先月、嫁の実家に帰省した際に、もらって帰ってきたエビスビール。
贅沢な気分だ、と飲んでいたが、ふと気になった。
いつも通りの日常生活で、こんなにエビスを飲んでいいのだろうか?
何かの時の乾杯に飲むものではないだろうか。
まだ数本エビスは残っているが、つい発泡酒を買ってきてしまい、
普段はこっちを飲んでしまう。
めっちゃ貧乏くさい。
「何かの時」って、いつだろう。
1級山岳では、攻めるしかないサクソバンク勢の攻撃が続き、シュッレク兄弟のアタックにさすがのアスタナ勢も分散されてしまった。
アームストロングも千切れてしまい、最大30秒差が開いた。
コンタドールとのエース争いが話題の今ツールだったが、3年のブランクは流石に大きかったかと、誰もが思ったに違いない。
ところが、アームストロングが飛び出している映像が映し出された。
何と千切れた所からの必死の追い上げを見せ、コンタドールの集団に追い付いた。これでアスタナとサクソバンクの立場が逆転。
本当に一度引退した選手なのだろうか?
2/3が終了したツールだが、総合成績は2位だ。
アームストロングの走りに久しぶりに鳥肌が立ったのだった。
とは言っても、福島県も南部の白河市だったので、ほんの触りに触れた程度。
名物を地元の方に尋ねるも、これと言った決定打がないらしい。
そばと桃と白河ラーメンが美味しいとのこと。どれも知らなかった。
ちなみにご当地キティは赤べこ。
帰りに福島空港に行くと、そこかしこに、ウルトラマンが飾ってある。
何故?と思ったら、円谷英二監督が福島県出身に絡めているらしい。
何でもウルトラマン道路もあるそうだ。
それも知らなかったなあ。
フェルメール「レースを編む女」が出展されており、見に行った。
朝から出かけたからか、そんなには混んでいなかった。
順路の早い段階でフェルメールがお目見え。
図録で見るかぎりは、あまりいい作品とは思わなかったが、実物を見ると印象が違った。
フェルメールの特徴である左側に窓こそないが、暖かい光が画面の上半分を満たしていた。
一方レース編みに集中する女性、まず手元に視線が止まる。こちらも息を詰めてしまう緊張感が漂っていて、暖かい光との対比が見られた。
画集では、糸が無造作に書かれている印象だったが、道具入れの青と糸の赤さがポイントになっていた。
喉が乾いたこともあり、飲んだことのない缶コーヒーを買ってみた。
コクがさっと来て、スッと引くとのことでマジックウェーブらしい。
うまいこと名付けているが、飲んでみると後味が薄い。
一方やっと出場したかとの感がある別府は、昨日渋い活躍を見せていたようだ。
第三ステージレース終盤プロトンがミストラルに吹かれた際、この気に乗じてチームコロンビアがスパートした。
J SPORTS のホームページによれば、この時別府がチームメイトに前に出ろと絶妙なタイミングで合図を出したらしい。合図のお陰で、シマノスキルは先頭集団に6人を送り込むことに成功した。
アームストロングとポポヴィッチ2人だけになり、コンタドールとアームストロングのエース争いを早くも浮き出させてしまったアスタナとは対照的だ。
別府は第三ステージのコース近くに住んでいた事があり、ミストラルかきつい地域である事がわかっていたのだろうが、大舞台で自分の仕事をやりきることは素晴らしく、チームメイトの信頼感も高まるだろう。
今後も楽しみなツールになりそうだ。