最終ステージ 4年連続勝利を飾っていたカヴェンディッシュを止めたのは、
キッテル(アルゴス・シマノ)。
このツールでステージ4勝目(1・10・12・21ステージ)。
特に12ステージ、完璧なスプリントを行ったカヴェンデッシュを差した勝利が印象的だった。
表彰式は凱旋門をプロジェクトマッピングする100回記念大会特別仕様。
これまでの表彰式では見られない荘厳な雰囲気、中々の見ものであった。
各賞の受賞者
マイヨ・ベール(ポイント賞)
ペーター・サガン (キャノンデール)
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たくわえた髭も緑色 ウイリーでゴールするなど、色物になったのか? しかし、ポイント賞は2年連続受賞 |
マイヨ・ブラン(新人賞)
ナイロ・キンタナ (モヴィスター)
マイヨ・ブラン・ア・ポア・ルージュ(山岳賞)
ナイロ・キンタナ (モヴィスター)
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新人賞と山岳賞の2冠は 新人賞創設後初 |
マイヨ・ジョーヌ(総合優勝)
クリス・フルーム (スカイ)
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堂々の初マイヨ・ジョーヌ |
昨年は、総合優勝したウィギンスのアシスト役でありながら、エースのウィギンスよりも
早いのではないか(しかも実際ウィギンスを抜いて走りたそうだった)と、
大会前には、スカイのエース争いが注目されたほど。
(怪我のウィギンスが不出場で、あっさり決着がついたが)
個人タイムトライアルで差を付け、山岳などその他のステージでは、出力計を
見ながら一定スピードで走る、というスカイ戦法に、昨年のツールでは興ざめした
のだが、フルームは一味違う攻めを見せてくれた。
15ステージのモン・ヴァントゥーや18ステージ ラルプ・ドュエズでの爆発的なスパートが
目に焼き付いている。おめでとう!
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表彰台 1位 フルーム 2位 キンタナ 3位 ロドリゲス(カチューシャ) |
コルシカ島初上陸、コンタドールが表彰台を逃したこと、第18ステージ ラルプ・デゥエズで
フランス人 リブロンの優勝(今回のツールで、フランス人が初めてステージ優勝)が、
記憶に残った大会であった。
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