読んだ本の数:17
読んだページ数:2813
ナイス数:231

女優を夢見て広島から東京・京都へ、男性遍歴を経ながら子どもの頃から秀でていた文章で生きていくことになる、女性の大正から昭和にかけた一生を描いた小説。中原中也・小林秀雄との三角関係で知られるという長谷川泰子がモデルとのこと、この女性の事は知らなかったが、「自分の心を誰にも譲り渡さなかった」と言われた女性の一生懸命な生き様に魅せられた。著者がこんな小説を書いたというのが驚きでもあった。
読了日:01月28日 著者:窪 美澄

全50問の問題集形式で、経営戦略の策定から実行プロセスの必要要素や課題を考える形式。ビジネスフレームワークを使う目的、使うタイミング、どんな結果に注目するのかを学ぶことができる。
読了日:01月27日 著者:牧田 幸裕

無料電子版にて。出張の度に飛行機・空港オタクの課長に影響を受け、じわじわと空港好きになっていく話。サングラスの課長のテンションが独特だが、空港うんちくを聞いていると段々と癖になる。
読了日:01月25日 著者:竹本真,猪乙くろ

2023年絶対見逃せない美術展 / 挑発するエゴン・シーレ 5つの秘密 / セザンヌから始まった怒涛の20世紀抽象絵画への道 / ピカソ、ブラックだけじゃない キュビスムを巻き起こしたこれだけの作家たち!! / 2023年行列ができる美術展はコレだ! 山下裕二さん×山田五郎さん
読了日:01月21日 著者:

京都のレストラン、ホテル、学校、美術館など、モダンな建築物と中で味わうことができるグルメを紹介する観光&グルメガイドブック。東京編に続く第2弾。外側は見たことがあっても内部を見ることが少ないので、こんな風になっているのかと単純に興味深かった。カラー写真満載でこの価格はお安いのでは。
読了日:01月21日 著者:甲斐みのり

Audibleにて。第二次世界大戦のソ連とドイツの戦いが舞台。ドイツ軍によって母親と村を奪われたセラフィマが、赤軍兵士イリーナに救われ、狙撃兵への道を選ぶ。狙撃兵として技量を上げていく序盤は、スポコンものに通じ、登場人物のキャラクターが立っており、それぞれの戦う意味・夢・迷いなどが交錯した戦闘シーンにも引き込まれ、さすが本屋大賞受賞作という感じ。題名の敵とは彼だったか。
読了日:01月20日 著者:逢坂 冬馬

NHKの「理想的本箱」から手に取った。この内容で岩波新書かという意外さがあったが、著者による人生指南書と思えば納得できた。「あたしはあたし」「あなたはあなた」が大切。
読了日:01月19日 著者:伊藤 比呂美

ルービックキューブの生みの親、ハンガリーのエルノー・ルービックの自伝的一冊。どの章から読んでも良いと書いてるように、生まれから現在まで一方方向で話が流れるのではなく、思考方向も含めた「頭の中」を全部開示したというような一冊になっている。ルービックが名前と初めて知った。著者を動かす原動力が「好奇心」と「なぜ、どのように機能するのか」理解したいという探求心、と語る第4章が印象的だった。
読了日:01月19日 著者:エルノー・ルービック

月刊「赤ちゃんとママ」誌に連載していたイラストエッセイ。著者独特の視点で子育て・新米パパの姿、想いを描く。 子育て経験があれば、あるある、そうそう、とうなずきそうな内容にあふれているだろう。
読了日:01月17日 著者:ヨシタケシンスケ

電子書籍版にて。科学技術が進歩したある町で暮らす人々を描くSF連絡短編集。1話目の『ボディレンタル』が「世にも奇妙な物語」でドラマ化されたようだが、どのストーリーもちょっと不思議でオチのあるストーリーが全7編。人生って悪くないと思わせてもらえる。
読了日:01月13日 著者:戸田誠二

CIAが911を止めることが出来なかった事例を基に、同じような考え方を持つ人材ばかりの集団では盲点に気づきにくいという問題提起からスタート。多様性には2つあり、人口論的多様性(性・民族・学歴等)だけでなく、思考の枠組み自体を多用に保つ認知的多様性の重要性を説く。昨今言われている多様性は人口論的多様性だと思うが、それだけでは足りなくて問題解決のためには異なる視点でアプローチすることが肝要ということが理解できた。
読了日:01月13日 著者:マシュー・サイド

短編3編。タイムカプセルを探すという謎の高額バイト、レイカ登場・「け」の字が書かれた赤玉の謎、ガロが登場しピンチに陥る。ドラマではいなくなったキャラが懐かしく感じる。
読了日:01月07日 著者:田村 由美

電子版無料にて。題名しか聞いたことがなかったがこんなストーリーだったのか。主任さんとアプローチしてくる女子社員には昭和を感じるが、共働き子育て・奥さんより料理をする所は令和だ。
読了日:01月06日 著者:うえやまとち

京都新聞デジタルメディア「THE KYOTO」に連載された「草木の聲」の書籍版。染織家・志村ふくみさんの詞(ことば)を基に、様々な植物で染色した糸の写真や思い出が記されている。志村ふくみさんが何度となく染めたことがある染料でも、毎回こんな色は初めてと感動されていたというのが印象深い。
読了日:01月05日 著者:志村昌司

Audibleにて。社畜系OL YouTuberの著者のエッセイ。動画は見たことがないが、中々なブラック企業でブラック上司の元で働いている。ただ目標を持って激烈に働いていることはわかった。
読了日:01月04日 著者:ちえ丸

電子無料にて。膠原病のために週4日のパート生活の主人公が、生活費を切り詰めるために安い団地に引っ越し。隣の大家さん・息子さんとの交流の中で、薬膳に触れて体と心がちょっと上向きに。
読了日:01月02日 著者:水凪トリ
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