11月の読書メーター
読んだ本の数:18
読んだページ数:3531
ナイス数:161

奈良市内を中心に、興福寺・元興寺・秋篠寺といった有名なお寺だけでなく、エリアごとに名前の知られていないお寺も紹介。写真が豊富。
読了日:11月30日 著者:広尾晃

1992年3月6日に東京で開催された「講演会&シンポジウム 河合 隼雄
その多様な世界」の書籍化。
シンポジウムの参加者が 大江 健三郎・中村 雄二郎・今江 祥智・中村 桂子・柳田 邦男と、様々な分野にわたって豪華。
事故の問題の件、飛行機・列車など近代に入っての事故ではたくさんの人が一度に死ぬという話の流れで、本当は生まれるはずだったかどうかわからないが、僕らは事故で生まれたとも言える、という所がストンと落ちてきた。
読了日:11月30日 著者:河合 隼雄,大江 健三郎,中村 雄二郎,今江 祥智,中村 桂子,柳田 邦男

コミュニケーションの基本、「相手に伝える」ための大人向け国語の授業。
文章や相手の言ったことの意味をしっかり把握する、情報取得・不明点を
明らかにするための質問方法、
反論・議論の方法など、重要な点をブレイクダウンして伝えてくれる。
企業の社員研修に使える。
読了日:11月28日 著者:野矢 茂樹

中小企業診断士のなり方だけでなく、実際の診断士が自分の仕事内容、
やりがいを紹介。
読了日:11月26日 著者:井上 繁

社風・企業文化を考えるべく、国・国民性・地域性・業界など幅広く言及。
それがバラバラな印象。
読了日:11月22日 著者:植村 修一

津軽蕎麦屋を巡る4世代に渡る物語-初代と4代目の恋愛ストーリー。
陽一と七海の夢と恋愛を巡る葛藤は、よく主題となるテーマだが、
丁寧に書かれた夢と純粋な二人のキャラクターに引っ張られ、
続きが気になって読み進めた。思う存分夢に向かって突き進んでもらいたい、
いつの日か5代目に繋がるといいなあと思わせてくれた。津軽蕎麦食べてみたい。
読了日:11月19日 著者:森沢 明夫

フェルメール展を前に再読。来日予定の9点を中心に復習、
「手紙を書く女」肖像画説などをチェック。
読了日:11月18日 著者:朽木 ゆり子

豪華2本立て大特集! ルーベンス&ムンク
読了日:11月18日 著者:

マルコの母は何故ブエノスアイレスに行ったのか、
という疑問から、イタリアからの移民 - 蒸気船の歴史を勉強できる。
全13章。
読了日:11月16日 著者:玉木 俊明

著者は、新日鉄ソリューションズ人事部長。
内容は働くことについて、かなり哲学的な内容で、思ってたのと違った。
仕事とは「穴」。仕事を通して、先を見通し、先に進むことができる、
ということなのか。
読了日:11月15日 著者:中澤二朗

世界・日本の月経タブーの歴史、使い捨てナプキンの登場と現在まで、
題名の通りだが偏ることなく丁寧に書かれている。
女性の社会進出、スポーツ界での活躍など、日本で最初に使い捨て
ナプキンを開発・普及させたアンネ社の功績は大きい。
「アンネの登場は、多くの女性たちにとって、月ロケットの打ち上げ以上に、
画期的な出来事であった」(社会学者 天野正子)
読了日:11月13日 著者:田中 ひかる

過去の著作やインタビューなどから、著者の哲学を紹介。
短くて2ページ、数ページずつなので読みやすい。
「できることなら
リュックサックにおむすびをつめて
一人でこつこつと地球の裏側にでかけていきたい」
読了日:11月09日 著者:草間 彌生

敗戦を樺太で迎えた著者が、シベリアの捕虜生活を短歌・川柳を交えた記録。
捕虜生活で最も警戒し、反省しなければならなかったことが利己主義というのが、崇高な気がする。
シベリアでも季節の移り変わりの歌が詠めるんだなあ。
読了日:11月09日 著者:鬼川 太刀雄
![週刊東洋経済 2018年10/27号 [雑誌]](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51htGrok3NL._SL75_.jpg)
就活ルール廃止の衝撃
仁義なき新卒争奪戦 採用クライシス
読了日:11月08日 著者:

俳句のことを何一つ知らない人間に対する教科書。
下五 名詞 中七で下五の名詞を描写 上五に季語 という
「尻から俳句」で簡単に作ることができそう。
三種の神器に歳時記が入ってなくて(やる気になってからで良い)、
俳号というのが驚いた。
読了日:11月07日 著者:夏井 いつき

フェルメール展を前に、十何年ぶりかの再読。
「デルフトの眺望」に描かれている手前の岸の二人の存在感は
やっぱりすごい。
読了日:11月07日 著者:ヨハネス・フェルメール,赤瀬川 原平

子ども時代、戦争体験から鬼太郎誕生までの自伝。
売れっ子になる前の貧乏生活が、絵に描いたような貧乏だ。
読了日:11月02日 著者:水木 しげる

出生前診断が正しく告知されていれば、出産はしなかったのだろうか。
読む前は、なぜ裁判にしたのかと批判的な気持ちだったが、
徐々に単純な話ではないと思うようになっていった。
苦しむだけの人生は無駄か、生き伸びることは不可能な無脳症児を産んだ女性。
生まれる命は誰が決めるのか、親か医師か社会か子供自身か。
出生前診断のように、技術革新が進み利用への壁が下がれば下がるほど、
判断が難しい問題が増加するだろう。
一つの正解はなくて、一人一人に判断、価値観が委ねらえれる難しい問題があるということ改めて突きつけられた。
読了日:11月02日 著者:河合 香織
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