2021年4月の読書

 


4月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:4246
ナイス数:282

理系に学ぶ。理系に学ぶ。感想
文系人間の著者が、様々な分野の理系のお友達をつないだ対談集。 
・しゃべりのうまいプログラマーとか、その時点で能力を疑うし、たいしたことがない。 
   ・こつこつ積み上げた方が論理的に見えるが、それだけでは絶対に月に行けない。
    ・理系と文系をあまり分けちゃいけない。アーティストだけがアーティストじゃない  
    し、物理学者だって芸術家。
読了日:04月29日 著者:川村 元気


ミステリと言う勿れ (2) (フラワーコミックスアルファ)ミステリと言う勿れ (2) (フラワーコミックスアルファ)感想
バスジャック事件の解決編。相変わらず哲学、視点の置き所がユニークだ。狩集家の遺産相続争いに巻き込まれたけど、話が壮大だがこの次から大丈夫かな。
読了日:04月27日 著者:田村 由美


ミステリと言う勿れ (1) (フラワーコミックスアルファ)ミステリと言う勿れ (1) (フラワーコミックスアルファ)感想
安楽椅子探偵の一人芝居という趣。面白い。
読了日:04月25日 著者:田村 由美


52ヘルツのクジラたち (単行本)52ヘルツのクジラたち (単行本)感想
最近の本屋大賞はこういうテイストが選ばれているのだろうか。虐待シーンが重いだけに、最後は希望の光が見える着地で良かった。
読了日:04月24日 著者:町田 そのこ


存在しない女たち: 男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く存在しない女たち: 男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く感想
原題:Invisible Woman Exposing Data Bias in a World Designed for Men 
臨床試験、都市計画、交通システム、公衆衛生、社会制度、労働環境、消費者製品などあらゆる分野で女性に関するデータが著しく不足。
官民問わず意思決定者・設計者・計画担当者の大部分を男性が占めているために、女性の意見・ニーズが取り入れられず計画や開発が行われている。 
各国の様々なデータを基に、女性の存在が無視された社会ができあがっている事を明らかにする。
読了日:04月22日 著者:キャロライン・クリアド=ペレス


THE BIG ISSUE 404号THE BIG ISSUE 404号感想
第5次「コロナ緊急3ヵ月通信販売」で購入。 
インタビュー 大坂なおみ 
特集 にぎわう!空き家いちば 
     リレーインタビュー・私の分岐点福岡南央子 スイス、非正規滞在者10万人。世間から隠れて暮らす
読了日:04月17日 著者:


活かそうコミュ力! 中高生からの防犯 (なるにはBOOKS 別巻)活かそうコミュ力! 中高生からの防犯 (なるにはBOOKS 別巻)感想
防犯がテーマだが、コミュニケーションの大切さに焦点が当たっていた。
読了日:04月16日 著者:武田 信彦


ちょっとフレンチなおうち仕事 (正しく暮らすシリーズ)ちょっとフレンチなおうち仕事 (正しく暮らすシリーズ)感想
「プロフェッショナル 仕事の流儀」で年間最高視聴率を記録した伝説の家政婦・シマさんの暮らしを紹介。あとがきにあるように、いい意味でこれがフレンチなおうち仕事なのか?という自然体な暮らし。 菜箸は万能な道具、切る作業の9割はペティナイフ、鍋は4個で十分、シンプルな調味料で料理する、などが気にかかった。
読了日:04月16日 著者:タサン 志麻


シネマ・コミック15 崖の上のポニョ (文春ジブリ文庫)シネマ・コミック15 崖の上のポニョ (文春ジブリ文庫)感想
映画を1回しか見たことがないからか、こんな話だったのか。人魚姫が下敷きになっているのかな。宗介とポニョの将来が気にかかる。
読了日:04月16日 著者:宮崎 駿


京大変人講座: 常識を飛び越えると、何かが見えてくる (単行本)京大変人講座: 常識を飛び越えると、何かが見えてくる (単行本)感想
京大に受けつがれる「自由の学風」「変人のDNA」を 世に広く知ってもらうため発足した公開講座。 学生に既知の情報を教えるだけでなく、学生と一緒に未知の世界を研究し、探求しようというフンボルト思想が今も京大には生きている。日本のことだけ考えるのではなく、世界を考えるというスタートから世界が目標。 「不便なモノ」が社会を豊かにする!?システム工学・川上浩司が面白かった。
読了日:04月11日 著者:酒井 敏,小木曽 哲,山内 裕,那須 耕介,川上 浩司


イグ その愛と死 イグアナの嫁3イグ その愛と死 イグアナの嫁3感想
「イグ嫁」3作目で完結編。著者とツレにとっては、苦しい時代に寄り添ってもらった、福の神のようなイグアナとの別れ。とても辛かっただろうなあ。
読了日:04月10日 著者:細川 貂々


やまと万葉の花―万葉の花図典 (京都書院アーツコレクション―写真 (64))やまと万葉の花―万葉の花図典 (京都書院アーツコレクション―写真 (64))感想
万葉集に歌われている花・植物を写真と共に解説した1冊。
読了日:04月10日 著者:宮地 たか,菅野 美奈子


技を伝え、人を育てる 棟梁 (文春文庫)技を伝え、人を育てる 棟梁 (文春文庫)感想
宮大工・故西岡常一の内弟子を務め、「鵤工舎」を設立。還暦を迎え、代表を退くことで新しい棟梁を育成する決心をした心境、技・伝承・弟子の育成について著者が聞き書きした本。今の時代の育成にそのまま使うと伝わらない可能性が高いと思うものの、基礎の考え方は通じる。 「木に癖があるように人にも癖がある。その癖を見抜いて、活かしてやるのが務めや。木でも若い木は暴れる。年齢のいった木は暴れが少ない。全く人間と同じや。その癖をなかったことにしてみんな同じような人間にしようとしているのが現代や」
読了日:04月08日 著者:小川 三夫


ご冗談でしょう,ファインマンさん 下 (岩波現代文庫)ご冗談でしょう,ファインマンさん 下 (岩波現代文庫)感想
プリンストン時代から南米・日本来日、ノーベル賞受賞のくだりが書かれる。
初来日時にホテルではなく旅館を楽しもうとする姿がほほえましい。 ファインマンと聞いたとたん思い出してもらいたいのは、ノーベル賞をもらったことでもなければ、理論物理学者であったことでもなく、マンハッタン計画でもななく、好奇心でいっぱいの男だったということそれだけだ、と言っていたそうだが、そんなファインマンさんの信条と人柄が伝わってくる本だった。
読了日:04月08日 著者:R.P.ファインマン,大貫 昌子


人生がそんなにも美しいのなら 荻原浩漫画作品集人生がそんなにも美しいのなら 荻原浩漫画作品集感想
小説家よりも先に漫画家を目指していたという著者初めての漫画作品集。
表題作を含めて8編収録。 シュールやホロリとする話あったり、小説同様に著者の世界を堪能できた。
読了日:04月06日 著者:荻原 浩


塀の中の美容室 (双葉文庫)塀の中の美容室 (双葉文庫)感想
女子刑務所で営業を行う美容室「あおぞら美容室」を舞台にした連作短編集。
美容師は受刑者、美容師の過去が明らかになっていくメインストーリーだけでなく、「あおぞら美容室」を訪れる一般客の抱える物語が上手く絡まりあって、温かさを感じる一冊。
読了日:04月04日 著者:桜井 美奈


さよならさんかく (講談社の創作絵本)さよならさんかく (講談社の創作絵本)感想
図書館にて。 「さよならさんかく またきてしかく ・・・」 覚えていたのは、途中から違った覚えたあるが、地方によってちがうのだろうか。最後のページで上下をひっくり返して元に戻って来るのは子供には面白いだろう。
読了日:04月04日 著者:安野 光雅


SPY×FAMILY 6 (ジャンプコミックス)SPY×FAMILY 6 (ジャンプコミックス)感想
夜帷とのテニスミッションが、まさにマンガ。ラブコメ要素満載で、今回もメインストーリーに進展なしかと思ったら、最後にデズモンドに接触。
読了日:04月03日 著者:遠藤 達哉


リーダーのための「人を見抜く」力 (詩想社新書)リーダーのための「人を見抜く」力 (詩想社新書)感想
野球人生で培った人間観察力・洞察力が、指導者として必要な人を見る眼につながった。選手観察と選手に応じた育成方法を提示する。 1項目3~4ページと読みやすく、入門編という感じ。
読了日:04月01日 著者:野村 克也

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