2020年12月の読書





12月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3585
ナイス数:179

日経おとなのOFF 2021年 絶対に見逃せない美術展(日経トレンディ2021年1月号増刊)日経おとなのOFF 2021年 絶対に見逃せない美術展(日経トレンディ2021年1月号増刊)感想
絶対見逃せない 2021年美術展 知られざる2大奇才、新伝説 渡辺省亭&小村雪岱 明宝で学ぶ 聖徳太子、鑑真、最澄記念イヤー
読了日:12月29日 著者:


【第160回 直木賞受賞作】宝島【第160回 直木賞受賞作】宝島感想
第160回 直木賞受賞作。1952年代から日本復帰の1972年までの20年の沖縄が舞台、戦果アギヤーの孤児たちが主人公。キャンプ・カネデに忍び込んだ夜に、リーダー・オンちゃん が失踪してしまう。オンちゃんを追いかけながら、残された3人が警察官・教師とそれぞれの道を歩いていく過程で、米軍抵抗運動・コザ暴動などの史実も踏まえた沖縄の姿が描き出される。エンタメ作品としては冗長とも言える長さ、ノンフィクションとして読みたかった、という熱量があった。
読了日:12月24日 著者:真藤 順丈


できれば服にお金と時間を使いたくないひとのための一生使える服選びの法則できれば服にお金と時間を使いたくないひとのための一生使える服選びの法則感想
洋服選びがめんどくさい・自身がない人向けに考え方や基本アイテムの選別方法を伝授。 サイズ、無地、シンプル、着ていない服の断捨離、ショップ選びなど。ファッションに興味がない中年以上の男性向けの内容かな。
読了日:12月22日 著者:大山 旬


脳は回復する  高次脳機能障害からの脱出 (新潮新書)脳は回復する 高次脳機能障害からの脱出 (新潮新書)感想
「脳が壊れた」から2年、高次脳機能障害からの回復の過程をユーモア混じりに描く。症状はケースバイケースだろうが、現状を認識し受容することが重要なのは共通しそう。 ①諦めを伴う受容 ②障害を認識して見つめ、理解することで、周囲の環境調整に工夫を施し、障害の苦しさを和らげるもの。②の受容は患者自身だけでなく、家族やサポートメンバーも持っておきたい考え方だ。
読了日:12月18日 著者:鈴木 大介


ミーツへの道 「街的雑誌」の時代ミーツへの道 「街的雑誌」の時代感想
『ミーツ・リージョナル』編集者による創刊から退社まで。 大阪・京都・神戸、街と人の面白いを濃くて魅力ある人たちが作っていたからこそ、面白い雑誌ができていたのだろう。 後半の親会社の意向による経営者交代による管理体制の強化が対象的。かなり赤裸々に書いてあるのは、本の雑誌連載だからできたことか。お好み焼き特集の文章が秀逸だったなあ。
読了日:12月17日 著者:江 弘毅


金の言いまつがい (新潮文庫)金の言いまつがい (新潮文庫)感想
「ほぼ日刊イトイ新聞」の連載、トイレで少しずつ読了。大笑いしなかったが、クスっと笑えた。「銀の言いまつがい」と合わせて購入すると、人生に素晴らしい効果があらわれるらしい。
読了日:12月17日 著者:


献灯使献灯使感想
2018年全米図書賞 翻訳文学部門受賞(The Emisarry)と知り、手に取った。 大災厄に見舞われ、外来語なし、インターネットなし、鎖国状態になった日本を描くディストピア小説。 死ぬ事ができなくなった老人と「若さ」を失った若者たち。老人・義郎と生活する曾孫の無名は、「献灯使」として海外に旅立つ。表題作の他、東北震災後に日本政府が民営化され、海外との関係を拒絶し太平洋大震災によって関東が壊滅する「不死の鳥」も、自然災害・原発問題を抱える日本の近未来の姿かもと思わされる内容だった。
読了日:12月16日 著者:多和田 葉子


40歳になったことだし40歳になったことだし感想
40歳を迎えた著者の日常が描かれるのかと思ったら、 東京での打ち合わせ出張で引っ越しを決めるという激しい展開にびっくり。
読了日:12月14日 著者:森下 えみこ


ファーストマン(下) (ニール・アームストロングの人生)ファーストマン(下) (ニール・アームストロングの人生)感想
アポロ11号打ち上げ前のサターンロケット事故、打上げ・月面着陸、地球帰還後のアームストロングの人生を描く下巻。 打上げから着陸に至る場面がやはり圧巻だった。 51年前にこれだけの業績を成し遂げたことに改めて驚いた。 一見不可解に思える言動や行動を行うアームストロングが、 どのように生まれてきたのか、上下巻を通じて明らかにもなった。
読了日:12月14日 著者:ジェイムズ・R. ハンセン



Spotify 新しいコンテンツ王国の誕生Spotify 新しいコンテンツ王国の誕生感想
音楽の違法ダウンロード撲滅という理念から、質の高い無料ストリーミングサービスを構築。 企業継続のための資金集め、アップルや有名ミュージシャンとの闘いが描かれる。 創業のダニエル・エクに直接話を聞いておらず周辺の聞き取り中心に書かれているからか、事実が並べられているだけで、読み物としての面白みが薄かった。
読了日:12月08日 著者:スベン・カールソン,ヨーナス・レイヨンフーフブッド


若冲のまいごの象 (新・おはなし名画シリーズ)若冲のまいごの象 (新・おはなし名画シリーズ)感想
図書館にて。若冲の生涯と作品の紹介を絵本の形で。子供向けとは言え、しっかりと書かれている。
読了日:12月05日 著者:西村 和子


そばですよ (立ちそばの世界)そばですよ (立ちそばの世界)感想
東京の立ち食いソバ屋 26点を紹介した本の雑誌連載。 ページから立ち上る出汁の香り、間違いなくそばを食べたくなる。出汁のひき方といい、かえしの作り方・寝かさないかえしとかえしのミックスなんて、立そばとは言え奥が深い。
読了日:12月04日 著者:平松 洋子


家飲みかんたんドリンク150家飲みかんたんドリンク150感想
コロナ過の家飲み・オンライン飲み会を意識したようなカクテルのレシピ集。定番から、ガリガリ君・コーラを使ったオリジナルカクテルまで150種類。 インスタ映えしそうなカクテルもたくさん。
読了日:12月01日 著者:

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