WICKED 編


「NEXT TO NORMAL」に続き、ミュージカルのメモ代わりに、
よかった曲を嫁と投票。

第4位 ”FOR GOOD" 1点

ELPHABA (DEE ROSCIOLI) と GLINDA ( ERIN MACKEY ) の
最後のハーモニーとなる曲。
袂を分かつことになったが、お互いが自らの人生において、重要な存在だったことを歌い上げる。
結果はベストではなかったけれど、自分の取った選択はその時に良かれと考えて選んだ道だった。
ここから二人は、全く違う人生を歩み始める。

第3位 "POPULAR" 2点

GRINDAがELPHABA に人気者になる秘訣を教えるという、
本ミュージカルの見せ場の一つ。GRINDA のはじけ具合が楽しい
パートである。

これまでの「人気者プロジェクト」におけるもっとも困難なプロジェクトになるかも
しれない、などと厳しい言葉を投げつけるなど、GRINDAの性格が
色濃く描き出されてもいる。

第2位 "NO GOOD DEED" 3点

よい行いが報われることはない、とでも言う意味か。
初めて愛した FIYERO ( KEVIN KERN ) が、自分を逃がすためにオズの魔法使いに
捕まってしまい、痛めつけれないように殺されないように、魔法の呪文を唱える。

ELPHABAがこれまで良いと判断して取った選択が、ことごとく良く思われない、
(オズの魔法使いが人間と動物を区別し、動物から言葉を奪おうとしたことを
防いだり、BOQ ( ALEX BRIGHTMAN ) の命を救ったりしたことなど)
それならば、善行は二度と行わない、邪悪な魔女になってやる
と初めて自らをWICKEDと呼ぶ。ELPHABA 最後のソロパート。

第1位 "DEFYING GRAVITY" 6点

嫁と共に1位に推した。第一幕のラストの曲。
オリジナルキャストである IDINA MENZEL の"DEFYING GRAVITY "の評価が
高く、他のキャストのELPHABAでは役不足ということがネット上では書かれている。

しかし、初めて見たものからするとやっぱりELPHABAというキャラの持つ
負のパワーが表に噴出する迫力に凄みを感じた。

DEE ROSCIOLI は、シカゴのWICKEDでELPHABA 役を務め、この夏にブロードウェイ
抜擢されたことがあり、歌唱力・演技力は高かった。

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