2016/12/31

錦市場 伊藤若冲 生誕300年 締めくくり


お正月の買い物に錦市場へ。



例年は、京都駅の伊勢丹で買い物するのだが、伊藤若冲 生誕300年の今年、
若冲展は何度も見に行ったので、生家のあった錦市場を訪れた。





高倉通り側の入り口に、生家跡のモニュメントが作られている。



こんな感じ。
錦小路にあった青物問屋「枡屋」の長男として生まれた若冲。
この辺りで鶏観察してたのかな。





アーケードには若冲の作品も。

年末の買い物に訪れる人や海外の観光客に溢れる錦市場では、
上を向いていると危なっかしい。

2017年が酉年なので、若冲の年とも言えなくもないなあ。

2016/12/10

一止とハルが歩く道 「神様のカルテ」

松本と言えば、松本城が有名だが、小説「神様のカルテ」の舞台でもある。
松本城は見なかったが、舞台となった2ヶ所を訪れた。


相澤病院 

主人公・一止が内科医として勤める本庄病院のモデルである。

救急部の当直に出た日に限って重症患者が多く、「引く医者」と言われている一止。
365日24時間対応にあたるという理念に沿っているためだが、その看板が相澤病院にも
あった。


『本庄病院は開設以来、変わらぬ理念を打ち立て続けている。診療に昼も夜もない。
患者に一次も三次もない。つまりは軽症だ重症だと篩にかけるものではない。
あらゆる事態に対応するのが地域医療の基幹病院としての当然の義務である、と』
(小学館文庫 四刷 以下同 P.23)


昼間の看板


『「だいたいあんな看板を不用意に掲げるから、かくも多くの患者が集まって、
許容範囲を超えた仕事をせねばならんのだ」
窓から見渡せる病院の正面玄関には、「24時間 365日対応」などと
大見栄を切った看板が、造りだけは堂々と掲げられている。』(P.22-23)


夜も看板が光る

深志神社

相澤病院から北へ2-3分歩くと、もう一つの舞台、「深志神社」が現れる。

『病院から北へ、民家を縫うように小道をすすめば、巨木に囲まれた鎮守の森にたどりつく。
深志神社である。
菅原道真を祭伸とするごく小さな神社であるが、歴史は古く、建物にも趣がある。
日中の境内は近所の不届き者どもが駐車場代わりに使用していて実にせせこましい様相だが、
この時間は広々とした白石の砂利が月明かりに浮かび上がり、森閑として空気が澄んでいる。
拝殿わきの赤い灯籠が輿趣を添えてなかなかに美しい。』(P.40)

駐車場にはなっていなかったが、こんな小道から?と驚くくらい自動車が行きかう、
地元の通り道に本殿への入り口があった。



第一話「満天の星」は、患者を亡くし落ち込み夜中に帰宅した一止を、
モンブランから帰国したばかりのハルが深志神社に誘うシーンで終わる。

『「突然ですが、深志神社まで行きましょう!」
 まことに突然の提案である。時間は深夜の二時。
「今からか?遅いし寒いぞ」
「今からです。まだ道真公にただいまの挨拶をしていませんので」
すでに細君はワンピースの上に、紫のカーディガンを羽織り始めている。
「挨拶のできない人になってはいけないと、イチさんがいつも言っていることですよ」
「まあそうだが・・・・」
「ついでにイチさんが背負い込んでいる重い荷物も、少し減らしてもらうようお願いするつもりです』
(P.88)


本殿

次回訪れる機会があれば、居酒屋「九兵衛」で日本酒を飲みたいものだ。



2016/12/06

松本探訪


松本市に出張。長野市には行った事があるが、松本は初めてだったかも。

水玉がトレードマークの芸術家・草間彌生の出身地、松本市美術館に作品が展示
されていた。

入り口で作品がお出迎えしてくれる。


こんなのや



壁にも水玉が


常設展「魂のおきどころ」でも、作品を鑑賞できる。
"Pumpkin"があんなに大きな作品だったとは。




幻視体験を絵にしたというもの、納得の作品群だった。



2016/12/02

2016年11月の映画

11月の鑑賞メーター
観たビデオの数:3本
観た鑑賞時間:348分

家族はつらいよ [DVD]家族はつらいよ [DVD]
ハノイへの機内にて。熟年離婚を巡る家族の騒動、最後は落ち着く所に落ち着いた。
俳優人が豪華、変に笑わせようとするくすぐりは必要なかったような。
鑑賞日:11月23日 監督:山田洋次



マイノリティ・リポート 特別編 [DVD]マイノリティ・リポート 特別編 [DVD]
sCS録画。もう14年前の映画なのか、設定は面白い。
お約束ではあるが、逃げられすぎなのがマイナス。
スピルバーグと知ってびっくりだった。
鑑賞日:11月05日 監督:スティーブン・スピルバーグ


シュレック [DVD]シュレック [DVD]
CS録画、吹き替え版。結局外身より中身だが、ラストは皮肉ってるのかな。
浜ちゃんの大阪弁吹き替えはどうなのか。
鑑賞日:11月01日 監督:

鑑賞メーター

2016/12/01

2016年11月の読書

2016年11月の読書メーター
読んだ本の数:30冊
読んだページ数:5547ページ
ナイス数:157ナイス

小説集 夏の花 (岩波文庫)小説集 夏の花 (岩波文庫)感想
「羊と鋼の森」で著者を知り手に取った。
広島の被爆体験を基にノンフィクションのような作品。
あの時代に、よく出版ができたものだなあ。
読了日:11月30日 著者:原民喜







Tarzan(ターザン) 2016年 12月8日号[呼吸と姿勢]Tarzan(ターザン) 2016年 12月8日号[呼吸と姿勢]感想
カラダ再起動 呼吸と姿勢
読了日:11月28日 著者:








DIME(ダイム) 2017年 01 月号 [雑誌]DIME(ダイム) 2017年 01 月号 [雑誌]感想
2016→2017 モノ消費+コト消費の時代を生き抜く! ヒット商品&トレンド大予測! 全部見せます!
/別冊付録 30年前の創刊号には 今、役立つ発想術が満載!
読了日:11月27日 著者:







BILLY BAT(11) (モーニング KC)BILLY BAT(11) (モーニング KC)感想
このラストは、ケヴィン編は終了?
この後は後継者に引き継がれるのだろうか。
読了日:11月27日 著者:浦沢直樹,長崎尚志









BILLY BAT(10) (モーニング KC)BILLY BAT(10) (モーニング KC)感想
ついにタイムスリップ、時間転換まで入ってきた。
折り返しまで来て、ますますややこしいぞ。
読了日:11月27日 著者:浦沢直樹,長崎尚志








BILLY BAT(9) (モーニング KC)BILLY BAT(9) (モーニング KC)感想
とうとうアインシュタインまで登場。パラレルワールドにタイムスリップ?
アポロ計画の書割りも出てきそうだが、このストーリーは収束するのだろうか。
読了日:11月27日 著者:浦沢直樹,長崎尚志








BILLY BAT(8) (モーニング KC)BILLY BAT(8) (モーニング KC)感想
いよいよ日本へ。忍者の巻がここに繋がってくるとは。
読了日:11月27日 著者:浦沢直樹,長崎尚志









BILLY BAT(7) (モーニング KC)BILLY BAT(7) (モーニング KC)感想
ビリーの予言通りに話は進み、JFK暗殺。
次は巻物の謎へ突入か。
読了日:11月27日 著者:浦沢直樹,長崎尚志









アオハライド 8 (マーガレットコミックス)アオハライド 8 (マーガレットコミックス)感想
双葉の決意に揺れる洸。離れていって気づくものもある。
遅いけど。
読了日:11月27日 著者:咲坂伊緒










BILLY BAT(6) (モーニング KC)BILLY BAT(6) (モーニング KC)感想
ビリーに接することができる人物が増えてきて、流れが出来てきた感じ。
チャック・カルキンの裏側が明らかに。
今後どんな風に繋がっていくか。
読了日:11月27日 著者:浦沢直樹,長崎尚志







BILLY BAT(5) (モーニング KC)BILLY BAT(5) (モーニング KC)感想
続くアメリカ編。JFKとKKK 黒人差別。
 「正義ってのはなあ 頭で考えるもんじゃない。
血と汗と涙流して行動するのが正義だ」
読了日:11月26日 著者:浦沢直樹,長崎尚志







BILLY BAT(4) (モーニング KC)BILLY BAT(4) (モーニング KC)感想
オズワルド登場、話はケネディ暗殺に向かうのか。
読了日:11月26日 著者:浦沢直樹,長崎尚志









坂本ですが? 1 (ビームコミックス)坂本ですが? 1 (ビームコミックス)感想
題名が気になっていた漫画。こういうシュールなストーリーだと、
予想ができたような意外なような。
読了日:11月26日 著者:佐野菜見








BILLY BAT(3) (モーニングKC)BILLY BAT(3) (モーニングKC)感想
一転して戦国時代の忍者者の一巻。
巻物に関わるものに死が訪れる。
全貌が見えないまま、ストーリーは進んでいく。
読了日:11月26日 著者:浦沢直樹,長崎尚志








BILLY BAT(2) (モーニング KC)BILLY BAT(2) (モーニング KC)感想
下山事件を追いかけてると思いきや、キリストに戦国時代!?
読了日:11月26日 著者:浦沢直樹,長崎尚志









アオハライド 7 (マーガレットコミックス)アオハライド 7 (マーガレットコミックス)感想
修子の先生への恋も終わりを告げた。
遠回りしたが、双葉が気持ちを決めたクライマックス。
読了日:11月26日 著者:咲坂伊緒








BILLY BAT(1) (モーニング KC)BILLY BAT(1) (モーニング KC)感想
著者の作品にしては、タッチが違うのは何?と思いながら読み進むと、
次々と謎が深まっていく。
今どこにいるのかわからないほどの早い展開に引き込まれた。
読了日:11月26日 著者:浦沢直樹,長崎尚志






週刊東洋経済 2016年11/19号 [雑誌](そのメディアにお金を払いますか?)週刊東洋経済 2016年11/19号 [雑誌](そのメディアにお金を払いますか?)感想
そのメディアにおカネを払いますか?
 「トランプ大統領」の衝撃
読了日:11月25日 著者:








データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則感想
宇宙のあらゆる変化は、エネルギーのやり取りで起きているのに、
人間の行動だけは「意思」や「好み」や「情」で決まるのだろうか?
お風呂以外に身に付けたウェアラブルセンサのデータから、
人間・組織・社会を読み解く。「明日、機械がヒトになる」を読んで手に取った。
 意思とは関係なく、エネルギー保存の法則、U分布にしたがって行動してるなど、これまでの常識とはかけ離れているが、組織論としても読むことができる。
読了日:11月21日 著者:矢野和男





ニコニコ時給800円ニコニコ時給800円感想
「明日、機械がヒトになる」が面白かったので、著者の小説を初読み。
漫画喫茶・アパレル・パチンコ屋など、時給800円の仕事をテーマの
連作短編小説。あっと言う間に読み終わった。
読了日:11月14日 著者:海猫沢めろん






ダ・ヴィンチ 2016年11月号ダ・ヴィンチ 2016年11月号感想
12巻発売!テレビアニメスタート!実写映画先行先取り情報も!「3月のライオン」
声の表現者たちは、どう本を読んでいるのか。「男と、本。声優編」
読了日:11月12日 著者:







ハチミツとクローバー (5) (クイーンズコミックス―ヤングユー)ハチミツとクローバー (5) (クイーンズコミックス―ヤングユー)感想
いきなりの帰国で、森田・竹本の回へ。
と思ったら、山田に動きがあり、四角関係か?成就する恋はあるのだろうか。
読了日:11月12日 著者:羽海野チカ








ハチミツとクローバー (4) (クイーンズコミックス―ヤングユー)ハチミツとクローバー (4) (クイーンズコミックス―ヤングユー)感想
真山と山田と理花の三角関係がもどかしい。愛する人は決して手に入らない。
読了日:11月12日 著者:羽海野チカ










羊と鋼の森羊と鋼の森感想
ピアノ調律師の話。主人公の成長の物語でもある。
温かい人たち, 雰囲気に満ちている。外村の故郷は、トムラウシかな。
読了日:11月11日 著者:宮下奈都









明日、機械がヒトになる ルポ最新科学 (講談社現代新書)明日、機械がヒトになる ルポ最新科学 (講談社現代新書)感想
現実の科学はSFを超えている。
作家である著者が、人間と機械の境界を探るために7人の科学者を取材。
SR・3Dプリンター・アンドロイド・AI・ヒューマンビッグデータ・BMI・幸福学。
各々の分野を勉強する前のガイドブックの役目も果たしている。
人間は普段、そのままの現実ではなく、自分の中のデータを見ているだけ。
 「受動意識仮説」意識とは環境や単純な刺激によって、
場当たり的に出力されるもの、など、
知的好奇心を刺激されるワードに満ちている。
読了日:11月10日 著者:海猫沢めろん





夫に死んでほしい妻たち (朝日新書)夫に死んでほしい妻たち (朝日新書)感想
家事や育児の意識のずれ程度かと思って読んだら、
結婚前から価値観自体が合わなかった夫婦も出てくる。
一番だめなのは、女性に対する精神的な駄目出し。
結婚後の姓を変えるのは多くは女性、子育ての主体が女性という所も
問題の根元だろう。
読了日:11月6日 著者:小林美希







ハチミツとクローバー (3) (クイーンズコミックス―ヤングユー)ハチミツとクローバー (3) (クイーンズコミックス―ヤングユー)感想
そうか、好きな人とご飯を食べると緊張して美味しくないのか。
遠い昔の話だな。
読了日:11月5日 著者:羽海野チカ










このあと どうしちゃおうこのあと どうしちゃおう感想
おじいちゃんの楽しくてちょっぴり哀しいエンディングノートを読んで、
生きる喜びを知る。大人こそ「やりたいことノート」を書かないとな。
読了日:11月2日 著者:ヨシタケシンスケ







ハチミツとクローバー (2) (クイーンズコミックス―ヤングユー)ハチミツとクローバー (2) (クイーンズコミックス―ヤングユー)感想
巻末の「ハチクロ これまで物語」で登場人物とストーリーの繋がりが整理できた。竹本と母親、花本先生と理花、四つ葉のクローバーを探すはぐみといったエピソードを読むと、変な感想だが「3月のライオン」と同じ人が書いた漫画だと感じる。
読了日:11月2日 著者:羽海野チカ








ハチミツとクローバー (1) (クイーンズコミックス―ヤングユー)ハチミツとクローバー (1) (クイーンズコミックス―ヤングユー)感想
今更ではあるが、「3月のライオン」前のハチクロはどんな漫画だろうかと思い手に取った。はぐちゃんの存在もよくわからないし、話があっちこっちに飛んでいる感じ。まだ良さがわからない。
読了日:11月1日 著者:羽海野チカ

読書メーター

2016/11/05

初めての


長い間アメフト観戦してきて、京大ギャングスターズの試合もたくさん見に行ったのに、
このグラウンドは初めて訪れた。

宝ヶ池球技場。




11月3日 第47回 全国高等学校アメリカンフットボール大会 崇徳高等学校(広島1位)と
立命館守山高等学校(滋賀1位)の試合を観戦。

結果は、40-13で立命館守山の勝利だった。

少ない部員で、オフェンス・ディフェンスの両面で出場しながらも、
最後までQBにプレッシャーを掛け続けた崇徳DLが印象的だった。


2016/11/02

2016年10月の映画

10月の鑑賞メーター
観たビデオの数:2本
観た鑑賞時間:230分

ドラフト・デイ [DVD]ドラフト・デイ [DVD]
CS録画、吹き替え版。フィクションにしなくても、NFLドラフトが面白いので、
20xx年のドラフト振り返りを鑑賞した感じ。
2年前の映画なのにちらっと出たジョン・グル―デンが若くてびっくりした。
鑑賞日:10月23日 監督:アイヴァン・ライトマン



バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [Blu-ray]バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [Blu-ray]
話題になったカメラワークは、全編だと好き嫌いが分かれそう。
人間誰もが持っている承認欲求を表現するために行きついた映画かも。
鑑賞日:10月16日 監督:アレハンドロ・G・イニャリトゥ



鑑賞メーター

2016/11/01

2016年10月の読書

2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:4613ページ
ナイス数:248ナイス

それゆけ! おやじヘルパーズ (介護ライブラリー)それゆけ! おやじヘルパーズ (介護ライブラリー)感想
還暦前後のおやじ5人が介護の世界に飛び込んだ。
介護を担う主体は、定年退職者、家庭の主婦、一部の若者しかないが、
 そこそこ力がある・低賃金でも耐えられる・地域デビューが果たせる・
老い支度になるとの理由で、おやじ世代の介護世界入りを進める。
読了日:10月31日 著者:東田勉






海街diary 7 あの日の青空 (フラワーコミックス)海街diary 7 あの日の青空 (フラワーコミックス)感想
四姉妹の恋が様々な方向に進展した巻。
アフロ店長と千佳はかなり進んでいたのか。
読了日:10月29日 著者:吉田秋生









海街diary(うみまちダイアリー)6 四月になれば彼女は (フラワーコミックス)海街diary(うみまちダイアリー)6 四月になれば彼女は (フラワーコミックス)感想
相続問題に進路に恋とすずが少しずつ進んでいく
。四月になればどこに居るのだろう。 アジフライ食べたい。
読了日:10月28日 著者:吉田秋生








海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)感想
すずを宝物と言っていた母。風太キャプテン補佐に名乗り出る裕也。
海猫食堂の終わり。
決していい話ばかりではないのだが、丁寧に丁寧に描かれるので、
登場人物のまっすぐさが際立つ。
「忘れないでおこう こいつがヘコんだときは 誰よりも早く気付けるように 
好きだから」 
読了日:10月27日 著者:吉田秋生




海街diary 4 帰れない ふたり(flowers コミックス)海街diary 4 帰れない ふたり(flowers コミックス)感想
良いエピソードがてんこ盛りの巻。
少しずつ距離が縮まる風太との恋心の初々しさと同時に、
幸の不倫の恋を見届けながら自分の出自に関して心揺れるすず。
心に残るおいしいご飯、すずの両親にとってはしらすトーストだったのかな。
「ヒマラヤの鶴」の店長のシェルパとのやり取りも好きだ。
読了日:10月26日 著者:吉田秋生




神さまたちの遊ぶ庭神さまたちの遊ぶ庭感想
小説と思って読んでいたら実際の話でびっくり。
 夫の希望で、北海道道央のトムラウシに一家5人で移り住んだ記録。
TSUTAYAまで60km、最寄りのスーパーまで37km、2009年7月に低体温症で
遭難事故が起こっている場所、どんな生活になるかと思いきや
子供達の成長を実感することになる。
人と人のつながりの大切さ、家族の絆、物がない方が気付くのだろうなあ。
読了日:10月26日 著者:宮下奈都




ほんとうに危ない スポーツ脳震盪ほんとうに危ない スポーツ脳震盪感想
脳振盪の症状/診断方法/脳振盪が起きた時にすべきこと/
脳振盪を起こすスポーツの種類/指導者・スポーツをする子供の保護者が
知っておきべきこと/慢性外傷性脳症とは、など脳振盪の教科書。
学校クラブの指導者は読んで欲しい。 頭を直接打たなくても、
脳が揺れると脳振盪を発症する可能性がある。 NFLが訴訟で和解したが、
脳振盪を繰り返すと、慢性外傷性脳症を起こす可能性があることにも言及あり。
読了日:10月24日 著者:谷諭




BAR追分 (ハルキ文庫)BAR追分 (ハルキ文庫)感想
新宿三丁目交差点近く、「ねこみち横丁」の奥にある「BAR追分」。
道が左右に分かれる「追分」を店の名にし、昼は「バール追分」で定食を、
夜は「バー追分」でお酒を提供。人生の分かれ道に踏み入れた人々が集う店、
夜に読むと酒とご飯を食べたくなってしまっていかん。
読了日:10月23日 著者:伊吹有喜





海街diary 3 陽のあたる坂道 (フラワーコミックス)海街diary 3 陽のあたる坂道 (フラワーコミックス)感想
すずが鎌倉にやって来て、早くも1年。長女・幸の不倫も終わった。
裕也の足づかいに一人気が付く風太の株が上がりっぱなし。
読了日:10月22日 著者:吉田秋生








海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)感想
映画でも登場したエピソード「桜の花の満開の下」「真昼の月」が収録。
風太・裕太とすずの心の動きが気にかかる。
すずが本当の妹のようになってきている。
読了日:10月22日 著者:吉田秋生







看護崩壊 病院から看護師が消えてゆく (アスキー新書)看護崩壊 病院から看護師が消えてゆく (アスキー新書)感想
医者不足が話題に上がっても、看護師不足は問題視されているか。
 医師の診療補助の役目ではなく、療養上の世話の役目が
軽んじられているとしたら、患者にとってもマイナスだ。
きつい・汚い・キケン・休暇が取れない・規則が厳しい・ 化粧がのらない・
薬に頼って生きている・婚期が遅い・給料が安い
9Kの仕事だとはジョークにもならない。
 2011年1月出版の本書、6年経っても改善されていないのではないだろうか。
読了日:10月21日 著者:小林美希著




イヤな自分とサヨナラする方法イヤな自分とサヨナラする方法感想
嫌な自分=性格にさよならして、柔らかな性格でいられるように練習し、
他人に取って魅力的な人になりましょう。
自分の姿は自分でもよくわからないこともあるだろう。
読了日:10月19日 著者:小池龍之介







ヘヴンヘヴン感想
著者の本は初読かも。いじめを受けているクラスメイトの主人公とコジマ、
重苦しい絶望感が全編に溢れている。
いじめる側の百瀬の論理、いじめられる側のコジマの論理、
どちらにも狂気を感じた。
読了日:10月19日 著者:川上未映子






りこんのこどもりこんのこども感想
親の離婚を経験した子供達へのインタビューを基に
、脚色を加えた小説形式で6編。
読了日:10月17日 著者:紫原明子








下り坂をそろそろと下る (講談社現代新書)下り坂をそろそろと下る (講談社現代新書)感想
「まことに小さな国が、衰退期をむかえようとしている」。
 「坂の上の雲」を引いて始まる本書。
日本は、アジア唯一の先進国ではない、もはや工業立国でもない、
成長せず長い撤退戦を闘っていかなければならないという趣旨。
日本と世界の縮図であるとする四国の例が興味深い。
四国が鎖国できるなら、四国の子供にコミュニケーション教育はいらない。
 しかし橋は3本掛かってしまったのだ。
読了日:10月14日 著者:平田オリザ




障害者のリアル×東大生のリアル障害者のリアル×東大生のリアル感想
「障害者のリアルに迫る」ゼミの内容まとめと受講生の感想で構成。
のっぺらぼうという言葉が印象的だ。「障害者」とレッテルを貼る危険性。
 障害者と健常者は、この社会が線引きしただけ。
パラリンピックを見ているとそれを実感する。
読了日:10月14日 著者:「障害者のリアルに迫る」東大ゼミ






ジェトロセンサー 2016年11月号ジェトロセンサー 2016年11月号感想
特集 アジア・オセアニアの新興都市
特別リポート プーチン流政策輸入代替の功罪
読了日:10月13日 著者:ジェトロ







サライ 2016年 10 月号 [雑誌]サライ 2016年 10 月号 [雑誌]感想
大特集 若冲と紅葉の京都へ
 特集「日本ワイン」今年味わいたい30本
読了日:10月10日 著者:







謎のアジア納豆: そして帰ってきた〈日本納豆〉謎のアジア納豆: そして帰ってきた〈日本納豆〉感想
帯の文句は「日本は納豆後進国だった」 納豆は外国のソウルフード、
納豆を追いかけミャンマー・ネパール・中国・日本の東北地方へ飛び回る。
貴重なタンパク源であり、出汁・うま味調味料という発見。
葉っぱにも納豆菌が存在するので、葉っぱで納豆ができる。
日本にも葉の納豆菌で作るアジア納豆があったことなど、常識を覆す
発見に知的好奇心を擽られる。
読了日:10月10日 著者:高野秀行




週刊東洋経済 2016年10/8号 [雑誌](最新科学でわかった!  「脳」入門)週刊東洋経済 2016年10/8号 [雑誌](最新科学でわかった! 「脳」入門)感想
最新科学でわかった!「脳」入門
Wインタビュー 修会長 俊宏社長 スズキおやじの引き際
読了日:10月9日 著者:







若冲になったアメリカ人 ジョー・D・プライス物語若冲になったアメリカ人 ジョー・D・プライス物語感想
オクラホマ出身のアメリカ人が、60数年前の出会いをきっかけに
如何に若冲コレクターになったか、インタビュー形式でまとめた本書。
コレクションの自身の解説付き。日本美術にほれ込み、日本館まで
建設するも、のっとられそうになったり、知らなかったが結構波瀾万丈。
「鳥獣家族図屏風」のタイル画があるプライス家のお風呂場は、
世界で最も贅沢なものの一つだな。
読了日:10月8日 著者:ジョー・プライス,山下裕二




ヒカルの碁 (2) (ジャンプ・コミックス)ヒカルの碁 (2) (ジャンプ・コミックス)感想
碁を打ちたいという気持ちを感じたヒカル。才能の片りんも見えたのか。
読了日:10月8日 著者:ほったゆみ,小畑健,梅沢由香里










3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス)3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス)感想
全体の雰囲気が段々と明るくなってきた中に、滑川に勝ちきる強さも見られ、
零が成長している。そうめんが美味しそうだった。
読了日:10月6日 著者:羽海野チカ







アンドロイドは人間になれるか (文春新書)アンドロイドは人間になれるか (文春新書)感想
人間とは何か、不気味なロボット テレノイド、ジェミノイドF、についてなど、
他の本を読んだり、講演会を聴いたことがあるので、まとめのように読んだ。
モダリティ 人間が何かを認識するのに必要な要素。簡単に言うと知覚。     
視覚、聴覚、触覚などの感覚を用いて下界を知覚する手段。
最低ふたつのモダリティが結びつけば他者の存在もわかったことになる。
読了日:10月1日 著者:石黒浩

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