連休の最中、京都シネマで映画鑑賞。
老人ホームに入居している母親が虐待されているのではないか、証拠を掴んでほしいという依頼を元に、探偵事務所が面接の結果、選んだ探偵役がセルヒオだった。
ペンや眼鏡に仕込まれたカメラは如何にもスパイらしいが、スマホを使って写真撮影や電話報告は覚束ないのは、83歳だから仕方ない。
老人ホームに潜入し調査を始めるが、女性入居者から人気を博して、誕生日パーティーまで開催してもらう始末。こんなに目立っていいんだろうかとハラハラ。
この映画、実はノンフィクション。
老人ホームのドキュメンタリーを撮影するという企画で撮影クルーが入っており、セルヒオが入居するまで2週間すでに撮影していた。全部で3か月間。
セルヒオがだんだんとカウンセラーのように入居者の心を開いていく様が描かれる。
いい男だなあ、セルヒオ。
ほっこりする映画だった。
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