2018/02/28

20年の先 ピョンチャンオリンピック 


ピョンチャンオリンピックが2月25日(日)に閉幕。
9日から行われた今回のオリンピックで、日本は冬期五輪最高のメダル数13個を
獲得した。
(金 4 銀 5 銅 4)

出張で前半戦を見ることができなかったのが残念だが、最多メダルの中でも
カーリング・女子の銅メダルを獲得した英国戦は、
野球で言うと手に汗握る投手戦の様相、これぞカーリングという
素晴らしい試合をみせてもらった。

予選リーグを5勝4敗とし、オリンピックで初めての準決勝進出を勝ち取ったが、
完全アウェイの韓国戦を EE 第11エンドを戦った末、7-8で惜敗。
ミュアヘッド率いる英国との3位決定戦となった。

両チーム共に複数得点がなかったが、第9エンドに1点スチールし、4-3と
始めてリード。
第10エンドの藤澤選手 ラストショットがミスになってしまったが、
2点を狙ったミュアヘッド選手のラストショットが失敗で逆に1点スチールの
結果、5-3で勝利!

ミュアヘッド選手にしては試合当初から狙ったショットが決まらず、
ブランクにできず1点を取らされるというエンドもあり、
調子がでていないのも確かだったが、簡単なショットをさせず、
試合を通してプレッシャーを掛け続けたことが、第10エンドのラストショットにも
活きた。

ショットだけではなく、スイープも良かった。
予選含めて11試合目、体力的にも厳しい試合だっただろうが、
試合終盤でも力強いスイープでプレッシャーを掛けるデリバリーできて
いたのが、勝利に繋がった。

男女共に1998年の長野オリンピックから正式競技に採用。
女子は、初出場から6回連続出場していたが、初のメダルを獲得。

バンザイ。

チーム青森のメンバーとして、トリノ・バンクーバー五輪に出場、
8年前にLS北見を作り、自身はフィフスとしてチームのサポートを
行っていた本橋選手は、銅メダルを掛けられて涙を流していた。
LS北見での8年間の挑戦が脳裏をよぎったのだろう。

日本チームとしても、長野以来念願の表彰状にたどり着いたのは、
感慨深い。

男子代表、長野以来20年ぶりの出場を勝ち取ったSC軽井沢が善戦するも、
4勝5敗で惜しくも準決勝に進出することができなかった。
http://hynkapi.blogspot.jp/2017/04/blog-post_9.html
(最終の韓国戦に勝てば、準決勝進出をかけたタイブレークに出場できたのだけれど)

初戦・世界ランキング3位のノルウェーを撃破、5戦目では因縁のアメリカに
コンシードで勝利!
(長野五輪の敦賀選手の涙、2016年世界選手権 3位決定戦の微妙な判定)

世界ランキング上位国にも、引けを取らない試合振り、
勝つか負けるかは本当に紙一重、ショットの正確性・スイープ・コールの正確性
ほんの少しの差だったように感じた。

韓国戦直後は、チームとしての継続が難しいとのコメントも出ていたが、
紙一重の勝負を勝ちに引き寄せるしぶといチームになって欲しい。

5戦目終了後に、ストーンの下を削られて、その後の対応でチームの勝敗が左右
されたようだが、男女ともにアイスリーディングとそれに対応したショットの
正確性を磨くことで、もっと上の位置にたどり着くのも夢ではないだろう。

長野五輪から20年、あと何年かかるか、気長に見守りたい。

2018/02/27

旧正月の風景@プノンペン


4年半ぶりのプノンペンに。
旧正月の3日前に入国。
以前よりも車が増えていることもあるだろうが、年末の人の動きが原因だろう
渋滞ができていた。

ハノイでは、桃の花のピンク色が旧正月気分を盛り上げてくれるが、
街中では、黄色が目についた。


花売り場には、この黄色い花が並んでいる。
何の花だろう、画像検索してもずばりは出て来ないなあ。


ハノイでも金柑の黄色があるけどね

所変われば品変わる。



2018/02/25

ウィークエンドマーケット ~ SATURDAY NIGHT STREET MARKET ~


チェンマイにもウィークエンドマーケットがある。
土曜日と日曜日と違う場所で行われているらしい。

ご飯を食べて、土曜夜のウィークエンドマーケットを見学。

チェンマイ門から西南に向かうWUA LAI ロードの両側に小物や食べ物の
露店が軒を並べる。


民芸品の屋台が目立っていた
 そんなに広くない通り、観光客がびっしりで、進むのに難儀するくらい。
欧米人観光客の他、旧正月直前ということで、中国からの観光客も多かったようだ。
地元の人間も来てたのかな?


バンコクのパッポンのように、こういう屋台って、ぼられるイメージしか
ないのだが、ここの価格は良心的に思えた。
眺めるだけで、何も買ってはないが。

マーケットは、この先Thipanetロードまで、1㎞?ぐらいあるようで、
混雑の中だと何時間かかるかわからないので、早々に切り上げた。

2018/02/24

カオ・ソーイ  カレーラーメン


ある日の昼ごはんは、タイのカレーラーメン「カオソーイ」。
北部が本場とのこと。


具は鶏肉、麺はクイッティオ・センレック(細麺)を選択。

鶏肉は、手羽元が一個入っており、ボリューミー。



紫玉ねぎと高菜のような漬物を入れて食べる。

ココナッツミルクが入ったコクあるカレースープ、
香辛料もピリッと聞いて、美味しい。

もう一つのチェンマイ名物、ソーセージも付け合せ(って肉もんだが)
に頂く。



玉ねぎや唐辛子のみじん切りなど、色々な具材がごろごろ。




ごちそうさまでした。


2018/02/23

カントーク @ Old Chiangmai Cultural Center


言葉だけではなく、北部特有の料理もあるとのことで、
食べに行く。

OLD CHIANAMAI CULTURAL CENTER
入場料 THB 570.-(約1,800円) 
食事代は含まれているが、飲み物代は別。



山岳民族の踊りを見ながら、食事できるレストランだ。

床に座る席とテーブル席がある。
テーブル席をチョイス。

レストランに入ったのは19時頃。まだお客さんはパラパラの入り。
舞踊ショーは20時からとのことで、それまでは北部料理に舌鼓を打つ。


全て食べ放題。
唐辛子やひき肉のペーストに野菜を付けて食べるのが、北部特有の料理とのこと。



唐辛子ペーストは美味しいが、辛い。
辛いけれど、ついつい食べてしまう。

もち米をにぎにぎ頬張り、おかずを何度かお替りし、お腹が一杯。

そして20時からショーがスタート。



各舞踊の前に、タイ語と英語で内容を説明してくれるので、
どんな山岳民族のどんな踊りかが、ある程度理解できた。

踊りはこんな感じ。



様々な北部民族が、五穀豊穣を祈ったり、先祖を供養する踊りを
見せてくれたのだが、至極シンプル。

モン族の舞踊も、何と言うか、シンプル。



第1部が1時間ほどで終了。
外の広場で第2部が始まるとのことで、席を立って移動する。



3つほど踊りがあり、終了。

トータルで90分程のショーだった。

2018/02/21

カフェの街 チェンマイ

知らなかったが、チェンマイにはカフェが多い。

かつてはケシ栽培のゴールデントライアングルと言われた北部山岳地帯で、
10数年前に王室プロジェクトとして、コーヒー豆栽培を奨励したとのことで、
名産になったようだ。

そんなコーヒーを飲むべく、カフェ巡り。

1.Pacamara Coffee

お堀の内側、旧市街地に位置するカフェ。
せっかくなので、ホットのタイ・スタイルをチョイスした。


タイのコーヒーと言えば、激甘というイメージだが、甘さ抑えめで
飲みやすい。

2.RISTR8TO LAB

メーヤーショッピングモールの近く、チェンマイの「表参道」・ニマンヘミンに
あるRISTR8TOへ。


店内は、観光客で一杯。
日差しが照りつけるテラス席でアイスコーヒーを。


こちらも甘さ控えめ、さらっと飲むことができる。
味の比較をするために、ホットを頼もうと思ったが、日差しが暑くて
アイスを選択したのだが、正解。


店内はおしゃれな感じ

3. Mingmitr Coffee Bar

チェンマイ市内に数店舗を構えるカフェ。

昼食後にアイスコーヒーを選択。


結果としては、このコーヒーが苦みと甘さのバランスが一番良くて
美味しかった。

ベトナムコーヒーを思い浮かべて飲むと、苦みが薄くて物足りない気がしてしまうが、
カフェそれぞれの味が楽しめて、コーヒー好きには行く店が多くて、悩み多い街である。

2018/02/20

初・チェンマイ

タイ出張の折り、バンコクの他にチェンマイにも足を伸ばした。

今までは、タイ国内の北限はカンペンペット、それを超えた。

タイ第二の都市、というくらいしか知らなかったが、
1296 年~1558 年まで存在したランナー王朝の首都。


近づくにつれ、山深く

旧市街地と言われる中心街には、掘や城壁の跡が残っていた。
言葉もバンコクとは少し違うみたい。

もう少し歴史を勉強していけば良かったかも。

2018/02/01

2018年1月の読書


1月の読書メーター
読んだ本の数:20
読んだページ数:2335
ナイス数:143

BRUTUS(ブルータス) 2018年2/1号No.862[建築を楽しむ教科書 伝統建築編]BRUTUS(ブルータス) 2018年2/1号No.862[建築を楽しむ教科書 伝統建築編]感想
建築を楽しむ教科書 伝統建築編
読了日:01月30日 著者:



脳だま勉強法 -脳をだませば100%うまくいく脳だま勉強法 -脳をだませば100%うまくいく感想
Audibleにて。
できないというマイナスではなく、できるというプラスイメージを
植え付ける=脳をだます。
「できない」も脳がだまされた状態と言える。
受験勉強以外、スポーツ・仕事などでも応用が可能だろう。
読了日:01月30日 著者:西田一見



小さな会社だからできる求人大作戦! (マンガでわかる!  募集・採用・雇用条件でチャレンジする全33テーマ。)小さな会社だからできる求人大作戦! (マンガでわかる! 募集・採用・雇用条件でチャレンジする全33テーマ。)感想
社員数100名~300名ぐらいまでの会社が対象。
人材確保の第一段階である、求人方法を指南。
求人内容、ハローワークの活用、応募条件整備と見直し、働き方改革まで。
読了日:01月28日 著者:糟谷 芳孝


世界一即戦力な男世界一即戦力な男感想
Audibleにて。
色々とすべり気味だが、
・出来ないことを知る
・評価される場所を探す
・仲間を見つける
というのは良い点だ。
読了日:01月25日 著者:菊池 良


ビニール傘ビニール傘感想
どちらも大阪が舞台の表題作と「背中の月」の2編。
表題作は、登場人物らの視点・思考が切れ目がなく続いていくような感じが、
新鮮な感を受けた。寂しさと冷たさと透明感。
読了日:01月24日 著者:岸 政彦


脳はすごい -ある人工知能研究者の脳損傷体験記-脳はすごい -ある人工知能研究者の脳損傷体験記-感想
交通事故により、脳震盪症を患ったAI研究者の闘病記。
よく生活ができ、大学教授の仕事を担っていたなあという前半から、
神経可塑性を活用した治療を受け、目覚ましい回復を見せた後半は
とても同じ人の話とは思えない。
認知機能が低下するような、どんな脳障害や病気に応用が可能なのか、日本でも応用してもらい、同じようなメリットを享受できる患者が増えると良いなあ。
読了日:01月23日 著者:クラーク・エリオット


柳家三三、春風亭一之輔、桃月庵白酒、三遊亭兼好、三遊亭白鳥 「落語家」という生き方柳家三三、春風亭一之輔、桃月庵白酒、三遊亭兼好、三遊亭白鳥 「落語家」という生き方感想
北沢タウンホールで行われた高座とインタビューがセットの落語会、
「この落語家を聴け!」のインタビュー部分を書籍化。
2010年代の東京落語会を引っ張る5人をチョイス。
皆それぞれに自然体だな。
5人以外の落語家も出ていたようなので、同じ落語家で2回インタビューを
掲載しないで、他の落語家の話も読んでみたかった。
読了日:01月21日 著者:広瀬 和生


死体格差 解剖台の上の「声なき声」より死体格差 解剖台の上の「声なき声」より感想
「死は平等ではない」
法医学医が遺体から貧困や老いだけではなく、
法医学解剖数格差までも読み取る。
淡々とした語り口に、遺体への敬意や仕事に対する自負を感じ取ることができる。
読了日:01月19日 著者:西尾 元


原発と東電 5つの争点 (週刊東洋経済eビジネス新書 No.20)原発と東電 5つの争点 (週刊東洋経済eビジネス新書 No.20)感想
Audibleにて。
2013年7月の出版。原発事故から2年半時点で、5つの争点を検証。
エネルギー基本政策、原発再稼働、人出不足。
読了日:01月16日 著者:東洋経済新報社


Number(ナンバー)942号 総力特集 VOICE of 2017-18 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))Number(ナンバー)942号 総力特集 VOICE of 2017-18 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))感想
今までのわたし、これからのわたし
VOICE of 2017 - 18 浅田真央
第2特集 有馬記念ラストラン伝説
読了日:01月14日 著者:


旅の指さし会話帳〈1〉タイ  ここ以外のどこかへ!旅の指さし会話帳〈1〉タイ ここ以外のどこかへ!
読了日:01月13日 著者:加川 博之




ニッポンの生涯給料 (週刊東洋経済eビジネス新書 No.30)ニッポンの生涯給料 (週刊東洋経済eビジネス新書 No.30)感想
2013年1月出版、リーマンショックから回復した辺りの給与ランキングなど。
・業種別平均生涯給料
・会社別にみる生涯給料
読了日:01月12日 著者:東洋経済新報社


座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」感想
臣下の政治上の議論や問答が記載されている、
唐の第2代皇帝 太宗・李世民の言行録。
大切なのは、2点。
1.権限委譲したら権限は委譲された者のもの、という「権限の感覚」を持つ
2.耳の痛いことも言ってくれる部下を持ち、耳を傾ける

読了日:01月11日 著者:出口 治明


40代からの成功哲学40代からの成功哲学感想
Audibleにて。
35個の40代からの成功哲学
自分に正直に生きる。
20代・30代の延長で生きない。
成功体験をつなげる。無形資産の棚卸。
壮大な計画よりも、まずは行動を起こす。
読了日:01月10日 著者:青木 仁志


どこまでやったらクビになるか―サラリーマンのための労働法入門 (新潮新書)どこまでやったらクビになるか―サラリーマンのための労働法入門 (新潮新書)感想
ブログで社内事情を書くのはOKか、社内不倫で解雇される可能性は?など、
具体的な事例を基に、実際の判例に参照しながら労働法を解説。
2008年初版、セクハラ・育児休業など色んな法律が改訂されているので、
最新版があるといいなあ。
読了日:01月08日 著者:大内 伸哉


松下幸之助40の言葉 (週刊東洋経済eビジネス新書 No.191)松下幸之助40の言葉 (週刊東洋経済eビジネス新書 No.191)感想
Audibleにて。
素直な心とは、従順で流されやすい人になれということではない。
物事をありのままに見つめ、本質を取らえることで正しく
判断する力をもつ大事さ。素直な心があれば、人は謙虚になれ、
感謝や反省ができる。失敗を他人のせいにせず、成功におごらず、
自己を高め続ける。世の中に対する視野も広がる。
従業員や取引先の話を聞く耳を持つようにできる。
それがひいては消費や技術の環境変化に対する感度を高め、
より良い商品やサービスに繋がる。
読了日:01月07日 著者:東洋経済新報社


部長の経営学 (ちくま新書)部長の経営学 (ちくま新書)感想
同族経営の長所とも言える長期的コミットメント下で、
部長・課長の働きぶりが、会社の将来を左右すると説く。
投資家の短期的な理論に振り回されがちといった、
ある程度の規模の会社が前提の本か。
読了日:01月07日 著者:吉村 典久


新・流通モンスター・アマゾン (週刊東洋経済eビジネス新書 No.16)新・流通モンスター・アマゾン (週刊東洋経済eビジネス新書 No.16)感想
audibleにて。
2012年の取材が主。題名が表しているが、アマゾンが
日本でも書籍販売以外でも存在感を増し、
出版業界だけではなく、楽天・ゾゾタウン、家電量販店らがライバル視・
対策を練り始めた段階の内容。
読了日:01月05日 著者:東洋経済新報社


子どもの脳を傷つける親たち (NHK出版新書 523)子どもの脳を傷つける親たち (NHK出版新書 523)感想
著者は福井大学 子どものこころの発達障害研究センター教授。
強者である大人から、弱者の子供に対する不適切な関わり=
マルトリーメントと呼び、
マルトリーメントが子供の脳を物理的に傷つけ、学習欲の低下・
うつの原因となりえることを指摘。
読了日:01月03日 著者:友田 明美


30分でわかる「会社の数字」 (週刊東洋経済eビジネス新書 No.27)30分でわかる「会社の数字」 (週刊東洋経済eビジネス新書 No.27)感想
Audibleにて。
経営、取引先与信管理に必要な数字の基礎を30分で。
読了日:01月01日 著者:東洋経済新報社

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