2013/09/29

おくのほそ道

今回の旅行で訪れた福島、松島と、松尾芭蕉が訪れたルートと一部重なっていた。

「智恵子抄(新潮文庫)」と一緒に「おくのほそ道(CARTA2012年初夏号付録)」を
持ち歩いてみた。

飯坂温泉駅前にて

二本松

『二本松より右にきれて、黒塚の岩屋一見し、福島に宿る。』

白川の関は新幹線で飛び越えた。
郡山から福島までは、東北本線の普通電車で。

二本松が出て来たのはこれだけ。


飯坂温泉


『其の夜、飯塚にとまる。
 温泉あれば、湯に入りて宿をかるに、土座に筵を敷きて、あやしき貧家なり。
 灯もなければ、ゐろりの火かげに寝所をまうけて臥す。』

美術館に行くのにもお世話になった福島交通飯坂線の終点は、飯坂温泉駅。
芭蕉も宿泊したのだが、土間に筵を敷いて囲炉裏の回りで寝ている。
夜に雷雨が激しくて雨漏りに見舞われ、ノミや蚊にくわれて寝れない、と
散々だった様子が書かれている。

飯坂温泉湯ったり切符を購入して、旧堀切邸・飯坂大正ガラス美術館・
葵館の日帰り温泉に浸かるなど、半日のんびりしたが、鄙びた温泉街。
福島駅から23分と近いので、日帰りで温泉も楽しめる観光地だった。


松尾芭蕉が浸かったされる鯖湖湯。
現在は共同浴場として入浴可能。

松島

『抑ことふりにたれど、松島は扶桑第一の好風にして、凡そ洞庭、西湖に恥ぢず。
 (中略)松の緑こまやかに、枝葉汐風にふくたわめて、屈曲おのづからためたるが如し。
 其の気色窅然として、美人の顔を粧ふ。』

松島の風景はべた褒め、海の見える宿の部屋から、風景を楽しんでいる。



五大堂からも景色を楽しんだのかな



2013/09/28

あー松島や

最終日は、仙台を経由して松島へ。
塩釜~松島を遊覧船で、松島観光をば。

ちなみに宮城県に行ったのは、今回が初めてだった。




ネットで予約すると10%値引きとあったので、スマホ経由で予約したが、
本塩釜駅を下りた所で、同じ値段で販売してた・・・。

塩釜から松島までは、芭蕉コースと名前が付いている。
奥の細道を持って行っていたので、確かめてみると確かに
塩釜から松島までは船で移動している。

浮きドックのため、津波の被害が少なかった塩釜の乗り場

チケットとかっぱえびせんを一袋もらう。

おやつ?かと思いきや、遊覧船に付いてくるかもめにあげるためだった。
かっぱえびせんをあげるから、付いて来るのか。

かもめを引き連れて、塩釜マリンゲートを出発。

松島までの約50分の船旅、松島って、松の島だったのか、
と極々当たり前のことを感じるぐらい、松が密生する島の数々。






船内では、ガイドさん(温泉旅館で言うところの女将さん?)が、笑いを交えて
島の説明をしてくれる。

そんな中でも、島があるお蔭で松島湾内に大きな津波が来なかった、とか
あの島の上の所まで津波が来た、とか、地震発生時も遊覧船に乗っていて、
揺れはわからなかったが、船底をゴツゴツと叩く音で地震に気付いた、
今日も地震があっても皆さんは安全ですよ、など地震被害についても教えてくれた。

松島の島を侵食しているのは、波ではなく風だそうだ。
どれくらいの時間が掛かったんだろうか。

松島到着。

日本三景、残るは宮島だな。

松島からも湾内クルーズや塩釜行き遊覧船が出るので、
乗り込む観光客でごったがえしていた。

牛タン・松島ビール・ずんだ餅を味わい、歩いて五大堂・瑞巌寺を観光。
仙台空港経由で、今回の旅行を終えた。



瑞巌寺の本堂が改修中だったのは残念。
参道には、洞窟が立ち並ぶ。

2013/09/26

「若冲が来てくれました」 プライスコレクション 江戸絵画の美と生命展

二本松から東北本線に乗り、更に北上し、福島駅に到着。

「若冲が来てくれました」展は日曜日に見に行くつもりだが、
チケットを買っておこうと、タクシーで福島県立美術館に直行した。
チケットを買う行列が連日長いので、購入したチケットは
期限内であればいつでも入場可能、先に買ってもいいですよ、
と美術館ブログで告知があったので。

ちなみに美術館までは福島交通飯坂線で、福島駅から2駅、「美術館図書館前駅」下車。



翌22日の9時前に、再度美術館にやって来た。




江戸時代の絵師である伊藤若冲作品の最大のコレクターであるジョー・プライス氏は、
2006年に「プライスコレクション 若冲と江戸絵画」を成功させ、日本でも若冲の名を
広めた。

2011年3月11日の東北大震災と原発事故の映像をテレビで見たプライス夫妻は、
強いショックを受けたそうだ。

そんな中、瓦礫の中から顔を出した梅の枝に、白い花が咲く光景に涙を流した悦子夫人。

二人が集めたコレクションを被災地で巡回展示できれば、この梅と同じ慰めと安らぎを
皆さんに送り届けることができるかも、と今回の展覧会が実現した。

9時前からチケット購入の行列が。

前日にチケットを購入していたお蔭で、すんなりと入館。
9時30分からの開場と思っていたのだが、既に開場されており、早速鑑賞開始。

最も見たかった「鳥獣花木図屏風」。

8万6千ものマス目に色づけして描かれた作品、気の遠くなるような作業だったろう。
一番に目に飛び込む象の他、鳳凰といった想像上の動物や身近な動物達が
仲良く暮らしている風で、正に楽園、今回のテーマにぴったりな作品だ。

これを見るだけでも、福島に駆けつけた甲斐があった。


伊藤若冲だけでなく、江戸時代を代表する画家、曽我蕭白・長沢芦雪・酒井抱一の
作品も合わせて展示されている本展覧会。

長沢芦雪 「白象黒牛図屏風」 
足元の白い犬が可愛いとツイッター上でも大人気に

これまであまり興味を持って見たことがなかったが、森狙仙の描く猿に
感心したり、細見美術館やミホミュージアムに行って他の作品も見たいなあ、
という気持ちにさせられた。


今回の展示会で感心して、他の展覧会でもやって欲しいことが。

・わかりやすい作品の名前
東北の子供たちに見てもらいたい、という目的のために
作品名を付け直していた。

「鳥獣花木図屏風」
→花も木も動物もみんな生きている」

「白象黒牛図屏風」
→白いゾウと黒いウシ

「猿図」
→ハチを見上げるサル

作品の意図する所をずばり名前に付けていたので、大人にもわかりやすい。
「週間こどもニュース」を見てる気分だった。


・作品が近い
美術展には、絵の細かい部分を見るためにオペラグラスを持参しているが、
ほとんど必要ない近さで鑑賞できた。

また、「鳥獣花木図屏風」はガラスケースなしで鑑賞。


9月23日で終了した福島県立美術館での展覧会には、15,592人が訪れた。
県立美術館の企画展としては、最高の入場者数とのこと。

9月23日のブログには、「満員御礼」として、これだけの大人数を迎えた経験がなく、
不手際があったが、暖かい声援が励みになったと来場者に対する謝意が書かれている。
http://d.hatena.ne.jp/artmuseum_fukushima/touch/20130923/1379929696

プライス夫妻、福島県立美術館のスタッフの皆様、良い展覧会を開催して頂き、
有難うございました。

15,592分の1人になれたことが、幸せな気分。

2013/09/24

ほんとの空 - 智恵子抄 -

「若冲が来てくれました プライスコレクション 江戸絵画の美と生命」展を見に、
3連休を利用して、福島を訪問。

それについては、後日アップするとして、まずは二本松訪問から。

「智恵子抄」の作者 高村光太郎の奥さんである智恵子の出身地であり、
智恵子が言う所の「ほんとの空」を見てみたいと思ったからだ。

「智恵子抄」に初めて触れたのは、高校の国語の授業だ。
内容もさることながら、その時の国語教師が話したことを、今も覚えている。

『(30代だったと思うが)私よりみんなの方が感受性が豊かで、
感受性が豊かな内に、色々吸収した方がいい。
また歳や置かれている状態によっても物の受け取り方は違うものだ。

(新婚だった女性の先生だったが)結婚後に、「梅酒」を読んだら、旦那の事を想い
物凄く重たく感じた』

高校生の自分は、確かに同じ本を読んでも、同じように感じるとは限らない。
同じ本を何度も読んで、その時々で感じ方がどう違うのか、チェックすると
面白いだろうなあと、「智恵子抄」をその本に決定。
早速新潮文庫を購入したのだった。


東北本線・二本松駅で下車、タクシーで5分程で、智恵子の生家・記念館に到着。


智恵子の生家 明治初期の作り酒屋を復元

夕方には福島市内に入っておきたく、時間の都合上、先に智恵子の杜公園に
タクシーで直行した。


「樹下の二人」の詩碑

『あれが阿多多羅山、
あの光るのが阿武隈川

ここはあなたの生まれたふるさと、
あの小さな白壁の点点があなたのうちの酒庫』

週間天気予報では、晴れ。快晴で訪れることができたのも幸運だった。
みはらしの広場の展望台から、阿多多羅山と阿武隈川を望む。

正面が安達太良山(阿多多羅山)

『智恵子は遠くを見ながら言ふ、
阿多多羅山の山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。』

安達太良山と反対側を振り向くと、阿武隈川が。

真ん中に見える橋の辺りが、阿武隈川
身体が丈夫ではなかった智恵子さんは、よく故郷に戻ってきていたという。
この青空を見に、この空気を吸いに帰郷していたんだろうなあ。

公園から生家までは、下りで15分程度、「愛の小径」と名付けられている。
この道を語らいながら往復した二人の姿が思い浮かぶ。

愛の小径

「樹下の二人」の詩碑の写真を撮っていると、通りがかった地元のご夫婦に、
妻が生家までの道を教えてもらっていた。
曰く、紫陽花の花をずっと追っていけば良い、とのこと。

もちろんもう枯れてはいたが、道沿いにずらっと紫陽花が植えられており、
これから紫陽花を見ると、二人のことを思い出しそう。

高校生の時に「梅酒」を読んでも、フーんという感想だったが、
結婚後に読んだら、これをあなたのためにという智恵子さんの想いが伝わってきた。

今回の旅行にも「智恵子抄」を持って行って読んでいたが、
今まではひっかからなかった「夜の二人」が気になった。

『私達の最後が餓死であらうといふ予言は、
しとしとと雪の上に降る霙まじりの夜の雨の言つた事です。
智恵子は人並みはづれた覚悟のよい女だけれど
まだ餓死よりは火あぶりの方をのぞむ中世期の夢を持つてゐます。
私達はすつかり黙つてもう一度雨をきかうと耳をすましました。
少し風が出たと見えて薔薇の枝が窓硝子に爪を立てます。』

記念館の写真で見たあどけない童顔からは、火あぶりを望む強さはうかがい知れなかった。
女性の芯の強さなのだろうか。

2013/09/15

日本橋 中国橋

プノンペン市内から、トンレサップ川を渡り、国道6A号線に出るのに、
日本カンボジア友好橋を渡る。

1994年に建設されたこの橋、プノンペンなら誰でも知ってるだろう。
トゥクトゥクの運転手も、「OK、OK、日本橋ね」みたいな感じで連れて行ってくれる。

そんな橋の拡張工事を、中国のお金で中国企業が行っている。


プノンペン市内から見て
日本橋(右)の左側に建設が進んでいる

若干、喧嘩を売られた気分。

4年ぐらい前にプノンペンに行った時に、「ベトナムにばっかり投資して、もう日本は
橋も作ってくれないのか」って恨み節を聞いたこともあるしね。

イオンや東横インは、建設が進んでました。

2013/09/14

新名所はリバーサイド

新名所、って言っても、2012年4月オープンしている ナイトマーケット "ASIATIQUE"。

宿泊したホテルが、近くだったので、夕食を兼ねて、見学に。






チャオプラヤー川沿い、服や小物といった土産物屋に、飲食店が多数。
すき家も入ってました。
味見をしようかと思ったけど、アイリッシュバーで、ビールにしたのだった。

日曜日の夜だったからか、家族連れ・カップルの他、観光客で賑わっていた。

古い倉庫を改造したこのナイトマーケット、日本で言うと横浜なんだろうか。
こっちは川沿いだけど。




観覧車は、ホテルの部屋からもキラキラ輝いていた。
回転が速いって、日本のテレビでも紹介されてたみたいだが、
そうだったかな?

2013/09/08

ナシ・パダン

パダン料理を初めて食べた。

テーブルに着くと、ご飯とおかずが運ばれてくる。
食べたいものだけ食べて、お金を払うシステム。

注文しなくてすぐに出てくるのでお手軽、主に昼ご飯で食べる。



美味しいけれど、野菜料理がもっと欲しいなあ。

2013/09/06

スカイツリー三景

先週の月・火と海外のお客さんと東京出張。

浅草にホテルを取ったので、スカイツリーが間近に見えた。

お昼前 逆光下のスカイツリー

夜のスカイツリー

東武 特急「りょうもう」で群馬に移動したので、「とうきょうスカイツリー」駅も通過。
近すぎて電車の窓からは、見えなかった。当たり前か。

こんなスカイツリーも。

浅草の居酒屋で
スカイツリーサラダ

2013/09/02

2013年8月の映画

8月の鑑賞メーター
観たビデオの数:3本
観た鑑賞時間:361分

藁の楯 わらのたて(Amazon.co.jp限定映像特典ディスク付)(初回限定生産) [DVD]藁の楯 わらのたて(Amazon.co.jp限定映像特典ディスク付)(初回限定生産) [DVD]
関空→BKKのフライトにて。全く期待してなかったが、面白かった。あんなに金があって影響があるなら、もっと上手いことやれよとか、中盤がだれるなあと思いながら、引き込まれた。「ガントレット」や「セブン」を彷彿とさせたが、日本人なので「セブン」よりもこの葛藤は苦しく感じた。大沢たかお・藤原竜也始め、キャストも良し。題名も秀逸。
鑑賞日:08月29日 監督:三池 崇史




すーちゃん まいちゃん さわ子さん [DVD]すーちゃん まいちゃん さわ子さん [DVD]
JKT→KL の機内で。益田ミリの本みたいと思いながら見てたら、やっぱりそうだった。きっちりしているすーちゃんを見ているとつらくなった。
鑑賞日:08月15日 監督:御法川修




図書館戦争 スタンダード・エディション [DVD]図書館戦争 スタンダード・エディション [DVD]
KL行きの機内で。原作の甘々を期待すると物足らないかもしれないが、言論・表現の自由・「本を守る」という強い気持ちが伝わってくる。続編を作る余地を残す作り方かな。
鑑賞日:08月10日 監督:佐藤信介

鑑賞メーター

2013/09/01

2013年8月の読書

2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3633ページ
ナイス数:129ナイス

世界から猫が消えたなら世界から猫が消えたなら感想
評判が高く、手に取った。でも、父親との確執の理由が浅くないか?何かを失わずに、何かを手に入れることはできない、と言うのは、そうかもしれんなあ。
読了日:8月31日 著者:川村元気








DIME (ダイム) 2013年 10月号 [雑誌]DIME (ダイム) 2013年 10月号 [雑誌]感想
仕事・人生を成功させる 新 必読本58冊 笑える・得する・賢くなる開運アプリ100選 他
読了日:8月30日 著者:








陰陽師 太極ノ巻 (文春文庫)陰陽師 太極ノ巻 (文春文庫)感想
「二百六十二匹の黄金虫」が趣深い話で、6編の中で一番好き。
読了日:8月27日 著者:夢枕獏









七人の敵がいる七人の敵がいる感想
女にも外に出れば、7人の敵がいるんだ。仕事のノリで、バンバン敵を作っていく陽子に笑ってしまう。日向・陽介のエピソードにびっくりして、ほろり。
読了日:8月23日 著者:加納朋子








ツレはパパ2年生ツレはパパ2年生感想
ツレさんの性格がうかがい知れる子育て。結婚式に出席したちーと君のフォーマルドレスがツボだった。
読了日:8月22日 著者:細川貂々









三匹のおっさん ふたたび三匹のおっさん ふたたび感想
おっさんふたたび。本屋の利益率、お嬢様育ちの貴子さんが頑張る話が印象的。祐希が目立って、早くも子供世代にバトンタッチか。
読了日:8月20日 著者:有川浩








僕の父は母を殺した僕の父は母を殺した感想
題名の通り、父親が母親を殺害し、被害者遺族でありながら加害者家族という境遇の著者。「被害者遺族が望まない加害者の死刑」を訴えたいという著者の力強いメッセージである。しかし、そういう本ではないとわかっているが、妻を殺害した父の気持ち、著者を伴った行動は到底理解できるものではない。
読了日:8月20日 著者:大山寛人






新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか (光文社新書)新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか (光文社新書)感想
採用のミスマッチが生じる理由、良い人材を採用するための面接術、かまってあげる育成。出来てる面、出来ていない面と両面あるな。
読了日:8月19日 著者:樋口弘和









旅猫リポート旅猫リポート感想
あんまりこんなラストは嫌いなのだが、最後のシーンはちょっと泣けた。 児玉清さんをホントに好きなんだなあ。
読了日:8月17日 著者:有川浩









僕の死に方 エンディングダイアリー500日僕の死に方 エンディングダイアリー500日感想
ここまでの仕事に対する強い想いは真似できそうにない。どちらが良いとは言えないが、突然死んでしまうよりも、死ぬ準備ができることは幸せなことだと考える。
読了日:8月16日 著者:金子哲雄








ちょっとピンぼけ (文春文庫)ちょっとピンぼけ (文春文庫)感想
命がけの従軍行動も、ユーモアたっぷりの文章で書き上げている。「キャパの十字架」を読んだ後なので、Dデイ前夜の葛藤、「ひとたび、攻撃部隊の先鋒と一緒に行くことに決めた以上、私は、侵攻戦は朝飯前の仕事だし、よくいわれる難攻不落の鉄壁という言葉は、ドイツ軍の宣伝文句にすぎないのだと、自分にいいきかせた。甲板へ上ると、はるかかなたに英国の海岸がいい眺めであった」という文章が印象に残った。
読了日:8月16日 著者:ロバート・キャパ





不格好経営―チームDeNAの挑戦不格好経営―チームDeNAの挑戦感想
DeNAの創業から、社長退任し家族の闘病生活に至るまで。ビジネス書というより、南場さんのエッセイを読んでる気分だった。
読了日:8月13日 著者:南場智子









Tarzan (ターザン) 2013年 8/22号 [雑誌]Tarzan (ターザン) 2013年 8/22号 [雑誌]
読了日:8月10日 著者:










短歌の作り方、教えてください短歌の作り方、教えてください感想
一青窈さんの言葉選びのセンスが光る。まず定型にこだわれという俵さんの指導に逆に驚いたが、読み進めるうちにガッテン。「今一番新しい言葉というのは、一番腐りやすい言葉」は、言いえて妙だ。
読了日:8月7日 著者:俵万智,一青窈









綾辻行人殺人事件 主たちの館 (講談社ノベルス)綾辻行人殺人事件 主たちの館 (講談社ノベルス)感想
「ミステリーナイト」25周年記念企画のノベライズ、裏話、対談など。ノベライズを読んだだけでは、この企画が面白いのか判断つかず。館シリーズの振り返りや有栖川有栖との対談は面白かった。SNS全盛の裏をかくような「安楽椅子探偵」を復活させてもらいたい。
読了日:8月5日 著者:天祢涼,おーちようこ








キアズマキアズマ感想
大学の自転車部が舞台。やっぱ面白い。著者の筆力もさることながら、ロードレース自体がドラマだ。
読了日:8月2日 著者:近藤史恵

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