久しぶりに能勢町に行ったが、遠いなあ。
いろいろな場所で渋滞に引っかかったけど、3時間弱のドライブ。
環境だけでなく小屋自体もとてもきれいで落語にぴったりだった。
能勢町にこんな建物があると聞くだけでは、バブルの残骸かと思ったが、
伝統芸能である浄瑠璃を200年・300年先まで残そうという想いで、
運営を続けているそうだ。
なんでもここで落語は初めてとのこと。もっと開催してもいいんではないか。
見に行くのは遠いんだけれども。
立川メンソーレの前座の後、「親の顔」「井戸の茶碗」の2席。
「親の顔」
どこかで聞いたことがあるような気がしたが、テレビか。
息子の学校に呼び出された父親、きっと5点しか取れなかった
テストの件だと学校に向かうが、先生は子供の考え方の幅の広さを
ほめようとしていた。
しかし、父親の方が考え方が広かった。蛙の子は蛙という話。
本編に入る前の枕で小話が10連発程度あったが、これが面白かった。
コーヒーを飲むと右目が痛くなる患者、不眠症の患者に寝起きの薬を出す医者、
寝坊した若手社員二人、などなど。
「井戸の茶碗」
大いに笑わせてくれた。困り果てる屑屋がぴったり。
今回人情話をかけなかったが、正解だ。
談春とは違う道を歩んだほうが良い。
昨年末から大ホール・師匠譲りの人情話で涙を誘っている弟弟子に
負けたくないだろうが、今日の2本は新作を持っていることと、
古典も新作っぽくアレンジして、大爆笑を誘っていた。
去年の国立文楽劇場の独演会よりも楽しかった。
コメント
貧家ピーさん、全日空の機内で聞いてませんか?
小生、機内でこれ聞いたとき大爆笑でした。確かバンコクでやった公演の録音でした。
ANAの機内だったのでしょうか。
どうも最近物忘れが・・・。