2021年のツール・ド・フランスも最終日を迎えた。
序盤の落車連発もずいぶん昔のことに感じる。
メルクスの持つツール34勝に並ぶカヴェンディッシュが、勝利を収めるかが注目された最終第21ステージ。
ステージ優勝は、ワウト・ファンアールト(TJV) 。
超級山岳モン・ヴァントゥ(11ステージ)・個人タイムトライアル(20ステージ)での勝利に続いて、シャンゼリゼスプリントまで制する3勝を上げた。
ツール最多勝に届かなかったカヴェンディッシュは、ステージ3位で10年ぶりのマイヨ・ヴェールを獲得した。カヴェンディッシュの復活はこのツールを象徴するものだった。
そして20ステージでほぼ確定させていたポガチャルは無事ゴールし、2年連続でマイヨ・ジョーヌ・山岳賞・新人賞を獲得した。
第17・第18ステージの超級山岳でも強さは際立っていた。
まだ22歳。これからが恐ろしい。
若くて溢れる才能を爆発させている点で大谷翔平と藤井九段が重なるポガチャル。
東京五輪でも活躍が楽しみだ。
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