IWGP 池袋西口公園

日帰り東京出張の予定が、帰りそびれてしまい
翌朝の新幹線で帰ることに。

東京駅に向かう前に、寄ってみたかった所へ。



小説 池袋ウエストゲートパークシリーズの舞台とも言える池袋西口公園。

公園というよりも広場と言った雰囲気。
広場の周りには木が植わっているが、土の地面はなしだ。
真ん中に噴水があり、噴水を囲むようにベンチが配置されている。
ステージや公衆便所まであるとは思わなかった。



土曜日の早朝に行ったので、駅前の人通りとは別で静か。
周囲の飲食店から出たゴミをカラスがあさっている。
夜の雰囲気はまた全然違うのだろう。

主人公 真島誠の実家である真島フルーツ店は、
ここから徒歩5分の池袋西一番街にあると小説には記載があるが、
実際にはモデルになるような果物屋はなし。

以下は小説から。

『果物屋と言っても銀座にあるようなこぎれいなフルーツパーラーなんかとはわけが違う。
うちの店は池袋西一番街にある。それだけで地元のやつならわかる。
店の並びはファッションマッサージやアダルトビデオ屋や焼肉屋。
(中略)店から、西口公園までは歩いてほんの五分。半分は信号待ちだ。
去年の夏おれは小銭のあるときや仲間の誰かが金をもってるときは、たいていの
時間を池袋西口公園のベンチで過ごした。』池袋ウエストゲートパーク 文春文庫 P10-11

『池袋西口公園(おれたちはカッコをつけるときはいつも「ウエストゲートパーク」と
呼んでいた)の本当の顔は週末の真夜中。噴水のまわりの円形広場はナンパコロシアムになる。
ベンチに女たちが座り、男たちはぐるぐると縁を描きながら順番に声をかけていく。
噺がまとまれば、公園を出て行く。飲み屋も、カラオケも、ラブホテルも、すぐとなりだ。』
池袋ウエストゲートパーク 文春文庫 P13

コメント

てれっとテレキャス さんの投稿…
アパートから学校への乗り換え駅でした>池袋

西口から立教大に行く間に好きな飲み屋がありまして・・・

この公園、始発電車を待つ間彷徨ったことが何度もあります(笑)。

なつかしいっす。
貧家ピー / hynkapii さんの投稿…
いろんな飲み屋がありそうですね。
朝からうろうろしていたら、客引きに声を掛けられました。どこへ連れて行かれるんだろう?

今度は夜の公園を見てみたいです。