四天王立像競演 南円堂・北円堂@興福寺

興福寺国宝特別公開2013として、創建1200年を迎えた南円堂と北円堂を特別公開。
(4月12日~6月2日)

南円堂・北円堂 共通券が、1200円とお高めだが、におひ袋と靴袋のお土産付だ。
http://www.kohfukuji.com/event/detail.cgi?event_seq=00000014







南円堂 西国三十三ヶ所 9番札所
 813年 藤原冬嗣が建立。重要文化財。
不空羂索観音菩薩坐像(国宝)・四天王立像(国宝)が安置されている。

普段は、1年に1日しか公開されていないらしい。
不空羂索観音菩薩坐像は中央に鎮座し、336cmの大きな像を見上げると
守られている安心感をも感じた。

周囲を守る四天王立像の姿が力強く、凛々しい。
多聞天立像と持国天立像の間の扉が空いており、
この2体には光が差し込んで、装具の細かい彫までよく見ることができた。
http://www.kohfukuji.com/property/cultural/092.html



北円堂 
720年建立も、1049年と1180年に焼失。1210年に再建。
弥勒如来坐像(国宝)、無著・世観音菩薩立像(国宝)、四天王立像(国宝)が安置されている。

本尊は弥勒如来坐像だが、周りを守る四天王立像に目が行ってしまう。
南円堂と打って変わって、真ん丸の顔にずんぐりむっくりの体つき。
持国天立像の瞳が飛びださんばかりでユーモラス、って説明書きは、
お寺で初めて読む表現だ。
http://www.kohfukuji.com/property/cultural/087.html


東金堂 (国宝)
薬師如来像、日光・月光菩薩、文殊菩薩・維摩居士像
四天王像・十二神将像を安置。

東金堂と五重塔
国宝館は、去年の5月に見に行ったので、今回はパス。




コメント