2022/03/29

それでも⑫

コロナ禍も3年目、今年も花が咲いた。



大阪はもう満開だなあ。

2022/03/27

掲示板のお言葉 71

 遠距離恋愛とは、まったく違う語感になるなあ。


コロナ禍に大切な距離。



縁距離を大切に

2022/03/25

錦市場で一杯  〜 びーんず亭 〜

 錦市場の入り口近くの珈琲豆屋さん、びーんず亭でコーヒー豆を購入。

びーんず亭


去年 NHK 72時間で取り上げられていたお店。

小さなお店だけど、豆の種類は豊富そうだ。

京都はコーヒー消費量が日本一。パンもよく食べることも関係しているのか?



モカをよく飲むかもと伝えた所、お勧めされたのが、タンザニア キゴマ ディープブルー。



深みのほか、酸味が程よく味わえる一杯ができあがった。

2022/03/23

なん伝茂かでもずつと よしゝゝ  〜 特別展 挑む浮世絵 国芳から芳年へ@京都文化博物館 〜

京都文化博物館で開催中の浮世絵の展覧会、 「特別展 挑む浮世絵 国芳から芳年へ」を鑑賞。国芳を中心に芳年などの弟子たちの作品が展示され、見所たっぷりの面白い展覧会だった。




最近増えてきている印象だったが、全作品の写真撮影OKなのは初めてかも。


幕末の浮世絵師である歌川国芳(1797-1861)の武者絵や猫や雀を擬人化したユニークな作品を堪能できた。

構図が大胆、まるで現場で見てきたような絵を描いている。大判を3枚から6枚つなげてパノラマのような作品も多々見られた。 

源頼光土蜘蛛退治


相馬の古内裏

医学書でも参考にしたのだろうか、骸骨の骨格はかなり正確な描写だ。


作品だけでなく、影を使ったデコレーションも展覧会の雰囲気作りに貢献していた。

「怖」いものみたさ

猫好きで猫がたくさん描かれていたり、役者や風物を亀や雀で擬人化しているのは楽しい。禁止されていた遊女絵などを何とか描こうとしたのだろうけど。


亀喜妙々


里すゞめねぐらの仮宿

弟子に対して、二代目国芳を名乗るなと言明していたとのこと、視点・考え方が同時代の人とは少し違って独特だったのかもしれない。

良いことを言っている。
「人の身の 吉あしばなし よしにして なん伝茂(でも)かでもずつと よしゝゝ」

ー人生には良いことも悪いことも色々あるけれど、そんなことを考えるのはやめておいて、あれもこれも、みんな良いねって過ごそうよ。

そうありたいなあ。

2022/03/21

掲示板のお言葉 70

 花売り場が混雑していると思ったら、お彼岸だったか。



忘れまい 先祖も待ってる 春ひがん

2022/03/20

それでも ⑪

 少し早いが今年もタケノコが出ていた。

まだ小さいが早速買って料理する。



今年最初のタケノコ一品目は、春巻きで。




2022/03/17

定形外郵便物 Mail Myself to you

 アーサー・ビナードのエッセイ集「日々の非常口」を読んでいると「郵便の歌が危ない」の一編が目に留まった。


定形外郵便物という言葉を聞くと、ウッディ・ガスリーが歌う"Mail Myself to You"が耳に流れ出すのだという。



こんな歌詞。

I'm a-gonna wrap myself in paper

I'm gonna daub myself with glue

Stick some stamps on top of my head

I'm gonna mail myself to you


頭に切手を貼り付けて、手紙になって君に届けよう、微笑ましい歌詞。


著者はここからこの歌の世界は、郵便への信頼の土台に成り立っていると気づく。
はがきでも封書でも定形外郵便物でも、切手を貼って住所を書けば必ず届く郵便。

確かに東南アジアでも郵便が届くとは限らない国もあるので、なるほどと思わされてしまった。

まどみちおの「やぎさん ゆうびん」も郵便への信頼が土台と言われて、またなるほど。

しろやぎさん・くろやぎさんの返信が届かなければ話は終了だ。

2022/03/12

写真というものが紙だった時代

とあるポッドキャストを聞いていた時のこと。小林聡美のエッセイ「聡乃学習」の中に、「写真というものが紙だった時代」という表現が出てくるらしい。



写真が紙だった時代の人間からすると紙なのは当たり前ではあるが、まあしかし、今はそうではないのも当たり前か。


テレビで人気の俳句の夏井先生の著書に「絶滅寸前季語辞典」というのがあって、季節感がずれたしまったり、風習自体が無くなったために消えてしまいそうな季語を掲載している。

それと一緒なんだろうなあ。絶滅寸前の表現たち。


歌謡曲にも。


 ミスチル "my life"    

   "62円の値打ちもないの?僕のラブレター・・・"

 

  手紙を送る値段の前に、ラブレターを郵便で送るのか? と。


 槇原敬之 "雷が鳴る前に"

  "とにかく公衆電話まで行こう 確かコンビニが近くにあった 

  憶えたての君の番号 もうソラで言えるかな!?"

     

  ??? 


  ?マークがどれだけ付くだろう。公衆電話? 覚えたての君の番号? と。


 マッキーでは"PENGUIN"もあるなあ。

  "高速道路の料金所は いつも君に任せてたよね

  膝の上大事に抱えてた 僕の財布も変わったよ"


      こっちは、ETCつけてない車もまだあるかな。


なんとなくさみしいなあと時代遅れの人間は思う。

2022/03/08

木の香り ~ 吉野杉の樽酒  長龍酒造株式会社 ~

 奈良県北葛城郡の 長龍酒造の吉野杉の樽酒。

ちょっとジャケ買いの感じもある。




 

まずぬる燗で一口。

口に含むと他では飲んだことのないフレーバーが広がる。
冷で飲みなしてみると、すっきりとした飲み口。

長龍酒造HPを見に行くと、創業者が樽酒を味と香りのバランスが一番いい状態で瓶に詰める「樽酒の瓶詰め化」を目指し、研究の末に商品化に成功したとの記載があった。

なるほどこれが樽酒の味なのか、と納得。

次に飲むときは、樽の材料・吉野杉を感じられるように飲んでみよう。

2022/03/03

掲示板のお言葉 68

 教えることでわかってない事がわかり、わかった事が定着もするよなあ、確かに。



教えることは習うこと どちらも何度もくり返し


2022/03/01

2022年2月の読書

 




2月の読書メーター
読んだ本の数:21
読んだページ数:4057
ナイス数:175

息吹息吹感想
SF短編集9編。タイムトラベル・AI・自由意志について・パラレルワールドなど最新科学情報を踏まえた作品たち。人間とAIの関係を描くことで子供と親のきずなと別れのつらさを描くなど、人を描く。
読了日:02月26日 著者:テッド・チャン


ブルーロック(1) (週刊少年マガジンコミックス)ブルーロック(1) (週刊少年マガジンコミックス)感想
W杯優勝に足りないエゴイストFWを育成する「ブルーロック」に集めれた300人。「スポ根」x「バトル・ロワイヤル」、設定は面白い。
読了日:02月25日 著者:金城宗幸,ノ村優介


光の人光の人感想
青少年福祉センターを設立した長谷場夏雄氏の一生を小説化した一冊。太平洋戦争時、東京大空襲で生まれた数多くの戦災孤児にすべてを投げうって手を差し伸べ、孤児たちが自立できるまで住居・仕事を与え続けた。こんな人がいた事を知らなかった。戦災孤児が直面した現実は読み続けるのがしんどいほど悲惨さだが、見通しも見えない中やるしかないとやり続けた長谷場氏の情熱はどこから来たのだろうか。一昨年亡くなったそうで、お話を聞けるのであれば聞いてみたかった。
読了日:02月24日 著者:今井 彰


怪獣8号 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)怪獣8号 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)感想
怪獣を倒す防衛隊隊員を目指したがなれず、防衛隊が倒した怪獣を処理する仕事に従事した主人公が、夢を再度追い求める話かと思って読んでいたら、終盤びっくりの展開に。だから主人公はカフカという名前なのか。これは面白くなりそう。
読了日:02月22日 著者:松本直也


ゼロから学べる! ファシリテーション超技術ゼロから学べる! ファシリテーション超技術感想
audibleにて。ファシリテーションの基本のやり方を伝えるテキスト。良い会議の3条件「時間厳守」「決まる・まとまる」「参加者の納得度が高い」。アジェンダの作り方で会議が成功するかどうか80%決まる。
読了日:02月21日 著者:園部 浩司


あげくの果てのカノン (2) (ビッグコミックス)あげくの果てのカノン (2) (ビッグコミックス)感想
敵であるはずの地球外生命体を使って傷ついた体を補修し、体と気持ちが変わっていく先輩。そのことに戸惑うカノンと妻。人間は変わるものであるというメタファーと変わらないカノンの先輩への想いの対比が際立った2巻だった。
読了日:02月20日 著者:米代 恭


あげくの果てのカノン 1 (ビッグコミックス)あげくの果てのカノン 1 (ビッグコミックス)感想
詳細の説明がないまま、地球外生命体に襲われ地上・地下に別れて住んでる世界で繰り広げられるストーカーの彼女の不倫話。と思いきや、最後のコマで2巻を読まないといけなくなるとは。
読了日:02月19日 著者:米代 恭


THE BIG ISSUE 424号THE BIG ISSUE 424号感想
特集 子どもケアラー / スペシャルインタビュー ルース・ネッガ / クリスマス島 ジャングルから海へ、アカガニ5000万匹の大移動 / 冬だからこそ見られる“木々の戦略” 森の案内人 三浦豊さん
読了日:02月19日 著者:ビッグイシュー日本


パフォーマンス・ラーニングパフォーマンス・ラーニング感想
研修の成否を評価する明確な目標設定と目標を達成するための学習効果の高い研修設計が肝要。各会社で身に着けさせたい営業スキルを定めてオンライン学習・動画学習教材を作成するしないと機能しなさそう。
読了日:02月17日 著者:片桐 康宏,ドングショー・リー


「利他」とは何か (集英社新書)「利他」とは何か (集英社新書)感想
東京工業大学「未来の人類研究センター」メンバー五人の「利他」に関するエッセイ。コロナ禍で注目されている「利他」という言葉。相手のために何かをしている時であっても、自分で立てた計画に固執せず、常に相手が入り込める余白を持っていることーうつわのようなものではないかという 伊藤亜紗氏の冒頭エッセイが興味深かった。
読了日:02月16日 著者:伊藤 亜紗,中島 岳志,若松 英輔,國分 功一郎,磯崎 憲一郎


硝子の塔の殺人硝子の塔の殺人感想
本屋大賞2022ノミネート作品。いかにもミステリーという雪山のクローズドサークルという舞台・登場人物の中で繰り広げられる密室連続殺人事件に名探偵が挑む。海外・国内ミステリーの歴史の流れを取り込みながら壮大な謎解きが繰り広げられる。真犯人の動機が理由で、本書の好き嫌いが分かれそう。
読了日:02月16日 著者:知念 実希人


アンダーニンジャ(3) (ヤンマガKCスペシャル)アンダーニンジャ(3) (ヤンマガKCスペシャル)感想
忍者の組織も複数存在してるのか。講談高校潜入ミッションが動き始める。ギャグなのか、シリアスなのかころころ変わる感じだな。
読了日:02月12日 著者:花沢 健吾


猫とみれんと―猫持秀歌集猫とみれんと―猫持秀歌集感想
バツイチ 中年・眼科医の短歌集。昔に読んだことがあったかな。猫やテレビ番組、元妻を思い出したりまったり。
読了日:02月12日 著者:寒川 猫持


聖☆おにいさん(1) (モーニングコミックス)聖☆おにいさん(1) (モーニングコミックス)感想
無料版にて。ブッダとイエスのゆるーい生活にほのぼの。祭りで神輿を担いでいるシーンがツボだった。
読了日:02月11日 著者:中村光


ミステリと言う勿れ (6) (フラワーコミックスアルファ)ミステリと言う勿れ (6) (フラワーコミックスアルファ)感想
ライカとの初詣の帰りに立ち寄った焼肉店の事件、バスジャック事件続き・愛珠の死の真相を追うガロのストーリー。面白さがグッと戻ってきた。
読了日:02月09日 著者:田村 由美


考える練習帳考える練習帳感想
「考える」とはどういうことか、練習問題を取り入れながら自分の頭で考えるメリット・デメリットを解きほぐしていく。「無知の知」を知るところからスタート、知識重視の価値観から脱却し、思考回路の転換にチャレンジ。考えるとは見えないものをつなげること、まとめて扱うことなど。
読了日:02月07日 著者:細谷 功


アンダーニンジャ(2) (ヤンマガKCスペシャル)アンダーニンジャ(2) (ヤンマガKCスペシャル)感想
外国人暗殺者探索に語られる忍者秘話。謎めいたところがまだまだ続く。
読了日:02月07日 著者:花沢 健吾


アンダーニンジャ(1) (ヤングマガジンコミックス)アンダーニンジャ(1) (ヤングマガジンコミックス)感想
戦後GHQによって解体させられ消滅したはずの忍者は、実は秘密裏に生き残っていた。その一人、ニート同然の生活をする雲隠九郎が受けた任務がスタートする。これから面白くなりそうな予感がする始まり。
読了日:02月04日 著者:花沢健吾


外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント感想
プロジェクトを率いるチームリーダーが、結果を出すチーム作りの技術を教えてくれる。ミクロマネジメントよりも目的を掲げて意識させ続ける、期待値のコントロール、「慕われるリーダー」と「恐れられるリーダー」のバランス。論理が明快、自己の経験例もあり、とてもわかりやすいテキスト。
読了日:02月03日 著者:山口 周


Q&A 誰でもできるブラック企業対策Q&A 誰でもできるブラック企業対策感想
労働問題ー不当解雇・雇止め・長時間労働・残業代不払い・パワハラなど、に対する基礎知識をQ&A形式で解説。もとになる法律も併記。労務管理がきちんとできているかのチェックにもなる。
読了日:02月02日 著者:明石 順平,小倉 崇徳,徳田 隆裕,鈴木 悠太,大久保 陽加


THE BIG ISSUE 423号THE BIG ISSUE 423号感想
特集 冬こそ、鳥見 / スペシャルインタビュー スペシャル企画:ザ・ビートルズ / 世界経済は「K字」モデルで進行か? ――ユヴァル・ノア・ハラリ
読了日:02月01日 著者:ビッグイシュー日本