孫子の戦略


PHPビジネス THE21 2月号 の特集に - 30歳からの「中国古典」入門- があった。

三国史や論語に混ざって孫子が取り上げられている。
戦いにおける常識を疑うことで戦略書のバイブルとして君臨してきた古典、という紹介。

湾岸戦争・イラク戦争戦略の基礎となり、ビル・ゲイツ、孫正義の座右の書であり、
アマゾン2001年人文書全米売上ナンバー1が、英訳版「孫子」だったそうだ。

百戦百勝は善の善なる者に非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり。
(謀攻編)

つねに力ずくで敵を倒し続けることは、決して最上の勝利ではない。
それよりも直接戦わずに敵を屈服させる・戦う前に敵を掌握するといった結果こそ
最上の勝利だと説く。

これを読んでまず思い浮かべたのは、ベリチックだ。
ペイトリオッツと戦う前に、まず見抜かれているかもしれないと
思わせる強さがある。

孫子を読んでいたりして。

ところでスーパーボウルの勝者予想を全米で行なった結果を、SPORTS CENTERで
取り上げていた。
意外にもジャイアンツ勝利が50%以上だった。

今年のジャイアンツは強いと思われているのか、もうペイトリオッツはうんざりということなのか。
結果は再来週の月曜日に出る。

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