2008/11/30
「湯屋番」 林家たい平
まくらが面白い落語家だ。
本編なくてもいいぐらい。
と言うと失礼だろうなあ、力がある証拠。
「湯屋番」は、ぐうたら若旦那が銭湯で働くが、
番台で妄想を爆発させる、というお話。
2008/11/29
「鼠穴」 五街道弥助
人情話。
財産を食いつぶしてしまい、兄を頼る弟。
だが、兄は3文しか貸してくれなかった。
兄を恨むが、とにかく必死で仕事をして、成功を収め3文を返しに兄の元を
訪れた。
何故3文しか貸さなかったのか、説明を受け、仲直りする兄弟。
その夜は飲み明かそうとするが、鼠穴が開いている蔵が心配で帰ろうとする
弟。その心配が的中し、その夜に全焼してしまい、また無一文に逆戻りしてしまった。
もう一度助けを兄に請うが、今度は思うように助けてもらえない。
そんな中自分の娘が吉原に行くと言ってくれたが、そのお金をすられてしまう始末。
もうだめだと自殺しようと川に身を投げた所で目が覚めた。
夢は土蔵(五臓)の疲れだ、というのがサゲ。
娘が自ら吉原に行くと行った時はつらかった。
2008/11/28
スターターQB
成績を残しているうちは。
イーグルスのマクナブは、W12のレイブンズ戦で、後半から交替を命じられた。怪我以外で交替を命じられるという事は、スターターQBからの降格を意味する。そういう意味で、レイブンズ戦でマクナブではない違うQBがフィールドに立ったのを目にしたのは、驚きだった。
確かに今年中盤の成績、特にここ2試合の成績は全盛期とは程遠いもののようだ。
しかし、優秀なWRの不在やパス偏重のプレイコールにも原因があるとの声もある。
一番気になったのは、レイブンズ戦で後半、お役ご免と告げたのは、リードではなくQBコーチだった事だ。ベテランが力を失い若手に座を奪われるのは、仕方のないことだが、引導を渡すのはトップでなければいけない。
チームを4回のチャンピオンシップゲームに導き、内一回はスーパーボウル出場しているのだから、尚更だ。
ハーフタイムでやることがあったらしいし、今日のカージナルス戦でスターターに戻すつもりだったのかもしれないが、それにしてめマクナブの心中を察すると可哀想だ。
発奮したのか、カージナルス戦は復調し、4TDパスで快勝した。
本人は逆境に強いと言っている。ドラフト時、リッキー・ウイリアムスを熱望するファンにキツいブーイングを浴びせ掛けられたのは、有名な話だ。
プレイオフが厳しくなったが、逆境をバネに蘇るのか、違うチームに移ってイーグルスを見返すか、レイブンズ戦ハーフタイムで決まったかもしれない。
2008/11/24
「延陽伯」 桂つく枝
ものすごい言葉遣いが丁寧な奥さんをもらうことになった
辰っつぁん。
前半は年に2回しか入らない銭湯に出かけて、ひと騒動。
延陽伯という奥さんをもらったが良いが、言葉遣いが良すぎて
何を言っているのか分からない。
名前を子供の頃からの名前の変遷の説明を受けたのだが、
それが全部名前と思ってしまうから大変だ。
火事で逃げろという時もこんなに長い名前を読んでいる間に焼け死ぬ
と想像する始末だ。
寿限無みたいなお話。
Titans, first loss of season

2008/11/22
「竹の水仙」 春風亭朝也
左甚五郎もの。
今回は竹で作ったつぼみの水仙。
一文無しで宿に長逗留し、ちょちょっと作って
大名がそれに目を留めるという流れは一連のもの。
2008/11/21
エアーアタック
テレビ観戦したが、あんなにパスを投げて決まる京大は、QBが金岡の時以来ではないだろうか。
立命館の強力DLに捕まる前にタイミングパスを気持ち良く決めていた。
やはりQB桐原には来年、更に期待できそう。
しかし観客が少なかった。金岡の頃に比べたら、雲泥の差だろう。
見に行かないといかんなあ。
2008/11/19
KY?
雪がちらつく中、ロースコアゲームとなった。
4Q終盤にPITがFGで逆転、11−10となった。
そこでテロップが。
過去NFLで行われた12,837試合中、この点数で終わった事がないのだという。
おお、歴史的な試合だ、と見ていたら、ラストプレイでポラマルがインセプTDを挙げて、やはりこの点数にはならず。
アメフトの取ることのできる点数、1,2,3,6を使って全ての整数を作ることができるので(もちろん1点だけで取れないので1−0にはならないが)、少ないが実現しない点数があること自体、感動を覚えた。
2008/11/16
フェルメール展 4
二重三重の人垣にもめげず、7点のフェルメールを鑑賞。
今度はオペラグラス持参だ。
さすがによく見えた。絵の正面に立ってさえも、オペラグラスで除くと
画家がどれだけ細かい所まで筆を入れているかが手に取るようにわかった。
美術館に行くには必需品としよう。
やっぱり今回も「召使と手紙を書く女」が印象に残ったが、
召使の前掛けと椅子の青色が、神々しい雰囲気のなかでアクセントとして
効いている。
また、「ワインをグラスを持つ娘」では、テーブルの上に置かれている
ワイン入れの白色が光り輝いていることに感心した。
フェルメール以外では、カレル・ファブリティウスの「歩哨」を見たかった。
戦場でのエアポケットのように不意に訪れた静けさに、腰掛けて休んでいる歩哨と
それを見つめる犬が作り出す平和な雰囲気を感じたが、
解説を見ると銃に弾をこめているようにも見えるとある。
言われてみるとそれっぽいが、今回オペラグラスで見ると、弾にも見える小さいものが
指先に見えている。そうなると準備が完了すればすぐにでも戦いに戻るのではないか、
と違った印象になるのが面白い。
2008/11/15
FAVRE JOIN US
JETS beats PATS in OT
2008/11/12
まだ続く
思っていたより時間の経過が早い。最後まで見てもあっと言う間だろうなあ。
「マキシム・ド・呑兵衛」 五明楼球の輔
どこかで聞いたまくらと思ったら、この間ポッドキャストで聞いたんだった。
語りに毒があって寄席ではえげつないことを言ってるんだろなあと
以前書いたが、今回はそうでもなかった。
実力は間違いなく、笑わせてくれた。
サゲもきれいな新作落語。
漫才 大空遊平・かほり
初めて見た。夫婦漫才の基本どおり、奥さんがよくしゃべり
旦那はぼっとしている。
下がりながら話をしている漫才師は初めて見た。
旦那がしゃべると観客が緊張するという空間作りも、見事?なのだろう。
これまた良いものを見せてもらった。
「のめる」 橘家文左衛門
東京行きの新幹線で聞いたこの話。ライブの方が面白い。
というかこの人の方がうまいのだろう。
まくらは淡々・静かだが、落語自体はしっかりとした語り口。
ここで中入り、ハンマースホイ展に向かった。
上野 鈴本演芸場
団体客が入っており、ほぼ満員の状態だった。
「ライオン」「ライオンの見世物」 と言われる話 柳家さん生
柳家三三 題名不明 (「真田小僧」の前半部と後日わかった)
こましゃくれた子供が父親に向かって母親が浮気をしているかも・・・
と思わせぶりなトークで小遣いをせしめる。
実はマッサージを受けてるだけだったというサゲ。
紅梅亭で見て女形が艶やかな印象だったが、ライブでも
子供演じる奥さんは艶っぽい。
奇術 ダーク広和
気のいいおじさん、淡々とマジックを披露してくれたが、
これが中々驚かせてくれた。
自分でも言っていたが、今時ひものマジックかと思うが
タネは人間の想像力の球ものと聞くとうれしくなる。
寄席に来たと実感する。
「親子酒」 金原亭伯楽
酔っ払い親子の暖かい話、いい物を見せてもらったという感想。
「百年目」 桂米朝
「人を育てる」がテーマ。ある商家の番頭さん、仕事熱心で遊びのあの字も知らない堅物で通っている。旦那からの信用も厚く、丁稚たちの教育も任されている。
ある日朝帰りした丁稚にお説教を食らわせ得意先周りに出掛けた。
しかしこれはうそで芸者を引き連れ舟遊び、桜ノ宮に花見に来たのだった。
素面のうちは顔がささないように障子を閉め切っていたが、酔うにつれて大胆になり、ついには岸に上がりあっちふらふらこっちふらふら、大騒ぎ。
間の悪いこともあるもので、花見に来ていた旦那とばったり会ってしまう。
酔いもさめ一気に素面に、平謝りで店に戻った。
いつ旦那から暇を出されるかと一晩を過ごし、翌朝ついにお呼びが掛かった。
意に反して旦那からはやさしい言葉を掛けられた。
桜ノ宮で会った時に、何故永らくご無沙汰しておりますと聞いたのかと、最後に旦那から問われる。
あんな所を見られたので、これは百年目と思いましたと言うのがサゲ。
素面の番頭、酔っぱらいの番頭、桜ノ宮で旦那とぶつかった番頭の変わり具合が面白い。
旦那が番頭に対して丁稚の教育の大事さ難しさを語る場面、番頭の語源を語り店がしっかりするためには、旦那と番頭の関係・番頭と丁稚の関係が大事と説く場面、遊ぶときには遊ばなあかんと説く場面、には旦那の人に対する暖かさが滲み出ていてほろっとした。
時々踊りは見事だったとか嫌味を忘れなかったり、帳面の不正がないか調べた所はさすがに上に立つものだ。
ある程度人生経験がいる話だ。米朝が語るからこその重みを感じた。
2008/11/10
ヴィルヘルム・ハンマースホイ展
歴史的勝利
2008/11/09
「のめる」 柳家小権太
なくて七癖、どんな人にも癖はある。癖がテーマ。
いつも「つまらねえ」という癖がある半さんに「一杯飲める」という癖があることを
指摘された八っつあん。
癖をなくすためにお互いの癖を聞いたら1円払うルールを作る。
何とか「つまらねえ」と半さんに言わせたいので、ご隠居さんと相談するが
結局自分が言ってしまう。
最後には詰め将棋を使って「つまらねえ」を言わしたまでは良かったが、
2円払うと言われてつい「こりゃ有難え、一杯飲める」がさげ。
自分が言ってしまうだろうなあ、という危なっかしさが演じどころか、
やっぱり言うのね、という吉本新喜劇のようにほっとするサゲでもある。
東京に行く新幹線の中で聞いていたら、鈴本演芸場で聞いた。
八の指をさす癖は実際に見ないとわからない。
2008/11/07
「宿替え」桂つく枝
桂文枝の弟子。今までなんで知らんかったんだろうか。
面白い。
宿替えのちょっと間抜けな男が、抜けてるけど憎めないキャラを
見事に演じていた。
勢いを感じた。
来年5月に桂文三を襲名する予定。
2008/11/03
VS アサヒプリテック ゴールデンファイターズ
ファイニーズ 7 7 7 0 21
アサヒプリッテック 0 0 6 6 12
最終戦勝利で、3位確定。
ラインが安定すると安心してみていられる。
残念ながらスペシャルチームのミスで得点は接戦。
FAINAL6も目指せたシーズンだったが、来シーズンを楽しみにすることにしよう。
HUGE WIN @BUF
2008/11/02
天王山 3戦目を前に
これでファイニーズは、最終戦に勝つと3位 負けると入替戦という
上下の差が激しい結果が待っていることになった。
とにもかくにも勝つしかなし。
アサヒ飲料はパナソニックに勝利。久しぶりの1位通過かな。