MAMMA MIA! 編

ニューヨーク関係ラストは、「MAMMA MIA!」から。

ABBAの曲から構成されているため、どの曲も場面も素晴らしく
選びづらかった。

「I HAVE A DREAM 」 5位 1点

第一幕オープニングと第二幕の掉尾を飾った曲。
SOPHIE(BRANDI BURKHARDT) とSKY (CHRIS PELUSO) が、
世界に飛び出そうと月夜の晩に島を出る。
DONNA(CORINNE MELANCON)と3人の父親に見送られて。
ベタなラストシーンだと思いつつ、涙がこぼれてしまった。

「TAKE A CHANCE ON ME」 5位 1点

独身を貫いてきたROSIE(U/S ANNIE EDGERTON) が、BILL(PEARCE BUNTING) を
追い回す。式場の椅子に離れて座った二人、ROSIEが椅子一つBILLににじり寄ると、
BILLはROSIEから逃げるように椅子一つ分逃げる、この間合いがおかしくて、
今でも目に浮かぶ。

「DOSE YOUR MOTHER KNOW」 3位 2点

PEPPER ( BEN GETTINGER)は、熟女好き。自分の母親ほどのTANYA(JUDY McLANE)
に一目ぼれし追いかけ廻すも相手にされない。
ある時浜辺で猛アタックするが、この曲で返り討ちに合ってしまう。

PEPPERの連続ジャンプ(宮川左近ショーの暁照夫師匠の三味線熱演時のような
拍手が沸き起こる)やTANYAの切れのあるステップ・激しい踊りと
ダンスが見せ場。

TANYA役のJUDY McLANE は結構な年のはずだが、年を感じさせない。
TANYAが何度も結婚と離婚を繰り返し、いつも浮名を流している女性という役なので、
スリットがどこまで入ってるのだ、という衣装を着ているのだが、やらしさを感じさせず、
むしろカッコ良かった。
踊りきって舞台をはける時、私のダンスどーよ、って感じで帰っていったのが印象的。

「THE WINNER TAKES IT ALL」 3位 2点

DONNA のソロシーン。
SAM(U/G TIMOTHY BOOTH ) が、その昔婚約者と結婚するために
ロンドンに戻ってしまったが、もう一度きちんと話をしたいとDONNAに迫るが、
拒絶するシーン。

映画では、美しい海をバックに島のてっぺんにある宿まで、
メリルストリープが駆け上がるシーンでダイナミックだったので、
MUSICALではどう表現するだろう、と注目していたが、
DONNAの歌唱力、特にサビの「WINNER TAKE IT ALLLLL・・・・・・・」
にやられた。

「CHIQUITITA」 1位 3点

SAM、BILL、HARRY( BEN LIVINGSTON ) の3人が突然島に現われた事に
戸惑うDONNA (MAMMA MIA!)。泣いて部屋にこもるDONNAを元気づけようと、
TANYAとROSIEが歌う歌がこれだ。
ちょっと下ネタも入れたり、ROSIEが腰を痛めながら踊ったり、
いつものDONNAに戻ってもらおうと奮闘するが、旧友を想う気持ちが伝わってきて
これまた涙してしまう。

「DANCING QUEEN」 1位 3点

「CHIQUITITA」で元気になった後で、3人で昔に戻って歌う。
アンコールでは、ABBAの着ていたような衣装をまとい再度歌われる本曲、
体が自然に動き出すー。
アンコールではスタンディングで観客総出で歌って踊る。単純に楽しかった。

映画と比較すると、舞台の方が主役級の登場人物それぞれに見せ場があるのが、
良かったかな。

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