怒りの向こう側

アメリカで男に生まれたら、やりたい職業が3つあると聞いたことがある。
NYPDの署長と大統領と、ノートルダム大学ファイティング・アイリッシュのヘッドコーチだ。

そのファイティング・アイリッシュで伝説の名ヘッドコーチ ルー・ホルツが、
NFL経験者を含んだOBチームを引き連れてオールジャパンと試合を
しにやって来てくれた。
日本にアメリカンボールがやってきて、今年で75周年、その記念事業の一環とのこと。

試合自体は、混成チームであり、ノートルダム大は久しぶりにフットボールを
やる選手も多いのだろう、反則やプレーの間違いがたくさんあり、
盛り上がりに欠けるものとなった。
負けるにしても日本のオフェンスがもっとがんばらにゃあいかん。

一番盛り上がったのは、不正な装備で不必要な反則を取られた選手に激怒する
ルー・ホルツが見られた時のことだ。
71歳になっても熱いなあ。
若いころはもっと迫力があって、選手は震え上がっただろう。
しかし、勝利の後は笑顔のかわいい好々爺といった感もあり、選手の心を掴むのも
巧みそうだ。

観客が17,000人強で、大変少ない。
見に行きたかったなあ。

コメント

てれっとテレキャス さんの投稿…
アメフトは元々あまり明るくないのですが、カレッジフットボールはホントにわかりません。

こんな名監督がいるんですね。

>不正な装備で不必要な反則

どんな装備だったんでしょう。
思わず、上履き履いて出場した春日(オードリー)が目に浮かびましたが・・・。
貧家ピー / hynkapii さんの投稿…
カレッジフットボールについては、私も詳しくはないのですが、アメリカ人のノートルダム大学に対する思い入れが、強いらしいです。一度チャンスがあれば、「ルディ 涙のウイニングラン」という映画を見てみてください。

「不正な装備」は、恐らくマウスピースをつけていなかったというものだったと思います。
春日が、テーピングをぐるぐる巻きしたものを加えて出場し、15ヤード罰退させられた
のと同じ反則です。