「火炎太鼓」 笑福亭たま

扇町寄席 5月2日放映。
平成10年入門、笑福亭福笑の弟子。
京大経済学部出身だそうだが、兄が京大 大学院の途中で
引きこもりになってしまったので、親は落語家でも喜んだそうだ。

福笑、というと4月末のNHK 日本の話芸で出ていたのを
見たのだが、「今日の料理」というハチャメチャな創作落語を演じたのを
たまたま見たので、よく福笑の弟子になったなあ、とある意味感心してしまった。

落語の時の噺家の目線、というトークを南光・八光としていたが、
たまは上下の首振りの角度が極端に少ない、つまり左右に首をあまり振らない
特徴があるという。「火炎太鼓」を見たが、本当に振っていなかった。
(自分では3度と言っていた。)
理由は、顔の表情をしっかりと客に見せたいからとのこと。

「火炎太鼓」の前にマクラ代わりに、ショート落語を見せていた。
小話と何が違うのだろう、と思ったら、噺をする前に題名を言うことと、
噺と噺の間に繋ぎの音を口三味線で入れていることだった。

コメント

てれっとテレキャス さんの投稿…
「今日の料理」、小生も見ました。
NHK、あれをよく放映しましたよね。

脳を「炒める」でしたっけ。
枕のほうが面白かったというのはシビアすぎますか?
貧家ピー / hynkapii さんの投稿…
よく放送したと思います。
あれが初めての落語体験、という
人がいないことを祈ります。