2013/05/26

四天王立像競演 南円堂・北円堂@興福寺

興福寺国宝特別公開2013として、創建1200年を迎えた南円堂と北円堂を特別公開。
(4月12日~6月2日)

南円堂・北円堂 共通券が、1200円とお高めだが、におひ袋と靴袋のお土産付だ。
http://www.kohfukuji.com/event/detail.cgi?event_seq=00000014







南円堂 西国三十三ヶ所 9番札所
 813年 藤原冬嗣が建立。重要文化財。
不空羂索観音菩薩坐像(国宝)・四天王立像(国宝)が安置されている。

普段は、1年に1日しか公開されていないらしい。
不空羂索観音菩薩坐像は中央に鎮座し、336cmの大きな像を見上げると
守られている安心感をも感じた。

周囲を守る四天王立像の姿が力強く、凛々しい。
多聞天立像と持国天立像の間の扉が空いており、
この2体には光が差し込んで、装具の細かい彫までよく見ることができた。
http://www.kohfukuji.com/property/cultural/092.html



北円堂 
720年建立も、1049年と1180年に焼失。1210年に再建。
弥勒如来坐像(国宝)、無著・世観音菩薩立像(国宝)、四天王立像(国宝)が安置されている。

本尊は弥勒如来坐像だが、周りを守る四天王立像に目が行ってしまう。
南円堂と打って変わって、真ん丸の顔にずんぐりむっくりの体つき。
持国天立像の瞳が飛びださんばかりでユーモラス、って説明書きは、
お寺で初めて読む表現だ。
http://www.kohfukuji.com/property/cultural/087.html


東金堂 (国宝)
薬師如来像、日光・月光菩薩、文殊菩薩・維摩居士像
四天王像・十二神将像を安置。

東金堂と五重塔
国宝館は、去年の5月に見に行ったので、今回はパス。




2013/05/19

志の輔・談春 祝祭落語会@フェスティバルホール 2


20分の中入後、志の輔が登場。
高座を見るのは、2009年7月以来だ。

「徂徠豆腐」 志の輔

豆腐屋七兵衛が、ある長屋で美味しそうに食べる若者に豆腐を売るが、
金がなく無銭飲食される。

聞けば学者を目指して食べるよりも本を読む毎日の若者、
施しは受けたくないという意も汲んで、その日からおからを届ける七兵衛。

ところが病気で寝込んで数日訪問できなかった。
回復して長屋に飛んで行ったが、引っ越しして、どこに行ったかわからなかった。

その後、七兵衛の豆腐は評判が評判を呼び、
上野増上寺の近くに店を出し、売れっ子の豆腐屋となった。

好事魔多し。

大火事によって、店は全焼し、知り合いの長屋に夫婦で転がり込むのが
精いっぱいだった。

この先どうやって暮らそう、途方に暮れる二人に、見知らぬ見舞客が
10両をもって現われ、そのお金で1年間を暮らすことができた。

1年後に、あの学者を目指していた若者がやってきた。
10両を出したのもこの人間。豆腐屋も建て直し、もう一度豆腐を作って欲しいと言う。

この男は、赤穂浪士を善とする世論と討ち入り処分の板挟みの状況下、
赤穂浪士に切腹をさせ、幕府と赤穂浪士のメンツを守った荻生徂徠だった。

この男が荻生徂徠ということに、ガッテンして頂けましたでしょうか、
と志の輔 鉄板ネタが入った。
今までの独演会では、マクラで聞くことが多かったのだが、この日は噺の終盤に。

新しい豆腐屋で作った豆腐を売りに行く前に、徂徠に食べてもらおうと
お屋敷を訪れる。

この座敷での七兵衛と徂徠のやり取りが、温かい。
七兵衛も徂徠も見返りを期待した行動ではなかったが、
結果、情けは人の為ならず、互いが互いを思いやる気持ちが心に沁みます。

こちら志の輔もさすが、笑わせ・笑わせ・最後にほろり。
めっちゃ豆腐食べたい(笑)


いったん幕が降りるも、なり続く拍手の中、もう一度二人で登場。

談春は照明を暗くしすぎて、何も見えない真っ暗闇の中で落語をしたそうだ。

家元が見ていたら、俺の方がうまくやる、と言うだろうなあ、と
談志の弟子ならではのコメント。
二人ともやりきった感がにじみ出ていた。

最後は三本締めでお開き。

チケットは6列目だったが、オーケストラピットを塞いでおり、
実質1列目、しかもど真ん中。
この雰囲気の中に身を置けたのが、幸せだった。

機会があれば、フェスで談春の「慶安太平記」をやって欲しいなあ。
絶対にハマるはず。

http://hynkapi.blogspot.jp/2012/04/20124.html

http://hynkapi.blogspot.jp/2012/04/20124_28.html


2008年12月25日と言えば、春風亭昇太を聞きに行っており、
昇太自身から、どうしてこっちに来たんだ、と言われ、
ハンカチまでもらったのだった(笑)

http://hynkapi.blogspot.jp/2008/12/vol11.html


2013/05/18

志の輔・談春 祝祭落語会@フェスティバルホール 1

4月10日 新しいフェスティバルホールがオープン。
オープニングシリーズとして、5月14日 志の輔と談春の二人会が実現した。




「口上」 志の輔&談春

幕があがると、紋付袴の二人が高座の上に。

頭上から降り注ぐフェスの拍手を味あわせてやりたいとさだまさしに言われた、
改修直前の旧フェステバルホールで落語をやった縁(2008年12月25日)で、
新生フェスでも落語やるかいと誘われた。
一人ではもったいないと、兄弟子の志の輔を誘うと、ハイハイとOKが出たこと。
この落語会が開催されるに至った経緯が談春からあった。

続いては志の輔。
2700人の拍手が舞台上一点に集中している設計、
「あ」と発した声が、はじめ人間ギャートルズのようにそのままの形で飛んでいく、
この舞台で落語が受け入れられるかは、落語の神様に掛かっていること。

新生フェステバルホール、志の輔&談春という当代きっての人気噺家の会、
観客も期待感と一種異様な緊張感に包まれていた。


「大工調べ」 談春

溜めた店賃の片に取られた道具箱を、大家から取り返そうとする棟梁と与太郎。
口の聞き方を完全に間違えて、返してもらうどころか、
大家はどんどんへそを曲げ、道具箱奪還が遠のいていく。

今回の噺は、ここからが最大の見せ場だった!

流れ者をどれだけ村の者が助けたか、芋販売の金を貧乏人に高利で貸し付けて儲けた、
おまえのカミさんは世話になった大家のカミさんだ、そいつを奪った、
罵詈雑言を立て板に水どころか、フッ素加工した板に水さながらに啖呵を切った。

この啖呵の切れ味するどさったら!
どんどんどんどん、談春ワールドに引き込まれていったのだった。

兄弟子との二人会、昨年12か月間大阪で独演会を開いている、というのは、
出せるネタの幅を狭めるのではないかとの危惧は、まさに杞憂に終わった。
高い期待のハードルを楽々と超えて行った。


2013/05/12

第43回関西高等学校アメリカンフットボール選手権大会 京都府予選 @ 同志社大学京田辺キャンパス


昨日の雨から一転、太陽が眩しく照りつける夏のような天気。

初めて、高校のアメフトを観戦した。
試合会場が、同志社大学京田辺キャンパスにあるアメフト場で、
家から割と近いので足を運んでみた。

同志社国際 28 - 35 立命館宇治

これで立命館宇治が京都府1位となり、関西大会1回戦で、
大阪府1位の高槻高校と戦うことになった。
http://www.kansaikoukou-football.com/



同志社大学って、こんな立派なアメフトフィールドを
持っていたのか。知らなかった。



ゲームクロックは、フィールドの端っこ1台のみ
スコアボードも手作り感 満載

高校で春の試合、ボールが手につかなかったり、ターンノーバーが多いんじゃないかと
思っていたが、どうしてどうして!

前半は、立命館宇治が28-7と大量リードするも、4Q終盤には7点差に追い上げた
同志社国際。ラストドライブがインターセプトに終わり万事休す。



同志社国際のQBは機動力抜群。
何となく元49ersのガルシアを思い出した。


立命館宇治のパスは安定していたが、OLの動きが素晴らしかった。
パスプロ良し、ランブロック良し。

正門からアメフトフィールドまで、徒歩で10数分。
近鉄 三山木駅・新田辺駅から、同志社デイヴィス記念館までバスがあり、
記念館からは、徒歩2-3分という所。


2013/05/08

お顔が違います 法隆寺


東寺・薬師寺・唐招提寺など、比較的近くの自社仏閣を参拝しているが、
法隆寺には、伽藍配置とか仏像の種類とか、もうちょっと勉強してから
行こうかなあ、と思っていた。

世界最古の木造建築だし。

まだ法隆寺を参拝するレベルに達していないのではないか。
ちょうどドラクエで次のステージに向かう前の中ボスのような存在、法隆寺。

あっ、決して他の寺社仏閣が、スライムと言ってるのではありません。
(そしたら、ラスボスはどの寺?神社?)

しかし、当たって砕けろ、とにかく見に行ってきました。


聖徳宗総本山 法隆寺

607年に推古天皇と聖徳太子が、用明天皇の遺願を継ぎ、本尊薬師如来と
共に建立したと伝えられる。

西院伽藍と東院伽藍に分かれており、国宝・重要文化財指定 約190件!

1993年12月 ユネスコ世界文化遺産リストに登録された。

ゴールデンウィーク真っ只中だからか、参拝客も多いなあ。
参拝するのに行列するなんて、万博か遊園地に来たみたい!?


南大門 国宝 1438再建

西院伽藍


中門の金剛力士像 力強い!
この中門と回廊も国宝





五重塔 国宝 高さ32.5m
日本最古の五重塔




金堂 国宝
金堂釈迦三尊像、金銅薬師如来座像
金銅阿弥陀如来座像などが安置されている。

参拝するにの、10分ほど行列に並んだ。



大講堂 これも国宝
落雷で焼失し、990年に再建
薬師三尊像と四天王像を安置

再建されてからも千年経過してるのが何気にすごい

東院伽藍


東大門 もちろん国宝
西院伽藍から、これをくぐって東院伽藍に


夢殿 もうおわかり、国宝
秘仏 救世観音像が春の公開中

こちらの行列に並びましたとも。


奈良・京都の寺社仏閣ではもはや驚きはしないが、
ここ法隆寺でも行く所行く所、国宝・重文のオンパレードだ。

法隆寺を参拝して一番感じたのは、飛鳥の仏様は、顔や体が細い。
特に百済観音堂の百済観音は、八頭身、ですらっとボディ。
初めて見るフォルムであった。
(仏像に、八頭身も何もないと思ったが、パンフレットにもそう書いてある)

時代によっても仏像は姿を変えるのだろうか。
これまた勉強が必要だなあ。


2013/05/07

5月3日 GW特別公演 @繁昌亭

2006年に大阪に復活した落語の定席、「天満天神繁昌亭」。
http://www.hanjotei.jp/

落語を聞きに行っていながら、今まで足を運んだことがなかった。
50周年を迎えたざこば師匠を一度見てみたかったので、
5月3日の繁昌亭 夜席のチケットを購入。

京都から京阪・JRで大阪天満宮までやってきた。

大阪天満宮 門前に位置する 1階2階席 計216席
今回2列目で見ることができて、演者が近いこと


トリはざこば師匠でなくて、あやめさん。
「?」と思ったが、理由は後で判明


桂ちょうば 「狸さい」

ざこば 5番目の弟子。
「らくごのご」などテレビで、ざこばに怒鳴られるシーンしか覚えがなかったが、
どうしてどうして、しっかりと沸かせてくれた。

月亭文都 「替り目」

月亭八方 2番目の弟子。
今年3月に八天から、7代目文都を襲名したとのこと。

酒を喰らってばかりの男、飲んで帰って来ても家で飲ませろと奥さんに絡む。
肴を買いに行かせた後で、腹の中では感謝してるんや、と可愛げのある
旦那をコミカルに。

笑福亭鶴二 「野ざらし」

6代目笑福亭松鶴の一番下の弟子。
「かくに」じゃないで「つるじ」やで、とつかみ。

河原で髑髏を見つけて供養したら、いい女(幽霊)がお礼に来てくれた
と聞き、俺もと河原にやってきた男。

妄想シーンでも着いて来て、とマクラで振るのがわかるほど、
妄想爆発、大爆笑に巻き込まれた。

お礼に来てくれた女(幽霊)とのやり取りを妄想するシーンは、
吉本新喜劇の木村進を思い出してしまった。

姉様キングス 音曲漫才

全然面白くないとは思ってなかったが、想像以上に笑わせてもらったのが
姉様キングスこと「姉キン」。

登場しただけで、びっくり!
桂あやめ(バラライカ)と林家染雀(三味線)のユニット。
http://page.freett.com/rakucyakai/ayame.html

米朝師匠をいじり、都都逸・金色夜叉のパロディー、
ボケ突っ込みのテンポ良く、エエ声してるし、最高。

吉本や松竹でも、かしまし娘・ちゃっきり娘・宮川左近ショーなど
楽器を使った漫談が昔はよく見られたので、何だか懐かしい。


桂ざこば 「天災」

姉キンが荒らしに荒らした舞台を、登場するなり自分の空気に換えてしまったのは
さすが大御所。声にならない「フmmmm-」を聞くだけで可笑しい。

何年か前にテレビで大笑いした「天災」。
キレやすい男のキャラがざこば師匠自身に重なり、一番好きな噺だ。


                            - 仲入 -

四天王の額も


桂朝太郎 「マジカル落語」

後半最初は、手品。
米朝の弟子みたい。
やる気がなさそう、失敗するように見せながら、
決める所は決める、という芸風のようだ。

隣に座っていた小学生の男の子が、身を乗り出して楽しんでいたのが
印象的だった。


林家染雀 「金明竹」

白塗りを落とし、髪も洗って乾かしてきましたー、という風で登場。

きっちりと「金明竹」をやりきった、こっちが本職だと言わんばかりに。


桂あやめ 「京阪神日常事変」

女性は、白塗りを落として、また化粧しなければならないので大変。
トリを務めたのは、力ももちろんあるが、ここしか間に合わないのであった。

大阪、神戸、京都のOLが食事しながら、それぞれの地域の差違を面白おかしく
いじる新作落語。

千林我孫子(大阪)、北白川雅(京都)、岡本みかげ(神戸)という名前だけで
もうウケた。

神戸のメロンパンは、サンライズといってアーモンド型で中にあんこが
入っているらしい。本当か!?





いやー、どの噺も面白かったー。笑った、笑った。

もっと早く見に来るんだった。



2013/05/06

第31回 春の古書大即売会@みやこめっせ


美術展をはしごした後、京都市美術館から京都市勧業館 みやこめっせへ移動。
歩いて2-3分だ。



昨年夏に 下鴨 納涼古本祭りに行ったが、
お目当ては、春の古本市。




みやこめっせの1階のホールを使っての室内古本市、
暑くても寒くても(この季節で極端に暑くも寒くもないだろうが・・・)雨でも
大丈夫
しかし、古本。室内にほこりが舞い散って、マスクが離せないのでは?
と心配したが、出入り口・窓が開け放たれ、意外と風の通りも良かった。

京都古書研究ブログに会場の様子がアップされている↓

雰囲気だけ味わおうと寄ったのだが、棚を渡り歩いている内に
1時間が過ぎ去っていた。

大阪で次の予定があったので、「仏果を得ず」三浦しをん 
「ベトナム 戦争と平和」石川文洋 の2冊だけ購入。


2013/05/05

「ゴッホ展」と「リヒテンシュタイン展」 @京都市美術館

京都市美術館で開催中の美術展にお出かけ。





ゴッホ展 空白のパリを追う 4月2日~5月19日
http://www.mbs.jp/gogh2013/index.shtml

アムステルダムのゴッホ美術館改修工事に伴い、初公開36作品を含む52作品が来日中。

ゴッホと言うと、厚塗り絵の具の筆遣い、挫折・苦悩に満ちた画風という印象を持っていた。

この美術展では、自画像8点はもちろん、印象派風の風景画やひっくり返った蟹など
こんなのも描いていたのか、と気付かされた。

ゴッホの人気はさすがで、絵の前には2重3重の人垣、
ゆっくり鑑賞できなかったのは残念。


リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の家宝 3月19日~6月9日
http://www.asahi.com/event/liechtenstein2012-13/

リヒテンシュタイン侯国 国家元首のリヒテンシュタイン家のコレクションから、
ルーベンス・レンブラントの他、工芸品も展示。

大型の宗教画やルーベンスなど、豪華な絵画・工芸品が飾られる部屋は
さぞ豪華だろう、落ち着かないだろう、などと想像。
(行ったことがある所では、ニューヨークのフリック・コレクションみたいな部屋なんだろうか)

「死の勝利 ヤン・ブリューゲル2世」
死はこの世のものの全てに打ち勝つ。

「ひげのある男 ルーベンス」
目力が半端なかった。

「ぜんまい仕掛けの酒器(牝鹿に乗るディアナ)
ヨアムス・フリース」
ぜんまいを巻いて動く様子が動画で紹介されていた

ゴッホ展に比べると、少ない人出、ゆっくり鑑賞できた。

キリスト教・神話の知識がなさ過ぎて、絵画の意味する点を理解できないのが
もったいないくらい、音声ガイドを使えば良かったかな。


コメダと言えば



シロノワール、ということで、初トライ。

熱々のパンケーキにソフトクリーム、メープルシロップ、誰が考えたんだろう。
美味しいけど、パンケーキにソフトクリームの味、想像以上でも以下でもなかった。

2013年春 vs パナソニックインパルス戦 @エキスポFF

ファイニーズ 2013年の春シーズン初戦は、昨年と同じ顔合わせ、
パナソニックインパルス戦。

攻守共に多くの選手やコーチ陣の入れ替わりがあったようだが、
今年のチームは如何に!?


前半レシーブから、攻めるぞ、とここまでは良かったのだが

インパルス      17  13  17  24    71
ファイニーズ     0    0    0   0      0

完敗でした。

1stシリーズ、3&OUT、そのパントをブロック・・・。
ゴール前からあっさり先制されると、続くオフェンスはインターセプトリターンTDを
喰らうなど、あれよあれよと差が付いていきました。

個々には、良いパス、良いタックルもあったんですが、
これが春の試合ってもんでしょうか。

色々課題が出て来たので、秋までに解決してもらいましょう、
と前向きに捉えるしかないですね。





理事長/GM 兼 荒木HC
新 ”/”誕生、風貌はもはやフィッシャー元タイタンズHC!?
オウジシティ・ミラクルを見せてください

ディフェンスコーディネーターを兼務 ALO選手。


OL 右サイドは今後楽しみなユニットになりそう


TDパスが見たい!

2013/05/02

2013年4月の映画

4月の鑑賞メーター
観たビデオの数:4本
観た鑑賞時間:484分

壬生義士伝 [DVD]壬生義士伝 [DVD]
死にたくない、金に執着するという武士らしくない吉村。その理由とは?
途中少し中だれしたので、もうちょっと短い方が良いのでは。堺雅人をもっと見たかったな。
鑑賞日:04月29日 監督:滝田洋二郎


最高の人生の見つけ方 [DVD]最高の人生の見つけ方 [DVD]
病室で同室になった過ごしてきた人生が全く違う二人が、余命半年を如何に過ごしたか。ジグソーパズルが埋まるようにBUCKET LIST(世界一の美女にキスする、知らない人に親切にするetc)を達成していく様がお見事、脚本うまし。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが良いのは、見る前からわかっていた。邦題はひどい。
鑑賞日:04月28日 監督:ロブ・ライナー


ディア・ドクター [DVD]ディア・ドクター [DVD]
鶴瓶、余貴美子、八千草薫といった俳優陣が良かった。特に気胸シーンの緊張感。
鑑賞日:04月21日 監督:西川美和



まほろ駅前多田便利軒 スタンダード・エディション [DVD]まほろ駅前多田便利軒 スタンダード・エディション [DVD]
BS録画。瑛太と松田龍平の醸し出す雰囲気を楽しむ映画。でもこんな話だったっけ。
鑑賞日:04月14日 監督:大森立嗣

鑑賞メーター

2013/05/01

2013年4月の読書

2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:6232ページ
ナイス数:107ナイス

あのひとは蜘蛛を潰せないあのひとは蜘蛛を潰せない感想
読メの評判が良く手に取った。文章がしっかりして、丁寧に書かれている。主人公の持つ閉塞感を、角田光代の初期作品を読んだ時のように感じて苦しくもあったが、三葉君との関係や母親を含めた家族とのほの明るい先行きに救われた。他の作品も読んでみたい。
読了日:4月30日 著者:彩瀬 まる





仕事は楽しいかね?仕事は楽しいかね?感想
山中先生が、繰り返し読んだ(山中伸弥先生に、iPS細胞について聞いてみた)と知り、図書館で借りてきた。「成功は右へ倣えをしないこと」と自己啓発本を切り捨てるようなメッセージが憎らしい。「今日の目標は、明日のマンネリ」「明日は今日と違う自分になる。」とにかく試せ。
読了日:4月29日 著者:デイル ドーテン






100円のコーラを1000円で売る方法100円のコーラを1000円で売る方法感想
小説仕立てのマーケティングの教科書。ビジネス書も読みやすくするために、こんな小説仕立てにしないといけないのか。
読了日:4月29日 著者:永井 孝尚







日本人の知らない日本語日本人の知らない日本語感想
図書館。日本語を勉強している外国人の方が、正しい日本語を覚えるというのは、危機でもあり、生きた言葉とは変わるものである、とも言える。お見舞いや持って帰りたいものに見られるお国柄の違いも楽しい。
読了日:4月29日 著者:蛇蔵,海野 凪子






続・日々コウジ中―高次機能障害の夫と暮らす日常コミック続・日々コウジ中―高次機能障害の夫と暮らす日常コミック感想
前作を出版後の生活や公的支援について。高次脳機能障害の患者例が出てくるのを読むと、障害の種類は多種多様、人それぞれ。
読了日:4月28日 著者:柴本 礼







日々コウジ中―高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミック日々コウジ中―高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミック感想
くも膜下出血が原因で、高次脳機能障害となった夫との生活記。一見わからないが、記憶障害・注意障害・金銭管理ができないなどの障害を抱える。家族の負担はどれほど思いだろう。家族・行政・会社などの支えが必要。図書館で借りたけど、購入しよう。
読了日:4月28日 著者:柴本 礼






一人の哀しみは世界の終わりに匹敵する (河出文庫)一人の哀しみは世界の終わりに匹敵する (河出文庫)感想
装画が牧野千穂さんだったので購入。著者の本は初めて読んだ。聖書の2次創作とのこと、難しい。
読了日:4月27日 著者:鹿島田 真希







事業計画書の作り方・通し方 (PHPビジネス新書)事業計画書の作り方・通し方 (PHPビジネス新書)感想
事業計画書のフォーマットから、社内キーパーソンとのコミュニケーションの重要性を説く。
読了日:4月27日 著者:長田 靜子









山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた感想
「iPS細胞ができるまで」と「iPS細胞ができること」。京都の作り方の本を例に、ページだけを渡すのではなく、本一冊渡してしおりがはさんでいる場所を参照させる、とはわかりやすい。臨床医になったことを喜んで亡くなった父に、天国で再会するまでにiPS細胞の医学応用を成し遂げたい、との言葉が印象的。
読了日:4月25日 著者:山中 伸弥,緑 慎也






いつか陽のあたる場所でいつか陽のあたる場所で感想
NHKドラマの原作の1冊。ドラマの方が、重たい、という感想。本を先に読めば良かった。「すれ違う背中を」も読もう。
読了日:4月24日 著者:乃南 アサ







大穴大穴感想
小豆先物、株買い占めなど、相場に生きる学生が主人公。著者が26歳で書いた初長編小説。しかも、3日間の缶詰で書き上げたという、才能があるとはこの事だな。面白い。
読了日:4月23日 著者:団 鬼六







上司はキミのどこを見ているのか?上司はキミのどこを見ているのか?感想
会社に入り立ての時に読みたい本だが、何割理解できるだろうか。自分も昔読んでたら、何言ってんねん、と思ったかも。 「人生、出会うべき人には必ず出会う。しかも、一瞬遅からず、早からず。しかし、内に求める心なくば、眼前にその人ありといえども、縁は生じず」 「自責」は忘れたくない。
読了日:4月21日 著者:小倉広





名探偵コナン 79 (少年サンデーコミックス)名探偵コナン 79 (少年サンデーコミックス)感想
吸血鬼の話が終わらないとは思わなかった。
読了日:4月20日 著者:青山 剛昌









フォトグラフス―ロバート・キャパ写真集フォトグラフス―ロバート・キャパ写真集感想
「キャパの十字架」を読んで、キャパの写真を見たくなり、図書館で借りてきた。「崩れ落ちた兵士」には、セロムリアーノ近郊、という説明がついている。Dデイの写真で、フリードマンはキャパになれた、そんな迫力がある。
読了日:4月20日 著者:ロバート キャパ





キャパの十字架キャパの十字架感想
「崩れ落ちる兵士」は、撃たれた瞬間を撮った写真なのか。どれだけ写真を見続けたのだろう。容疑者を追いつめるベテラン刑事の地道な捜査を見るようだった。これが真実ならば、手垢のついた言葉だが、こんな重たい十字架を背負った人生は耐えられそうにない。キャパとタローの写真展、見に行きたかったな。
読了日:4月19日 著者:沢木 耕太郎





シティ・マラソンズシティ・マラソンズ感想
アシックス主催のキャンペーンに合わせて書き下ろしのマラソンアンソロジー。それぞれの著者の味が出ている。三浦しをんでは珍しい海外が舞台の小説とのこと。
読了日:4月18日 著者:三浦 しをん,近藤 史恵,あさの あつこ









神去なあなあ夜話神去なあなあ夜話感想
「神去なあなあ日常」の続編。神去村の期限、悲しい過去、勇気の恋話の進展などなど。ちょっとエロいエピソードが多かったな。
読了日:4月18日 著者:三浦 しをん








生命の羅針盤 -医師である娘が末期がんの父を看取るとき生命の羅針盤 -医師である娘が末期がんの父を看取るとき感想
整形外科医である著者が、父親が末期がんで亡くなるまでを、医師と娘の視点で綴った本書。医師のわかりやすい説明も、患者に全て伝わっている訳ではないこと、遺される家族のグリーフ・ケアに繋がる患者の看取り方など、複眼的視点で描かれることで、伝わることが多かった。 点滴や透析で代替するには、膨大な手間・調整が必要だが、人間の体は「ごはんを食べて自力で排泄する」という、一見単純な行為を通して、体を組織する60兆個の細胞のすみずみに必要な栄養を取りこみ不要なものを捨てている、という文章が心に残った。
読了日:4月15日 著者:山田 恵子



箱根駅伝を歩く箱根駅伝を歩く感想
箱根駅伝のコースを歩いて紹介。中継を見ながら読むのが一番楽しめそう。
読了日:4月14日 著者:泉 麻人








働き続ける女子のための会社のルールとお金の話働き続ける女子のための会社のルールとお金の話感想
産休・育休、介護休暇や失業保険など、公的制度の基本をまとめた教科書。
読了日:4月14日 著者:宮本美恵子








日本でいちばん大切にしたい会社3日本でいちばん大切にしたい会社3感想
シリーズ3作目。雇用を一番に考える7社が紹介されている。サイズ違いの靴を販売する会社、競合他社からも一目置かれるタクシー会社など、業界の常識を覆すビジネスを行っている。思い込みは危険。
読了日:4月11日 著者:坂本 光司






脱二流営業: この本で、あなたも「生き残る側」の仲間入り脱二流営業: この本で、あなたも「生き残る側」の仲間入り感想
小説仕立てで、さらっと読めた。考えることは既存知識の模倣だ、という指摘は、ゆとり教育の否定とも重なり興味深い。各々の会社の真の営業力がどんなものか、チームとして引き継いでいけるか。
読了日:4月11日 著者:藤本 篤志






レディ・マドンナ 東京バンドワゴンレディ・マドンナ 東京バンドワゴン感想
1年ぶりに読むと登場人物が多くて、思い出すのに苦労したけど、読後は4つのLOVEにしっかり出会えました。ありがちな話と思いつつ、すずみさんと親友の話「思い出は風に吹かれて」が気に入りました。そろそろ藤島さんに幸せになって欲しいけど。
読了日:4月9日 著者:小路 幸也






ねうちもん京都 お金をかけずに京めぐりねうちもん京都 お金をかけずに京めぐり感想
値段以上にもとをとった感がある値打ちもんをイラストと共に紹介。左京区は本好きにはたまらんなあ。言われてみれば、京都駅に近いのに、本願寺は行ったことがない。
読了日:4月7日 著者:グレゴリ青山





働く気持ちに火をつける―ミッション、パッション、ハイテンション!働く気持ちに火をつける―ミッション、パッション、ハイテンション!感想
「やりたいことかどうかはとりあえずおいておき、頼まれたらやってみる」頭でっかちにならず、まずは体を動かせ。
読了日:4月7日 著者:斎藤 孝







水曜日の神さま水曜日の神さま感想
旅と書くことについてのエッセイ。立ち位置・見る角度・視力を意識して書いた初めての小説が「空中庭園」とのこと。「空中庭園」前後で小説が変わったと感じていたので、納得。ミャンマーのお寺に行くときは、何曜日生まれか、調べるべし。
読了日:4月6日 著者:角田 光代







週刊 ダイヤモンド 2013年 3/30号 [雑誌]週刊 ダイヤモンド 2013年 3/30号 [雑誌]感想
・最強の武器 統計学 ・ソフトバンクがドコモを抜く日 ・シャープ ガラスの再生計画 
読了日:4月4日 著者:







人参倶楽部人参倶楽部感想
人参倶楽部というスナックのマスターを巡る人間関係を中心にした連作短編集。やっぱり男が好きな小説だろうなあ、これは。
読了日:4月3日 著者:佐藤 正午








ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)感想
副題 日本を食いつぶす妖怪 が示すように単に社員が被害に遭うだけでなく、健康保険制度への負荷や日本社会に与えるマイナスに言及したのが目新しい点。同じ事を繰り返えし書いているのが読みにくい。実名と匿名の区別はどこでしているのか。
読了日:4月1日 著者:今野 晴貴

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