2012年12月の読書

2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:2682ページ
ナイス数:67ナイス

方丈記 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)方丈記 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)感想
「ゆく河の流れは~」は、覚えたなあ、懐かしい。思うようにならない人生だったが、地震・大火事の災厄が起こる世の中、何事にも執着するな、という諦めにも似た 想いが胸に染みる。記されて800年後の今年に読んでみようと思いながら、年末ぎりぎりになってしまった。
読了日:12月30日 著者:鴨 長明


脳には妙なクセがある脳には妙なクセがある感想
脳に関するプチ情報満載のエッセイという雰囲気。脳には出力(身体運動)と入力(身体感覚)があり、脳にとって外部接点のすべてで、共に重要。脳に記憶される情報は、どれほどその情報が必要とされる状況に至ったか、つまりその情報をどれほど使ったかを基準にして選択される。楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい、 笑顔という表情の出力を通じてその行動結果に見合った心理状態を脳が生み出す。とにかく笑うことにしようか。
読了日:12月28日 著者:池谷 裕二


「認められたい」の正体 ― 承認不安の時代 (講談社現代新書)「認められたい」の正体 ― 承認不安の時代 (講談社現代新書)感想
親和的・集団的・一般的 の承認の区分けはわかりやすい。身近な人間からの親和的承認を求めやすく、見知らぬ他者=一般他者の視点を忘れがち。さまざまな考え方の人間と接して意見を求めることで、一般他者の視点から物事を考えることができ、親しい人間の承認を追い求めることから抜け出せる、と解決策の一つが提示されてるが、そう簡単に抜け出せるのだろうか。繰り返しが多くて、よくわからん面もあった。
読了日:12月25日 著者:山竹 伸二



さいごの色街 飛田さいごの色街 飛田感想
飛田新地を12年間かけて取材したルポ。取材対象が対象だけに、よく書いたなというのが正直な感想。読んでて何か靄が掛かってる気がするが、飛田だからか、著者が正直者なのか、文章力不足なのか。
読了日:12月24日 著者:井上 理津子





名探偵コナン 78 (少年サンデーコミックス)名探偵コナン 78 (少年サンデーコミックス)感想
ミステリートレイン編で、久しぶりに黒の組織の話が進んだ。1冊で終わったけど。ベルモットと組織についての謎が新たに。
読了日:12月22日 著者:青山 剛昌







シルバー川柳 (一般書)シルバー川柳 (一般書)感想
風呂につかりながら、あっと言う間に読了。老いる事への悲哀と楽しみがたっぷり詰まっている。「年かさねもう喰べられぬ豆の数」 はい、40過ぎでも食べられません。
読了日:12月19日 著者:社団法人全国有料老人ホーム協会,ポプラ社編集部







日露戦争 ―勝利のあとの誤算      文春新書日露戦争 ―勝利のあとの誤算 文春新書感想
「坂の上の雲」の後日談でもある。政府を叩いたり、英国艦隊を熱狂的に迎える所など雰囲気に流される性質は、この頃から変わっていないかもしれない。全体最適の視点から、講和条約をまとめ悪役となってしまった小村寿太郎のような政治家が出てきてほしい。
読了日:12月18日 著者:黒岩 比佐子





ジェトロセンサー 2012年 11月号 [雑誌]ジェトロセンサー 2012年 11月号 [雑誌]感想
こんな雑誌も登録できるのか、感心。現在のベトナムについて、よくまとめてた。
読了日:12月16日 著者:






三匹のおっさん (文春文庫)三匹のおっさん (文春文庫)感想
還暦過ぎの仲良し3人組みが、勝手自警団を結成し、詐欺・動物虐待・催眠商法などの事件を解決、街の平和を守る。有川風甘いシロップがかかったIWGPだな、こりゃ。
読了日:12月14日 著者:有川 浩






Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2012年 12/20号 [雑誌]Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2012年 12/20号 [雑誌]感想
やっぱり、「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」にぐっと来るかな。
読了日:12月11日 著者:






DIME (ダイム) 2012年 12/18号 [雑誌]DIME (ダイム) 2012年 12/18号 [雑誌]感想
・NEO東京にキュン。・ウルトラブック購入ガイド ・「老後0円!」で暮らす 株主優待入門   読む度に購買意欲をそそられる。
読了日:12月9日 著者:





SAPIO (サピオ) 2013年 01月号 [雑誌]SAPIO (サピオ) 2013年 01月号 [雑誌]感想
「待ったなし2013ニッポン」大予言
読了日:12月9日 著者:







言葉力が人を動かす―結果を出すリーダーの見方・考え方・話し方言葉力が人を動かす―結果を出すリーダーの見方・考え方・話し方感想
問題の本質や物事の対局を「見る力」 聞く者を腹落ちさせ行動を引き出す「語る力」 言葉を言葉遊びに終わらせず、行動と実績をともなわせる「実行力」 の3つが大切と説く。単なる話術の本ではない。何を犠牲にできるか言えるのは社長だけ、「全体最適」を目指す、というのは、国を率いるリーダーにこそ求められる、とこの時期思わされてしまう。
読了日:12月9日 著者:坂根 正弘




AERA(アエラ)2012年12月10日号AERA(アエラ)2012年12月10日号感想
2025年なくなる仕事 モメるママ友 頼れるママ友 延命拒否した少女の決断と「平穏死」 羽生善治42歳を語り尽くす
読了日:12月8日 著者:朝日新聞出版






フェルメール 光の王国 (翼の王国books)フェルメール 光の王国 (翼の王国books)感想
生物学者の著者が、フェルメール作品を鑑賞して回る一冊。写真が美しい。 単純に言って、うらやましい。何故こんなにフェルメールに魅かれるのか。 物語の中の一瞬を切り取りながらも、全てを見せられるよりも想像力を掻き立てられる、そんな感じか。
読了日:12月6日 著者:福岡伸一




中国の次のアジア (日経BPムック 日経ビジネス)中国の次のアジア (日経BPムック 日経ビジネス)
読了日:12月2日 著者:片桐 重男








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