と13回目の出場だ。素晴らしい。

多分アルファベット順なのだろうが、ゼッケン31番というのが凄い。


下り基調、強風が吹く悪コンディションの中で、115位でフィニッシュ。

落車が相次いだレースでまずは一安心。




レースは、ジロ初出場のTT世界チャンピオン ガンナ(イネオス・グレナディアズ)が
圧巻の走りを見せて、マリア・ローザを獲得。

25日まで3週間のレースが繰り広げられる。

ジロを見るのは、何気に初めてだなあ。

2020/10/03

ファイニーズ・マスク 

 ファイニーズ 2020年シーズン ファンクラブ募集が開始された。

会員特典にチケットが無く、オリジナルグッズをもらえることになった。


が、気づいた時には、冷感マスクしか残っておらず、3口 3枚で申込み。

昨日届いた。


コロナ禍で遅れているが、ファイニーズは10月25日(日) IBM戦で開幕を迎える。

このマスクで応援、応援。


2020/10/02

掲示板のお言葉 22

 河井寛次郎の言葉。陶芸家なんですね。



過去が咲いている今

未来の蕾でいっぱいの今

2020/10/01

2020年9月の読書

 



9月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3247
ナイス数:219

最終目的地 (新潮クレスト・ブックス)最終目的地 (新潮クレスト・ブックス)感想
一冊だけ作品を残し自殺した作家の伝記を書く公認を得るためにアメリカの大学院生が南米ウルグアイの遺族(妻・愛人・兄)の元を訪ねる。 独特のキャラを持つ遺族たち、風変りな同居生活は、ジョン・アーヴィングの世界を思い浮かべたが、静かに静かにストーリーが進んでいった。 優柔不断だった主人公・オマーが、実はアンバランスだった3人の同居生活に触媒のように影響を与えていく。 人の心とはこういうものなんだろうな、というようなゆらぎを感じた。
読了日:09月29日 著者:ピーター キャメロン


Number(ナンバー)1010号[雑誌]Number(ナンバー)1010号[雑誌]感想
藤井聡太と将棋の天才。 [最年少二冠の輝き]藤井聡太「天翔ける18歳」 [最年少街道は続く]記録で辿る異次元の歩み [トップ棋士縁側対談]佐藤天彦×中村太地「藤井はピカソか、モーツァルトか」 [永世名人の慧眼]中原誠が語る18歳の羽生と藤井
読了日:09月26日 著者:


だから荒野だから荒野感想
毎日新聞連載。 誕生日に自分でレストランを見つけて、運転させられて、料理に文句つけられたら、キレル気持ちもわからないではないが、そのままの家出も相当無茶苦茶。 残された家族と共に危なっかしい妻の逃避行がどうなるのか、とページを捲った。
読了日:09月22日 著者:桐野 夏生


校則なくした中学校 たったひとつの校長ルール: 定期テストも制服も、いじめも不登校もない!笑顔あふれる学び舎はこうしてつくられた校則なくした中学校 たったひとつの校長ルール: 定期テストも制服も、いじめも不登校もない!笑顔あふれる学び舎はこうしてつくられた感想
子ども達のためを思って実行した事が、全ての子どもたちが3年間を楽しく過ごせること。 校則・定期テスト・チャイムの廃止、服装自由化、話し合い・トライ&エラーを否定しないなど。 自分で考えるー実地の生活、仕事に従事する上で必須の力とも言えるが、公立中学校でここまで実行するのは大変だっただろう。
読了日:09月22日 著者:西郷 孝彦


Q&Aでわかる テレワークの労務・法務・情報セキュリティQ&Aでわかる テレワークの労務・法務・情報セキュリティ感想
在宅勤務環境やアプリ利用法などに言及する本が多い中、労務・法務・情報セキュリティの面で対応すべき点を、Q&A形式でわかりやすく解説する担当者向けの内容。 コロナ禍における緊急対応の言及も多い。
読了日:09月21日 著者:足立 昌聰,寺島 有紀,世古 修平,笹川 豪介,関原 秀行


ファイトファイト感想
モハメド・アリの代表的な4試合をアリの実況・心情表現で描く。ソニー・リストン戦が特に熱かった。 章を読み終わるごとに、youtubeの映像と見比べてしまった。
読了日:09月19日 著者:佐藤 賢一


東京、コロナ禍。東京、コロナ禍。感想
コロナ感染症患者の発生、増加する2020年2月下旬から7月はじめにかけての東京を撮影。 日々変化していく状況に、既に懐かしさを感じた。
読了日:09月18日 著者:


つけびの村  噂が5人を殺したのか?つけびの村  噂が5人を殺したのか?感想
12人が暮らす山口県の限界集落で、5人が殺害された2013年の殺人事件。都会から帰ってきたが、村八分・いじめられていたという見方が違っていた、「うわさ話」だった事を丁寧にあぶりだす。noteから火が付いたというのが、新しいノンフィクションの形。
読了日:09月17日 著者:高橋ユキ(タカハシユキ)


ちちんぷいぷいちちんぷいぷい感想
ちょっと不思議な話、皮肉の効いた話、50編の掌編小説。前の掌編のキーワードが次のストーリーに引き継がれるバトン形式。
読了日:09月12日 著者:松山 巖


関西俳句なう関西俳句なう感想
2011年1月1日~12月31日の俳句グループ「船団」の関西在住若手メンバー6人で立ち上げられた情報サイト「関西俳句なう」。関西(西日本)の同世代的な俳句を発掘・紹介する企画で1年間運営された。 13人 x 50句ー13人x50句と往復書簡で構成された本書。 俳人によって全く違うテイストになっていて面白かった。
読了日:09月11日 著者:


アカガミアカガミ感想
明治時代のお見合いを現代に移し替えたような展開、パラレルワールドだろうか。2000年以降に生まれた人間は40歳で死ぬという説(人生100年時代の逆という皮肉)がまことしやかに語られる2030年、若者の多くは人との接触を断ち、恋愛・結婚・子供を持つ事を選ばず、死に急ぐ世界。「アカガミ」というお見合いシステムに志願したミツキ、手厚いサポートに守られながらサツキとの暮らしに初めて愛を感じ始める。3人の将来が気になるが、サツキのふるさと生きていく姿が目に浮かぶ。愛する家族と苦労して生きていくのも幸せか。
読了日:09月11日 著者:窪美澄


靴ひも (新潮クレスト・ブックス)靴ひも (新潮クレスト・ブックス)感想
「もしも忘れているのなら、思い出させてあげましょう。私はあなたの妻です。」 個人的・小説の冒頭の一文大賞TOP10にランクイン。 イタリアのとある家族を妻・夫・娘の視点で描かれた3章仕立て。家族の結びつき・虚構が上手く描かれている。 視点が変わるたびに、それまでの章で感じた共感が覆されていく感じ。 角田光代「物語の海を泳いで」から手に取った。
読了日:09月09日 著者:ドメニコ・スタルノーネ


聖なるズー聖なるズー感想
本屋大賞 ノンフィクション本大賞ノミネート作品。 性暴力の被害者で「愛」がわからないという著者。 ドイツの動物性愛者団体「ゼータ」のメンバー(ズー)と寝食を共にし、動物との性愛とは?動物とのコミュニケーション・性愛は成立するのか?セクシュアリティとは何を意味するのか?一つ一つぶつかりながら思索を深めていく。 その過程に読者として同行し、驚きと自問の連続、価値観を揺さぶられる。ズーとは自分とは異なる存在たちと対等であるために日々を費やす人々。性暴力は「支配」という正反対との気づきに繋がった。
読了日:09月04日 著者:濱野 ちひろ

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