読んだ本の数:18
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ナイス数:188
THE BIG ISSUE 421号の感想特集 となりのコロナ / スペシャルインタビュー レア・セドゥ / カリブ海、サンゴ再生のモデルケース、海底の“苗床ツリー”で育つ / 「路上博物館」。3Dプリンター製の骨格標本が主役
読了日:12月30日 著者:
釈迦の感想釈迦の弟子・アーナンダが語り手となり、入滅前の80代の釈迦の姿を描く。「真夜中の独りごと」で、著者が80代で全国を飛び回りながらこの小説を書いていると読んだが、思いが重なるように感じた。
読了日:12月27日 著者:瀬戸内 寂聴
PTA モヤモヤの正体 ――役員決めから会費、「親も知らない問題」まで (筑摩選書)の感想学校単位のPTA(単P)しか見聞きすることがなかったが、日本PTA全国協議会(日P)を頂点とする都道府県・ 地区町村ー単Pと繋がるピラミッド組織であることを初めて知った。日Pは資金を吸い上げ政策に影響を与えるような政治的影響力を持っていることを、多くの単P会員は知らないのだろう。時代遅れの旧態依然の組織がここにも残っていたという感想。
読了日:12月23日 著者:堀内 京子
THE BIG ISSUE JAPAN420号の感想スペシャルインタビュー クイーン ロジャー・テイラー / 戦争を克服する――ゲスト編集長 池内了 / フランス、生命が尽きる前、痛みに苦しむ人たちのそばへ /
読了日:12月21日 著者:ビッグイシュー日本
NHK俳句 夏井いつきの俳句道場の感想月間NHK俳句テキストの連載。募集句を素材にして「難しい俳句」へのアプローチを分析。 第一部「俳句道場 むずかしい俳句に挑む」テレビの語り口同様に、類句や凡人の句をぶった切っているのが見られる。 第二部「俳句道場 動物俳句の知られざる世界」江戸家小猫との特別対談収録。
読了日:12月18日 著者:夏井 いつき
九条の大罪 (1) (ビッグコミックス)の感想加害者を弁護するアウトロー弁護士・九条。倫理と法律とどちら側に立つかで、見方が変わるなあ。胸糞悪くなる話が多いけど、現実を考えると九条弁護士の振る舞いが正しい場合があるかも。「闇金ウシジマくん」は未読だが、面白かった。
読了日:12月17日 著者:真鍋 昌平
山女日記の感想「告白」のイメージが強かったので、いい意味でこんな普通の小説も書いているのかと感心。仕事、恋愛、夫婦関係、将来など自分のイメージ通りにいかない女性が、山を登ることで自分の進む道を見出していく連作短編集。続きも読みたい。
読了日:12月16日 著者:湊 かなえ
SPY×FAMILY 8 (ジャンプコミックス)の感想クルーズ船でのヨルの任務、どれだけ敵がいるんだというド派手な戦闘シーン満載だが面白さが戻った。死にそうになりながらも、死んだらクリーニングに出したロイドのシャツを取りに行けないと考えるギャップにぐっとくる。次巻が楽しみ。
読了日:12月14日 著者:遠藤 達哉
静かに、ねぇ、静かにの感想短編3篇、どれも不協和音が流れているような薄気味悪さが漂う。どの主人公も自分の頭の中の理想の世界と現実の世界とのずれに苦しみ、修正する術をしらない人たち。主人公の苦しさを感じているのかもしれない。
読了日:12月14日 著者:本谷 有希子
いつか深い穴に落ちるまでの感想第55回文藝賞受賞作。 敗戦直後に実行されたブラジルまでの直通の穴を掘るという極秘プロジェクト。科学的なツッコミはなしとしてもほら話にもほどがあるが、仕事とはこんなものという日本のサラリーマンの皮肉を書いたのだろうか。ラストは日本軍の行く末のようでもあった。
読了日:12月13日 著者:山野辺太郎
ケンシロウによろしく(1) (ヤンマガKCスペシャル)の感想母親を奪われた敵を、「北斗の拳」を読みでツボを勉強しまくった結果、指圧師になったという主人公。どう考えたらそうなるんだという展開だが、本人はいたって真剣。思いっきりギャグマンガだった。
読了日:12月12日 著者:ジャスミン・ギュ
アロハで猟師、はじめましたの感想題名と表紙で想像した内容とは少し違っていてちょっと理屈っぽかった貨幣経済ではない物々交換を介したつながりの価値を教えてくれる。狩りの話だけでも読みたかった。
読了日:12月09日 著者:近藤康太郎
THE BIG ISSUE JAPAN419号の感想特集 もはや、多言語 / スペシャルインタビュー 森山未來 / アフガニスタン、女性の経済的自立を支えた「美容室」 /路上にしゃがみ込んで描く“ストリートペイント”
読了日:12月09日 著者:ビッグイシュー日本
朔が満ちるの感想DVの父親を殺そうとした史也と実の親に捨てられた千尋の生きなおしの物語。中盤からの展開が若干ご都合主義に感じるが、消し去りたい過去と初めて向き合いあう二人の姿を追い続けた。希望が見えるラストでよかった。
読了日:12月07日 著者:窪 美澄
真夜中の独りごとの感想日記が続かないという著者の2001年から2004年にかけての日常メモ。80歳を超えていたのに、国内・海外を法話に観劇に飛び回られるなどバイタリティがもの凄い。小泉政権、イラク戦争への論旨は明快だった。
読了日:12月04日 著者:瀬戸内 寂聴
推し、燃ゆの感想「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい」 発達障害らしい主人公が心の拠り所・生きがいである推し・真幸への推し活がリアル。のめり込めばのめり込むほど、学校・家庭・バイト先で微妙に隙間が広がっていく。この違和感、戻ってこれないほど開いてしまいそうな危うさ。巧みな表現で描かれ短い作品だったこともあり一気読み。
読了日:12月03日 著者:宇佐見りん
インド倶楽部の謎 (講談社文庫)の感想〈国名シリーズ〉第9弾。生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。神戸で私的に行われたリーディングセッションに参加した〈インド倶楽部〉のメンバーが相次いで殺される。 ホワイダニットの部分でこれはありそうでなかったのかも。
読了日:12月02日 著者:有栖川 有栖
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