2025/01/31

掲示板のお言葉 125

 生きている間だけでなく、死んでからも導いてくれるのが宗教なのだろうか。



宗教とは生死を貫くまこと一つの教え

2025/01/29

迷わず行けよ、行けばわかるさ 一休善哉の日@一休寺

 去年に続き今年も一休寺の善哉の日に出掛けた。


今年の前売りオンラインチケットは、@¥1,500、9時から受付開始となっており、
9時過ぎに到着すると入口前に行列ができていた。

数分待つと開門され、庫裏へ進む。
昨年と同じ流れで、絵馬に今年イケてる姿を想像して書き込み、方丈での般若心経、法話を聞かせていただいた。

今回の話は「用心」。
危ない事が起こらないように注意するという意味ではなく、気づかいができるかという意味で一休さんは口にしていたとのお話。

絵馬を奉納して、善哉をいただく。


暖かく甘い善哉が沁みる。

前売りチケットの付与される書き置きの御朱印、善哉も描かれている。



四鰈の直書きの御朱印もいただいた。


今年も健康で過ごしていこう。


「今年の道もよきかな、よきかな」

2025/01/26

冬のコスモス寺 般若寺

 


御霊神社の後、般若寺もお参り。
路地ぶら ならまち・きたまち 2025」というイベントを実施中で、特別の御朱印が授与されるとあって寄ってみた。


般若寺はコスモスで有名。
冬だと流石に花は咲いておらず、お参りの人もまばらだ。

拝観料を支払って中に入ると右手に国宝 十三重石宝塔を見ながら、本堂へ。
本尊の八字文殊菩薩騎獅像、弘法大師像などをお参りし、御朱印をいただく。

妙吉祥

こちらは直書き。



路地ぶら ならまち・きたまち 2025 限定の御朱印

こちらは書き置き。


コスモスと十三重石宝塔のスタンプが押されているのが限定感を出している。



2025/01/22

古民家洋食 ~ 洋食 春 ~


 鹿寄せを見物し、ならまちの御霊神社をお参りした。

時間的にお昼になったので、近くのレストランで昼ご飯。




洋食 春
4組ほど並んでいたが、他のお店も同じように待つのではないかと列についた。
15分ぐらいでお店の中に。

子供の頃に親戚の家に遊びにいったことを思い出すような畳の部屋、大きなテーブルに3組ほどが相席となった。


ハンバーグとエビフライのセットを注文。

どーん!とやってきた。



有頭エビフライの立派な事。


2種類のタルタルソース、特に奈良漬けを混ぜ込んだ奈良タルが旨い!
奈良漬けの甘さが良いアクセントになっている。

左が奈良タル

洋食の2大メニュー エビフライとハンバーグを堪能できたのだった。




関連ランキング:洋食 | 京終駅近鉄奈良駅

2025/01/19

縁起物あれこれ

 1月3日の薬師寺 初詣りで縁起物の話を聞いたので、色々と買ってみた。

吉祥天女の熊手。



福をかき集めるので熊手、表面を恵方の方向に向けて飾り、福を自分の所へ持ってくる。
それも全部をかき集めないようにすきまが空いている熊手なのだそうだ。



残った福は他の人に与えるというのが仏教の教え。



願い事を叶えてくれるという如意宝珠を手に乗せた吉祥天女の絵馬付き。


今年の恵方は、庚(乙 きのと)、西南西のちょっと西(255度)。

薬師寺のお坊さんもほぼ西とおっしゃってた。


飾る場所は限られているが、何とか西向きに飾った。


残りは縁起物というか食べ物。


薬師寺では、毎年お餅用に石川県穴水からお米を送ってもらっているそうだが、昨年は地震があり送ってもらえないのではないかと思っていたところ、何とか送ってもらえたそう。

お返しとして餅を販売し、売上金を寄付すると聞いて、1つ購入。



最後は、門前の奈良漬け屋さんで買った薬師味噌。



薬師寺駐車場のコインパーキングの支払いに必要な小銭がなく、お札を崩せるところを探すも、近くには本家寿吉屋しか見当たらず。

正直、奈良漬けは苦手だがこれも何かの縁と、苦手な人間でも食べられるものはとお勧めしてもらったのが、この薬師味噌。



瓜、胡瓜、茄子といった奈良漬けを細かく刻み、金山寺味噌に漬け込んだ一品。

細かく刻まれているので、奈良漬け感が軽減され、ご飯にもお酒のつまみにもなる美味しさ。

これは白ご飯だろうと乗せて食べてみると、旨い!


良いものに出会う事ができた。

2025/01/17

日本酒とワイン ~ 浪花ろばた 頂鯛 北新地店 ~

 


フェスティバルホールを出て、夕食のために西梅田まで徒歩で移動。
何とか3時間で終わらせることが談春の目標とのこと、想定したよりも早めに終了したので、お店の予約時間までは少しあった。



20分ほど早かったが、入る事ができるとのことで席に着いた。
店内はほぼ満員の状態。

日本酒を飲もうと思うので、赤星 中瓶でスタート。
お通しが、たこ焼きとタコのおでん。シジミのスープで味変も可能だ。


HPで見て注文しようと思っていた「お造里&酒の肴十種 階段盛り合わせ」
実物も中々豪勢である。どれから摘まもうか、目移りする。


痛風盛りやいくらのツッコミ飯がメニューにあるように、いくらのボリュームは流石である。


メニューも豊富な日本酒から、三重県の「作」を注文。 


白ワインを思わせる香りと飲み口。

モンブランのような見た目のポテトサラダに、鶏せせりと蓮根 鉄板焼きと続ける。






注文しなかったがワインも種類が多いようで、日本酒にもワインにも合う料理が楽しめる、良いお店だった。


関連ランキング:居酒屋 | 北新地駅西梅田駅東梅田駅

2025/01/15

冬の鹿寄せ@飛火野

 

奈良と言えば鹿

休みはあるものの1月・2月の土日祝に奈良公園 飛火野で鹿寄せが行われると知り、初めて行って見た。



9時40分ごろに飛火野に到着。見物人がちらほらと集まっていた。外国人の姿も。


ホルンの音に合わせて、鹿苑の方から鹿たちがやってくるようだ。

10分前くらいに奈良の鹿愛護会の方々が登場。
準備をしながら愛護活動のための募金を呼び掛ける。


10時になり鹿寄せがスタート。ナチュラルホルンの音色が飛火野に響き渡る。

元々近くにいた鹿が集まり始めたなあと思いながら、鹿苑の方を見ていると・・・



一斉に鹿たちがやってくる姿は壮観だった。


集まった鹿たちは撒かれたどんぐりを食べあさる。


ハメルーンの笛吹きってこんな感じだろうか。


天気も良く気持ちの良い冬の朝になった。


2025/01/14

お茶と菓子

 久世福商店の干支バウム 巳年と京都舞妓の茶本舗の抹茶でおやつ。



苦味も少なくお茶の旨みが味わえるお茶だった。

2025/01/12

掲示板のお言葉 124

興福寺 南円堂脇の掲示板。 

一日一日の積み重ねが人生も成り立っている。



心に思い浮かべる365日 一日たりと同じ日はない 一日の積み重ねが一年となる

2025/01/10

玉響 さだまさし・立川談春 ふたり会 @ フェスティバルホール

 中之島美術館での鑑賞を終えてフェスティバルホールへ移動。


芸歴40周年の掉尾を飾る立川談春定例のフェスティバルホールの芝浜を聞きに行く。

今年はフェスティバルホールの素晴らしさを伝えてくれたさだまさしとのふたり会だ。



第1部が、談春の落語 「三方一両損」

大岡越前のお裁き物。宵越しの銭は持たないと言われた江戸っ子のお金に対する執着のなさが描かれる。気持ちの良い啖呵が聞きどころだった。

終わって、さだまさしにふたり会をお願いするもごねられたといった話を行い、さだまさしにバトンタッチ。


軽快なトークを挟みながら「案山子」を始めに計5曲を歌った。


初めて生で聞いたが、今頃いうかではあるが歌がうまい。そして良い。

もはや失われてしまった家族の繋がりがテーマの曲が多かったが、染みてきた。

談春の選曲ということだったが、初心者でも知っている歌を並べてくれたのも良かったのだろう。


ふたり会をごねたのは、落語をやらず歌だけ歌えと言われたからだ、から始まり、鉄板っぽい借金ネタなど、評判のトークの切れ味も最高だった。



15分の仲入りの後で、第三部「芝浜」へ。

「内助の功」をテーマにせず、令和の今でも通用する噺にするようにと話を変えていた。
ここの所こういったトライをしていたのだろう。

「夢がさめるといけねえ」も良いけど、こちらの芝浜もこれはこれで良かった。



妻の初夢は見なかった。

2025/01/07

歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力

 昨年末、中之島美術館で開催されている歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力 を鑑賞。


国芳は何度か展示会を訪れた絵師ではあるが、大阪では13年振りの大規模展、400点ほどの作品が展示されるとのこと、前期・後期の前期を鑑賞。



見た事のある作品もチラホラあるものの、やはり見どころ満載。





猫好きだったんだなあ、と改めて認識するほど猫が描かれた作品が多かった。

ユーモアたっぷりあのも国芳ならでは。

2025/01/05

初詣り 薬師寺 吉祥天女画


正月に、薬師寺で秘仏を開扉されるとのことで、3日に出掛けた。
国宝「吉祥天女」や巳年にちなんだ秘仏が特別公開されていた。



東塔解体修理中の2013年3月以来、完成後は初めて見る東塔の姿を右手に金堂へ向かうと、ちょうど講話と新春の祈祷を行うというお坊さんの声が聞こえ、そのまま中に。

正月には吉祥天女画を飾り、一年の罪過を懺悔し、国家安穏・五穀豊穣などを祈願するように称徳天皇が発令したことで始まり、薬師寺では1月1日から15日まで吉祥天女画が本尊に成り代わる。国宝であるため、紫外線を避ける目的で本物は3日までの3日間しか公開されない。寺社仏閣で飾られている吉祥天女画をお参りすることを、初詣りと言った。

薬師寺の吉祥天女画は、1253歳、1253年前から飾られている。

今日この場で出会えたのも縁があるという事。縁があったことを思い出すために作られているのが縁起物。初詣りでお願いごとをするが、お願いするだけでは叶わない。叶うように努力する事が必要。縁起物を見て、正月にこんなことを叶えようとお寺で誓ったなあと思い出す。薬師寺でもいろいろな縁起物を作っているので買って帰ってくださいね。

と言った内容だった。


テレビショッピング顔負け、購買意欲をそそられる、かつ有難い講話を聞き、お飾りを購入した。



吉祥天女が絵馬に描かれている。


この飾りを恵方に向けて飾ると良いとの事。

今年2025年の恵方は、庚(乙 きのと)で西南西の少し西というほぼ西に当たる。

恵方に向けて福をかき集める、ただし全ての福を一人じめしないために、熊手になっているのだそうだ。残った福は他の人に分け与えるために。


金堂を出た後は、写経をしてみようとお写経道場へ足を運んだ。


年中無休、個人では予約なしでいつでも写経を行うことができる。



笛ペンを使うのではなく、硯で墨をする所から。墨をするのは何十年ぶりだろうか。

固い筆が柔らかになる感覚も久しぶり、じっくりを時間を掛けて仕上げた。


最後は、東院堂で公開中の巳年由来の菅田の弁才天湧出像、人頭蛇身の姿をした宇賀神像〈鎮宅さん〉を見学した。 



良いお詣りができた。