2009/03/21

宇治茶の里


MIHO MUSEUM に行こうと思い立った。
いつもの道ではなく、地図上では近道だが、恐らく細い道だろうと
思われる道路を走ってみることに。

井手町から321号線を和束を通過して、信楽を目指した。
思った通り細い。

そして思った以上に登っていたようで、頂上を超えた(らしい)途端に
下る下る。景色も良かった。

そして山の上にも茶畑が広がっていて驚いた。

宇治茶は宇治だけでなく、宇治田原町などの周辺地区で育てたお茶も
宇治ブランドをつけていると聞いたことがあったが、
こんな山の中のお茶も宇治茶なのかもしれない。

2009/03/19

2009/03/15

「幾代餅」 五街道雲助

NHK 日本の話芸 3月15日再放送。

恋煩いの話。
恋煩いと言えば、「崇徳院」であるが、こちらは大夫に片想い。でも純愛。

ある米屋の若い衆である清蔵は病に臥せったかと思ったら、恋煩い、
しかも絵で見かけた大夫・幾代に惚れてしまった。
高嶺の花である。

親方は1年間お金を貯めて、1年後に幾代大夫に会いに行けと薦めた。
そして清蔵は一年間を勤め上げた。

遊郭通いに慣れている医者と一緒に13両を握り締め、幾代大夫に会いに
吉田屋に向かう。
米屋の若い衆では相手にされないので、醤油屋の若旦那の振りをして
念願の幾代大夫と一晩を過ごした。

翌朝、次はいつ来るのかと聞かれて、まじめな清蔵はウソをついていたことを
詫びて、一年間働いて来年また来るから待っていて欲しい、と真摯に訴えた。
これが幾代大夫の胸に届き、翌年3月の年季明けに妻に娶ってくれと逆プロポーズ
とあいなった。

落語らしい展開だが、この夫婦がお菓子屋を作り、幾代餅が大ヒットした
といういいお話でした。

「住吉駕籠」 月亭八方

扇町寄席 3月15日放映。

MC 八光の父であり師匠が登場。
住吉駕籠は十八番とのこと。

駕籠屋が客を乗せようとするが、酔っ払いやそばの茶屋の主人を
乗せようとするが、客は捕まらない。
大枚を払って、酒代までくれる乗客だと思いきや、2人乗りをごまかす客だった。
暴れたので底が抜けて、堂島まで歩くことに。

それを傍で見ていた親子が、まさに蜘蛛駕籠だ、というサゲ。
駕籠の種類をマクラで振っているのでサゲがきれいに決まる。

八方の落語で面白いと初めて思った。
そもそも落語自体あんまりやっている所に出会わないが。

ゼル伝?

you tube で見つけたビデオ。
カリフォルニア大のマーチングバンドがアメフトのハーフタイムショーだと思うが、
色々動いて形を作りながら演奏をしている。
伝統なのだろう、ディズニーなど年によってテーマが違う。

そんな中テレビゲームがテーマの年があり、テトリスとかスーパーマリオが
登場。
途中に「ゼルダの伝説」のテーマが。しかも形はトライフォースではないか。
ゼル伝ってアメリカでも人気があったんだ。


2009/03/14

遠位型ミオパチー

今日放送の報道特集を見ていたら、難病と闘う女性を取り上げていた。

病気名は「遠位型ミオパチー」

体の末端から、全身の筋肉が消滅していく病気で、
いずれは寝たきりになってしまう。

患者数も少なく、治療法も全くないとのこと。
未だ難病指定がされていないので、HPで署名活動を行っている。

遠位型ミオパチー患者会ホームページ
http://enigata.com/

なんともむごい病気があるものだ、と思うが、
出演していた中岡さんは、日に日に進行する病と向き合いながら
難病指定実現に向けた活動やフリースクールの先生をするなど、
一生懸命生活をされている。

力をもらった。

スーパーサイズミー

1日3食、マクドナルドを食べ続けるとどうなるか。
体を張ったドキュメント映画。

過ぎたるは、及ばざるがごとく。

何でもこれだけ続ければ体には悪いだろう。

だが1ヶ月で肝臓が壊れ、あきらかにふっくらとし、お腹もすっかりメタボに。
1日の摂取カロリーが5000kcalで、コーラもあれだけ飲めば、砂糖の過剰摂取だ。

にしても、(もう販売中止したらしいが)スーパーサイズはなんぼなんでも量が多すぎるで。

「不孝者」柳家三三

tbsチャンネル 落語研究会 3月7日放映。
干物で客をいじるお馴染みのマクラから、人情物をしんみりと思いきや、鮮やかなサゲ。
ある商家の旦那は、息子の遊んで商売に身が入っていないことに頭を痛めていた。
ある日も芸者遊びしている息子。使用人から茶屋の場所を聞き出し、使用人の服を着て、
息子を迎えに行き御灸を据えてやろうと出かけた。

息子は迎えの時間が早いと、倉で酒を飲ませておくように店に命じる。
使用人の服を着て倉の中で燗ざましの酒をちびりちびりやり始めた。
そこへ芸者が部屋を間違えて入ってきたら、それは昔世話をしていた芸者。
他人の借金の肩代わりをしたことから商売が傾いた際に、
助けてもらった人への義理と世間体から泣く泣く分かれた女だった。
今は決まった旦那がいないということで、もう一度世話をしたいと申し入れ
段々といい話になってきたなあ、という所で、息子が帰ると言う。

「親不孝な・・・」というサゲ。

遊びほうけている息子が親不孝なのかと思って聞いていると、
芸者との昔話の時点で息子のこと、使用人の格好をしていることも
すっかり忘れていたのだが、好きな女性とのひと時を邪魔しやがって、という所がにくい。
さすが三三、色気ある女性の演技は素晴らしく、息子のことを忘れさせてくれた。

2009/03/11

WBC予選突破

各国でWBCの予選が終盤を迎えている。
中でもオランダが予選突破したのには驚いた。

一番のアスリートはサッカーをやるだろうから、
きっと野球はマイナースポーツのはず。
どうせ予選突破は難しいだろうと思っていたが、
優勝候補のドミニカ共和国に2勝し、見事に2次リーグ進出を決めた。
負けた試合も接戦だったし、粘りがありそうだ。

2次リーグまで時間が空いてしまい、勢いがそがれるのが
残念だが、オランダチームの戦いぶりに注目したい。

2009/03/10

カーネルサンダーズ救出

1985年の阪神優勝時に道頓堀川に投げ込まれたカーネルサンダース人形が
今日見つかった。


9時前のABCニュースで初めて知ったが、さすが関西、こんなのニュースにするか。


当時ナイトスクープで大掛かりに捜索したのに見つからなかったが、
出てくるものだなあ。

2009/03/08

TO JOIN BUFFLO

フリーエージェントの動きが激しい。
結局、Gムーアは再契約、コールズはベンガルズに。

ダラスを解雇されていたテレル・オーウェンズがバッファローに。
同地区に来ると嫌だけど、逆にチームの和を乱すかもしれない。

QBはじめ若いチームだし、ジャローンでしっかりとまとめることができるかな。

「アルカトラズ病院」 桂小春団治

扇町寄席 3月8日放映。

他の病院もさじを投げた患者が集まる一度入ったら出られない、その名も「アルカトラズ病院」。

一癖も二癖もある患者の掛けあいが楽しい。
医者の悪巧みを察知した患者たちが脱出を試みるが、貫通した穴は隣の刑務所に出てしまったというサゲ。
よもやま話は、新作と古典の差だったが、果たして古典になることができるか?

2009/03/01

おくりびと

前から見に行こうとしていたが、アカデミー賞受賞後になってしまった。
ファーストデーと重なり、売り切れ。の割りには空席がチラホラしていたのは、何故?

いい映画だった。
納棺の仕事をコメディタッチで描写する前半から、
様々な事情を抱える遺体を美しく旅立たせる納棺の仕事を静謐に描く中盤、
そして自分を捨てた父親の死と直面したことで石文を通じてつながり続けていたこと、
納棺師の仕事を生涯の仕事とすること、納棺師の仕事を毛嫌いしていた妻との関係が
強固なものになる後半へと物語が終息していく。

妻が、「私の夫は納棺師です」と言い切る場面が印象深かった。
主人公はまだ自分の仕事を生涯のものにするとはっきりと妻の前では宣言できていないのに、
夫の仕事ぶりを見て妻の方から認めた強さを感じた。

NKエージェントの社長の仕事ぶりや遺族の対応など細かい所もきっちりと描いていて
感動的だった。