日本人 一桁順位

新城・別府の二人が参戦している今年のツール・ド・フランス。
第二ステージは新城が5位、第三ステージでは別府が8位と連日活躍している。
両選手ともアシストのため、この辺りの順位はあまり関係ないと思うが、新城はスプリントのエース扱いなのか、レース最後まで争った。
翌日は現地の取材も殺到し、注目度も上がっているようだ。
プロ1年目での出場だが、何かをやってくれそうな予感がする。

一方やっと出場したかとの感がある別府は、昨日渋い活躍を見せていたようだ。
第三ステージレース終盤プロトンがミストラルに吹かれた際、この気に乗じてチームコロンビアがスパートした。
J SPORTS のホームページによれば、この時別府がチームメイトに前に出ろと絶妙なタイミングで合図を出したらしい。合図のお陰で、シマノスキルは先頭集団に6人を送り込むことに成功した。

アームストロングとポポヴィッチ2人だけになり、コンタドールとアームストロングのエース争いを早くも浮き出させてしまったアスタナとは対照的だ。

別府は第三ステージのコース近くに住んでいた事があり、ミストラルかきつい地域である事がわかっていたのだろうが、大舞台で自分の仕事をやりきることは素晴らしく、チームメイトの信頼感も高まるだろう。

今後も楽しみなツールになりそうだ。

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