2月20日に行われた隆祥館書店 リモート・トークイベントに参加。
ハヤカワミステリ文庫 エラリー・クイーン「十日間の不思議」新訳発売記念で開催されたイベントで、翻訳者・越前敏弥氏と作家・有栖川有栖氏による対談だった。
エラリー・クイーンは、悲劇四部作はずいぶん昔に読んだことがあるが、「十日間の不思議」を含むライツヴィル・シリーズは、読んだことがないどころか初耳だった。
こんなレベルで話についていけるか?と思いながらも、有栖川有栖の話を聞いてみたいというミーハーな気持ちで参加したのだった。
二人の話を聞きながら、エラリー・クイーンは藤子不二雄のように二人で作品を書いているのだったと思い出す体たらくだったが、結果的には楽しいトークイベントになった。
120人を超える参加者、リモート・トークイベントでは新記録との事、クイーンファンの多さ、関心の高さが伺えた。
ネタバレしないように話をするのは難しかっただろうが、上手く芯を外して話が進んでいく。1番好きなクイーン作品、好きなキャラクター、クイーンで最初に読むならどの作品などなど。
ダネイとリーのバチバチぶつかりながらの作品作りが垣間見える書簡集の出版があるらしいこと、読んでみたい。
終盤には、特別ゲストとして作家・綾辻行人も飛び入り参加!
安楽椅子探偵を作っていた時の二人のエピソードも聞くことができた。
このイベントでの特別パッケージとして、ライツヴィル・シリーズのその他3作の新訳本と有栖川有栖「インド倶楽部の秘密」を購入する事に。
届くのが楽しみ。
コメント