2024年11月の読書

 



11月の読書メーター
読んだ本の数:21
読んだページ数:3536
ナイス数:287

世界の鍋 いつもと違うごちそうレシピ厳選29世界の鍋 いつもと違うごちそうレシピ厳選29感想
日本含む世界の鍋料理をレシピ・写真で紹介。道具としての鍋や調味料、ポルトガル・香港・日本(千葉)の家庭などで鍋料理が作られるルポ、映画の中の鍋料理も紹介されている。
読了日:11月28日 著者:服部 直美

NHKにようこそ!(1) (角川コミックス・エース)NHKにようこそ!(1) (角川コミックス・エース)感想
NHK=日本ひきこもり協会。引きこもりの主人公が、脱出方法を知っているという少女に出会い、プロジェクトに誘われる。主人公のもがきぶりが痛々しい。
読了日:11月27日 著者:滝本 竜彦,大岩 ケンヂ

アボカドの種アボカドの種感想
2020年夏以降の短歌を集めた第7歌集。コロナ禍、ホスト万葉集、大学進学する息子。「たんぽぽの日々」であんなに小さかった子が、大学生になったのかという感慨があった。 「息子から連絡はなく母の日は私が母を思う日とする」 「息子からもらう励まし出典は「ブルーピリオド」の名言らしい」 「優しさにひとつ気がつくXでなく◯で必ず終わる日本語」
読了日:11月26日 著者:俵 万智

【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (『このミス』大賞シリーズ)【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (『このミス』大賞シリーズ)感想
2021年 第19回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作。「あの本、読みました?」で紹介されていて手に取った。金の亡者とも言える主人公の女性弁護士のキャラクターと全財産は自分を殺した犯人に譲るという謎が魅力的だったが、それで終わったという感じだった。
読了日:11月25日 著者:新川 帆立

THE BIG ISSUE JAPAN491号THE BIG ISSUE JAPAN491号感想
特集 恐竜関心大国 日本と恐竜 / スペシャルインタビュー ニック・ケイヴ / EU・チュニジアの国策に翻弄される移民・難民 / 大阪・梅田、都会の中に生きる木々に出合う 三浦豊さん / 長さ80m「52 間の縁側」に、誰でもどうぞ!/ 地球温暖化と海面上昇、太平洋の島々から 清水靖子さん
読了日:11月25日 著者:ビッグイシュー日本

一冊でわかるベトナム史 (世界と日本がわかる国ぐにの歴史)一冊でわかるベトナム史 (世界と日本がわかる国ぐにの歴史)感想
神話の世界から近現代史まで、同時代の日本の状況を所どころ併記し、分かりやすい。カンボジア紛争が解決したのが1991年とはつい最近のことだったか。
読了日:11月21日 著者:岡田 雅志

見える子ちゃん 2 (MFC)見える子ちゃん 2 (MFC)感想
少し霊が見える玉子ユリアが加わり、みこの能力の高さが際立つことに。
読了日:11月21日 著者:泉 朝樹
月刊経理ウーマン 2024年11月号月刊経理ウーマン 2024年11月号感想

年末調整の「電子化」のことが分かる3時間講座 / 「配偶者控除」「配偶者特別控除」「扶養控除」のおさらいノート / 「税務調査」─調査官の指摘に納得できない時の交渉術
読了日:11月20日 著者:株式会社研修出版

月刊経理ウーマン 2024年10月号月刊経理ウーマン 2024年10月号感想
「定年延長」─中小企業の緊急対策マニュアル / 「中古資産」の減価償却の仕方が分かる講座 / AI時代に生き残るための「経理スキル」の磨き方
読了日:11月18日 著者:株式会社研修出版

図解ポケット 産休・育休制度の基本と仕組み図解ポケット 産休・育休制度の基本と仕組み感想
社員側から見た産休・育休制度の解説書。2025年4月・10月改定の内容にも対応している。
読了日:11月18日 著者:宮武貴美

THE BIG ISSUE JAPAN490号THE BIG ISSUE JAPAN490号感想
特集 変えよう!避難所生活 / スペシャルインタビュー 内田也哉子 / ドイツ 生態系に好影響を及ぼす「ヨーロッパバイソン」 /ホームレス・ワールドカップ ソウル大会 / 地球市民 砲撃で娘3人と姪を失ったパレスチナ人医師 イゼルディン・アブラエーシュ博士
読了日:11月18日 著者:ビッグイシュー日本

やまなし (ミキハウスの絵本)やまなし (ミキハウスの絵本)感想
教科書いに書いてあったのか「くらむぼんは笑ったよ」は、記憶のそこから蘇ってきた。川の中の青さ、かわせみが飛び込んできた波・泡といった絵も素晴らしい。
読了日:11月16日 著者:宮沢 賢治

NHK「100分de名著」ブックス 般若心経NHK「100分de名著」ブックス 般若心経感想
「釈迦の仏教」と「大乗仏教」とを比較することで、般若心経が作られた意図が明らかとなり、伝えたいことが分かりやすくなった。釈迦の世の中の捉え方、苦しみからの脱却方法について理屈としては理解はできるものの、現実的には難しいので、大乗仏教が生まれてきた訳も納得できた。
読了日:11月15日 著者:佐々木 閑

災厄の絵画史 疫病、天災、戦争 (日経プレミアシリーズ)災厄の絵画史 疫病、天災、戦争 (日経プレミアシリーズ)感想
災厄ーパンデミック、飢餓、天変地異、戦争、疫病ーをテーマとした名画を紹介。ポール・ドラローシュ「レディ・ジェーン・グレイの処刑」にハッとした、実物を見てみたい。
読了日:11月14日 著者:中野京子

東京都同情塔東京都同情塔感想
第170回芥川賞受賞作。ザハ・ハディド デザインの国立競技場で2020年にオリンピックが開催されたパラレルワールドでの話。犯罪者を刑務所から国立競技場の脇に建設したバベルの塔の再現「シンパシータワートーキョー」に移すことになった。デザインした建築家・牧名沙羅の思考がメインで進む。執筆に生成AIを使ったとのことだったが、あまり意識することはなかった。一見犯罪人を刑務所からの解放だが、開所式のスピーチを読むと「1984年」同様にディストピアをうっすらと感じた。
読了日:11月13日 著者:九段 理江

赤と青のガウン オックスフォード留学記 (PHP文庫)赤と青のガウン オックスフォード留学記 (PHP文庫)感想
オックスフォード大学で博士号を取得した彬子女王の留学記。著者はプリンス、帯の「生まれて初めて一人で街を歩いたのは日本ではなくオックスフォードだった ー。」という文句で、面白くない訳はないという感じだが、非常に読みやすい文章でお人柄もにじみ出て楽しい読書となった。英国について知る事ができ、側衛のいない一人の生活・エリザベス女王とのアフタヌーンティーなどプリンスでなければ体験できない世界も垣間見ることができた。様々な人と出会い支えられた感謝がそこかしこに書かれており、博士課程もクリアすることができたのだろう。
読了日:11月12日 著者:彬子女王

「働き手不足1100万人」の衝撃――2040年の日本が直面する危機と“希望”「働き手不足1100万人」の衝撃――2040年の日本が直面する危機と“希望”感想
2040年の日本では、労働力1100万人分が不足し、生活維持サービスがおぼつかなくなるというシミュレーションと解決のための4つの解決策を提示している。 1. 機械化・自動化 2. ワーキッシュアクト 3. シニアの小さな活動 4. 企業のムダ改革 医療、介護、警察、インフラの維持など困難なことが予想され、現状が維持ができないどころか、居住地域を集約していくぐらいの思い切った変化がなければ、通常の生活すら困難になってくるかもしれない。
読了日:11月11日 著者:古屋 星斗,リクルートワークス研究所

見える子ちゃん 1 (MFC)見える子ちゃん 1 (MFC)感想
見えていけないヤバいものが見えるようになってしまった普通の女子高生が、全力で見えないフリをする、という話。これらが見えないフリをするとは、かなり胆力がある。
読了日:11月06日 著者:泉 朝樹

税金で買った本(2) (ヤングマガジンコミックス)税金で買った本(2) (ヤングマガジンコミックス)感想
無料電子版にて。寄贈本、おはなし会、いたずら電話などの図書館のうら話が並んだ。
読了日:11月06日 著者:ずいの,系山冏

令和元年の人生ゲーム令和元年の人生ゲーム感想
第171回直木賞候補作。「平成28年」「平成31年」「令和4年」「令和5年」の4つの作品からなる連作短編集。面白く読んだけど、Z世代の働き方小説、これがZ世代なのだろうかと言う疑問符が付いて終わった。
読了日:11月06日 著者:麻布競馬場

業火の市 (ハーパーBOOKS)業火の市 (ハーパーBOOKS)感想
献本キャンペーンで当選した本。著者最後の三部作ということでぜひとも読みたかった。アイルランド系とイタリア系マフィア・ファミリーの血の抗争、バランスは取れていたはずだったのに、些細なきかっけで転げ落ちていく。ゆっくりとスタートした感じだったがどんどんスピードが上がっていった。2作目の冒頭が付録として収録されているが、1行目がニール・ケアリーシリーズの1行目と同じ構造であることに、テンションが一番上がった。
読了日:11月01日 著者:ドン ウィンズロウ

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