セレンディピティを楽しむ③ ~ いのち動的平衡館パビリオン ~

 コモンズCを出ていのちパークを通り抜けながら、いのち動的平衡館パビリオンへ移動。



生物学者 福岡伸一がプロデュースするパビリオン、当日予約で入場する初パビリオンとなった。

入場すると円形のホールに通されて、壁際に沿って並ぶように指示される。
ほどなくホールの中央に光の粒子が明滅し始めて説明がスタート。



公式HPによると、「クラスラ」という立体シアター。
32万球の繊細な光の粒子が自由自在に明滅する、立体的なシアターシステムとのこと、
細胞の中の骨組みを構成するタンパク質、クラスリンの名前に由来したネーミングだそうだ。

地球上に生まれた生命 38億年の歴史が描かれた。

「クラスラ」での説明が終わると、外側壁面を見るように指示され、現れたモニターに
福岡伸一が登場。パビリオンのテーマである動的平衡の考え方を基にいのちについて語られた。





エントロピーの増大から逃れられず死を迎えることになるが、死があり次の命が生まれるというつながりがあり、死は利他的な行為なのだというような内容。



死を恐れなくても良いよ、と言われている気持ちになった。

全部で15分程度で終了した。


利他というキーワードが、この後訪問したポルトガル館に繋がる事になった。


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