2025/07/29

セレンディピティを楽しむ④ ~ スイス・ポルトガル パビリオン ~

 

スイス館の外観写真を撮り忘れたので、遠景から。真ん中の丸い建造物

スイス館の行列が短かったので、並んでみる。

複数の球体を組み合わせたような外観、軽量化を図っているようだ。


中に入ると、ハイジも描かれている切り絵が出迎えてくれる。ハイジやペーター、おんじを探してみる。


パビリオンといては「人間拡張」「生命」「地球」の3つがテーマ、スイスの技術力・イノベーションを体験できる。


内部では池のようなものが設置してあり、願い事を吹き込むとシャボン玉が
その上を飛んでいく。




「人間拡張」コーナーでは、テーマや時間軸などを選択すると、
模したキャラクターを生み出すことができる。



屋上にハイジカフェが設置されており、ワイン・チーズを楽しめるようだ。

スイス館のお隣、ポルトガル館にも並んでみた。


ロープで飾られた外観、隈研吾氏の事務所がデザインしたもの。
ロープの間を吹き抜ける風・そのロープによって透過と反射を繰り返す光が、海という状態を作り出す、と公式HPに説明されている。



風にゆらゆらと揺れるロープ

「海洋:青の対話」がテーマ、日本と同様に海に囲まれたポルトガル、
日本との長い繋がりにも触れられている。



カンティーノによるポルトガル製世界地図は最も古い航海地図の1つ
ラザロ・ルイスの地図


ポルトガル語から日本語になった言葉たち



ロープをくぐって映像シアターの部屋に移動する。みな床に座り込んで映像を見る。
海洋汚染についてメッセージが投げかけられ、持続可能な世界について考えさせられた。












いのち動的平衡パビリオンで利他について考えたばかりでもあり、自分たちだけ、人間が良ければそれで良いのかと問われた気持ち。

大きな期待はしていなかったが、心の深い所に触れられた気持ちになった。
見学したパビリオンの中でも上位のパビリオンとなった。

2025/07/27

セレンディピティを楽しむ③ ~ いのち動的平衡館パビリオン ~

 コモンズCを出ていのちパークを通り抜けながら、いのち動的平衡館パビリオンへ移動。



生物学者 福岡伸一がプロデュースするパビリオン、当日予約で入場する初パビリオンとなった。

入場すると円形のホールに通されて、壁際に沿って並ぶように指示される。
ほどなくホールの中央に光の粒子が明滅し始めて説明がスタート。



公式HPによると、「クラスラ」という立体シアター。
32万球の繊細な光の粒子が自由自在に明滅する、立体的なシアターシステムとのこと、
細胞の中の骨組みを構成するタンパク質、クラスリンの名前に由来したネーミングだそうだ。

地球上に生まれた生命 38億年の歴史が描かれた。

「クラスラ」での説明が終わると、外側壁面を見るように指示され、現れたモニターに
福岡伸一が登場。パビリオンのテーマである動的平衡の考え方を基にいのちについて語られた。





エントロピーの増大から逃れられず死を迎えることになるが、死があり次の命が生まれるというつながりがあり、死は利他的な行為なのだというような内容。



死を恐れなくても良いよ、と言われている気持ちになった。

全部で15分程度で終了した。


利他というキーワードが、この後訪問したポルトガル館に繋がる事になった。


2025/07/24

掲示板のお言葉 136

 今読んでいる本には、死は生が終わってから訪れるのではなく、並行したものでないかと書いてあった。死だけでなく、老いや病という一般的にはネガティブなものが、生きることに繋がるのかもしれない。




老いや病や死が人生を輝かせてくださる


2025/07/20

~ 不老泉 杣(そま)の天狗 純米吟醸 うすにごり 生原酒 @ 上原酒造 ~

 滋賀県 草津のタカツ酒店で買ってきた一本。



滋賀県高島市朽木で栽培された山田錦100%の純米酒。

ゆっくり発酵させたモロミを木槽搾ったお酒、底にはオリが溜まっており混ぜるとにごり酒のようになりそう。


冷でも燗酒でも美味しいお酒は?と聞いてお勧めしてもらったこのお酒、

まずは上澄みを冷でいただく。

スッキリ、フレッシュな口当たりが柑橘系の風味が感じられる。


瓶を上下させて少し撹拌、うすにごりの名前どおり白く濁る。

ぬる燗で飲んでみると、コクが出て後半にお米の甘みも感じられる。

確かに冷でも燗でも美味しい酒だ。




2025/07/18

セレンディピティを楽しむ② ~ コモンズ B・C ~

 カンボジア館を出てコモンズを訪問してみた。


コモンズB アフリカ・オセアニア・中南米 24か国が参加。

展示会のブースに1国ずつ入っているような規模感だ。


入ってまず目に飛び込んできたのは、ジャマイカのボブスレー。


「クール・ランニング」のテーマ曲が頭に流れる。

乗り込んで記念撮影も可だった。

ウサイン・ボルトやボブマーリーと記念撮影できるブースなど、撮影スポットが多め。



ドミニカ共和国

カーニバルの衣装が展示されていた。ド派手。



ザンビア共和国

アフリカ南部の国、豊富な自然や野生動物に恵まれ、銅の産出国とのこと。




国鳥のサンショクウミワシ

後から気づいたのだが、PLAN で手紙をやり取りするチャイルドの1人がザンビアの女の子だった。
万博で見てきたよと手紙と写真で報告。


ベナン

西アフリカの国、猫なのか犬なのかこの動物が気になった。



モーリタニア

アフリカ北西部の国、タコの供給国として有名だ。

国土の大半がサハラ砂漠に覆われている。


ラクダと触れる砂漠の砂が展示されていた。

フィジー共和国

南西太平洋の中央部、大小約330の島々を有する国。

工芸品の展示。



コモンズBを出て、コモンズCも見物する。

Bよりも小さく、11か国が参加。


Bと同様に各国ブースを見ながら歩いているとグアテマラ共和国ブースでコーヒーの無料配布が始まった。周囲の人がわっとブースに集まって来る。

少し並んでコーヒーをいただいた。



苦味は少なくフルーティー、飲みやすい。

配布していたのはほんの数分だったようで、飲み終えた時にはもう配布されていなかった。

ナイスタイミングでグアテマラのコーヒーに触れることができた。


2025/07/16

万博で飲むビール① ~ 高原レストラン 水空 ~

 


ご飯が高くてレストランに行列するという食事難民のような話を聞いていたが、
10時から高原レストラン 水空で朝昼兼用のご飯をいただいた。




サントリーとダイキンがプロデュースの国内産の食材を活かしたコース料理、サントリーが特別に開発したビール・ワインを楽しめるレストラン。

                                

予約時に風プレート ¥3,500を注文していた。

まだ午前中だが、万博限定のオリジナルビールの水空エールも注文した。


水空エール ¥900

すっきりといた飲み口、スーッとのどに滑り込んでくる。

スープと前菜がやってきた。

左から 純あまトマトの冷製ポタージュ
白州ベーコンとズッキーニのタルティーヌ
愛媛産養殖真鯛と香味野菜のカルパッチョ

ポタージュ、トマトの酸味が食欲を誘う。
ベーコンとズッキーニは炒めるしか知らなかったが、こういう食べ方でツマミになるのかという教えてもらった。鯛と共に白ワインが飲みたくなる。

メインは3種類の中からチョイスできるので、鶏を注文していた。




明石ダコと生姜 炊き込みご飯



大山どりのロティ たまねぎとトマト 2層仕立てのソース *野菜のグリル添え

炊き込みご飯のタコがとても柔らかく、生姜の風味がとても合う。

メインは大山どりがこれほど柔らかく火入れできるのかというくらいにふっくら、
たまねぎとトマトソースの甘さと酸味が絶妙。


風プレートのもう1つのメインも美味しそう。

富士山サーモンのグリル 高原ハーブクリームソース


お酒を追加したくなったが、まだまだ午前中、熱中症アラートも出ている天候で飲み過ぎは自殺行為と、1杯で自重した。

満足のブランチだった。

2025/07/13

セレンディピティを楽しむ① ~ 大阪・関西万博 ~

 


徐々に盛り上がりを見せる大阪・関西万博に行ってみた。

2か月前に予約したので、事前に予約できる7日前予約にトライするも、全て落選・・・

当日予約と自由入場のパビリオンに行列覚悟で入るしかないなあと会場へ向かった。


7月1日火曜日に東ゲート9時入場で予約し、夢洲駅に8時20分頃に到着。


8時25分ごろに東ゲート前の入場待ちの行列に並んだ。

天気予報では晴れ、熱中症アラートも出ていた。

持って行った椅子に腰かけ入場を待つ

9時前に入場が開始したような雰囲気もあったもののゆっくりと行列が進み、荷物検査を終えてゲートを通過したのは9時20分ごろになっていた。


レストラン 水空でご飯を食べたいと予約できた10時まであまり時間がなく、1つでも入場できるパビリオンはないかと大屋根リングをくぐりながら歩いていると見えてきたのは、フランスやアメリカ館と並びのフィリピン館。

すぐに入場できるということで、初パビリオンはフィリピン館となった。



7千を超える島国であるフィリピン、多様性を表すアイテムの1つとして籐細工や200以上の手織りの織物でパビリオンは飾られている。



島ごとの特徴や織物の展示が並ぶ中、植物や魚なった自分が映し出される巨大なスクリーンが現れる。


魚になった妻と植物になった自分

みんなスクリーンの前で手を振ったり、踊ったりして楽しんでいた。


フィリピンパビリオンを出て、シグネチャーパビリオンでいのちの未来館のキャンセル待ちを行いつつ、水空でランチを楽しんだ。

ランチを食べながら当日予約を試みていると、いのち動的平衡館の11:35入場の予約が取れた。


入場まで時間もあるので、入場できるパビリオンを探しながら散策。

オランダ館にトライするも自由入場時間が10:45分までだったようで並ぶことができなかった。


見るだけ見てみようと超人気のイタリア館前を通過

西の端まで来たので、ガンダムを見物

コモンズに入ってみるかとCとDの前まで来たが、カンボジア館にすぐ入場できたので、2つ目のパビリオン入場。


アンコールワットのミニチュア展示、コーケー寺院の複製が展示されていた。


コーケー寺院の複製


カンボジアと言えば胡椒、お土産に胡椒があれば買っても良いかなあと思っていたが、見つけることができなかった。


12時前までに2つのパビリオンに入場、こんな感じで入場しやすいパビリオンを楽しんでいこうという気持ちになった。

2025/07/12

美術館のレストランでチャーハンを ~ ミュゼカラト ~

 


美術展を見る前に、美術館 1F のレストラン「ミュゼカラト」でランチを食べた。

ミュゼカラト


美術館でのレストランというと、ニューヨーク MOMA のカフェのご飯が美味しかったことを思い出す。



単品の「海老と無農薬レタスのピラフ 鉄板焼き温泉卵のせ」を注文。


温泉卵をどのタイミングで崩して食べたら良いのか迷ったが、最初に崩してレタスと一緒に頬張る。

パラパラで良い塩加減で美味しい。


美術館のレストランで鉄板で熱々チャーハンを堪能した。


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