TOUR OF JAPAN 2018 2nd stage KYOTO ③ 日本人ステージ優勝


 2年ぶりの日本人 TOJ ステージ優勝



残り周回は2周となり、徐々にプロトンが逃げを追い始める。

東畑をけいはんなプラザ方面へ下り、5週目の終盤、残り1km手前の
コーナーで選手を待ち受けた。

追走の2人が追い付き、先頭は6人
追うプロトンも縦に長く伸び始め、スピードが上がっているのがわかった。
NIPPO ヴィーニファンティーニやバーレーン・メリダが集団を引っ張ってくる。

NIPPO トレイン
メリダが続く

ここのコーナーは、6周目の700m~800m地点にも程近く、
プロトンを見送った後、他の観客と一緒にダッシュで大移動。

最終周回に入った集団


残るはゴールのみ。
ゴール地点へ移動する。既に歩数は2万歩を突破!

こんな看板も


レース終了後に撮影したフィニッシュライン
フィニッシュライン周辺は既に観客で溢れていて、ゴールの瞬間を見る場所がもうない。
ゴールから数十メートル、観客の隙間から覗き見ることに。

スポーツブルのライブ中継をチェックしながらの観戦だったが、
それによると逃げは吸収され、カウンターの逃げも誘発しながらの最終周回だ。

バイクカメラが先頭を中々映してくれず、レース最終盤の戦いがよくわからない。

その内に会場でも流れている実況が、宇都宮ブリッツェン 雨澤選手が
先頭で最後の直線に入ったと伝えている!

追い上げをかわして、雨澤選手が TOJ 2年ぶりの日本人ステージ優勝を
飾った。2016年 伊豆ステージの新城幸也選手以来の日本人ステージ優勝。


観客の隙間からでは、ゴールの瞬間は見えず・・・
後からスポーツブルの動画を見直してみたが、雨澤選手が抜け出した瞬間の
映像はなく、残り1㎞地点では既にリードを奪っていた。
後続集団で牽制が入ったこともあり、絶妙なタイミングで抜け出したのだろう。
見たかった。

宇都宮ブリッツェンのジャージを着て、カメラをフィニッシュラインに向けていた
女性(スタッフ?ファン?)が、雨澤選手の勝利を見届け、呆然と「勝った・・・」
と呟いて、雨澤選手の方へ駈け出していったのが印象的だった。

レースを終え、引き上げる選手たちをファンが拍手で見送る。

インタビュー後、引き上げる雨澤選手

初山選手とクネゴ選手?かな

雨澤選手の雄姿を見ようと、表彰式も鈴なりの人達。
会場が狭いこともあるのだが、月曜日だったよなあ、という感じ。

大盛り上がりの京都ステージだった。

表彰式

ステージ優勝 宇都宮ブリッツェン 雨澤選手

 バーレーンメリダ グレガ・ボレ選手

ポイント賞 宇都宮ブリッツェン 雨澤選手

山岳賞 日本ナショナルチーム 草場選手

新人賞 JLTコンドール オリバー・ウッド選手

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