2021/07/29

掲示板のお言葉 53

 蓮の花の季節。



汚れた環境に身を置いていても、汚さに染まらずに清く生きる。

泥中の蓮。


泥沼で 泥に染まらぬ 蓮の花

2021/07/28

泡が出る・・・?

 話題だったアサヒ 生ジョッキ缶、ようやくコンビニで見かけたので購入。




早速、プシュッと。泡が・・・


出ない・・・ じゃないか。
泡を期待したのに。

説明を読むと、温度が低すぎると泡が出にくいと。
飲み頃温度は4℃~8℃、12℃以上は吹きこぼれ注意らしい。

缶を手で包んで温度を上げることで泡が出やすくなるのか。



やってみると、モコモコ泡立ち初めた。

待望の泡はきめ細かくクリーミーそのものだった。

2021/07/25

ドキュメンタリーだったとは ~ 83歳のやさしいスパイ ~

連休の最中、京都シネマで映画鑑賞。 



老人ホームに入居している母親が虐待されているのではないか、証拠を掴んでほしいという依頼を元に、探偵事務所が面接の結果、選んだ探偵役がセルヒオだった。

ペンや眼鏡に仕込まれたカメラは如何にもスパイらしいが、スマホを使って写真撮影や電話報告は覚束ないのは、83歳だから仕方ない。

老人ホームに潜入し調査を始めるが、女性入居者から人気を博して、誕生日パーティーまで開催してもらう始末。こんなに目立っていいんだろうかとハラハラ。

この映画、実はノンフィクション。

老人ホームのドキュメンタリーを撮影するという企画で撮影クルーが入っており、セルヒオが入居するまで2週間すでに撮影していた。全部で3か月間。

セルヒオがだんだんとカウンセラーのように入居者の心を開いていく様が描かれる。

いい男だなあ、セルヒオ。


ほっこりする映画だった。

2021/07/19

大谷翔平 藤井九段 ポガチャル ~ Tour De France 2021 21st ~


2021年のツール・ド・フランスも最終日を迎えた。
序盤の落車連発もずいぶん昔のことに感じる。

メルクスの持つツール34勝に並ぶカヴェンディッシュが、勝利を収めるかが注目された最終第21ステージ。

 

ステージ優勝は、ワウト・ファンアールト(TJV) 。

超級山岳モン・ヴァントゥ(11ステージ)・個人タイムトライアル(20ステージ)での勝利に続いて、シャンゼリゼスプリントまで制する3勝を上げた。

ツール最多勝に届かなかったカヴェンディッシュは、ステージ3位で10年ぶりのマイヨ・ヴェールを獲得した。カヴェンディッシュの復活はこのツールを象徴するものだった。


そして20ステージでほぼ確定させていたポガチャルは無事ゴールし、2年連続でマイヨ・ジョーヌ・山岳賞・新人賞を獲得した。

第17・第18ステージの超級山岳でも強さは際立っていた。

まだ22歳。これからが恐ろしい。


若くて溢れる才能を爆発させている点で大谷翔平と藤井九段が重なるポガチャル。

東京五輪でも活躍が楽しみだ。

2021/07/12

掲示板のお言葉 51


刻石流水 かけた情は水に流す、受けた恩を石に刻む と同じ意味だな。



施して報いを願わず 受けて恩を忘れず

2021/07/10

沖縄フェア

           


時々コーラ煮を作るようになって食べたくなったのが、沖縄そば。

どうしても食べたくなったので、ネットで購入。

沖縄料理を作って沖縄フェアを開催。



これもよく作るゴーヤチャンプル、ニンジンしりしりに海ブドウも買ってきて準備万端。
コーレーグーズーもスタンバイ。

まずはオリオンビールから。


気のせいだろうが、沖縄料理に合う。
今回のコーラ煮は、あっさりに仕上がった。

今日の主役、沖縄そば。


コーラ煮と新しょうがの酢漬けがぴったり。

旨かった。

オリオンビールの後は、泡盛で。



ロック、ソーダ割と沖縄を満喫した。



2021/07/09

脳の錯覚  ~ Into The Night ~

YOASOBIの新曲は、「夜に駆ける」の英語バージョン。


これがただの翻訳じゃなかった。


ボーッと聞いていたら、所々「夜に駆ける」の歌詞が聞こえる、英語とミックスの歌詞なのかとネット検索すると全部英語。

英語が日本語に聞こえるように作ってある。

最初の "Seize a move , You're on me" は、「沈むように」だ。

 Bメロ に入り、" It's stuck in "tick-and-tocking" mode "  「いつだってチックタックと」だな。

そのあともちょこちょこ似た音があると、脳が勝手に日本語の歌詞に結び付けようとする。

"So what got seen hid beneath " ー  「騒がしい日々に」
"what can "night" " 「明けない(夜に)」

そして、ここも日本語に聞こえる。

So we gotta keep on
If gotta keep on 
Then we're  gonna keep on 

それでもきっと いつかはきっと 僕らはきっと


脳ってすごい。

2021/07/07

Another Win  ~ Tour de France 2021 Stage 10 ~

 

勝利の後の涙に感動していたら、あれよあれよと3勝目をあげたカヴェンディッシュ。


強い。




レース後のコメントでも言っていたが、チームのリードアウトまでの弾きが完璧だ。

誰が持ってもタッチダウン確実と言える大きな穴をあけたOLと働きが重なる。

エディ・メルクスの持つツール 34勝まであと一つ。

今ツール、ステージはたっぷり残っている。

2021/07/06

23/100   ~ シャトレーゼプレミアム ストロベリー ~

 シャトレ―ゼ プレミアムシリーズのストロベリーアイス。



ビビッドなパッケージが冷凍ケースの中で浮き上がっていた。

北海道に何か関係あるのだろうか?


苺果汁・果肉11%配合とのこと、濃厚なミルクアイスの中に、果肉のプチプチ感を楽しむことができる。


シャトレーゼ公式Twitterアカウントで、以前#シャトレーゼのアイス100種として紹介していたみたいで、このストロベリーアイスは23番目だった。


今はどれくらい販売されているのだろう。

2021/07/04

映画 いとみち

京都シネマで映画「いとみち」を鑑賞。



越谷オサムの小説「いとみち」の映画化。

小説を読んだ時は、「スイングガール」や「フラガール」みたいな感じなので、すぐにでも映画化されるだろうなあと思っていたら、中々映画にならなかった。

青森出身の横浜聡子さん監督・脚本、オール青森ロケで待望の映画化、という感じ。


青森空襲や三味線の作り方も入って、青森の人たちによる青森のための映画になっていた。
(古坂大魔王が出演しているのは、りんご繋がりかと思ったら、青森出身だった・・・)

正直な所、小説からすると主人公・いとが何故三味線を弾かなくなったのか(股を広げるのが恥ずかしいだけではない・・・)、何故もう一度三味線を弾こうと思ったのかという心情変化が描かれていないので、映画は物足りない。

ただ、いとの引っ込み思案やメイドカフェを守りたいという気持ちは強く伝わってきた。

いとの祖母・ハツヱが、孫を可愛がるやさしいお祖母ちゃんかと思っていたら、演じる西川洋子さんが津軽三味線の名手ということで、三味線を持つと凛とした姿に空気感まで変わったのにびっくりした。
いととのセッションが、実の所この映画の一番の見ものだったな。

2021/07/01

2021年6月の読書

 


6月の読書メーター

読んだ本の数:22
読んだページ数:4873
ナイス数:254

パリの砂漠、東京の蜃気楼パリの砂漠、東京の蜃気楼感想
パリと東京の生活を描いたエッセイだが、私小説のようだった。生きるために書く。退廃的な重苦しい雰囲気が漂う中でも、友達に会い酒を飲みフェスに行く。子供の頃から息苦しさを覚えていた著者が感じる便利な東京と縛りから解かれるフランスの対比も印象的だった。
読了日:06月29日 著者:金原 ひとみ


夏井いつきの 日々是「肯」日(ひびこれこうじつ)夏井いつきの 日々是「肯」日(ひびこれこうじつ)感想
季節毎の俳句とエッセイ、写真がセットの一冊。 「俳人にとって生憎のお天気はない」というのは良い言葉だ。 あらたまのこむらがへりでありにけり                       蛍草コップに飾る それが愛
読了日:06月25日 著者:夏井いつき


心理的安全性のつくりかた心理的安全性のつくりかた感想
心理的安全性の構成要因4点「話しやすさ」「助け合い」「挑戦」「新奇歓迎」。心理的安全な組織は、決してぬるい組織という意味ではなく、高い目標を掲げ健全な衝突が起こる組織の事である。具体的な行動は、行動分析がベース。
読了日:06月23日 著者:石井 遼介


QJKJQQJKJQ感想
穂村弘がお勧めしていたので手に取った。猟奇的殺人、その描写で読む人を選ぶだろう。江戸川乱歩賞受賞作とは思えない作風。何が行われているのかわからなかったが、読み進めていくうちに少しずつ明らかに。
読了日:06月20日 著者:佐藤 究


THE BIG ISSUE JAPAN408号THE BIG ISSUE JAPAN408号感想
特集 植物力 ー 毒・薬と香り / スペシャルインタビュー リズ・アーメッド / 米国 市民が変える!警官たちの「沈黙の青い壁」
読了日:06月20日 著者:ビッグイシュー日本


チ。―地球の運動について― (3) (BIG SPIRITS COMICS)チ。―地球の運動について― (3) (BIG SPIRITS COMICS)感想
弾圧がありながらも心理を追求する科学者たちはいた。文字を読めることは奇蹟、良い言葉だ。
読了日:06月19日 著者:魚豊


ブルーピリオド(3) (アフタヌーンKC)ブルーピリオド(3) (アフタヌーンKC)感想
単に「絵を描く」じゃない、求道者を見ているようになってきた。モチーフ、テーマ、道具。掴めたと思ったら逃げていく、道はまだ先に延々と続いていく。どこまで行くんだろう。
読了日:06月19日 著者:山口 つばさ


犯罪からの子どもの安全を科学する―「安全基礎体力」づくりをめざして犯罪からの子どもの安全を科学する―「安全基礎体力」づくりをめざして感想
子どもを巡る付きまといや声掛け事案の情報把握から、安全を確保するために必要な具体策(不審者を見抜く判断力、逃げる体力)を解説。怪しい人・不審者の定義を子どもの年齢に合わせた内容で共有することはとても重要だ。
読了日:06月19日 著者:清永 奈穂,篠原 惇理,田中 賢


チ。―地球の運動について― (2) (BIG SPIRITS COMICS)チ。―地球の運動について― (2) (BIG SPIRITS COMICS)感想
1巻の衝撃を超えていないけど、やはり衝撃的。「一生快適な自己否定に留まるか、全てを捨てて自己肯定に賭けて出るか、どちらを選ぶも自由だ」
読了日:06月16日 著者:魚豊


たかが黄昏れ (1) (ビッグコミックススペシャル)たかが黄昏れ (1) (ビッグコミックススペシャル)感想
「川島・山内のマンガ沼」で紹介されていて手に取った。男が絶滅している2119年が舞台。ありがちと言えばありがちだが、設定は面白い。絶滅しただけでなく、男がいた事がタブー視されており、絵のタッチも相まって不穏な空気が流れている。
読了日:06月14日 著者:花沢 健吾


犬がいた季節犬がいた季節感想
三重県四日市市の高校に迷い込み飼われることになった犬・コーシローが毎年見送る18歳のストーリー。昭和から平成、F1鈴鹿サーキット、阪神大震災など主人公たちと同年代で懐かしさがあった。どの登場人物も、いくつになってもどこにいても大切な場所が、18歳のこの高校だったみたいだ。
読了日:06月13日 著者:伊吹 有喜


ブルーピリオド(2) (アフタヌーンKC)ブルーピリオド(2) (アフタヌーンKC)感想
美大受験を母親に許してもらう過程が、成長物語になっている。好きなものにのめり込んでいく姿が美しい。人間を描くだけでなく、絵画の科学のようなものが伝わってくるのが、面白いと感じる。
読了日:06月12日 著者:山口 つばさ


成果・イノベーションを創出する ダイバーシティ・マネジメント大全成果・イノベーションを創出する ダイバーシティ・マネジメント大全感想
感染症・テロ・自然災害・戦争などにより、単一化・集約のリスクが高まっている。 集約リスクヘッジ:サプライチェーンの再編・テレワーク。 単一化のリスクヘッジ:多様性ー年代(若手・ベテラン)・外国人・LGBTQ・障害者。 多様性のある人材をまとめながら成果を生み出すマネジメント方法を説く。内容は、思ったよりも広く浅くで、コーチングの基本に近い。
読了日:06月11日 著者:西村 直哉


チ。―地球の運動について― (1) (BIG SPIRITS COMICS)チ。―地球の運動について― (1) (BIG SPIRITS COMICS)感想
地動説を唱えようとする学者たちと強烈な弾圧を行うキリスト教側。1巻から予想を裏切るドラマチックな展開だ。
読了日:06月11日 著者:魚豊


ノマド: 漂流する高齢労働者たちノマド: 漂流する高齢労働者たち感想
映画「ノマドランド」の原作本。家を手放し、キャンピングカーで短期の仕事を追い求めて移動する人たち。著者も実際にキャンピングカーで3年間に渡り移動生活を行った。 RTRを主宰するボブの言葉が、他人事とは思えない。 「世間の常識どおりに学校に行き、就職し、懸命に働きさえすればすべてうまくいく。かつての世の中にはそういう社会的契約が存在していた。だが、そんな常識はもう過去のものだ。すべて世間から期待される通りにやってのけて、それでも無一文になったり、一人ぼっちになったり、ホームレスになったりする可能性はある」
読了日:06月10日 著者:ジェシカ・ブルーダー


葬送のフリーレン (4) (少年サンデーコミックス)葬送のフリーレン (4) (少年サンデーコミックス)感想
ヒンメルがフリーレンに跪いて指輪をはめた回想シーン、その指輪を探すフリーレンの姿が良かった巻。
読了日:06月06日 著者:


身近な危険 そのときどうする? (防災・防犯シミュレーション)身近な危険 そのときどうする? (防災・防犯シミュレーション)感想
子どもだけで留守番中に誰かが訪ねてきたら・電話が掛かってきたら、車に乗った人から声を掛けられたら、といった現実にありそうなシチュエーションで、取るべき行動を3択で考えさせる。
読了日:06月06日 著者:


シネマ・コミック18 風立ちぬ (文春ジブリ文庫)シネマ・コミック18 風立ちぬ (文春ジブリ文庫)感想
零戦の開発者である堀越二郎をモデルに、戦闘機開発と結核の婚約者との生活を通じて戦争を描いているファンタジーになっている。
読了日:06月06日 著者:宮崎 駿


ブルーピリオド(1) (アフタヌーンKC)ブルーピリオド(1) (アフタヌーンKC)感想
頭が良いが素行不良の主人公が、初めて熱中できた美術に目覚めるストーリー。絵は趣味ではダメなのか、食べていける保証がないなら美大に行く意味は何かと問われた先生の答えが1巻の見せ場。「好きなことは趣味でいい」は大人の発想、頑張れない子は好きなことがない子。
読了日:06月05日 著者:山口 つばさ


いくしゅん ですよねーいくしゅん ですよねー感想
日常のちょっと変わった瞬間を切り取った写真集。 ですよねー、というかなんじゃこりゃだな。「ですよねー」という事か。自転車に乗せられた白い犬が通り過ぎていくまでの一連の写真が好き。
読了日:06月05日 著者:いくしゅん


THE BIG ISSUE JAPAN407号THE BIG ISSUE JAPAN407号感想
スペシャルインタビュー カズオ・イシグロ / ”調べる”っておもしろい 
読了日:06月04日 著者:ビッグイシュー日本


夜空に泳ぐチョコレートグラミー夜空に泳ぐチョコレートグラミー感想
「52ヘルツのクジラたち」からデビュー作を。5編の連作短編集。「52ヘルツ~」同様に生きづらい状況を懸命に生きようとする主人公たちが繋がって一つの世界を紡いでいる。長篇よりも短編の方が上手い。連作ではなく普通に短編集を読んでみたい。
読了日:06月02日 著者:町田 そのこ

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