展示会の後半では、幾何学的な模様を使って光と色の関係を考察するアーティストたちの作品が並んでおり、独特な雰囲気だった。
《アブストラクト・ペインティング(726)》ゲルハルト・リヒター |
面白かったのはオラファ―・エリアソンの作品。
回転する透き通った黄色いディスクに光を照射すると、壁に黄色が投影される。
この回転するディスクには特別なフィルターが貼られており、別の壁に黄色と色相環で反対色の紫の円が投影される。
ディスクに照射された光が反射する時、紫の円は見ている人の上を通過している。
見ていると紫の光が黄色の光を追いかけっこし、やがて追いつき追い越していく。
追いつく瞬間には透明になる。
作品名はその名も《黄色vs 紫》。
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