2月8日(月)から試合が行われていた日本カーリング選手権大会は、14日(日)に男女・決勝戦が行われ、男子はコンサドーレ札幌が3連覇、女子は北海道銀行がロコソラーレを破り6年ぶりの優勝を飾った。どちらの試合も最後まで勝負の行方がわからない好ゲームだった。
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コンサ 2019年軽井沢国際での1枚 |
今大会の話題をさらったのは、常呂高校の高校生チーム 常呂ジュニア。
10日の投稿では、サプライズを起こしていると書いたが、サプライズどころではなかった。
予選ラウンドで、SC軽井沢・コンサドーレ札幌と三強うち2チームを撃破し、1位で決勝リーグへ進出。三強を破りたいどころか、優勝候補に名乗り出た。
高校生とは言え、第3回ユースオリンピックで銀メダルを獲得した中原亜星(リード)、前田拓海(スキップ)も所属するチーム。セットアップから卒がなかった。
確かな技術と攻撃的な戦術に他チームも戸惑っていた部分もあっただろう。
予選のある試合で同点9エンド後攻、ブランクを狙わず2点以上を取りに行った超攻撃的な姿勢にTwitter上では、「池田高校・やまびこ打線」「近鉄・いてまえ打線」という懐かしいワードが並んでいた。
試合を見ていて凄いなあと感じたのは、コミュニケーション。
Aプラン・Bプランだけでなく、こうなる事は避けたい「バッドプラン」も挙げた上で、4人で納得のいく一投を決定していた。そしてそれを決める。大したもんだ。
長野五輪代表 敦賀コーチのアドバイスも効果的だったな。
男子はこれで北京五輪出場権を勝ち取った場合は、コンサドーレ札幌が日本代表として出場する事が決定した。
4月の世界選手権で出場権を掛けて戦う。
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