2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:6232ページ
ナイス数:107ナイス
あのひとは蜘蛛を潰せないの感想
読メの評判が良く手に取った。文章がしっかりして、丁寧に書かれている。主人公の持つ閉塞感を、角田光代の初期作品を読んだ時のように感じて苦しくもあったが、三葉君との関係や母親を含めた家族とのほの明るい先行きに救われた。他の作品も読んでみたい。
読了日:4月30日 著者:彩瀬 まる
仕事は楽しいかね?の感想
山中先生が、繰り返し読んだ(山中伸弥先生に、iPS細胞について聞いてみた)と知り、図書館で借りてきた。「成功は右へ倣えをしないこと」と自己啓発本を切り捨てるようなメッセージが憎らしい。「今日の目標は、明日のマンネリ」「明日は今日と違う自分になる。」とにかく試せ。
読了日:4月29日 著者:デイル ドーテン
100円のコーラを1000円で売る方法の感想
小説仕立てのマーケティングの教科書。ビジネス書も読みやすくするために、こんな小説仕立てにしないといけないのか。
読了日:4月29日 著者:永井 孝尚
日本人の知らない日本語の感想
図書館。日本語を勉強している外国人の方が、正しい日本語を覚えるというのは、危機でもあり、生きた言葉とは変わるものである、とも言える。お見舞いや持って帰りたいものに見られるお国柄の違いも楽しい。
読了日:4月29日 著者:蛇蔵,海野 凪子
続・日々コウジ中―高次機能障害の夫と暮らす日常コミックの感想
前作を出版後の生活や公的支援について。高次脳機能障害の患者例が出てくるのを読むと、障害の種類は多種多様、人それぞれ。
読了日:4月28日 著者:柴本 礼
日々コウジ中―高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミックの感想
くも膜下出血が原因で、高次脳機能障害となった夫との生活記。一見わからないが、記憶障害・注意障害・金銭管理ができないなどの障害を抱える。家族の負担はどれほど思いだろう。家族・行政・会社などの支えが必要。図書館で借りたけど、購入しよう。
読了日:4月28日 著者:柴本 礼
一人の哀しみは世界の終わりに匹敵する (河出文庫)の感想
装画が牧野千穂さんだったので購入。著者の本は初めて読んだ。聖書の2次創作とのこと、難しい。
読了日:4月27日 著者:鹿島田 真希
事業計画書の作り方・通し方 (PHPビジネス新書)の感想
事業計画書のフォーマットから、社内キーパーソンとのコミュニケーションの重要性を説く。
読了日:4月27日 著者:長田 靜子
山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみたの感想
「iPS細胞ができるまで」と「iPS細胞ができること」。京都の作り方の本を例に、ページだけを渡すのではなく、本一冊渡してしおりがはさんでいる場所を参照させる、とはわかりやすい。臨床医になったことを喜んで亡くなった父に、天国で再会するまでにiPS細胞の医学応用を成し遂げたい、との言葉が印象的。
読了日:4月25日 著者:山中 伸弥,緑 慎也
いつか陽のあたる場所での感想
NHKドラマの原作の1冊。ドラマの方が、重たい、という感想。本を先に読めば良かった。「すれ違う背中を」も読もう。
読了日:4月24日 著者:乃南 アサ
大穴の感想
小豆先物、株買い占めなど、相場に生きる学生が主人公。著者が26歳で書いた初長編小説。しかも、3日間の缶詰で書き上げたという、才能があるとはこの事だな。面白い。
読了日:4月23日 著者:団 鬼六
上司はキミのどこを見ているのか?の感想
会社に入り立ての時に読みたい本だが、何割理解できるだろうか。自分も昔読んでたら、何言ってんねん、と思ったかも。 「人生、出会うべき人には必ず出会う。しかも、一瞬遅からず、早からず。しかし、内に求める心なくば、眼前にその人ありといえども、縁は生じず」 「自責」は忘れたくない。
読了日:4月21日 著者:小倉広
名探偵コナン 79 (少年サンデーコミックス)の感想
吸血鬼の話が終わらないとは思わなかった。
読了日:4月20日 著者:青山 剛昌
フォトグラフス―ロバート・キャパ写真集の感想
「キャパの十字架」を読んで、キャパの写真を見たくなり、図書館で借りてきた。「崩れ落ちた兵士」には、セロムリアーノ近郊、という説明がついている。Dデイの写真で、フリードマンはキャパになれた、そんな迫力がある。
読了日:4月20日 著者:ロバート キャパ
キャパの十字架の感想
「崩れ落ちる兵士」は、撃たれた瞬間を撮った写真なのか。どれだけ写真を見続けたのだろう。容疑者を追いつめるベテラン刑事の地道な捜査を見るようだった。これが真実ならば、手垢のついた言葉だが、こんな重たい十字架を背負った人生は耐えられそうにない。キャパとタローの写真展、見に行きたかったな。
読了日:4月19日 著者:沢木 耕太郎
シティ・マラソンズの感想
アシックス主催のキャンペーンに合わせて書き下ろしのマラソンアンソロジー。それぞれの著者の味が出ている。三浦しをんでは珍しい海外が舞台の小説とのこと。
読了日:4月18日 著者:三浦 しをん,近藤 史恵,あさの あつこ
神去なあなあ夜話の感想
「神去なあなあ日常」の続編。神去村の期限、悲しい過去、勇気の恋話の進展などなど。ちょっとエロいエピソードが多かったな。
読了日:4月18日 著者:三浦 しをん
生命の羅針盤 -医師である娘が末期がんの父を看取るときの感想
整形外科医である著者が、父親が末期がんで亡くなるまでを、医師と娘の視点で綴った本書。医師のわかりやすい説明も、患者に全て伝わっている訳ではないこと、遺される家族のグリーフ・ケアに繋がる患者の看取り方など、複眼的視点で描かれることで、伝わることが多かった。 点滴や透析で代替するには、膨大な手間・調整が必要だが、人間の体は「ごはんを食べて自力で排泄する」という、一見単純な行為を通して、体を組織する60兆個の細胞のすみずみに必要な栄養を取りこみ不要なものを捨てている、という文章が心に残った。
読了日:4月15日 著者:山田 恵子
箱根駅伝を歩くの感想
箱根駅伝のコースを歩いて紹介。中継を見ながら読むのが一番楽しめそう。
読了日:4月14日 著者:泉 麻人
働き続ける女子のための会社のルールとお金の話の感想
産休・育休、介護休暇や失業保険など、公的制度の基本をまとめた教科書。
読了日:4月14日 著者:宮本美恵子
日本でいちばん大切にしたい会社3の感想
シリーズ3作目。雇用を一番に考える7社が紹介されている。サイズ違いの靴を販売する会社、競合他社からも一目置かれるタクシー会社など、業界の常識を覆すビジネスを行っている。思い込みは危険。
読了日:4月11日 著者:坂本 光司
脱二流営業: この本で、あなたも「生き残る側」の仲間入りの感想
小説仕立てで、さらっと読めた。考えることは既存知識の模倣だ、という指摘は、ゆとり教育の否定とも重なり興味深い。各々の会社の真の営業力がどんなものか、チームとして引き継いでいけるか。
読了日:4月11日 著者:藤本 篤志
レディ・マドンナ 東京バンドワゴンの感想
1年ぶりに読むと登場人物が多くて、思い出すのに苦労したけど、読後は4つのLOVEにしっかり出会えました。ありがちな話と思いつつ、すずみさんと親友の話「思い出は風に吹かれて」が気に入りました。そろそろ藤島さんに幸せになって欲しいけど。
読了日:4月9日 著者:小路 幸也
ねうちもん京都 お金をかけずに京めぐりの感想
値段以上にもとをとった感がある値打ちもんをイラストと共に紹介。左京区は本好きにはたまらんなあ。言われてみれば、京都駅に近いのに、本願寺は行ったことがない。
読了日:4月7日 著者:グレゴリ青山
働く気持ちに火をつける―ミッション、パッション、ハイテンション!の感想
「やりたいことかどうかはとりあえずおいておき、頼まれたらやってみる」頭でっかちにならず、まずは体を動かせ。
読了日:4月7日 著者:斎藤 孝
水曜日の神さまの感想
旅と書くことについてのエッセイ。立ち位置・見る角度・視力を意識して書いた初めての小説が「空中庭園」とのこと。「空中庭園」前後で小説が変わったと感じていたので、納得。ミャンマーのお寺に行くときは、何曜日生まれか、調べるべし。
読了日:4月6日 著者:角田 光代
週刊 ダイヤモンド 2013年 3/30号 [雑誌]の感想
・最強の武器 統計学 ・ソフトバンクがドコモを抜く日 ・シャープ ガラスの再生計画
読了日:4月4日 著者:
人参倶楽部の感想
人参倶楽部というスナックのマスターを巡る人間関係を中心にした連作短編集。やっぱり男が好きな小説だろうなあ、これは。
読了日:4月3日 著者:佐藤 正午
ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)の感想
副題 日本を食いつぶす妖怪 が示すように単に社員が被害に遭うだけでなく、健康保険制度への負荷や日本社会に与えるマイナスに言及したのが目新しい点。同じ事を繰り返えし書いているのが読みにくい。実名と匿名の区別はどこでしているのか。
読了日:4月1日 著者:今野 晴貴
読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:6232ページ
ナイス数:107ナイス
読メの評判が良く手に取った。文章がしっかりして、丁寧に書かれている。主人公の持つ閉塞感を、角田光代の初期作品を読んだ時のように感じて苦しくもあったが、三葉君との関係や母親を含めた家族とのほの明るい先行きに救われた。他の作品も読んでみたい。
読了日:4月30日 著者:彩瀬 まる
山中先生が、繰り返し読んだ(山中伸弥先生に、iPS細胞について聞いてみた)と知り、図書館で借りてきた。「成功は右へ倣えをしないこと」と自己啓発本を切り捨てるようなメッセージが憎らしい。「今日の目標は、明日のマンネリ」「明日は今日と違う自分になる。」とにかく試せ。
読了日:4月29日 著者:デイル ドーテン
小説仕立てのマーケティングの教科書。ビジネス書も読みやすくするために、こんな小説仕立てにしないといけないのか。
読了日:4月29日 著者:永井 孝尚
図書館。日本語を勉強している外国人の方が、正しい日本語を覚えるというのは、危機でもあり、生きた言葉とは変わるものである、とも言える。お見舞いや持って帰りたいものに見られるお国柄の違いも楽しい。
読了日:4月29日 著者:蛇蔵,海野 凪子
前作を出版後の生活や公的支援について。高次脳機能障害の患者例が出てくるのを読むと、障害の種類は多種多様、人それぞれ。
読了日:4月28日 著者:柴本 礼
くも膜下出血が原因で、高次脳機能障害となった夫との生活記。一見わからないが、記憶障害・注意障害・金銭管理ができないなどの障害を抱える。家族の負担はどれほど思いだろう。家族・行政・会社などの支えが必要。図書館で借りたけど、購入しよう。
読了日:4月28日 著者:柴本 礼
装画が牧野千穂さんだったので購入。著者の本は初めて読んだ。聖書の2次創作とのこと、難しい。
読了日:4月27日 著者:鹿島田 真希
事業計画書のフォーマットから、社内キーパーソンとのコミュニケーションの重要性を説く。
読了日:4月27日 著者:長田 靜子
「iPS細胞ができるまで」と「iPS細胞ができること」。京都の作り方の本を例に、ページだけを渡すのではなく、本一冊渡してしおりがはさんでいる場所を参照させる、とはわかりやすい。臨床医になったことを喜んで亡くなった父に、天国で再会するまでにiPS細胞の医学応用を成し遂げたい、との言葉が印象的。
読了日:4月25日 著者:山中 伸弥,緑 慎也
NHKドラマの原作の1冊。ドラマの方が、重たい、という感想。本を先に読めば良かった。「すれ違う背中を」も読もう。
読了日:4月24日 著者:乃南 アサ
小豆先物、株買い占めなど、相場に生きる学生が主人公。著者が26歳で書いた初長編小説。しかも、3日間の缶詰で書き上げたという、才能があるとはこの事だな。面白い。
読了日:4月23日 著者:団 鬼六
会社に入り立ての時に読みたい本だが、何割理解できるだろうか。自分も昔読んでたら、何言ってんねん、と思ったかも。 「人生、出会うべき人には必ず出会う。しかも、一瞬遅からず、早からず。しかし、内に求める心なくば、眼前にその人ありといえども、縁は生じず」 「自責」は忘れたくない。
読了日:4月21日 著者:小倉広
吸血鬼の話が終わらないとは思わなかった。
読了日:4月20日 著者:青山 剛昌
「キャパの十字架」を読んで、キャパの写真を見たくなり、図書館で借りてきた。「崩れ落ちた兵士」には、セロムリアーノ近郊、という説明がついている。Dデイの写真で、フリードマンはキャパになれた、そんな迫力がある。
読了日:4月20日 著者:ロバート キャパ
「崩れ落ちる兵士」は、撃たれた瞬間を撮った写真なのか。どれだけ写真を見続けたのだろう。容疑者を追いつめるベテラン刑事の地道な捜査を見るようだった。これが真実ならば、手垢のついた言葉だが、こんな重たい十字架を背負った人生は耐えられそうにない。キャパとタローの写真展、見に行きたかったな。
読了日:4月19日 著者:沢木 耕太郎
アシックス主催のキャンペーンに合わせて書き下ろしのマラソンアンソロジー。それぞれの著者の味が出ている。三浦しをんでは珍しい海外が舞台の小説とのこと。
読了日:4月18日 著者:三浦 しをん,近藤 史恵,あさの あつこ
「神去なあなあ日常」の続編。神去村の期限、悲しい過去、勇気の恋話の進展などなど。ちょっとエロいエピソードが多かったな。
読了日:4月18日 著者:三浦 しをん
整形外科医である著者が、父親が末期がんで亡くなるまでを、医師と娘の視点で綴った本書。医師のわかりやすい説明も、患者に全て伝わっている訳ではないこと、遺される家族のグリーフ・ケアに繋がる患者の看取り方など、複眼的視点で描かれることで、伝わることが多かった。 点滴や透析で代替するには、膨大な手間・調整が必要だが、人間の体は「ごはんを食べて自力で排泄する」という、一見単純な行為を通して、体を組織する60兆個の細胞のすみずみに必要な栄養を取りこみ不要なものを捨てている、という文章が心に残った。
読了日:4月15日 著者:山田 恵子
箱根駅伝のコースを歩いて紹介。中継を見ながら読むのが一番楽しめそう。
読了日:4月14日 著者:泉 麻人
産休・育休、介護休暇や失業保険など、公的制度の基本をまとめた教科書。
読了日:4月14日 著者:宮本美恵子
シリーズ3作目。雇用を一番に考える7社が紹介されている。サイズ違いの靴を販売する会社、競合他社からも一目置かれるタクシー会社など、業界の常識を覆すビジネスを行っている。思い込みは危険。
読了日:4月11日 著者:坂本 光司
小説仕立てで、さらっと読めた。考えることは既存知識の模倣だ、という指摘は、ゆとり教育の否定とも重なり興味深い。各々の会社の真の営業力がどんなものか、チームとして引き継いでいけるか。
読了日:4月11日 著者:藤本 篤志
1年ぶりに読むと登場人物が多くて、思い出すのに苦労したけど、読後は4つのLOVEにしっかり出会えました。ありがちな話と思いつつ、すずみさんと親友の話「思い出は風に吹かれて」が気に入りました。そろそろ藤島さんに幸せになって欲しいけど。
読了日:4月9日 著者:小路 幸也
値段以上にもとをとった感がある値打ちもんをイラストと共に紹介。左京区は本好きにはたまらんなあ。言われてみれば、京都駅に近いのに、本願寺は行ったことがない。
読了日:4月7日 著者:グレゴリ青山
「やりたいことかどうかはとりあえずおいておき、頼まれたらやってみる」頭でっかちにならず、まずは体を動かせ。
読了日:4月7日 著者:斎藤 孝
旅と書くことについてのエッセイ。立ち位置・見る角度・視力を意識して書いた初めての小説が「空中庭園」とのこと。「空中庭園」前後で小説が変わったと感じていたので、納得。ミャンマーのお寺に行くときは、何曜日生まれか、調べるべし。
読了日:4月6日 著者:角田 光代
・最強の武器 統計学 ・ソフトバンクがドコモを抜く日 ・シャープ ガラスの再生計画
読了日:4月4日 著者:
人参倶楽部というスナックのマスターを巡る人間関係を中心にした連作短編集。やっぱり男が好きな小説だろうなあ、これは。
読了日:4月3日 著者:佐藤 正午
副題 日本を食いつぶす妖怪 が示すように単に社員が被害に遭うだけでなく、健康保険制度への負荷や日本社会に与えるマイナスに言及したのが目新しい点。同じ事を繰り返えし書いているのが読みにくい。実名と匿名の区別はどこでしているのか。
読了日:4月1日 著者:今野 晴貴
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