ポッドキャスティング 5月21日配信。
面白いストーリー。
弁長と西念という二人のお坊さんが、お布施をもらい寺へ帰る途中。
弁長は酒を飲む生臭坊主で、酔っ払って川の土手で一休みしていると
馬が木につながれていた。
これ幸いと馬の綱を解き、荷物をくくりつけて西念を先に寺へ返す。
寝ている間に川に転がってはいけないので、馬を繋げていた綱を
体に巻きつけて寝始めた。
そこへ馬の持ち主が帰ってきて、馬がいないのでびっくり。
目覚めた弁長は、この状況にもあわてず、実は坊主だったが
身の上が悪いのでお釈迦様に馬にされていたと、つくり話を繰りだした。
馬の持ち主は、これを信じて家に招待しお祝いの酒を振舞う。
次の日、お寺では西念が持ち帰った馬を置いておけないので、
市場で売り払った。
昨日の馬の持ち主が、新しい馬を買おうと市場に来ると、
あの馬にそっくりな馬がいるではないか。
昨日酒を飲ましたから、お釈迦様にまた馬にされてしまったのか・・・。
というサゲ。
落語ならでは、おとぼけな人間のオンパレードだ。
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